●全然脈絡ないけど…この前、予約困難で立派な熟成肉のお店に連れてってもらったんだけど。
●ボクの味覚におきましては、熟成してる必要ないかも。普通のお肉の方が美味しかった…。
●同じ週に食べた、赤坂のギョーザ屋さんの方がずっと美味しかった。


●一方で、ボクの体が痛んでるようで、貧血で会社を半日サボった。貧血でクラクラなのに、家で無理してエクセル資料を作ってメールで送信したら、ますます具合悪くなってしまった。もう自己嫌悪。


銀座 APPLE STORE の神対応。だから APPLE から足抜けできない。

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●我が愛機「iPod Classic 160GB 2009年型」がおかしくなっちゃったので、GENUIS BAR の予約を取って実機を修理しようと思ったのでした。そしたらお兄さん「うーん、バッテリーがへたってるようですね」あー一週間ほど使ってなかったのでバッテリー切れてるかも。「いや、バッテリー交換ということでしたら5800円で対応できるんですよ。しかも実質本体の新品交換ということで」おほ?
「普通に本体交換だと29800円なんですが、バッテリー交換だとお得なんです。おそらくハードディスクにも無理があるようですが、だいぶシッカリ使ってらっしゃるからバッテリーもしんどいはず。ここはバッテリー交換ということにしましょう」はー。「では今、交換の在庫持ってきますんでお待ちください」ということで、ボクの愛機はピカピカの新品になって帰ってきました。修理に一週間くらい手放すんだろうと思ってたら、即日即決サービス対応。こういうことしてくれるから APPLE とは20年以上縁が切れないんだよね。

●そんな APPLEスティーブ・ジョブスの物語はマンガで読んでる。

ヤマザキマリ スティーブ ジョブズ4 ヤマザキマリ スティーブ ジョブズ5

ヤマザキマリ「スティーブ・ジョブス」4〜5巻
ジョブス APLLE 解任から、ピクサー設立、そして APLLE 復帰までの波乱の時代。ボクがバイトして買った最初のマック、POWERMAC 8500ジョブス復帰以前のマシンだったんだね。その後もタワー型の G3、G4 にお世話になったが、あそこからジョブスのデザイン志向が反映されてたのかー。通称「ポリタンク」ね。

●関連して腐れ縁マンガも列挙しておく。
ヤマザキマリ・とりみき「プリニウス」5巻:地中海で火山島巡り@ローマ帝国紀元1世紀。
森薫「乙嫁語り」9巻:本線よりも時代背景にある19世紀列強の中央アジア侵略が気になる。
林田球「ドロヘドロ」21巻:もうドロドロすぎるのに終わる気配がない。これこそ腐れ縁。
山田芳裕「へうげもの」文庫版7巻:千利休切腹見事。伊達政宗はヒップスター。
小山宙哉「宇宙兄弟」30巻:兄貴ムッタは月面でサバイバル脱出。弟ヒビトはロシアで苦闘。
三宅乱丈「イムリ」19〜20巻:第三の民族イコルが反乱を起こす。もう途中乗り不可能な展開。
羽海野チカ「3月のライオン」12巻:個性的な棋士が人生背負って戦うバトルマンガになってきた。
沙村広明「波よ聞いてくれ」3巻:言葉選びが達者でかつグルーヴィー。テーマがラジオだけに。

沙村広明「波よ聞いてくれ」3



●悲しいニュースがあったね。
私立恵比寿中学のメンバー・松野莉奈さんが亡くなったとな。18歳。
未来ある若い人が、夢半ばに亡くなるのは悲しいことだよ。
●だから今日は彼女の音楽を聴くよ。

私立恵比寿中学「もっと走れっ!!」

私立恵比寿中学「もっと走れっ!!」2011年
私立恵比寿中学、略して「エビ中」に関しては、2012年ごろにたまたまライブを見たという縁で、ナニゲに結構前に音源をチェックしてました。亡くなった松野ちゃんはじめメンバーたちは本当にリアル中学生で、あまりに荒削りなパフォーマンスはマジで学芸会レベル。でもお客さんはアゲアゲで、これがアイドルのライブかよとカルチャーショックを受けたものです。コレがこのシングルは彼女たちのインディ時代最後の一枚なんじゃないかな。
●表題曲は同じ事務所スターダスト所属の姉貴分、ももいろクローバーの名曲「走れ!」へのオマージュの意味を込めた楽曲なんだと思う。夢と野望と上昇志向と汚れ知らずの青春の輝かしさを、中学生らしく運動会シチュエーションにはめ込んだ佳曲。楽曲提供は前山田健一 AKA ヒャダインももクロ楽曲を多く手がけるヒャダインエビ中もたくさん手掛けてる。

