自律神経失調症とのお付合い(その27)〜「吐き気/下痢」編
●今日も体調は最低だ。
●今朝は、ワイフが寝込んだ。ワイフは本来病弱なタイプで、ここしばらく頭痛や吐き気に悩まされていた。そして今日になって、朝の支度が出来なくなってしまった。
●そこで、幼稚園への送り出しだけでもボクがやろうと、さっと外出の準備をした。「今日はママが病気だ、みんなママに心配かけないように自分で準備しろ」とコドモたちに促したら、ヤツらもテキパキ動いて15分も早くセットアップした。よい子たちだ。
●自転車にコドモ二人を乗せて、幼稚園に到着したら全園児で一番乗りだった。「せんせー、おはようございまーす!」へえコイツら幼稚園じゃこんなデカイ声で挨拶するんだ、知らなかった。

●しかし9時前にこんな活発な作業は休職以来初めて。正直、前日のパニック発作が尾を引いていて気分が悪い。午前中は夫婦二人で寝込んでしまった。
●昼過ぎには前日から続いていたムカムカが、吐き気と下痢とという症状としてハッキリしてきた。午後に予約してた鍼灸治療も、駅まで向かった段階で吐き気に耐えられず断念。ホームからキャンセルの電話をした。くそ、アゴの震えも止まらなくなってきた。

●ハアハア言いながら家にたどり着いたら、息子ノマドが「あっ!パパがもうかえってきた! パパ〜! ノマドのくもんのしゅくだい、たしざんになったんだよ!」今まで数字の書き取りばかり、ノマドがずっと憧れてた足し算の勉強。ヤツ、本屋さんで売ってる足し算ドリルで自主錬までしてたからな。よほどうれしかったのだろう。「ノマド、さんすうスキになったよ!」よかったなノマド、どんどんお兄さんなコトに挑戦してるなあ。アタマなでなで。

●とかいいつつ、頭クラクラでベッドにそのまま倒れ込み、夕方まで爆睡。精神安定剤多めに飲んでやっと一息ついた。でもアゴは震えっぱなし。……消化器系に影響が出たのは、ボクの場合今回が初めてだ。しかし一般の自律神経失調症において、吐き気/下痢/便秘/消化不良はポピュラーな症状だ。
●明日は会社診療所でのカウンセリングだったが、これもキャンセルしよう。一体いつまで続くんだ、こんなありさまが。

●以前の「自律神経失調症とのお付合い」シリーズは下記の記事にまとめております。ご参考に。 ? http://unimogroove.blog4.fc2.com/blog-entry-223.html


こんな気分の時にはジャズを聴く。
●以前シモキタザワの VILLAGE VANGUARD で500円のCD投げ売り箱が出てて、そこでタップリ JAZZ を買っちゃったんだよね。VILLAGE は品揃えが個性的で面白いけど安くはない。これはいい機会と思い、5〜6枚は買ったかな。フツウなら一枚のお金で3枚以上買えるんだもん。感激。

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VARIOUS ARTISTS「THE LOST GROOVES - RARE AND PREVIOUSLY UNISSUED SLICES OF FUNK FROM THE VAULTS OF BLUE NOTE 67-70」1967〜70年
●今回は、まず5枚の BLUE NOTE コンピを買った。このレーベルの歴史と伝統と業績は巨大すぎて、はっきり言ってボクには手に負えない。レコード番号1500番台とか4000番台とかわからんし、そもそもそんな名盤評価がボクの趣味に合ってるかもわからん。カッコいいジャズもあれば、つまんないジャズもあるし。だからこのCDがいいイントロダクションになってくれるのを期待した。
●まず一枚目の紹介するのが、ファンク色の強いレアグルーヴのコンピ。アルバムタイトルに偽りなし、極上のジャズファンク。一曲目から SAM & DAVE の生きのいいカバーが炸裂。ファンクとしては硬質だが「踊れるジャズ」に仕上がっている。なぜ、こんな優れた演奏が、発表されずに埋もれてた事情とは何か? 英語のライナーノーツを一生懸命読む。

