うーん、最近のNHKは侮れないわ。
●とうとう、NHKオンデマンドまで加入しちゃったよ。
「ブラタモリ」まで見てるよ。あの近江さんという女子アナがあまりにも何もしないのがすげーツボ。素人か!

「ダウントンアビー5 華麗なる英国貴族の館」

●NHK日曜2300時放送の海外ドラマ「ダウントン・アビー5 華麗なる英国貴族の館」が終わっちゃった。
●このドラマ、シーズン1からずっと楽しんでる。Huluなども駆使してやっとシーズン5終了まで見届けた。でもシーズン6に続いて行くみたい。全然物語に決着ついてないモン。突き詰めれば、惚れた腫れたのメロメロ群像劇だが、パリパリの貴族社会だとその痴話騒ぎもクールに見える。そこがオモロイ。これアメリカ製のドラマなんですよ、アメリカ人の強烈なヨーロッパ・コンプレックスを裏返して象徴しているかのよう。
●この枠は、今週からネットフリックスのオリジナルドラマ「火花」が放送されるとのこと。あのピース又吉氏の芥川賞作品の映像化だ。天下のNHKが配信サービスからコンテンツを買う時代になったとは。ある意味スゲえ。まーボクはそのままネットフリックスで観るけど。

竜の歯医者

●NHK特別アニメ「竜の歯医者」
●NHKは最近ホントすごいと思うよ。庵野秀明氏率いるスタジオカラー制作の特別アニメを二週連続前後編で放送してる。原作/脚本:舞城王太郎、監督:鶴巻和哉ドワンゴカラーが仕掛けるネット配信アニメサービス「日本アニメ(ーター)見本市」第一回作品として、短編アニメの形で発表されたモノが、立派な長編アニメになって帰って来た。悠々と空を飛ぶ巨大な龍の口の中で、歯のメンテナンスをして過ごす神秘的な職能集団「龍の歯医者」。そんな場所で、ボーイ・ミーツ・ガール。そして戦争。これからの日本アニメは誰が支えるのか。新海誠細野守かそしてこの庵野秀明の高弟・鶴巻和哉か。すげー才能がどんどんエントリーしてきたぞ。このザワザワに加えハヤオ大先生の復活宣言で愉快なカオス!

●ここで登場する「龍」のデザインで家族トーク。ワイフは「龍はやっぱり「マンガ日本昔ばなし」風であってほしい」とウルトラコンサバな批判をするが、ボク的には中国・黄河文明〜殷周代の青銅器の気分で面白いと思う。息子ノマド的には龍の背中に乗っかった戦艦の艦橋パーツ(ノマドは「艦これ」プレイヤー)とさらにそのてっぺんに乗っかった、古代の出雲大社(大階段を備えた高層建築)風の「龍宮」がよいとな。そしたら娘ヒヨコが「アレはメキシコのチチェンイツァだよー」マヤ文明・ククルカンのピラミッドにあった蛇のモチーフにソックリだそうな。出雲といいメキシコといい、コドモたちが旅行で実際に見聞きした経験から自分の見解を発信できるようになってきてるのは、ヘンテコな旅行に付き合わせてきたボクとしては嬉しいコトだよ。ヒヨコはマヤの遺跡で出くわしたたくさんの野良イグアナも連想するとな。
●主題歌がオザケンカバー「ぼくらが旅に出る理由」だったのもよかったね。ハヤオ復活にシンクロしてかオザケンも復活したからね。彼の新譜はまだ聴いてないけど、久しぶりに原曲聴いたら予想以上にフリーソウルなアレンジでビックリした。アニメではナカムラヒロシ(i-dep)という人物のシリアスな編曲が採用されてた。この人は一時期ビレバン界隈で流行ったジェイポップのボッサカバーブームを牽引したユニット SOTTE BOSSE の中心人物だ。むしろ i-dep 名義の音楽を聴いたコトがない。女性シンガーの RINKU って人はよくわからない。MISTERA FEO というコーラスグループの一員だそうな。YOUTUBE で検索すると、スペイン・カタルーニャ民謡を素敵にパフォーマンスしてるぞ。



