●息子ノマド中学三年生、音楽の授業で発表会があるらしい。
●なんの楽器を演奏するのか?と聴いたら「Garageband」との返事。え、打ち込み演奏なの?生演奏要素ゼロでいいの?イイらしい。しかも動画も作りたいらしい。そのままYouTubeにアップするんかい。


●マンガ、アホみたいに読んでる報告。

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夜宵草「RELIFE」
●マンガアプリ「COMICO」最大のヒット作品として、リアル本での出版からテレビアニメ〜配信までスピンアウトしてるコンテンツ。実はアプリ「COMICO」の立ち上がりの頃から不定期に読んでました。現在164話まで来てる。
●ぶっちゃけなぜこの作品が受けてるのかワカラナかった。そもそも「27歳のニートがもう一度高校生活を」なんてコンセプトが後ろ向きでかなわん。しかも起きる事件がチマチマすぎて。まーボクのようなオッさんが現代高校生の日常チマチマデティールを楽しめるはずがないんだけど。現在は、そのチマチマさも生温かく見守れる余裕ができたが。あ、「COMICO」では読者の男女比年齢比が公表されてるけど、40歳代の読書は7%だって。

「COMICO」はスマホファーストのデザインで、縦スクロールのフォーマットでレイアウトされてる。これが普通のマンガになったらどうなるの?と立ち読みして見たら、かなりの手間をかけてレイアウト改変されてる。というか、これ全面リライトじゃないか?と思うんだけど、「RELIFE」って最初から背景最低限しか描いてない。登場人物も重なり合わない1ショットな描写ばっかり。これならPC操作でサクサクとレイアウト変更〜多デバイス対応も簡単だわ。なるほどーそこまで考えて造形されてるのか。

「COMICO」でもう一つ注目してた作品がある。黒曜燐「ネト充のススメ」。引きこもりニート女性がネットゲームでの交流で人間関係や恋愛に目覚めていくストーリーで親近感は「RELIFE」の100倍でした。これも単行本2巻まで出したタイトルだったのだけど、現在は作者体調不良で一年以上の長期休載。これはネットゲーム世界観とリアルの描き分けで背景や人物の描き込みが省略しづらいタイプ。これで著者が詰んじゃったのかな…残念。「COMICO」、作家をサポートしきれてないと見たよ。

石田スイ「東京喰種 re」

石田スイ「東京喰種 :re」1〜9巻
●アニメ「東京喰種」「東京喰種√A」を Hulu で見た後で、そのままマンガ原作で続きを継続キャッチアップ。初めてレンタルマンガを利用したよ。一気にまとめ読み。内容は素朴なバトルマンガになって来ましたが、そろそろ全ての決着がつきそうなのでもう少しこらえて読む。

尾田栄一郎「ワンピース」84巻。
とうとう連載20周年!なのに現役感バリバリ。もはや長寿コンテンツのお手本だな。しかし過去に仕込まれた伏線が記憶から消えててよくワカンナクなってる。ローラって誰だっけ。それとキメのセリフに添えられる「ドン!」って擬態語が安く使われるようになった。娘ヒヨコに自由研究の宿題があったら、第1巻から「ドン!」の使用回数を測って頻出度の上昇グラフを描いてみろ、って言った。「ジョジョ」「ゴゴゴゴゴゴ」は頻出度があまり変わらない気がするが、ワンピース「ドン!」「ドドン!」は明らかに増えてる。

太田垣康男「機動戦士ガンダムサンダーボルト」9

太田垣康男「機動戦士ガンダムサンダーボルト」6〜9巻
初放送1979年以来、今尚拡大を続けるガンダム世界。最新作「鉄血のオルフェンス」はもはやノーマーク、「ユニコーン」も最後まで見られてないし「THE ORIGIN」は原作コンプリートしつつもアニメは未見。このガンダムもアニメになってるらしいが、とりあえず原作で食らいつく。ジオン、連邦、両サイドの登場人物が魅力的。ジオン主観の第8〜9巻では、ガンダムが地獄の悪魔のように見えて怖いほど。

島本和彦「超級!機動武闘伝Gガンダム」1巻
「シンゴジラ」発声可能上映会での活躍で一気に武名をあげた、島本和彦先生の本業をチェック。アニメ作品が原作なのに、それを敢えてマンガ化。しかもコテコテすぎるほどの島本テイストで。アンプリファイされた熱量とバカバカしさが確かに「超級!」。ただ続きを買うべきかは微妙。彼(と庵野秀明ら)の青春をドラマ化した「アオイホノオ」は家族でしっかり見ました。「アオイホノオ」の原作マンガも3巻までは読み進めてます。

清水栄一・下口智裕「ULTRAMAN」1

清水栄一・下口智裕「ULTRAMAN」1〜9巻
放送開始から50年の超長寿コンテンツが、大胆な解釈でリメイク。原作のニュアンスや登場人物をニヤリとさせる設定で組み込んでくる演出が古いファンとしてはタマラン。とはいえ21世紀更新版としてウルトラマンはアイアンマンもビックリのパワードスーツを着てます。主人公は「初代マン」ハヤタ隊員の息子。セブン=モロボシダンも出てくるし、エース=北斗くん+南ちゃん、そしてジャック=帰って来たウルトラマンタロウも登場。