●1967年は、THE BEACH BOYS「PET SOUNDS」 THE BEATLES「SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND」が発表された年。ポップミュージック全体がこの超大作の激震に揺さぶられた瞬間だ。伝統的なジャズの神殿であった BLUE NOTE も新時代に対応すべく、当時最新の FUNK 要素を盛り込もうという機運が高まった。LOU DONALDSON「ALLIGATOR BOOGALOO」LEE MORGAN「THE SIDEWINDER」もそんな空気で制作された。
●しかし、そんな時代はあっという間に終わり、70年代のジャズ界は「フュージョン」の流れに飲まれていく。黒人臭を漂白して、都会的で耳触りをよくしたフュージョンミュージックが天下を取る。ミュージシャン達は二者択一を迫られた。伝統的ジャズに帰るかフュージョンをやるか。ジャズファンクは古くさい音楽になり忘れられてしまった。
●この不遇の音楽に再び光を当てたのが、80年代中盤のイギリスのDJたち。クラブで踊れるジャズを発掘する彼らの動き、「レアグルーヴ運動」が始まった。そしてアメリカのヒップホップ勢が、サンプルネタとしてジャズファンクを再評価し始めた。20年の時間差を経てようやく世間の評価がこれらの音楽に追いついたのだ。
●そして90年代。UKでアシッドジャズが盛り上がるにつれ、レアグルーヴの原盤は定価の10倍を超える高額に値付けされるようになる。そんな中、本家 BLUE NOTE は数々の再発や、新感覚コンピの編纂を始める。95年発売の本作もそんな流れにある一枚だ。

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VARIOUS ARTISTS「BLUE 'N' SOUL - HEAR IT THROUGH THE GRAPEVINE」1966〜76年
●タイトル通り、BLUE NOTE 音源でソウルの名曲をカバーしたものをコンパイル。BOOKER T & THE MG'S を爽快なラテンパーカッションでカバーした CANDIDO もスゴいし、BIG JOHN PATTON のオルガンファンクも熱い。BILLY PAUL「ME & MRS JONES」 RONNIE FOSTER がほろ苦くつま弾くのもイイ。でも STEVIE WONDER「AS」 GENE HARRIS が優雅に歌い上げるが一番最高。フツウにジャズ名盤ガイド読んでたら、こういう所に到達出来ないんよな。

Blue Testament: Blue Note Plays the Good Book Blue Testament: Blue Note Plays the Good Book
Various Artists (2000/04/03)
Blue Note

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VARIOUS ARTISTS「THE BLUE TESTAMENT - BLUE NOTE PLAYS THE GOOD BOOK」1955〜92年
●どうやらゴスペルの定番をジャズってるようです。聴けばストレートアヘッドなジャズだけど、曲タイトルがみんなゴスペルっぽい。「THE PREACHER」とか「PREACH BROTHER」とか「A BAPTIST BEAT」とか。収録プレイヤーは LOU DONALDSON、DONALD BYRD、HORACE SILVER などなど。カッコいいッス。

Lonesome & Blue: Blue Note Heads Way Out West Lonesome & Blue: Blue Note Heads Way Out West
Various Artists、The Three Sounds 他 (2002/07/22)
Blue Note

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VARIOUS ARTISTS「LONESOME AND BLUE - BLUE NOTE HEADS WAY OUT WEST」1962〜2002年
●今度は COUNTRY & WESTERN をジャズで演ってます。白人の音楽をジャズでやるとはどんなもんか。でも立派にジャズです。95年録音の CASSANDRA WILSON「I'M SO LONESOM I COULD CRY」が深く心に響く。彼女の低い声がカラダの芯を震わせる。彼女のCDをこれから探さないと。

Blue TV Blue TV
Various Artists (2006/03/06)
Blue Note

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VARIOUS ARTISTS「BLUE TV - BLUE NOTE TAKES A COMMERCIAL BREAK」1958〜93年
●さすが伝統の BLUE NOTE、一般向けの大ヒット曲、50年も前のモノから取り揃えております。BOBBY MCFERRIN「DON'T WORRY, BE HAPPY」の口笛フレーズは、「たけしの元気が出るテレビ」勇気を出して初めての告白コーナーで刷り込まれました(同世代の人みんな分かるはず)。彼のもう一つの収録曲「THINKIN' ABOUT YOUR BODY」がカッコいい!たった一人のスキャットだけで見事なグルーヴをうねり出す。クールだわ。
●最後に収録されているのが US3「CANTALOOP」HERBIE HANCOCK「CANTALOUPE ISLAND」をサンプルしたアシッドジャズ期のヒット曲。彼ら US3 BLUE NOTE から公式にレーベル全音源を自由にサンプルしてイイと許可されたアーティストだ。これ結構衝撃だった。当時のサンプリングは著作権無視のゲリラ行為だったから、これをレーベルが全面的に認めるのは大胆なコト。粋だねえ、と当時思った。
 
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