最近は、ジャケットを必ず着用してるんだよ。襟付きのシャツを着てるんだよ。
●去年の春夏は、普通に野蛮な和柄のパーカーにダブダブのジーンズとか着て会社に行ってたのに。
●普通にアディダスのジャージとかでも仕事してたな。まーヒンシュクも買ってたかもしれないけど、別に構ってなかった。ヒゲも剃らない。一ヶ月に一回しか剃らない。ずっと無精ヒゲ。散髪は半年に一回ね。
●でもさ、さすがに40歳中盤に差し掛かって、コキタナイおっさんほど痛々しいモノはないと思うようになりました。
●昔一緒に仕事してた同世代の友人UJIと会社の中で数年ぶりにバッタリ会って、こう言われたんですよ。「unimogrooveさん、最初気付きませんでしたよ。まるで浮浪者みたいなカッコじゃないですか。言い換えればホームレスですよ」うわ、数年ぶりに再会した元同僚にかける言葉がソレか!しかし友人UJIは今は職業を変えて、スーツにネクタイ、年相応のビジネスマンのカッコだ。少し太って貫禄まで出てきてるよ。それに引きかえ、ボクは10年近く穿いてる穴あきジーンズにスニーカー、ボーダー柄の丸首シャツをテロっと着てるだけ。反論できない…。
●ということで、サクッと着こなせるジャケットをパラパラと買い揃えた。下北沢の古着屋を中心に4000円を購入。あと、アウトレットでも明るい色のジャケットを購入。ここにチノパンを多用して、古着のシャツを合わせる。
●そんな感じで会社に出たら、先輩から「なんで今日はそんなにコギレイなの?」…とりあえず「コキタナイ」から「コギレイ」になった。しかし「コ」ってなんだ?ボクがマシなカッコするのはそんなにイレギュラーなコトなのか?まーその一方で、大人しくスーツとネクタイに変身できないのがボクの限界。今年はとりあえずこのモードでいく。


●クールなダンスミュージックでチルアウト。

MOBY「PLAY」 

MOBY「PLAY」1999年
長い間、この人の音楽を誤解してたわ。誤解ゆえに、今までスルーしてた。たまたま下北沢ユニオンで100円だから買ったまでだったのよ。だって、ジャケがこんなヤツだから、すごくアゲアゲのウェイウェイした感じのドカドカなダンスミュージックだとカルく思ってて。同時期に暴れ回ってた THE PRODIGYTHE CHEMICAL BROTHERS、FATBOY SLIM のようなビッグビートな音楽だと思い込んでた。ところが違った。シックに落ち着いて、シリアスなポップネスを追求した音楽だった。時に歌ゴロロが作用して、時に可憐なアレンジが艶めく。
●前述に列挙したダンスアクトはみんなイギリス人なのよ。レイブカルチャー旋風の中から立身して、ロッキンなビートでダンスフロアを圧殺してた。でもこの人はアメリカ人。おまけにヴィーガン。ドラッグも絶対にやらない。ニューヨークを拠点としてるけど、本来はコネチカット出身。そんな出自に由来するのか、エレクトロ・アーティストでありながら、楽曲の着想をアメリカのルーツミュージックに見出してるらしい。
●基本的に彼は最初に、古いゴスペルミュージックからブルース、ヒップホップなど、アメリカンなブラックミュージックから、彼は楽曲のモチーフになるサンプルを拾い出す。それを、モダンなエレクトロで装飾していく。時には美しいピアノやシンセのアレンジで包んで耳に柔らかく仕上げる。モダンで小気味良いダンス感覚とアメリカの郷愁を絶妙な塩梅とポップネスでハイブリットしたのが、成功の理由かと。
●それでいて、しっかりとループをひたすら繰り返す。ダンスミュージックのフォーマットにキチンと落ちているわけだが、その一方でそのループのクールなシンプルさが、無駄を削ぎ落としたストイックな潔さに繋がっていて、むしろそれが聴くモノを安心させる。結果として、このアルバムは全世界でヒットして1000万枚のセールスを達成したとな。

MOBY「18」 

MOBY「18」2002年
●なんだかエエ顔してるな。この坊主頭が、悟りに近く僧侶の印象すら感じさせるわ。基本的には前作「PLAY」のシンプルなアプローチを踏襲してる。サンプルされたゴスペルの断片がループされる様にシビれるよ。そこに、より一層の歌ゴコロが芽生えてて、実に愛おしい。今回はサンプルの代わりに生身のボーカリストを招いているのだ。
●冒頭一曲目の「WE ARE ALL MADE OF STARS」は彼自身が歌っているのかな。実は起伏の少ないメロディだけど、訥々とした地味な歌がジワジワ迫り上がるギターリフのフレーズに乗せられてスゴくドラマチックに聴こえる。2001年の911テロにニューヨークで遭遇した彼は強いショックを受けたというが、ここでは実直に前へ進もうとしている。「誰もボクらを止められない。ボクらはみんな星で出来ているのだから」
●招かれたシンガーは、SINEAD O'CONNOR、ANGIE STONE MC LYTE、そしてジョージア州アセンズ出身の女性デュオ AZURE RAY。彼女たちの不思議なドリームポップの気分は、MOBY のトラックからビートも取り去ってしまって実にチルアウト。







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