自律神経失調症とのお付合い(その22)~「季節の変わり目がキツい」編
●今朝も左肩から首筋の激しい痛み、アタマの偏頭痛で目を覚ました。いてええ!ベッドから立ち上がると肋骨の間の筋肉が軋むように痛む。目覚めの苦痛を考えると眠るコトさえがの怖くなってくる。朝起きて死にそうな気分になるのはウンザリだ!ワイフも「あらら、これ肩全体が腫れ上がってるみたい。コチンコチンだね。」
●本来は、会社の診療所でカウンセリングの予定なのだが、もうそんな遠いトコロまで電車乗って行くなんてムリ!絶対ムリ!電話かけてキャンセルしよ~う(泣きベソ)。
●いつも世話をしてくれる看護師Nさんが快活に電話に出てくれた。ボク「すいません、申し訳ないんですが今日はキャンセルさせてもらってイイですか? カラダがイタくてダルくて動かないのです…。」Nさん「いえいえ気にすることはないですよ。unimogrooveさんが安心する話を一つ。今日は、カウンセリングのキャンセルがこれでもう5人目なんです。先週くらいから一気に季節が秋めいてきたでしょ。自律神経失調症の患者さんは気候の変化に大きく影響を受けるから、みんなが具合悪くなってるのよ。調子崩しているのはunimogrooveさんだけじゃないし、unimogrooveさんのせいでもない。むしろ、体調が悪くて今日はダメと冷静に判断できたコトを良かったことと考えた方がいいわ。」
●なるほど!ホントに安心しました。ココのところの激しい症状の辛さは、季節の変化という理由があったのか。「なんでこんなにまで苦しいんだ」と悩んでた気持ちが軽くなった。でもカラダは痛い!動けない!助けてくれ~!

●以前の「自律神経失調症とのお付合い」シリーズは下記の記事にまとめております。ご参考に。
 http://unimogroove.blog4.fc2.com/blog-entry-223.html



最近、過去10数年でやってきた仕事の数々を振り返る作業をしている。
●それぞれの仕事には膨大なVTRがあるので、それをVHSからDVDに保存し直すことをコツコツやってる。ただし残念ながら管理がとても杜撰で、思い入れのあるVTR資料が全然残ってない。まるで歯抜け状態。これまでいかに自分の過去に関心がなかったということを示している。会社に復帰したら社内で探してみよう。
●こんなことをしているキッカケは「自分の過去を整理して見つめ直すコトが治療上有効だ」との医者の提案だ。「著しい自己評価の低さが、自暴自棄的なワーカホリック衝動の根底にある」ので、「過去の業績を確認して自己評価を見直す」のが目的だ。

●まだ3分の1も整理できていないが「こんなコトもやったっけ」という出来事がイッパイ出てくる。
美容師見習いの青年に3ヶ月密着しまくるとか。ヘアショーに参加するためセッセと努力する見習いMくんと、それをセッセと追いかけるボクら。あれほど清い気持ちでやった仕事はない。美容院が茨城県にあって行くだけで超大変。先方も仕事があるから会うのはいつも夜の23時過ぎ。そして3時くらいまで語り込むとか。それを2~3日に一回のペースで続けた。最後にはハプニング発生で大騒ぎ。しかしあの事件がなければボクの仕事は成立しなかっただろう。直撃を受けたMくんには気の毒だが、あれは真面目に仕事に取り組んだボクたちへの、カミサマがくれたサプライズプレゼントだったと思う。この仕事でタッグを組んだ後輩Yの男気にも感心した。
中国・広西チワン族自治区の奥地まで行った仕事もあった。ベトナム国境まであと100キロくらいの南の端。少数民族の言葉は北京出身の通訳では歯が立たず、日本語→北京語→チワン族語の二重通訳になった。先方の差入れに、生きたガチョウを4羽竹カゴに入れて持って行って、その日の晩、皆で鶏肉料理を食べた。簡素な家の中には、人間もニワトリもブタも一緒に暮らしているんで、どうも落ち着かない。イスに座って談笑してると足の間をメンドリが歩いて行く。
長野県の伊奈地方への仕事では、地元で多くのお年寄りと話をした。話の流れでイナゴやハチノコを食べるハメになったのはしんどかったけど。中央高速を度々長野まで走らせているうちに、見事オービスに引っかかり一発免停になった。オービスの写真ってモノクロだけどすっげーキレイに映るんだなと感心した。お巡りさんに「この写真もらえませんか」と言えば良かった。
●会社の中庭に、高さ12メートルのイントレを組んでワイヤーアクションの実演をした。「あんなケッタイなもの作って」と皆に呆れられた。おまけに設営費で大赤字だった。直前になって「大物政治家(党首級多数)が大勢来社するから、このバカバカしいモンどかせ!」と言われてアワ食った。夕方5時までには完全撤収しますから!カンベンして下さい!お願いします!
信州の温泉巡り企画では、雪山でニホンカモシカに出会った。生まれて初めて熱気球に乗り、見渡す限りの雪原を楽しんだ。深夜の移動バスの中ではゲイの人がボクに声をかけてきて、色んなトコロをナデナデ触られた。
クラブイベントの企画・運営にも色々携わった。今は亡き六本木 VELFARRE(関係者駐車場に停めてあった真っ赤なフェラーリMAX松浦さんのモンなんだってさ) や表参道にあった THE ORBIENT、並木橋方面の AIR によく行った。電撃ネットワークのライブを実現させるために、彼らの使う爆竹やロケット花火の子細な資料を消防署まで持って行って、なんとか許可を取り付けるなんてことも。