●Huluには歴代ウルトラマンシリーズがほぼ全網羅されてるので、暇つぶしで見てると新しい発見があって楽しい。甥っ子カケルが気に入ってるという「ウルトラマンレオ」はマジで注目、というかツッコミどころ満載。中盤は「日本名作民話シリーズ」と銘打ってひたすら桃太郎とか一寸法師とかの昔話に引っ掛けてくる。後半の「恐怖の円盤生物シリーズ」では科特隊的な防衛組織は全滅、レオは一般家族に居候して地球を守る。でも円盤生物の造形は結構カッコいい。

吾嬬竜孝「鉄腕アダム」

吾嬬竜孝「鉄腕アダム」1巻
歴史的傑作「鉄腕アトム」のトリビュート、という括りじゃ収まらないハードSFマンガ。人間そっくりの青年アンドロイド・アダムが過酷な宇宙空間で謎の敵「蝶」と戦う様は、異形でクール。
●作者が意外すぎた。実はこのブログでしっかり検索するまで気づかなかった。この吾嬬竜孝という人物、2010年くらいからボクがチェックしてたサイト「膣外射精」http://rapeme.org//なかなか口にしづらいタイトルだよね)でユニークかつ猛烈に悪趣味なイラストを発表、その後「ドアノブ少女」というコンセプトで、女の子にドアノブをしゃぶらせる写真を発信、写真集まで作った。そんなアングラでフェティッシュな男が国民的少年誌「ジャンプ」の名前を背負ってマンガ描くってスゲエ。ますます目が離せなくなったよ。

手塚治虫「ブッダ」マンガ文庫全11巻
●アトムまで来たので、手塚先生の偉業にも言及。イスラム教やキリスト教、日本の古代神話〜神道の本はアレコレ読んだのに、仏教の本は読んでないや、と気づき、早速着手したのがこの本。ブッダの生涯って知識なかったんだけど、これってどれだけ史実をなぞってるんだろう?村上隆の大作「五百羅漢図」に登場していた羅漢たちはブッダの高弟なんでしょ?でも連中は手塚ブッダには登場して来てない気が。ただ、ボクのような日本人の死生観や倫理にシックリくるのは、紛れもなくボクの属する文化が仏教の影響下にあるってことだね。これが手塚治虫のアレンジというなら彼がやっぱり本物の天才だってことだ。

おかざき真里「阿吽」5

おかざき真里「阿吽」5巻
●平安仏教の二大巨頭、最澄と空海の青春を描く意欲作。二人の天才は、遣唐使として海を渡る。さあ次巻からは、文明の最先端、唐・長安での活躍が始まる。筆致のテンションもビンビンの注目作だ。

灰原薬「応天の門」6巻
●その後、遣唐使の廃止を進言することになる菅原道真の若き日々を、在原業平とのタッグで描く平安絵巻。この頃の道真は素朴に大陸の文化に憧れる学究の徒。むしろ唐に渡りたいと願うほど。その一方で、藤原氏の台頭と権力闘争が激化する…。

諸星大二郎「孔子暗黒伝」全1巻
●中国の歴史を唐から春秋時代まで巻き戻して、紀元前5世紀の東アジアを俯瞰するスケールのでかいお話。主人公は、孔子からブッダ、東南アジア経由で古代日本まで遍歴して世界の神秘を目撃する。諸星作品「暗黒神話」にもシンクロする内容。

塩崎雄二「一騎当千」1巻
紀元1世紀の魏呉蜀三国時代の英雄が、現代日本の高校生として復活。そしてなぜかストリートファイトに明け暮れるという内容。しかも主役は孫権の兄・孫策という設定の女子高生。そんでパンチラや服ビリビリとかのプチエロ満載で、あんまり意味わかんない。これはもういいか。

石田あゆみ「信長協奏曲」14巻
信長のキャリアも上り調子な天正6年〜西暦1578年。この作品、相変わらずオフビートなノリで戦国時代が描かれてます。ここで描かれてる前田利家が好き。バカで怪力だから。一方、ダークなキャラで描かれてる羽柴秀吉が不穏なオーラを出してます。本能寺の変まで残り4年。

山口貴由「衛府の七忍」2

山口貴由「衛府の七忍」2巻
●前作「エクゾスカル零」そして前々作「覚悟のススメ」主要キャラを江戸時代に復活させて、独裁者・徳川家康に対抗させるストーリーに、因縁の好敵手・波裸羅が登場してメンツはみんな集合か?

奥浩哉「いぬやしき」8巻
●うーむ、絵はバッチリだけど、内容は何もないままバトルして終了の一冊。これこそレンタルマンガでいいか…。それでもアニメ化決定だって。


●音楽。

BLUR「COUNTRY HOUSE」

BLUR「COUNTRY HOUSE」1995年
●今日も下北沢を歩いてて無駄遣い。このシングルを思わず買ってしまった。90年代ブリットポップの全盛期、BLUR はこの曲でライバルバンド OASIS との同日シングル発売対決で見事勝利した。有名な逸話だよね。……でもこの曲、ボクは好きじゃない。OASIS の対決シングル「ROLL WITH IT」の方が100倍の価値があると思う。
●ただね、このシングルのカップリングが興味深い。「TO THE END (WITH FRANCOISE HARDY)」、つまりフレンチポップの大御所 FRANCOISE HARDY がフィーチャーされたバージョンだ。優雅なオーケストレーションが印象深いこの曲は、元来からボクのお気に入りだが、彼女のフランス語の歌が加わるコトでより一層可憐に響く。素敵な買い物ができて今日も楽しい日になったよ。




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