●と面白がってたら、他のクレジットでアレ?と思った。ヒロインの少女の声を担当してたのが、今話題の清水富美加さんでした。突如「幸福の科学」へ出家宣言。所属事務所の仕事を放り出して一騒動。ボクは彼女のことこの騒動まで知らなかったんだけど、何かと将来を期待されてた人だったんだね。まー何があったか知らないし、別に興味もないが。「幸福の科学」に出家制度なんてものがあったのか。


僕がCDを出したら

KANA-BOON「僕がCDを出したら」2013年
清水富美加さん騒動でトバッチリを受けたのが、このバンドのベーシスト。出家直後の暴露本で、彼女との不倫交際を晒されちゃった。既婚の身分を隠して若い女の子を騙してたんだから自業自得だけどね。即座に謝罪したけど、一歩間違うとゲス扱いされちゃうよ。そんなバンドのCDも探すと出てくるボクの部屋はマジ不思議。これはこの KANA-BOON というバンドの最初の全国流通ミニアルバム。いつ買ってたんだろう?
ボーカルの声が明るく高い声だから、そんでメロディもキャッチーで、甘酸っぱいリリックもはっきり聴こえるから、少々ガリッとしたバンドサウンドだけど、とっても甘口、または青臭く聴こえる。よーく聴くとワリとシニカルなメッセージがこもってるんだけどね。甘酸っぱさとしょっぱいスパイシーさの入り混じったバブルガムなロックって感じかな。
●アルバムタイトルをリリックの中に仕込んだ「眠れぬ森の君のため」が一番シニカルなのかな。「あの夜 僕はフェスに出たいと言った あの夜 僕はCDを出したいと言った」そんな夢を聞かせた恋人は今はいない。そんな彼女が自分の活躍を遠くで知って半べそをかくところを妄想してる曲。チッポケなルサンチマンだけど、それをここまであけすけに歌にするのが若さってヤツなんかなー。でも小僧がギターを持つ動機としては十分すぎる。男の子とはそういうものだ。チヤホヤされればカワイイ女優さんと不倫だってするんだ。「東京タラレバ娘」にだってそんなバカバンドマンが登場するじゃないか。調子に乗ると、キチンと痛い目にあうけどね。
●2014年のシングル「シルエット」も、2015年のシングル「なんでもねだり」も買って聴いてる。レンタル落ちを100円で買ったようだね。多分新橋か中野のツタヤで採取したに違いない。

シルエット なんでもねだり

BASE BALL BEAR「(WHAT IS THE) LOVE POP ?」

BASE BALL BEAR「(WHAT IS THE) LOVE & POP ?」2009年
●ある意味で、甘口、または甘酸っぱい、青臭いロックバンドが2010年代には色々登場してる気がする。その先駆的存在が誰かといえば、このバンドかもしれないサカナクション SEKAI NO OWARI と同時に注目された感じがボクの中にあって、女子メンバー含むってトコも一緒と思うんだけど、この段階でメジャー三枚目のアルバム、つまりちょいと先輩だ。
●と、この音源をなんとなく鳴らしたら、娘ヒヨコが「あ、コレ「銀魂」のウタだ!」あ、一曲目の「STAIRWAY GENERATION」はアニソンだったのね。「孤独という名の風邪 青春とは病気だね 積み上げた心の壁が 目の高さなら清算を 〜 高い場所登ったら 寂しさは吹き飛ぶのかい? 積み上げた心の壁が 高すぎでよくわかんない 〜 STAIRWAY GENERATION 階段を上がれ上がれ そして聞こえますか?繋がれますか? あなたと ONE WAY」青春だねー!アニメ経由とはいえ青春目前の娘ヒヨコと価値共有できるのは嬉しいね。「CHANGES」「BREEEEZE GIRL」などなど佳曲でいっぱい。
●ちなみに、ボーカルの小出祐介「楽曲派」アイドルファン。彼の出演しているラジオを聞いて、ボクはアイドル世界に遠慮なく進出することができました。

