電通社員で、長時間労働の末自ら命を絶ってしまった、高橋まつりさんのニュースを家族で見てた。
●徹夜を強いられ、連続40時間以上勤務してたという。15分だけ勤務を切って、すぐに次の日の勤務が始まる。つらいな。えぐいな。
ボク自身も、一番キツかった頃は月の労働時間が360時間を超えてた。毎日20時間以上働いてたりしてたよ。10年前はそんな働き方もあったモンだ。
●そんなことをボヤいたら、娘ヒヨコ「え、パパこれやってたの?まつりさんが弱かったってコト?」
とんでもない!「いや、パパもマジで死にかけた。絶対にこんなのは許されない」
●そうか、ヒヨコはまだ小さかったから、ボクが長時間労働の末、精神と健康を病んで2年も社会生活ができなくなったコトを覚えてないのか。今でも大量のクスリを飲んで、ボロボロの体をなんとか動かしてることを知らないのか。まあ、知らないならソッチの方がいいだろう。
●自律神経は相変わらずズタズタで、身体中が痛い。胃がムカムカして吐き気がする。止まらない頭痛。そんなものを抱えたまま、サラリーマンに擬態してチマチマ仕事をしています。



最近、個人的にハマってる<80年代地獄めぐり>

JOHN COUGER「AMERICAN FOOL』

JOHN COUGER「AMERICAN FOOL」1982年
80年代アメリカンロックです。時代がもうちょっと前後してればもっと泥臭いロックを志向してたかもしれないけど、バンドサウンドが微妙に整理されてしまって、正直味気ない。だけど、この人の田舎臭くて飾らない率直さや、大味で快活でちょっとヤンチャっぽい性格(←音楽の雰囲気だけで想像してます)は、アメリカにあっては憎めないキャラに見えるのだろうか。東部や西部の都会の洗練じゃなくて、アメリカの真ん中に広がる名もない田舎の代弁者。実際、インディアナ州出身で今も地元を拠点にしてるようだ。あ、この人90年代になって芸名を本名にしてる。JOHN COUGAR JOHN MELLENCAMP は同一人物です。
●代表曲でブレイク曲でもある「JACK & DIANE」の詞の内容が、なんとなく染みるね。アメリカの少年少女が楽しい青春を過ごしても、それはすぐに色褪せる。それでも人生は続くし、それは悪いモンじゃない。名もなきアメリカの人生の応援歌だ。

 「これはジャックとダイアンのちっぽけなお話さ
  アメリカのハートランドで育った若者だよ
  
  ジャッキーはフットボールの花形で
  ダイアンはジャッキーの車の後部座席で初体験したんだよ
  ティスティフリーズの外でチリドッグをかじりながら
  ダイアンはジャックのヒザの上に座って
  ジャックは彼女の足の間に手を入れたんだ
  なあダイアン、木陰に隠れてその服を脱いで
  俺のしたいことをやらせてくれよ なあ

  ああ、人生は続いていく
  スリルが過ぎ去っていった後もずっと
  ああ、人生は続いていく
  スリルが過ぎ去っていった後もずっと

  ジャッキーは座り込んで少し考え事をしてみる
  頭をかきあげてみるけど それは彼お得意の
  ジェームスディーンのマネ
  なあ、ダイアン、オレらでこの街を出てみないか
  ダイアンは言った、あなたはこの街が恋しくないのね

  ああ、人生は続いていく
  スリルが過ぎ去っていった後もずっと
  ああ、みんな言うのさ、人生は続いていく
  スリルが過ぎ去っていった後もずっと

  さあ、ロックンロールしようぜ
  この辺を聖書地帯にして魂を救ってもらうのさ
  できるだけ長く16歳のままでいよう
  変化はすぐにやってきて、俺たちを大人にしてしまう

  ジャックとダイアンのちっぽけなお話
  アメリカの若者が頑張って生きてるってお話さ」

●ジャックもダイアンも、ナニゲにイチャイチャしてイイ感じじゃないか。リア充な青春じゃないか。ただ、アメリカのハートランドには、そのままその土地で年老いていくだけの人生が待っているだけ。街を出ようと思っても、それを本当に果たすヤツも多くはない。そんな閉塞感がアメリカの大半を覆っているのに、どうしてみんな「アメリカンドリーム」を信じてるんだろう。あ、JOHN COUGAR はそこに意図的だからタイトルが「AMERICAN FOOL」なのか。賭けの勝ち目は際限なく小さいが、ソコにベットするのをやめない愚か者。

でもね、最低限、生きてりゃ、何かイイことあるのさ。年を取ったとしてもね。高橋まつりさん、もうちょっと長生きしてほしかったな。




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