ネットフリックスで、又吉直樹さん芥川賞作品の映像化ドラマ・「火花」を見始めたよ。
●まだ2話までしか見てないけど。原作にとっても忠実な気がする。配信オリジナルドラマって尺の限界がないから、映画なら省かれるエピソードがそのまんま残るのねー。
●高円寺、吉祥寺の街の風景が、馴染み深くて。波岡一喜さんって役者さん、初めて知った。原作に忠実で、忠実に怖いね。

●ヒヨコが「ダイハード」を見たいと言い出して、几帳面に U-NEXT 「1」から見返している。英語で DIE HARD ってどんな意味だか知ってました?「なかなか死なない」「ガンコモノ」ですって。ボクは「ほとんど死ぬ」だと思ってた。
●さて「ミッションインポッシブル」もほとんど見てるヒヨコは、アホみたいなアクション映画が好きみたい。「スパイダーマン」「X-MEN」も結構見てる。だから、今やアクション映画の古典となったこのシリーズ作品、まだ毛が生えてるブルース・ウィルスの活躍を父娘で見てみようと相成った。でもね……。
「1」は1988年公開。「2」は1990年公開。「3」は1995年公開。ここら辺は全部、2001年の911テロの前なわけですよ。だからね、実に無邪気。テロリストの敵がやってきて、無邪気にビルを爆発したり、空港でテロを起こしたり、飛行機が墜落したり、ウォール街で地下鉄が爆発したりするワールドトレードセンターもチラッと映る。
●でもね、、昨今のISによるテロ、パリのシャルリーエブド、ロンドンの地下鉄、ブリュッセルやイスタンブルの空港、オーランドのゲイクラブ、そしてダッカのレストラン、さらにはイスラムの聖都メディナまでと、世界中で毎日テロ満載という現実がリアルになっちゃった状況下では、もう能天気にドカーンと爆発する様子では、スカッとなんかできないんだよなー。決定的に気分が変わってる。ふー。



●マンガ生活。アホのように読んでいる。その一部。

三浦建太郎「ベルセルク」38

三浦建太郎「ベルセルク」38巻
●もー久しぶりの単行本すぎるので、37巻を読み返した。だって37巻出たの2013年3月だよ、3年3か月のブランクだよ。と思ったんだけど、休筆期間なんて全然なくて、2014年は4回、2015年は5回、決まったペースで連載を継続してた…超勤勉じゃん。で、そこに加えて単行本で再編集を施してるとな。お話はまだまだ拡散していく模様で、超懐かしキャラがいきなり最前線に登場とかしてホント大変。今月アニメが始まるんだっけ。日テレからTBS系に引越ししてね。

山本さほ「岡崎に捧ぐ」1

山本さほ「岡崎に捧ぐ」1〜2巻
●作者本人・山本とその少女時代の親友・岡崎の、ノホホンな小・中学生ライフと奇妙な友情が、ロウファイな筆致で綴られてる。それなりにワケありで、それなりに脱臼気味。そんで女子なのに異常にゲーム好き。1996年に小学生という設定か…そこボクが就職した年だわ。

コトヤマ「だがしかし」1 IMG_5012.jpg

コトヤマ「だがしかし」1〜5巻
駄菓子をテーマにしたマンガ登場。実在の駄菓子を取り上げてその魅力を細部まで語るマンガ。で、ヒロイン・枝垂ほたるが、これまた息子ノマド/全世界の二次元ファンが大好きになりそうなストレンジ美少女。紫色の髪と瞳、おまけに三白眼!キメのポーズはまるでジョジョ立ち!衣装がややゴスで、深刻に天然で世間知らずで社長令嬢そして巨乳!
●で、4月に福岡旅行行った時に駄菓子屋を見つけたので、おみやげとして目一杯買ってきたら娘ヒヨコが感動!家族みんなで駄菓子パーティだ!とテンション上がりまくった…んだけど、あれ???なんだかあまり食べ進められないぞ。…ヒヨコ、駄菓子ってさ、いっぺんにいっぱい食べるもんじゃないのかもな。子供が20円で満足できるように、味が強めになってるから、反対にたくさん食べられないようになっちゃってるな…。ヒヨコ、ちょっとションボリ。
●代わりに、ボクが小学生だった80年代、家の近所にあった「スズキヤ」の話をしてあげた。あそこは小学生のワンダーランドだったよ。高校の裏にあった「くらや」も、カップヌードルばっか買ってて意識しなかったけど、駄菓子屋の一種だったかも。あ、ちなみに写真の駄菓子全部でも500円いかなかった。安い!駄菓子スゲエ!

