今朝の悪夢はトビキリの傑作で、気分は最悪だった。
●いつものようにPCに向かって座っている自分。突然PCの画面から飛び出すダイオウイカの触手。無数の触手が顔カラダに絡み付いて息が出来ない。這いつくばって逃げるボク。イカの触手に足を掴まれて動けない。必死で廊下まで這い出して、ワイフの名前を何度も何度も叫ぶ。寝室で寝ているはずのワイフの名を叫ぶ。無数の雑然としたイメージが高速回転でアタマの中に注ぎ込まれる。マンガや映画の断片が1/10秒単位のスピードで紙芝居のようにパラパラ入れ替わり、アタマが破裂しそうになる。もれなく金縛りもオマケ付き。イカだけにマジイカレてる。
●朝、超最低な気分で朝食のテーブルにつくと、ワイフ「昨日はウルサかったわね~。スゴいうめき声だったわよ」そうだよ、アンタの名前を叫んでたんだ。「確かに言ってたけど、でもさ、ワタシもどうしようもナイじゃん。寝てるんだし。いわゆる寝言だし」金縛りだぜ。「外からは寝てるだけにしか見えないもん」ああ、ホントに最低だ。最近は悪夢も金縛りも連発だよ。いい加減慣れてもきたけど。

●ま、それはそれでおいといて。

●自律神経失調症とのお付合い(その39)~「病気発症から休職までの記録」編
●昨日の記事で予告したように、ボクがいかに自律神経失調症を発症し、休職に至ったかを、説明しようと思います。
●どのようにその過程を説明するか。それはボクの過去ログを見返してそこに書き込まれている小さなボヤキを整理する手法をとることにします。本来、音楽趣味の話題だけを扱ってきたこのブログ、でも丹念に読み直すと一行単位で業務の激しさに対するボヤキが混じっています。これを引用し繋ぎ合わせるだけで病状の進行を把握する事が出来ると思います。
●ボクはその再録引用(多少の加筆修正あり)を時系列で列挙し、最低限の注釈を付け加えます。では行きましょう。


時は2006年。一昨年の2月。このタイミングでボクは職場の中で立場がワンランク上がり、意気揚々としてその新しい仕事に取り組もうとしていた。やる気は満々だったのだ。しかし…。


2006年2月の日記から抜粋。
●今週から毎朝週5回3時30分出勤という生活が始まってます。で早く帰れるかというと決してそんなことはなく、今日も帰宅は夜9時30分。連続3時間以上寝られない。一応フトンに寝られることだけは確かに助かるが…。会社のデスクで仮眠すると腰を痛めるからね。ホント今後どうやって行こうか…。
●昨日から今日まで40時間連続稼働。昨日の朝3時出勤からそのまま深夜1時までノンストップで仕事して、で家に帰るのがバカバカしくなって、新橋のサウナで一風呂浴びてまた朝3時から働く。ちんたら残業していると次の1日が始まってしまう。新しい仕事のリズムがつかめない。いつ営業終了して家に帰ればいいのか。意地と根性とテンションだけ。どこに向かっているのか全然わからない。

2006年3月の日記から抜粋。
●一週間一回も起きてるコドモの顔を見ませんでした。ホントくたびれすきて、休日の今日は全く機能しない泥人形に。ただのダメ人間です。
●仕事上の食事の約束が多くて睡眠時間が激減。お付合いの席では「あと3時間で出勤時間になる」とか思っててもなかなか口には出せない。で、3日間連続で寝ずの飲食をしてたらキョーレツな睡魔に襲われる。終電で家に帰った記憶が途切れ途切れで気づいたらリビングの床の上に倒れてた。免許書の入ったパスケースまでなくした。一滴も酒を飲まずして泥酔してるかの状態。

2006年4月の日記から抜粋。
●猛烈に具合が悪くて、会社を早退して家で寝る。貧血なのかめまいがする。だるい。疲れてるなあ。

2006年6月の日記から抜粋。
●今週は、夜遅くまで仕事がらみの食事が多い。月曜日は新橋で寿司。水曜日は青山でフルコースメニュー。そして今日は白金台で焼肉。夜の会食は睡眠時間にも影響する。昨日は家に帰ったのが午前1時で、出勤時間が午前3時。眠れたのは1時間弱。むーこれはカラダにこたえるわ。
頭痛が止まない。左目の周りがピキピキキてます。肩もバキバキ。ということで新橋のタイ式マッサージ屋へ行く。

