自律神経失調症とのお付合い(その29)~「職場復帰へ手応え」編
●約2ヶ月ぶりに会社へ行き、社内診療所のカウンセリングを受けた。
●いつも面倒を見てくれている看護師Nさん、開口一番「なんか元気になったわね! 顔色も良くなったし、目線もちゃんと上を向いている。良かったわ!」これはとてもウレシいコメントだ。確かにこの2週間コンディションは良くなってきているし、体調維持のコツも掴めてきている。その成果が客観的にハッキリ評価されるのは、回復への自信になる。よし!イケてるぞ!
「自分の生活リズムがいかに狂っていたか、それをどう制御すればいいのか、という感覚が、カラダとアタマの両方で理解できてきた気がします。これがコンディションを良くできている要因だと思います。ただし体力が大幅に落ちています。これはどこかで回復させなければなりませんが、まだプールやジム通いは負担が重すぎるので、現状維持だけを考えて、簡単な散歩とラジオ体操だけをやっています。」カウンセラーにテキパキ報告できる自分が気持ちイイ。
●カウンセラーも、順調な回復と評価してくれたらしい。このペースを崩さずに行ければ、1月後半には制限付きの勤務形態を条件に職場復帰もできるかも、という意見を引き出せた。年末、または年明けのカウンセリングで、復職プログラムを組み立てて、ちょっとづつ現場へ帰る段取りを考える運びになる。よっしゃ!
●自律神経失調症以外の病気にかかって復帰が遅れるのはバカバカしいと思い、インフルエンザの予防注射も受けた。
●ただし油断は禁物。いつだってスグに症状は逆戻りする。コンディションがコロコロ変わって、一喜一憂する思いは今までで散々味わってきた。ヌかるな。とにかく一月までこのカラダを慎重にオペレーションしろ。そして、本当の戦いは職場復帰してから始まる、と心得よ。

●以前の「自律神経失調症とのお付合い」シリーズは下記の記事にまとめております。ご参考に。
 http://unimogroove.blog4.fc2.com/blog-entry-223.html


●今日のBGMは80年代で。

THE THE「MIND BOMB」

THE THE「MIND BOMB」1989年
●ジャケからコッチを睨みつける、ややハゲ男、MATT JOHNSON。このバンド THE THE は、この男の強烈な存在感で成り立ってる。唸り上げるような深い声で、痛烈な政治的アジテーションを投げつける。宗教間の摩擦とそれによって引き起こされる戦争の悲劇を、真正面から歌い上げる。「もし本物のイエスキリストが今の世の中に再来したら、彼はCIAに撃ち殺されるだろう」「自分の名前を誰が乗っ取っているのか、キリストが知れば、彼は自分の心臓を掻き切って、墓の中に戻っていくだろう」確かにこの楽曲群は爆弾だ。ゾクリとさせる凄みがある。
THE SMITHS のギタリスト JOHNNY MARRスミス解散後、このバンドに合流する。スミスの音楽とはまるで違うこのバンドに、MARR は何を見たのだろう。MORRISSEY に匹敵するカリスマを MATTに見出したのか?
●この次にリリースするアルバム「DUSK」も個人的にはかなり聴き込んだ。地味だけどいいアーティストです。

TEARS FOR FEARS「THE SEEDS OF LOVE」

TEARS FOR FEARS「THE SEEDS OF LOVE」1989年
●85年に「SHOUT」「EVERYBODY WANTS TO RULE THE WORLD」などの世界的ヒットを放ったシンセ系ポップスユニット。そんな彼らが大きく音楽性を膨らまして、より生音志向、よりダイナミックな作風に進化した意欲作。ゆっくりと、そして優雅にきらびやかな絵巻物が展開していくかのような雰囲気が、プログレッシブロックすらも連想させる。8分強の大曲「BAD MAN'S SONG」がフェイバリットです。

GEORGE MICHAEL「FAITH」

GEORGE MICHAEL「FAITH」1987年
WHAM ! 解散直後のファーストソロ、まさかこのイケメンさんが、ゲイだなんて誰も知らなかった頃の大ヒット作。このアルバムで彼は、白人ソロシンガーとして初めてアメリカR&Bチャートの1位を獲得した。確かに聴けば聴くほど高性能な80年代ファンクと思い知る。「I WANT YOUR SEX」「FAITH」「MONKEY」など高度に洗練されたファンクですよ。
●80年代はブラックミュージックの位置づけが難しい。60年代~70年代前半のファンクに強く憧れるボクにとっては、70年代末のディスコブーム以降のファンクは僅かな例外を除いてスリリングさを失ってしまっている。ヒップホップはまだ未熟で、市場の中心を占めていたのは「ブラックコンテンポラリー」という名前でマーケティングされた耳馴染みのイイR&Bばかり。80年代に、本当の意味で80年代的ビート実験をしていたのは、PRINCEMICHAEL JACKSON くらいしか思いつかない。
●白人でありながらR&Bとして評価された本作は、確かに80年代的なファンクを見事に具現化させてる。スカスカしたチープなリズム組みでありながら、その軽さを逆手に取った躍動感を完全に掌握してる。「FAITH」なんて安いドラムマシーン&ベースとアコギ2コードだけで出来てる超シンプルな曲。でもそこに熱と粘りが残る。
●90年にリリースしたセカンドも好きだけど、そこではもうR&Bでもファンクでもない純粋なポップスになってる。本作は、このタイミングだからこそ成立した音楽なのでしょう。
 
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