私立恵比寿中学「オーマイゴースト?〜わたしが悪霊になっても〜」

私立恵比寿中学「オーマイゴースト?〜わたしが悪霊になっても〜」2011年
●これは「もっと走れっ!!」のもう一枚前のインディシングルだな。なんのつもりでゲットしてたんだろう?この曲もヒャダインの提供。オバケネタで思いっきりフザケるエレポップでございます。カップリングは「ご存知!エビ中音頭」、フザケテマス。途中まで町内会の盆踊りと見せかけて、いきなりユーロビートになります。

私立恵比寿中学「GO!GO!HERE WE GO! ロック・リー/大人はわかってくれない」

私立恵比寿中学「GO!GO!HERE WE GO! ロック・リー/大人はわかってくれない」2012年
●これはメジャーデビュー2枚目のシングル。1枚目の「仮契約のシンデレラ」は別の記事で取り扱ったので今回は割愛ね…。やっぱりヒャダインが手がけてます。「ロック・リー」はマンガ「NARUTO」の登場人物らしくて…ゴメンなさい、少年ジャンプのバトルマンガをチェックする根性はもう40歳代にはないわ…でも、努力すれば報われるという汗臭いメッセージは、スターダストのアイドルグループの伝統なんでしょうね。
「大人はわかってくれない」はナニゲにきちんとバンドサウンドを打ち出した青春パンクロック。こっちの曲はたむらぱんが手がけてる。彼女はメロディや展開に独自なユニークネスを落とし込む、ボクが大好きなシンガーソングライターだ。ピリリとスパイシーな女の子ならではのリリックが瑞々しくて。「大人は何もわかってない 私たちが意外と現実をちゃんと見られる様につけまつ毛で瞳を大きくしてることも だって泣きそうな顔していたらなんだかんだ心配させるでしょ? 痛くも痒くもないフリしてはしゃいでる私たちだから」
●全くエビ中に関係ないんだけど、「大人はわかってくれない」ではなく「子供はわかってあげない」というマンガを読んだ。田島列島という作家の、のほほんな画風と無垢なヒロインが眩しいステキな物語。一口では言い表せない魅力が詰まってる。

「子供はわかってあげない」



スターダスト・プロモーションの先輩格、ももクロの音源も聴くね。
彼女たちの活躍は、間違いなく、2010年代のアイドルシーンのエポックメイキングな出来事だった。

ももいろクローバー「入口のない出口」

ももいろクローバー「入口のない出口」2008〜2013年
ももいろクローバーのインディ〜メジャーデビュー直後時代の音源集。早見あかりが脱退してももいろクローバーZに改称する前の時代というわけだ。最初期のシングルには緑色の有安杏果もまだ加入前だったりしてる。メンバーも結構入れ替わってるのね。もちろんエビ中もメンバー入れ替えは活発、でも松野莉奈は最初期からのオリジナルメンバーだった…。ももクロを脱退した早見あかりは、今は順調に女優としてキャリアを伸ばして「スーパーサラリーマン佐江内氏」でOLさんを演じてる。「恋ダンス」のパクリのつもりか三代目 J SOUL BROTHERS の主題歌をキャスト一同が踊る時は、ももクロ時代の経験を生かして長い四肢をダイナミックに動かして見事なダンスを見せつけてくれる。道は違えど頑張る同志。
メジャー以降のエグいギミックモリモリな感じと違って、初期は真っ当にスウィートで元気なポップソングをやってたという意外な事実に突き当たる。特にアルバム冒頭の「あの空へ向かって」のボーカルの若々しさがピュアすぎてスゴイ。彼女たち自身がリアル中学生だった時期なんだもんね。その延長に「走れ!」みたいな素朴に前向きな楽曲が登場するのか。「走れ!」はドラマ「モテキ」でフックアップされたことで注目を浴びたし、ボクもその時にこの曲を認識したもんだ。
●そして、意外なカバー曲の元ネタ。なぜかビーイング系〜 GIZA STUDIO 所属アーティストの楽曲が選ばれてる…倉木麻衣愛内里菜が所属してたジェイポップレーベルだけど、正体が掴めないアーティストさんが多くて不思議なんだよ。GARNET CROW のメンバー AZUKI七 の作詞楽曲まであるぞ。そしてエイベックス系統のレイヴィーな楽曲。ユーロビート・ユニット M.O.V.E. のカバーとか MIHIMARU GT のカバーとか。ソニー系だけど玉置成美の楽曲もかなりレイヴィーなトランスミュージック。これにラップまで載せてる。へーアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」のキャラソンまでカバーしてるんだな。