クラブ系の仕事に携わっていたのは2000~03年ごろだった。
●当時は日本のシーンにユーロトランス/エピックトランスが移入され、全盛を極める時期だった。先行して注目されてたゴアトランス/サイケデリックトランスは、神秘主義的な思想性やヒッピーの流れを汲むライフスタイルと結びついたサブカルチャーとして定着しつつあった。しかしこれとは全然別の文脈からエピックトランスは到来したのだ。
●ボクらのビジネスパートナーだったエイベックスは、自らのトランス音楽を「CYBER TRANCE」と言う名でブランド化し、イメージを一新して旧来のゴア/サイケ系を無視。六本木 VELFARRE などを舞台に全く新しいフィールドを切り開いた。ヨーロッパ全域で猛威を振るっていたテクノカルチャー(巨大化するベルリンの「LOVE PARADE」やスペイン・イビザ島のゴージャスクラブ、大麻合法のオランダのシーンなど)を、ファッション面なども含めて紹介し、より享楽的で衝動的な部分を強調した。これがギャル系の若者に支持され、たちまち大きな市場に発展する。さらに追い打ちで、浜崎あゆみ EVERY LITTLE THING をトランスにリミックスし、一気にポピュラリティを持たせる。それでいて、同時並行でパラパラシーンも熟成させていたのだからご立派だ。
●その様子を間近に見て、この会社はスゴいわ、と素朴に思ったものだ。スタッフの人種もなんか特別。「エイベックスの社食」とも言われた VELFARRE でお酒を飲みフロアを眺め、そこに集う女の子男の子と話をしてる。ストリートに密着してるというか。ダンスフロア直結の皮膚感覚が、机上マーケティングとは一味も二味も違う戦略戦術を編み出す。フロアの感触を知ってるから、市場が求める音を探す耳も早い。

●そんな時代を思い返していると、またまた下北の激安ワゴンで発見を。

GOURYELLA「GOURYELLA」1

GOURYELLA「GOURYELLA」1999年
●オランダはロッテルダム出身、当時一世風靡していたトランス貴公子 SYSTEM F ことDJ FERRY CORSTEN とやはり当時のダッチトランスの重鎮だった DJ TIESTO が合体して作ったユニット。一体 GOURYELLA って何語?なんて読むかも自信なかったが「グリエラ」って呼んでた。調べたらアボリジニーの言葉らしい。購入価格100円でーす。
●この曲に代表されるようなエピックトランスの醍醐味はダイナミックな曲展開。強靭でメカニックなビートに揺さぶられつつ壮大なシンセの展開に身を任せていると、唐突にブレイク/ノービート状態になり、そこからまたジワジワと荘厳なシンセフレーズが否応もなく爽快感と多幸感をあおり立て、さらに分厚いビートの襲来を誘い込む。友人は、これを「日の出がみえる」と表現した。アサ~!ビートの緩急とダイナミックな荘厳さで、ダンサーに絶頂を何度も味あわせる。それがトランスだ。
「VELFARRE - CYBER TRANCE 06 - BEST HIT TRANCE」
「VELFARRE - CYBER TRANCE 06 - BEST HIT TRANCE」2002年
●エイべックスのトランスコンピ「CYBER TRANCE」の一枚。これが上記 GOURYELLA のヒットシングル「LIGAYA」(←これも何語?)を一曲目に据えているので買ってしまった。480円。
エイベックスのダンス系コンピって、トランスに限らずパラパラでもユーロビートでもご存知の通り賞味期限が極端に短いので、曲名として記憶に留めるほどの印象を残さない。自然とタイトル数も増え、彼らの商売繁盛につながる。
●それでもVTRで振り返ってみると「ああ懐かしい、またコレ聴きたい」という曲が沢山でてきた。しかもミックスCDじゃなくて FULL LENGTH VER. や ORIGINAL EXTENDED VER. で聴きたい。GOURYELLA には他にも「TENSHI」(←おっ日本語!)という名曲があるし、SYSTEM F 名義でも「TOGETHER」「DANCE VALLEY THEME 2001」などのビッグアンセムがある。ちょっと探してみたくなったぞ!
 
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