ハッピーハロウィン!な週末。
●下北沢のスーパー、オオゼキのレジ店員さんまでゾンビメイクだったそうな。
ポケモンすらもがハロウィン・モード。出てくるポケモンの種類がダーク気味。

ポケモンハロウィン1 ポケモンハロウィン2


●ヒヨコはお友達の家のハロウィン・ホームパーティにお呼ばれして、生まれて初めての「カルパッチョ」を食べてきた。「カルパッチョ!カルパッチョ!」ヒヨコは語感のイイ言葉に出会うと何回も口に出して繰り返す。「冷蔵庫から出てきた時、ちょービックリした。刺身なのに緑の液体(バジルソースも知らない)がかけてあるんだもん!」我が家はグルメじゃないので、食育が色々と失敗しています。

プロ野球、日本シリーズ、カープは負けちゃったね。日本ハムファイターズの勝利。
今回は、生まれて初めて真剣に野球中継を見ちゃった。第3戦から優勝決定の第6戦までキッチリ。最近、野球関係の仕事もあるもんだからねー、チェックしなくちゃいけない事情もあったのです。
●ボクが野球に関心ゼロなので、我が家全員プロ野球なんて意味が分からない。ノマドがブツブツ変なことを言う。「ストライクってのは気分が伝わるけど、ボールってのは変だ。だって終始ボールしか投げないのだから」「ヘルメットが左右非対称だぞ」ヒヨコも「なんでタテ方向ばかりからカメラ写すの?ヨコから写した方がボールの速さがよくわかるんじゃない?」ワイフでさえも「ホームランって和製英語でしょ?ホントはランホームなんじゃない?」いやーだいぶトンチンカンな家になってるなー常識が色々足りてないなー。コレもボクのせいか?


●ハロウィンきっかけなのか、下北沢でフリマやってた。で、レコード買った。

ザ・キング・トーンズ「グッド・ナイト・ベイビー」

ザ・キング・トーンズ「グッド・ナイト・ベイビー」1968年
●下北沢周辺の再開発はナニゲに最終段階に入っており、徐々に新しい表情をハッキリ見せ始めてる。特に最近出現した「下北沢ケージ」は注目。京王井の頭線の高架工事が一部一区切りついて、その高架下空間にちょっとした広場が登場。金網で囲まれた様子が「ケージ」風で、そこでフリマとかワークショップとかあれこれのイベントが行われるようになった。今週末もフリマが開催されてて、またしてもソコで無駄遣いしてしまうボク。このEPシングルは100円で購入。
●さて、この一枚は、1950年代から活動してた和製ドゥーワップグループが苦節10年目にして勝ち得たシングルヒット。それまでは米軍キャンプや全国のナイトクラブでドサ回りの日々。やっぱりリーダー内田正人さんのハイトーンボーカルは綺麗だね。B面の「捨てられた仔犬のように」のややムサ苦しいリズム&ブルースのテイストが、ジワジワとクル。

ザ・キング・トーンズ「暗い港のブルース」

ザ・キング・トーンズ「暗い港のブルース」1971年
●なんだか、70年代ニューソウルみたいなジャケット。だけど表題曲はワリとシッカリな歌謡曲。原曲は早川博二とモダン・プレイボーイズという人たちの楽曲で、8年前にリリースされてたものらしい。むしろB面の「いつか陽が昇る」サイケソウルみたいな気配の方がカッコイイかも。間奏のメロウジャズなワウワウギターとかサックスとかがイチイチクールです。これは滋賀県彦根市のお店・初恋レコードで購入。

和田アキ子「貴方をひとりじめ」

和田アキ子「貴方をひとりじめ」1970年
●うーん、気分としては昭和歌謡のノリになってきたなー。彦根・初恋レコードで買ったドーナツ版をアレコレ聴いてみよう。
ゴッド姉ちゃん20歳、デビューから6枚目のシングル。何しろジャケカッコいいよねー身長174センチにこのモッズっぽいジャケットが迫力あるソウルディーヴァって感じ!この年に「笑って許して」でブレイクして紅白歌合戦に初出場とな。彼女のキャラに当て書きしたのか、リリック担当・阿久悠先生が「他の誰かに取られたら殺したいようなあなた」なんてフレーズを入れてて、パワフルなボーカルに殺気が加わる歌謡曲にまとめてしまいました。
●B面の「世の中さかさま!」ズルズルの大阪弁リリックでユーモラスなノベルティソング(?)な感じ。「へんねしいちびりスカんたこあかんたれには用あらへん」うわ関東人のボクには早口でまくし立てられたらワケわからん。

アイ・ジョージ「硝子のジョニー」

アイ・ジョージ「硝子のジョニー」/坂本スミ子「初恋のブルース」1961年
●より一層古い音源だなー。アイ・ジョージという人物が気になって…。香港生まれ、日本とフィリピンのハーフという出自戦争と戦後の混乱で肉親を全て失い、孤児として職業と転々として生きていた中、大阪で流しをしていたところを森繁久弥にフックアップされて日の目を見る…やっぱこの時代の人って苦労してるよね。ハーフってのは当時は差別偏見の対象だったのでその部分でもしんどかった模様。この曲は彼のキャリアでも代表曲。そんで作曲も自分でやってる。艶めいた声で朗々と歌い上げる様子はグッとくるが、ド真ん中歌謡曲スタイルに全然共感できない。
●B面は坂本スミ子さんのブルース歌謡。ボクの中では映画「楢山節考」1983年で捨てられる老母の役で印象深い女優さん。この作品、日本で初めてのカンヌ映画祭グランプリ作品になったもんね。だけど彼女のキャリアは60年代にラテン歌謡を歌いまくってたことからスタートしてるとな。その頃の異名が「ラテンの女王」。でもこの曲は全然ラテン要素がないよ…。
●両方の楽曲ともに、バックの演奏はアロージャズオーケストラというビッグバンドのようで。彼らが出演してた大阪のナイトクラブ「アロー」の箱バンなのだろうか。それと、リリックが異常に短くて漢詩の五言絶句みたいなシンプルさが違和感たっぷり。いかに21世紀のジェイポップが要素詰めすぎなのかがハッキリわかるよ。

アントニオコガ

アントニオ・コガ「ラテン・ギター・ムード(第3集)」1963年
●これは…「慎太郎刈り」ってやつか?角刈りと見せかけて前髪はやや残す…この前髪で十分不良っぽく見えたのだからスゲーなーと思うのです。でこのアントニオ・コガというギタープレイヤー。アイ・ジョージのような国際的なルーツはなくって、師匠・古賀政男に与えられた芸名がバタ臭いだけ。クラシックギターや歌を師匠に教わっていたはずが、いつしかラテンムード音楽のギタープレイヤーとして人気を集め、同じ古賀門下のレキントギター(ラテン系音楽で使われる小型のギター)の演奏家・鶴岡雅義とタッグを組んで活動。この音源もアントニオ+鶴岡体制で演奏されてる。
●しかし、アレンジに工夫が凝らされているとはいえ、カバーの素材が戦前の歌謡曲なんで、ラテン要素がよくわからんのです。ただロック到来以前の外来音楽としてラテンミュージックがこれほど日本で支持されてたのか、ってのが確認できて勉強になったわ。当時はメキシコからトリオ・ロス・パンチョスなるバンドが来日して一世風靡。アントニオも共演したし、アイ・ジョージ坂本スミ子もこのバンドの前座を務めた。ほえー。


●動画。ザ・キング・トーンズ「捨てられた仔犬のように」。「グッド・ナイト・ベイビー」のB面。



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