ももいろクローバーZ「5TH DIMENSION」

ももいろクローバーZ「5TH DIMENSION」2013年
●そんな「出口のない」インディ期をなんとかサバイブして、メジャーデビュー〜ファーストアルバム「バトルアンドロマンス」2011年からこのセカンドアルバムまでの彼女たちの勢いは目覚ましいものがあった。アイドルらしからぬ全力勝負のステージパフォーマンスが話題になり始め、エンタメ産業の巨大な作為じゃなくて等身大のガンバリだけでチアアップする姿勢が、2011年の震災モードで意気消沈した日本社会に、リアルに響いていく感じがあの時にはあった。
●すでに大ブレイクしていた AKB48 帝国に対抗しうる最右翼と目されて、2012年末、念願の「紅白」に出場。脱退した早見あかりの名前を敢えて歌詞に織り込んでパフォーマンスしたのを生で見たときは思わず感涙。シングルでは大槻ケンヂ布袋寅泰など異色のクリエイターを召喚してコラボ。OZZY OSBOURNE 主催の「OZZFEST JAPAN」に出場発表されるや旧来のメタルファンから批判されるが、これまたパフォーマンスで評価をひっくり返したのもこの時期。アイドルのフィールドを飛び越えた異種格闘技戦を繰り広げて後続のグループの活動領域を広げた功績はとてつもなく大きい。
●そして、このアルバム。アイドル作品のジャケで顔をトゲトゲマスクで隠すという裏切りがすでにセンセーショナルだった(今じゃ当たり前かもしれないけどさ)。そしてこれまたアイドルソングとは思えないアプローチに果敢に挑戦。一曲目「NEO STARGATE」がいきなりスタジアム仕様のダブステップ〜EDM演出で大風呂敷を広げてしまう。ヒャダイン提供の「猛烈宇宙交響曲・第七楽章『無限の愛』」は100人のコーラスを従えたシンフォニックな演出と MARTY FRIEDMAN のヘヴィメタルギターが変則展開するプログレッシブなアプローチでこれまた目まぐるしい。と思えばミドルスクール風のヒップホップを高速化したラップ楽曲「5 THE POWER」を硬派に決める。ライムの提供はいとうせいこう大槻ケンヂの作詞楽曲「労働讃歌」はトラック部分をUKの陽気なダンスロックバンド THE GO-TEAM ! が担当。これもスゴイと思ったよ、THE GO TEAM ! なんて当時も現在もだいぶアングラですよ。「Z女戦争」は変名ながら相対性理論・やくしまるえつこが詞曲を提供。やくしまるセルフカバー版も聴きたいぞ。「BIRTH O BIRTH」もダイナミックなEDM仕様だが、90年代のハードコアな和製シューゲイザーバンド COALTAR OF THE DEEPERS のメンバーが作曲を担当。うわーこのバンド、ボク当時大好きだったー。サビ部分の圧倒的な高揚感がスゴイ。「引き裂いて 今を引き裂いて生まれ変わろう 身も心も細胞分裂を重ねて毎日がバースデー」。そして布袋寅泰のギターがザクザクと活躍する「サラバ、愛しき悲しみたちよ」。お見事です。
●初回盤A-ディスク2にはライブ「ももいろ夜ばなし第一夜『白秋』」の様子が収録されてる。グループによるダンス楽曲は排して、昭和の名曲をアコースティックバンドと共にカバーして聴かせる特殊コンセプト。この5人の女の子に不思議なパワーが備わっているとするならば、それは代々木公園の路上ゲリラライブから出発、全国のヤマダ電機をドサ回る過酷な営業ツアー、メジャーデビューした後でもプロレスラーやメタルフェス含めた異種コラボの出演などなど、アウェイな環境をド根性で乗り越えてきた訓練の成果だと思う。そんな数多くの企画バリエーションの一端に、この「ももいろ夜ばなし」というパッケージがあり、結果、南こうせつとフォークソングを歌っちゃったりもしてる。「なごり雪」「神田川」「あの素晴らしい愛をもう一度」などなど。
●アイドルグループは、固定ファンと同価値を共有し合う媒体・シチュエーションで活動しているだけでも十分ビジネスとして回ってく。幅広い認知よりも重課金ユーザーの囲い込みが手取り早い。わざわざアウェイに出ていく必然がない。AKB48 だって自らのスモールサークルから外に出ない印象がある。そうじゃなかったのがこの時期のももクロだった。そして彼女たちの作った轍に後進たちがついてくる。そんな時代の一枚なのかと。

