我が愛機 iPod Classics が故障した…。曲を詰め込みすぎたのか?160GBから溢れそうだったからな。
●しょうがないから、しばらく SPOTTIFY 生活だ。それでも気の利いた音楽は収録されてない。通信量も気になるし、ストレスが溜まるよ。



トランプ新大統領の勢いがスゴイな。
●就任演説で打ち出した、シンプルすぎるルール「アメリカ製品を買い、アメリカ人を雇う」「アメリカ第一」のために、彼は今後頑張るらしいし、twitter を相変わらず駆使して世界中を扇動してる。ある意味で仕事が早いわ。こんなに周囲がビックリすることを日々繰り出すとは。

●そんな就任演説で、三つの土地の名前が出てきた。ワシントンは批判の対象だったね。「ハウス・オブ・カード」みたいな政治屋がアメリカの富を独占してきたとな。一方で、こんなフレーズも。「デトロイトにダラダラと広がる郊外に生まれた子供も、ネブラスカの吹きっさらしの平原に生まれた子供も、皆同じ夜空を見上げ、同じ夢を心に抱き、同じ神によって命を吹き込まれているのだ」あ、これボクの原文からの訳です。不体裁あったらご容赦を。
●その直前には、「黒い肌、褐色の肌、白い肌であろうと、我々全員に同じ愛国者の赤い血が流れている。我々は偉大な自由を謳歌し、同じく偉大な星条旗に忠誠を誓っている。」なんてフレーズも。黄色い肌はない…まーそりゃ今はイイわ。

●ただ、彼の想像力の中でアメリカがどんな形をしてるのか?甚だ不明だわ。政治屋が嫌いなのはわかるけど、合法的な永住権を持った人やイスラム教徒は「アメリカ人」のカウントには入ってないのか。自分の政策に反対する人は「愛国者」にならないのか。本当にネブラスカデトロイトのリアルを知ってるのか。不安だわ。

●でも忘れちゃいけないことが。難民政策に関しては、ボクら日本人はトランプ大統領を非難できない。日本は難民受入を全くやってないから。オバマ氏は年間11万人の受入を行い、トランプさんですら5万人程度にするというのに、日本は年間数十人だからね。


●ということで、今日は、ネブラスカとデトロイトのゴスペルを聴く。

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THE SALEM INSPIRATIONAL CHOIR「I DON'T FEEL NOWAYS TIRED」1978年
●最近は気がむくと、千葉 DROPS RECORDS でたっぷり買ったゴスペルレコードをゆったり聴いてる。和むね。そんな中でトランプさんの演説を聴いた時、あーあのデタラメに買ったゴスペルの中にはネブラスカのレコードもあったっけなーと思った。これまた和みジャケ。晴れた日に全員で集合写真。立派な教会の建物をバックにね。この飾らない感じが好き。そんでLP2枚組。
ネブラスカはアメリカのど真ん中。BRUCE SPRINGSTEEN「NEBRASKA」1982年という宅録フォークアルバムがあって印象深いが、それ以上のイメージは全然ない。グレートプレーンズと呼ばれる広大な平原に畑が続く農業地帯。乾燥した風が寒いのかな。この音源のライブレコーディングがなされた街オマハはこの州最大の都市。
●オルガンのファンキーな演奏に大勢のクワイアの声が乗っかって、ソロイストがアゲアゲで歌ってくれてる。録音は相変わらず雑かもしれないけど、そっちの方が現場の息吹が伝わってくるね。40年近く前の録音と思えないかも。それと、これは今までも紹介したゴスペルでもそうだったんだけど、楽曲は結構な比率でオリジナルなんだよね。トラディショナルとかスタンダードナンバーじゃないのよ。まーなんか良くワカンナイんだけどね。

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SOUTHWEST MICHIGAN STATE CHOIR「UNAC 5 CLEVELAND, OHIO VOL.1」1979年
●こっちのレコードはミシガン州デトロイトの聖堂で収録されたと書いてある。朗々とした男性ソロイストが入れ替わりながらユッタリとしたテンポで神への賛辞を歌い上げる内容。
デトロイトといえばアメリカ自動車産業の象徴ともいうべき工業都市で、モータウンサウンド発祥の地でもあるが、今やその衰退は激しく1970年代からは様々なゲットーミュージックの発信源になってますな。デトロイトテクノ〜ゲットーベースの系譜、EMINEM が映画「8 MILE」で描いたハードでヒップホップな日常、遡れば MC5 IGGY POP & THE STOOGES などのオリジナルパンクが登場した土地でもある。殺伐とした街なんだろうね。
●この手のクワイアにはディレクターというポジションがあるようで、その人がバンマス的存在として特別にクレジットされてることが多い。今回は MATTIE MOSS CLARK という人物のようで、ジャケで両腕を上げる彼女がその人なのだろうか。ソロも一曲取ってる。
●あ、このゴスペルの買い物はみんなジャズレーベル SAVOY からリリースされたものにしたつもりだったけど、これは例外。SOUND OF GOSPEL RECORDS というトコロのもの。ジャケにパワーを感じたもんだから、思わず買っちゃった。

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THE HAROLD SMITH MAJESTICS OF DETROIT, MICHIGAN「I JUST WANT TO TESTIFY」1974年
●こちらもデトロイトを拠点としたクワイア。ディレクター HAROLD SMITH のポジションが大きくなって、バンド名にでかく出てきた状態。彼らはどこかの教会に所属してるわけではなさそう。録音がシッカリしてるのは教会でのライブレコーディングじゃなくて、スタジオ収録だからだね。
HAROLD やクワイアのメンバーによる作詞作曲のオリジナルがたっぷり。これがファンキーでたまらん。とにかくオルガンがイイわ。その一方でトラディショナルもやってる。朗々とした男性テナーによる「AMAZING GRACE」がユニークな解釈になってる。サッパリしすぎるジャケだけど、全く侮れないわ〜。これは SAVOY ね。マークも見えるでしょ。


●デトロイトの人も、ネブラスカの人も、今は何考えてるんだろうね。

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