2006年7月の日記から抜粋。
●今週はぜんそく発作気味でホント苦しい。ケミカルめいっぱいほおばって、健康をつなぎ止めてる感じ。頭痛も止まらない。肩から左目にかけて極端な緊張。キーボード打つ指も心なしかプルプルしているのは、ぜんそくからくる酸素不足なのか、腕の筋肉がピキピキに緊張しているためなのか。金曜日もよっぽど会社を休もうかと思ったが、この5年間お世話になったボスが異動してしまう最終日なので、根性ふりしぼって出勤する。ぜんそく&頭痛をこらえながら会議&打合せをこなしきって、診療所で点滴を打つ。気づけば寝汗びっしょり。

2006年8月の日記から抜粋。
●クソみたいに忙しい。こなすべき仕事量が本格的にキャパオーバーしてもう臨界点を迎えつつある。ドキドキしてきて死にそうになる。つーか軽くパニック症候群ぽくなってくる。
●仕事の中身がとてもスリリング。9月以降への改革方針作りとその発表&人事、極秘作業で脳みそを使うのは非常に疲れる。新プランにはアタマをしぼったそれなりの根拠と勝算があるが、あくまで現場の今以上の頑張りが前提だ。ギリギリのシフトで動いているスタッフたちに、新しい負担が背負えるのか。ノドから心臓が出て来るような気分になる。
●最近は、週末から週末までの平日5日間を、25メートル息継ぎナシで潜りきるような気持ちで過ごしてる。朝3時に出勤、帰宅は夜9時。子供の頃「ナポレオンは3時間しか寝なかった」と聞いてスゴいなと思ってたが、睡眠時間だけなら今の僕はナポレオン級だ。夜明け前に会社に入って、夜が更けるまで会社を一歩もでない。太陽とか夏の気温とかは全く感じません。
●8月最終週、ワイフとコドモたちは、ジジババと共に館山に遊びに行った。ボクも先発した彼らを追って、土曜朝の特急に乗る予定だったのだが、クタクタでカラダが動かない。乳酸で手足が重たい。めまいが止まらない。先週の土日稼働が予想以上にカラダにコタえてる。明日日曜日も徹夜仕事を控えてることも考えると、かなりブルーな気持ちになる。結局夕方になっても回復しないので、館山行きを断念する。自己嫌悪で死にたくなる。


2006年10月から既存の仕事に加えて新プロジェクトの立ち上げに参加することになった。準備期間の9月もドタバタだ。プロジェクト参加の前フリをされた時は「キツいけど、気合いでなんとかなるだろ!」という気持ちだった。しかし、イザ仕事が始まってみるとホントにキツかったのだ。


2006年9月の日記から抜粋。
●今週は激務で一日一時間睡眠が連発。雑事に振り回されてドタバタ。10月アタマに向けての大きな宿題締切りが実は目前で愕然。休みの日は現実逃避でただひたすら寝る。そんな時のボクはワイフから見ると、無言で虚脱してて、全く言葉の通じない魂の抜け殻になってるらしい。「今日もロボットみたいになってるね」

2006年10月の日記から抜粋。
一日20時間も働くような日が続くとさすがにカラダにコタえる。新しいプロジェクトが本格稼働してホントに忙しい。そこで知りあう新しいチームのメンバーは、ボクが今までしてた仕事とはまるで違う畑の人々で、その一流の仕事ぶりに日々スゴく刺激をもらっている。
●ただ一点だけツライのはこの人達の仕事リズムが思いっきり夜型だってこと。普通に打合せ開始時間が21時とか22時とか23時だったりする。従来のボクの勤務シフトはこれまた常識はずれの朝3時出勤なので、両方こなすとホントに家に帰れない。布団で眠れない。食生活も乱れてまた体重が増えてきた。下痢と頭痛が止まらない。脳ミソに血が回らなくてめまいがする。アタマがおかしくなりそうだ。そしてこの先の土日も仕事が入って休めそうにない。貴重な休日はただひたすら眠る。