SEKAI NO OWARI「DRAGON NIGHT」

SEKAI NO OWARI「DRAGON NIGHT」2014年
●前述 BASE BALL BEAR の紹介で、サカナクションとこのバンドを比較した。けど、甘口路線といえばサカナクションは的外れだろうが、このセカオワにおいては右に出るほどがないほどの甘甘スウィート路線バンドだろう。サカナクションセカオワステージ演出に大変な趣向を凝らすことで共有点があるが、かたやシリアスなテック路線、そしてこちらは遊園地のようなファンタジー路線ときたもんだ。ボーカルの甘さもキーボード女子 SAORI の大きな存在感も含めて、もっとも2010年代っぽいバンドになるんじゃないかな。
「ドラゲナイ」で有名になったこのシングル楽曲は、理想主義なメッセージが青臭くも幸福な夢想でボクラを包んでくれた名曲かもしれない。アニメ「龍の歯医者」「龍」は軍事的に重要な意味を持つ、制御不能の存在だったけど、「ドラゴンナイト」敵味方が終戦を祝う祭りの夜だ。ボーカル FUKASE は龍の紋章を記した旗を振って、ゴツい無線機に向かってこの歌を歌う。このへんの演出が青臭くファンタジーの甘さを醸し出すんだけど、和平の旗を掲げながら、敵陣地への幹部将校に休戦意思を発信するジェスチャーなのかなー、と思えば、彼らは正しく夢想家としてアーティスティックなんだろう。
●このシングルは二枚組で、ディスク2はライブ演奏9曲分を収録してるお得盤。ファンタジーのようなキラキラ感でオーディエンスを煽る「スターライトパレード」「スノーマジックファンタジー」「RPG」「炎と森のカーニバル」と言った多幸感ソングが満載。正直、最初はこのリア充気分に乗れなかったのよ。だからほとんどこのバンドを聴いたことなかったし、ブログでも触れたことなかった。でも、なんとか偏見なく飲み込めるようになったようだ。
●ボクはこのバンドがまだ「世界の終わり」と日本語で名乗ってたインディ時代のシングルも持ってるんだけど、その時の楽曲「天使と悪魔」でも、摩擦対立するイデオロギーの相互理解を歌ってる。「正義」ってテーマが大事なんだね。「DEATH DISCO」はそこに無神論入ってくるし、「LOVE THE WARZ」は戦争に言及する。甘さの中にトゲもちゃんと仕込んであるんだね。

CZECHO NO REPUBLIC「MANTLE」

CZECHO NO REPUBLIC「MANTLE」2014年
こちらも甘口路線のキーボード女子混成バンド。明るい陽性のメロディを明るく元気に歌うだけでなく、メインボーカルを女子に交代したりもする。シンセがナニゲに出張る部分とかギターのリフにオリエンタルなフレーズが目立ってニューウェーブめいた気分もあるし、モダンなダンス・グルーヴも搭載。その一方で非ロック的なリズム感覚&メロディ感覚が奇妙な個性になってる。もしかしてある意味、初期のフジファブリックと同じ路線かな。チェコ共和国と何にも関係ないってことでいいんだよね?

UNISON SQUARE GARDEN

UNISON SQUARE GARDEN「UNISON SQUARE GARDEN」2009年
●このバンドを甘口、甘酸っぱい路線というのは微妙なんだけど、同世代だしボーカルの声が高い感じが似てるので、いっぺんに紹介しちゃいます。メジャー1枚目のフルアルバム。激しく展開するメロディに言葉をうまく乗せて疾走するロックが痛快で勇ましい。スリーピースでガリっとしたテンションをブツケてきてくれます。「センチメンタルピリオド」とか「マスターボリューム」とかワザありな楽曲なのではないでしょうか。







●動画もね。

●KANA-BOON「眠れぬ森の君のため」オーディオ。




●BASE BALL BEAR「STAIRWAY GENERATION」




●SEKAI NO OWARI「DRAGON NIGHT」英語版だぞ。




●CZECHO NO REPUBRIC「AMAZING PARADE」。




●UNISON SQUARE GARDEN「センチメンタルピリオド」




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