体調が悪いです…。
●今日も午後三時まで全く動けなかった。風呂にも入らず、クスリだけ飲んで、ただひたすらフトンに潜って身悶えていた。
「うーむ、ナニもできん…」と唸ってると、ワイフがピシャリと「ナニもしないでいいの。病気なんだから。だから休んでるんでしょ!具合悪い日だってあるわよ。」まさしくその通り。ボクにしなくちゃいけないことなどない。ただ、社会復帰を焦ってしまっているだけなのだ。
●今週末は、大切な友人の結婚式がある。これは絶対に出席したい。ここまでにはなんとか普通の時間にコンディションが整うようにしたい!

結婚式を控えているということで、先週体調の落ち着いた午後に散髪に行った。
●10年行きつけの表参道の美容院は、今の体力では遠すぎてムリ!ということで、ノマドやヒヨコがお世話になってる下北沢の美容院に行った。「ノマド君のお父さんですね?よろしくお願いします」親子でお世話になります。
●おそらく6ヶ月ほど手を入れていないボクのアタマは、超ダラシないロン毛になっており、ヒゲもそらずに歩けば不審者寸前。実際、お巡りさんに「カバンの中を見せろ」と職務質問されたことも。カバンには精神安定剤がワンサと入っていて猛烈にバツが悪かった。幼稚園のお迎えなんてトンデモない!普通のお母さん達からの疑惑の視線が刺さるようにキビシい。あの視線を思い出すだけでパニック発作が起きそうになる。
●口を通り過ぎてアゴまで達した前髪は、ノマドの好きな「ゲゲゲの鬼太郎」コスプレがそのまま出来るくらいになっていた。ラーメンを食べる時に、髪の毛が口の中に入ってくる。オダギリジョー木村拓哉は、どのようなオペレーションでラーメンを食べているのだろうか。
「どのようにしましょうか?」と言われても、ボクは髪型としては注文しない。「おそらく次回髪切るのは3~4か月後なので、そこまでほっといてもナントカなるカタチで。あと、整髪料も全くつけないので、そういうのナシでまとまるようにして下さい。あとはオマカセです。」

翌日首筋の筋肉に強烈な痛みを感じ、行きつけの鍼灸院へ行くハメに。
●女性美容師さんとアレコレ会話したせいだ。長時間しゃべると喉の周りの筋肉がコリコリになってしまうのだ。でもたかが2時間程度なのになあ。
●全身まんべんなく鍼の山にされたあげく、新ワザも炸裂した。首筋に四本の鍼を刺し立てて、そのまま首をグイッと横に倒すというモノだ。コレ痛いっす。だって首の筋肉を動かす中で、鍼も肉の中で動いていくのが感じられるんですもん。
●その上で強烈なモミモミマッサージ。痛てえ…。ホント痛てえ。鍼灸師の先生は女性だが、今まで受けてきたマッサージの中で一番強烈だ。握力が物凄いのか、的確に痛いポジションを狙ってくるのか。多分その両方だ。「普通ならこれでナントカなるんだけどねえ、これはシツコイわ…。」さらに鍼12本くらい首筋に立てられて電流を流し込まれた。ここの治療直後はもう声も出ないほどの虚脱感で息も絶え絶えになる。


最近我が家ではジブリが流行ってます。

紅の豚 [DVD]

「紅の豚」
●先日ワイフがバザーにて100円で購入してきたモノが、ノマドに大ヒット。水上から離着陸する飛行機「飛行艇」はノマドには新鮮なマシンに映ったようだ。何回も繰り返し見て、何回も同じトコロで大爆笑する。
●この映画にはヒロインが二人登場する。飛行機工場の孫娘で勝ち気な17歳のエンジニアのフィオ。そしてホテル・アドリアーノの女主人で飛行艇乗りたちのマドンナ、ジーナさん。ノマド、どっちの女の人が好き?「ノマドは、フィオが好き~!」若いね~。「パパも昔はそうだったが、今はジーナさんの方がいいな。」そこにワイフが「オバさんじゃないの。」イヤイヤもう17歳なんて暑苦しくて相手に出来ません。

魔女の宅急便 [DVD]

