自律神経失調症とのお付合い(その36)~「やっと会社に戻る日程決まる」編
●木曜日の朝、身支度を整えながら、自然とフンフンとハナウタを歌っている自分に気付いた。なんだかワクワクしてる。「次のステップに進む」単純にそんなことが素朴に楽しみだ。新しいナニかに立ち向かう時、いつもボクはそんなワクワクを感じている。

この日に、今年2回目の会社診療所カウンセリングに出向いた。
結果から先に言うと、やっと会社に戻る算段がついた。去年7月から半年以上が経過してやっと復社できる。ただし、様々な制限つきだ。

制限つき復職のルール。
●出勤開始は2月4日月曜日。
勤務時間は3時間だけ。午後1時30分から午後4時30分。遅刻厳禁、残業厳禁。これは通勤訓練で、会社まで来るチカラを確認する作業。
●位置づけはあくまで復職リハーサル。よって正式な勤務とは見なされない。休職以前の職場復帰はまだダメ。自分のデスクにも、スタッフルームにも近づいてはいけない。職場の人間とも積極的には接触してはならない。
ボクが向かうのは、会社診療所の事務室。そこの空いているデスクとPCで、社内の環境に馴染むのが目的。それ以上の業務はしない。時に診療所事務のお手伝いくらいはすることがあるらしい。そうでもしないとヒマすぎる。
●それでも、廊下などで様々な関係者と出会うのは免れない。コレをうまく処理するコトができるか確認するのも重要なポイント。
●2週間おきのカウンセリングは今後も続ける。状況の経過にあわせて、カウンセラー、心療内科の主治医と連携しつつ、勤務時間を徐々に伸ばしていく。フツウのサラリーマンと同じように、午前10時~午後6時の8時間勤務ができるようになるまで、診療所生活が続く。
●そこから先は、まだ謎! あわててもしょうがない。多分、8時間勤務回復まで、3月いっぱいまでかかりそうだ。元の職場までの完全復帰は一体何時の事やら。


診療所事務室にご挨拶。
●カウンセラーとのハナシが一区切りついてから、ボクは切り出した。「すいません、ぼくがお世話になる場所をみせてもらってもいいですか?」「そうねえ、じゃあいらっしゃい!」この一年に渡りボクを哀れなコドモのように甲斐甲斐しく面倒見てくれている、とっても世話焼きの看護師Nさんが、テキパキと案内してくれた。
●カウンセリングルームの奥の扉を開くと、こざっぱりとしたオフィスが現れた。そんなに広くないが、広い窓から明るい日差しが差してる。いくつかのPCやコピー機が置いてあるが、ここの常駐スタッフは看護師Nさん含めて三人。でもNさん自身はパタパタ色んな所に出歩いているからほとんどこの席には座ってない。残りの保健師さん二人がこの部屋の主だった住人という。Nさんは「あの人が○○の××さん、この人が△△の□□さん、よろしくね」ああ、そんなに早く紹介されても、名前覚えられないよ…。「あの、すんません、2月からお世話になります」そうとしか言えないっす。
●事務室のスタッフの方々は、ボクみたいに壊れてしまった人間には馴れッコらしい。壊れた人間がココでリハーサルを積んでゆっくり職場復帰をしていくのは全社的慣例で、多くの人間がココを通過していった。Nさん曰く「みんな全部分かってるから大丈夫よ。テキトーにアナタを使ってくれるわよ」。お手柔らかにお願いします。
●ボク「あの、今もボクみたいな人が他にもいたりするんですか?」カウンセラーのセンセイが口を挟んだ。「うーん、今はいない。でも、これから来るかも。でもそれはナイショ」ああ、そうですか。守秘義務ってヤツ。でも2人も壊れかけがいたらウゼエだろうな。
●とにかく、ボクはこれから、この診療所事務室と言う名の「座敷牢」に閉じ込められるというわけだ。「シェルター」といってもいい。ボクのカラダに異常が再発しても安心できる環境ということだ。そんでボクの新しい冒険はココから始まる。