こうの史代「日の鳥」2

こうの史代「日の鳥」2巻
東日本大震災の被災地を訪れて、ボールペンでスケッチを一枚描く連作がとうとう第二弾。あの日から5年。説明がなければそこで起きたことはもう何もわからないような場所を、ただ静かに描く。描き下ろしの小品「小さな世界」が絶品。目からウロコの観点から、本当に小さな小さな世界で起きる出来事を、とびきりの慈しみをもって描いている。ネタバレになるからもうこれ以上何も言わないけど。もうこの人の作品には何回もやられてしまったよ。
この夏は、息子ノマド中学三年生と二人きりで、原子力発電所の見学に行こうという話をしている。中学校の「卒論」とやらで、テーマを選んでしっかりとしたレポートを書くそうだが、ヤツは「原発」を題材に選んだ。「原発」をどう取り上げるのか、それはヤツに任せるから細かく聞くつもりもないけど、ヤツが現場を見たいというのなら、面白いからボクも行く。本や検索じゃなくて現場、という心意気や良し。コドモだけだと先方に相手にしてもらえない気配もあるしね。

日本橋ヨヲコ「少女ファイト」13巻
●春高バレー開催!相対する敵チームのキャラがことごとく濃すぎて、しかも一試合でその敵キャラたちの群像劇を泣けるところまでキッチリ描くのが見事。すごいテンションだわ。女子バレーボールの完全スポ根でありながら、実は AKB 関係のドキュメンタリーと本質が同じかも。たくさんの女の子一人一人が背負うドラマを丁寧に眺めてあげる気持ち。

三宅乱丈「イムリ」19巻
●イムリとカーマという二大種族の文明抗争を描く巨大なSFファンタジーに新局面。身分制階級社会を営むカーマの元で、意思を奪われ奴隷として使役される第三の種族イコルがとうとう反乱を起こす。

五十嵐大介「ディザインズ」1

五十嵐大介「ディザインズ」1巻
●久しぶりの五十嵐大介作品。自然の神秘にフォーカスしてきた彼が、今回は珍しくも忌まわしきバイオテクノロジーを駆使して生まれたキメラ的怪物を登場させている。少女の顔を持つヒョウ。音もなく一撃で人間を噛み殺す。まだ物語の正体は全然わからない。

黒田硫黄「アップルシードα」2巻
五十嵐大介と同じくらい好きな作家だけど、五十嵐大介と同じくらい寡作でマイペースな作家。今回は士郎正宗作品のリメイク再解釈だけど、もはやトレードマークになったベタベタの筆描きが味出まくりで、原作のクールなSF感覚はポンコツメカの愛らしさに変換されてました。

貴家悠/橘賢一「テラフォーマーズ」17巻
●腐れ縁になってしまったがコドモたちが楽しみにしてるので買うのをやめられない。火星ゴキブリとの死闘で始まったはずが、いつの間にか覇権大国の代理戦争になって人間同士が殺しあってる。陰謀がデカすぎて意味不明。

粟岳高弘「鈴木式電磁気的国土拡張機増補版」
「いないときに来る列車」思い切りオフビートな昭和SFを展開してた驚愕の作品の、続きの連作を見つけた。80年代のド田舎農村で、女子高生が奇妙な異世界と行ったり来たりで宇宙人?に会う。でSF的都合によってなぜかフンドシになるという意味のわからなさが、マヌケで緊張感なしで、しかもろくにオチもない。素晴らしすぎる。

よしながふみ「大奥」13巻
●男女逆転大奥も、そろそろ幕末モードで13代将軍家定が登場。そんで篤姫も登場するんだけど、男女逆転だから男なんだよね。ガクッ。篤姫は大河ドラマでは宮崎あおいだったからね、イケメンとはいえガックリの落差が大きい…。あ、あの時の大河で家定を演じたのは今の大河の主人公・真田信繁を演じる堺雅人だったね。女性家定はすごく美人だよ。

安彦良和「ヤマトタケル」2〜3巻
「ナムジ」「神武」と、古事記の逸話を現実の古代史に引きつけるかのような筆致で描いた安彦良和が、現在「ヤマトタケル」でその連作路線の延長を突き進んでいる。ということでコレも面白いんだけど、早く「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」のアニメ版を見ないといけないなあ。

山岸凉子「月読」
この人の場合、スピリチュアルなアプローチで古事記に迫るのか古事記にインスパイアされた短編をコンパイル。神話のエピソードから現代劇まで大きく想像力は飛躍してる。下北沢の古書ビビビで100円だった。

ヤマザキマリ・とりみき「プリニウス」4巻
古代ローマの博物学者プリニウスの生涯。魔都ローマを抜け出て到達したポンペイで大地震発生。でもこの地震は西暦62年の地震で、ヴェスピオ火山の大噴火がこの町を滅ぼす79年の惨事とは違うそうな。シチリアってそんなに地震が頻発するエリアなの?