「青春賦」

ももいろクローバーZ「青春賦」2015年
●ももクロをさらにレベルアップさせる契機となったのが、映画「幕が上がる」だろう。原作・平田オリザ、監督・本広克行、共演・黒木花&ムロツヨシと豪華な後衛に守られ、彼女たちが等身大スケールで演劇部女子高生を演じる。アイドルではなく女優として新しいアウェイな場所に彼女たちは出て行った。その眩しさがここにはある。このシングルはこの映画の主題歌。ピアノ伴奏とコーラスをバックに5人が凛々しく歌う。まるで演劇のような一人語りもあったり。
ももいろクローバー時代のクラシック「走れ!」「Z バージョン」も収録。若さ任せだけじゃなくて、今まで積み上げた自信に裏打ちされた落ち着きがほんのちょっと感じられる。それでも彼女たちはまだハタチ超えたばっかなんだけどね。
●映画と同じ頃に読んだ平田オリザ氏の「下り坂をそろそろと下る」がとても示唆的な内容でショックを受けた。人口減少と経済衰退を余儀なくされている日本社会がその実態を受け止め、その中で「文化」が何の役割を担うのか、という問題提起をしている。この本の内容を頭の中でグルグル回しながら、ボクは高校受験の準備を始める娘ヒヨコの今後10年を考えてる。

幕が上がる 下り坂をそろそろと下る

●DVD「幕が上がる」平田オリザ「下り坂をそろそろと下る」
●このステップを経て、百田夏菜子は朝ドラ「べっぴんさん」でメインキャストとして活躍中。実年齢22歳で高校生の母親を演じてるんだから立派だよ。まー実はボク個人でいうと玉井詩織ちゃん推しなんですが。


さらに、チームしゃちほこ、まで。

チームしゃちほこ「ザ・スターダスト・ボウリング」

チームしゃちほこ「ザ・スターダスト・ボウリング」2012年
ももクロ、エビ中の姉妹グループ、名古屋を拠点とした6人組中学生ユニットチームしゃちほこのメジャーデビューシングル。なんでこんなのまでボク持ってるんだろう?ももクロのCD探してる中で見つかってビックリした。レーベルはワーナー系の UN BORDE、さすが現行ジェイポップで一番エッジーなメジャーレーベルだわ。こんなところまで手をつけてるとは。カップリングには「お願い!UN BORDE」なんて曲まである。声が若いわー。

チームしゃちほこ「愛の地球祭」

チームしゃちほこ「愛の地球祭」2013年
「愛・地球博」ってもう何年前の話?2005年?ということであの手この手で名古屋アイデンティティを押し出す彼ら。スターダスト系統としての地方姉妹グループは他にも「たこやきレインボー」「ばってん少女隊」がいる。地方創生?地産地消?…しかしアイドル消費は感情移入が大事、さすがに今音を聴くだけではヒッカカリを見つけられない…強いて言えばカップリング曲「尾張の華」の編曲に元・電気グルーヴCMJK がクレジットされてるところか。

チームしゃちほこ「シャンプーハット」

チームしゃちほこ「シャンプーハット」2014年
●この曲は、ゲスの川谷絵音が作詞作曲を担当。アレンジはCMJK。今では5人組になってしまったそうだけど、すくすくと成長してほしいね。



●動画つけます。

●私立恵比寿中学「大人はわかってくれない」




●ももいろクローバーZ「走れ!(Z-ver.)」




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