今日は心療内科の診察があった。
●大ショックな事実が一つ判明。先生「そろそろオハナシしないといけないと思ってたんですが…、あのワタシ、2月イッパイでコチラの病院を辞める事になりました」えーっ!マジすか!? 聞く所によると、女医であるこのY先生、第二子妊娠でお休みに入るとのこと。実はコッチのクリニックはバイト的勤務で本来は全然別の病院の所属。本来の病院では産休扱いにするけど、子供の面倒も考えてバイトのクリニックは辞職するとの事。おお、去年2月から一年間ズーッとお世話になってたこの先生、いなくなってしまうのはとっても不安だよ~。
●先生「unimoさんが会社に戻るこのタイミングに主治医が交替というのはホントに申し訳ないんですけど…」ボクは年齢も近いこの女医さんのホンワカした癒し系オーラにかなり助けられてた。出来れば最後まで面倒見てもらえたらと思ってたけど…、でも赤ちゃん生まれるんじゃあ、しょうがないもんな…。今後の引き継ぎはキチンとやってくれると約束はしてくれたが、一個だけ注文をした。
●ボク「あの、ボクは、心療内科ってモンにお世話になるのが今回が初めてなわけでして、だからセンセイ以外のお医者さんも知らないんですよね。ただセンセイとのイメージが強いのかもしれないんですけど、直感的に感じるのは、オンナの先生の方がノビノビとハナシができるんです。男性だとどうしてもオトコ同士として張り合ってしまう感じがあって…。できれば後任も女性の先生にしてもらえませんか」男と女と比べると、どうしても微妙に雰囲気が変わってしまう。男性が相手だと、ボクは自分の不安を隠してしまうのだ。
●元から基本的に安請け合い系で、頼まれたら「お安い御用」と言ってしまうボクは、男性が相手だと安易に「もう大丈夫っすよ」とか言っちゃう。言わないと「負け」のような気分になるから、明るく振る舞って笑い飛ばしちゃう。だから会社も友人も、コイツのドコがおかしいんだ、と思ってる人はスゴく多いと思う。見た目では完全に平気と振る舞ってしまう。本当にボクが崩壊してる現場を知ってるのはワイフだけだから。先生「それはわかります。会社こそ男性社会ですから。女性の方が細かいお話をしやすいとハッキリ感じてらっしゃるなら、そうしましょう」ありがとうございます。


健康状態は、比較的良好。右肩、背中の痛みだけがどうしてもぬぐい去れないが、反対に言えば身体的苦痛はそこだけだ。対策もわかってる。鍼灸治療と朝の半身浴、ラジオ体操と蒸気パワーの温湿布で患部を温めればいい。
体力の低下はなお著しいが、散歩の距離は少しづつ伸ばせるようになってきた。今週は、電車で国立まで遠征した。これは電車移動ではココ半年での最長不倒距離、K点越えだ。結婚式を挙げる同僚への贈り物を入手するのが目的。1950年代のファイヤーキングの食器を選んだ。デッドストックのファイヤーキングで、ココ以上の美品を扱ってる専門店を首都圏近辺でボクは知らない。
最近は耳鳴りが気になる。でも以前も感じていたがそれどころじゃなかった状況が終わり、小さな問題が目立ってきただけのような気がする。
睡眠だけが不安定だ。決まった時間に就寝/起床する習慣作りをしたいと思っているが、思うように調整できない。どうしても夜中3~4時に目を覚ましてしまう。そこから二度寝をすると今度は9時過ぎまで起きられない。ボクはコドモと一緒に7時に起きたいのに!
あとは、連日の悪夢だ。前は夢なんか全く見なかった。夢を見るほどの睡眠時間がなかったからね。今は中途半端に寝る時間が伸びたから、イヤな夢を見まくる。殺し合い、怒鳴り合い、恐怖と憎悪、負の感情が爆発するタイプの夢で、金縛りまでセットでついてくる。目覚めは極悪。先生「怒りの感情が隠れてるんですね…」あ、なんか心理学っぽい、そのフレーズ!


そしてコドモたち。
●パパ、2月から会社に行くコトにしたよ。ちょっとづつ元気になってきたからね。ヒヨコは明るく笑って歓迎してくれた。ノマドはちょっぴり残念そう。「大丈夫だよ、しばらくはノマドの晩ゴハンの時間には帰ってくるから、将棋だって本読むのだって一緒にできるから」だから今日も一緒に将棋を差した。「ノマド、今日は、将棋のお城の組み方を勉強しよう。この表に三つのお城が書いてある。穴熊囲い、美濃囲い、矢倉囲いだ。穴熊の組み方覚えようぜ」


●以前の「自律神経失調症とのお付合い」シリーズは下記の記事にまとめております。ご参考に。
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