水木しげる「マンガ古典文学 方丈記」

水木しげる「マンガ古典文学 方丈記」
●このマンガは、2月に旅行した京都・下鴨神社(←ユネスコの世界遺産!)で見つけて買ったモノ。水木先生においては、出雲の県立博物館で「水木しげるの古代出雲」という作品を発見して、最晩年に及んでも衰えぬその創作意欲の旺盛さに驚かされたが、これもそんな時期2013年の作品。ポスト震災状況の視点から、鴨長明という人物をより人間くさく描く。平安末期の社会混乱や天災飢饉、軍事動乱の中、自身は名家の出身でありながら出世のチャンスをつかめず、世間から離れてしまう。中学校の教科書では聖人のように悟りきった印象があったけど、ナニゲに俗っぽく世間体の評価にジリジリしてたのが、水木先生の描く鴨長明だ。
鴨長明は、苗字にある通り、下鴨神社の禰宜の家系に生まれた人物だ。だから伝記マンガも神社のオミヤゲ屋さんに売ってるわけで。下鴨神社は幾つかの神社の集合体みたいで(古くて立派な神社はいつもそうだね)、その中の神社の一つで長明が暮らしていた「方丈」が再現されていた。確かに小さい!しかもプレハブ感覚で解体して持ち運びが出来るように作られていたようだ。

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●これが、世の中に絶望した鴨長明が、隠遁生活を過ごした「方丈」。50歳で彼は放浪者になって、この簡便な住まいを作るに至る。広さは3メートル四方。タタミで5畳半程度。この究極のシンプルライフは、達観と洗練の果てではなくて、絶望とニヒリズムの果てなのかもしれない。



●音楽。なぜか声優、そしてアニソン。

竹達彩奈「LITTLE*LION*HEART」

竹達彩奈「LITTLE*LION*HEART」2015年
●前述「だがしかし」のアニメ版でヒロイン・枝垂ほたるの声優を務めるのが、彼女、竹達彩奈だ。空気系/日常系の古典傑作アニメ「けいおん!」中島梓akaあずにゃんを演じてブレイクしたのが2009年。こんなにスウィートなルックスで実は27歳、ベテランさんです。最近だと「艦これ」大和さんが印象深い仕事だったかな。声優さんって、ここまでカワイイルックスがないと成功できないのか…険しい世界だ。いやルックスだけでなく、ボーカリストとしてカワイイ。声がやっぱカワイイ。マジでだいぶ声に引きずられてる。声優世界は奥深いぞ。
●このシングルは、ラノベ原作のアニメ「ランス・アンド・マスクス」のエンドテーマだったとな。アニメも原作も全然知らないが、アニソンらしく展開がドラマチックで楽しい。「アニソンは日本のエモ」ってのはボクの考えてる持論なんだけど、この曲もマジエモい。

藍井エイル「シリウス」

藍井エイル「シューゲイザー」

藍井エイル「シリウス」2013年
藍井エイル「ツナガルオモイ」2014年
藍井エイル「シューゲイザー」2015年
目ヂカラがキリキリしてる彼女はアニソン系シンガー。彼女の5枚目のシングル「シリウス」が、ボク&ノマド&ヒヨコが存分に楽しんだアニメ「キルラキル」のオープニングテーマだった。コレが間違いなくエモい。短い尺の中での緩急がドラマチックで、サビで拳を突き上げたくなるエピックな展開が、まさしくエモ。この曲は家族カラオケ行ったら必ず娘ヒヨコに歌ってもらうんだ。
「ツナガルオモイ」もタイトにドラマチックな展開を押し込んだエモ楽曲だな。痛快なロックギターがザックザックしてるわー。あ、この曲は藍井エイル本人の作詞作曲なんだー。
●比較的近作の「シューゲイザー」はタイトルで引っかかった…だって、音楽ジャンルとしてのシューゲイザー大好きだもん。でもスタイルとしては全然シューゲイザーじゃなかった。なんでタイトルが「シューゲイザー」なのかリリック見てもわからん。でも、きちんとエモいロック。なんと GLAY HISASHI が作詞作曲だった。
●この辺、明大前ツタヤのレンタル落ち売り場で100円で買ってる。100円でここまで楽しめるって嬉しいね。

GARNIDELIA「GRILLETTO」

GARNIDELIA「MIRAI」

GARNIDELIA「GRILLETTO」2014年
GARNIDELIA「MIRAI」2015年
こちらもアニソン系。男女デュオのユニットで、フロントはジャケのボーカリスト女性メイリアさんが担当。今年のニコニコ超会議「超音楽祭」に出演してて認知した…。相方のメガネ男子の嗜好なのか、ロック感覚前提の EDM テイストがガチッとしてるけど、メイリアのボーカルはゴスな地点からピュアなポップスまでレンジが広くてオモロイ。ニコ生の配信見ただけで、もっと聴きたくなっちゃった。「MIRAI」はピアノ基調のスウィートなバラード。ジャケは KATY PERRY 風だけどね。
●こっちの二枚は、千葉県市川市の本八幡ツタヤで買ってるな…。どこ行ってもボクはCD物色してんだな。




●動画。藍井エイル「シリウス」。シンガポールのライブ。





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