「魔女の宅急便」
●これはヒヨコが喜ぶだろうと思って中古DVDを買ってきた。「魔女は13歳になったら一人修行の旅に出る。」その掟に従って満月の夜に旅立つ主人公キキ。突然の出発に戸惑うキキの父の表情に、共感を感じてしまうボク。ヒヨコもあと9年でどっか行っちゃうのかな~。
●舞台は、美しい海とその海沿いに広がるにぎやかな街。晴れた空をホウキで飛行するキキをカモメが出迎える。彼女の中で目一杯膨らむ、未知の世界へ踏み込むドキドキと希望が画面いっぱいに瑞々しく描かれている。ジブリ作品の中でも格別に大好きなシーンだ。なんか涙が出てくる。
●ヒヨコがキチンと食いついてリピート視聴してくれた。「パパ、ホウキつくった!」割り箸を数本継ぎ足して、折り紙でフサフサをつけている。そして我が家の短い廊下で飛行訓練。ボタボタ、ボタボタ。でかい足音を立てて何回も往復してる。そしてママに報告。「とばなかった…。」

ホーホケキョ となりの山田くん [DVD]

「ホーホケキョ となりの山田くん」
●常勝軍団ジブリの歴史の中において、唯一の大空振り不発弾となったこの作品。全然興味なかったんだけど、このたびついでにレンタルしてみた。
●この作品には一つ思い出がある。ボクはこの映画の制作発表記者会見に取材で出席していた。壇上はジブリ幹部から出資者の偉い人が勢揃い。「最新のCG技術を駆使した映像にご期待ください」との前フリで数分のトレーラーが流された。…で、あの例のノドカな「山田くん」の世界観。質疑応答の最初の質問が「あの…、今の映像のドコらへんがCGだったんですかね?」ボクは会場の隅っこで爆笑。「水彩画のような彩色をCGで表現したのが、今回の目玉なんですが…」と苦しい説明。
●でも、偏見なく観てみたら結構面白かった。とりとめのない平凡な家庭の生活と風景なのだけど、今やその平凡な家庭を自分で構えたボクには、ジンワリ共感できるモノがあった。末娘ののちゃんが迷子になったクダリを観ながら「ノマドはすぐ迷子になるけど、パパたちもこんなに心配するんだぞ」とか言ったりして。
●原作者いしいひさいちのタッチを発展させ、あえてシンプルで素朴な輪郭線を狙った手法も味がある。自慢のCGによる淡い色彩もよかった。矢野顕子の主題歌「ひとりぼっちはやめた」も大好きだ。

おもひでぽろぽろ [DVD]

「おもひでぽろぽろ」
●今回の休職で、色々な人から度々励ましのメールやコメントを頂いているが、ある日この「おもひでぽろぽろ」の絵ハガキを送ってきてくれた人がいた。美しい紅花畑の風景に「私はワタシと旅に出る」と書き添えて。この映画のキャッチフレーズだ。
●主人公・たえ子は東京で働く27歳のOL。子供の頃から都会で育った彼女にとって田舎暮らしは憧れ。一週間の休暇を使って、山形の親戚を訪ね農作業を手伝う。この旅の中で彼女は自分の小学校時代を思い返し、自分の生き方を見つめ直す。
●この映画を見てて、少なからずショックを受けた。ボクは自分の少年時代を思い出すことが出来ないコトに気づいた。全てなんかボンヤリしていて、キチンとした像を結ばないというか…。実家に帰ったり昔の友達に会ったりすると「そんなコトあったっけ?」というコトが一杯出てくる。全然覚えていない。
●ボクは基本的に過去を振り返るのが嫌いだ。「今現在が最高と思えるよう、前を向いて努力しよう、居心地のイイ過去を懐古するのはカッコ悪い」と考えている。でもこれは建前で本音は「失敗や挫折、苦い思い出を消し去りたい、より遠くに逃げたい」と思ってた。過去を振り返るのが怖くて強迫観念のように「何かしなくちゃ」と常に焦っている。この発想が病気の一因になっているコトも、先日の心理テストの結果でも明らかになった。
●楽しかった思い出も、美しい記憶もあったはず。でもそれも全部封印してしまったようだ。思い出がないっていうのは結構悲しいなあ。思い出を掘り起こす作業を少しずつ始めてみようか。ナニが出てくるか分からないけど。ワイフとはお互いが15歳の頃に出会った仲だ。手伝ってもらいながら、昔を見つめ直そう。
 
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