2006年11月の日記から抜粋。
●新しく抱えた仕事が本格化して、10月はホント忙しかった。総労働時間は380時間を超えて、ここ10年の最高記録を達成。会社に20時間いることも珍しくなくなった。家に帰れない時はサウナで寝たり、デスクで寝たり。フトンで寝るのはいいね。腰を痛めないから。家に帰っても休める時間は3時間ばかり。そんな日は酒を飲んでる訳でもないのに記憶が途切れてる。風呂に入った覚えがないのに、誰かがお湯を抜いてシャワーを浴びた痕跡が残ってるというありさま。

2006年12月の日記から抜粋。
3日間家に帰れなかった。赤坂アークヒルズとか太田区の流通センターとか浦安とか歌舞伎町とか麹町とかをさまよって過ごした。多摩センターでの仕事はとうとうすっぽかした。もうクタクタだ。
●年末最終週までよく働いたわ。24日に家でクリスマスのお祝いして、そのまま昨日の30日までコドモと顔を合わせることがなかった。サンタに何をもらったのかすらも話が出来なかった。一週間ぶっ通しで、夜23時過ぎ帰宅~朝3時出勤を繰り返した。さすがにズタボロで、へんな音の咳が止まらない。風邪をこじらせて気管支炎を起こしているようだ。


2007年年明け。とうとうカラダが動かなくなった。仕事始めは1月4日だったはずだが、すぐに早退。そこから一週間単位で休みを取るようになる。ただしボクはまだ自分の病気が、自律神経失調症という自覚はなく、過労と持病の気管支ぜんそくだと信じ切っていた。


2007年1月の日記から抜粋。
私は今週会社を休んでいます。ノロウィルスとおぼしき下痢症状と発熱、それに加えて年末から調子が悪かったぜんそく発作が重なってダウン。ぜんそく以外は大分落ち着いたのだが、ノロが故に二次感染の恐れで会社に出られない。フトンで寝てても悪夢しか観ないし、仕事はたまってるだろうし、ホント気が滅入る。
●年末から引きずっている喘息発作のおかげでカラダが弱り切っているので、週末の仕事も全部すっぽかしている。咳は止まらないしダルくて気分が悪い。とにかく今は極力活動をセーブして、体力を取り戻すしかない。今まではアクセルベタ踏みで取り組んだ仕事も、手加減してやってます。悔しいがホントにカラダがついてこない。
年明けてから二回目のドクターストップ。今度は一週間会社を休んで自宅療養をしろとのこと。年末から引っ張っているぜんそく発作が収まらない。黙っていれば大丈夫なのだが、声を出したりしゃべったりするとこっぴどく咳が出る。会議でひとしきり発言すればすぐに呼吸が苦しくなる。おまけに気管支炎症を止めるステロイド剤が超強力で、カラダはダルいしアタマも働かない。最悪。仕事全部をストップさせてひたすら自宅でおとなしく過ごすしかない。
●相変わらず体調がよくならない。血液検査では新たに尿酸値が高いことが判明。またクスリが増えた。あと中性脂肪が高いとか。肝臓関係も相変わらずよくない。
●ぜんそく改善せず。病院では「全然よくなってませんね」。気管支の細いトコロまで炎症が進んでうまく呼吸が出来てない。血中の酸素濃度が低下してて心拍数も上がってる。すでに一週間会社を休んでいるのに、もう一週間自宅療養をしろと。いい加減ホントにマズいぞ。イライラだけが募る。またまた新しいクスリが登場。一体どうなっちゃうのか?

2007年2月の日記から抜粋。
●ぜんそく全然よくならず、さらに一週間の自宅療養。さすがに仕事が滞る、ヤバい!ということで昨日はコソコソ会社に行ってしまった。はずせない打合せをこなし、当座の引継ぎもすました。しかし相変わらずヒソヒソ声しかでないし酸素が足らなくて指に力が入らなくなってる。しんどい。メインフロアでは物陰に隠れてたつもりだったが、結局上司に見つかって怒られた。
●今日は、呼吸器専門のクリニックに行った。やっと回復に向かいつつあるという状況だという。しっかり一時間点滴を打ち、リン酸コデイン(これも強力すぎるんだよな…)というクスリをもらってきた。早く健康を取り戻したいものだ。
●今日も病院。血中の酸素含有量も回復、肺機能もボチボチとのこと。条件付きで仕事に復帰してもよいとの診断。ただし一週間はならし運転ということで、3時間程度の勤務しかしちゃダメ。とにかくやっと社会復帰できる…。
●ぜんそく自宅療養から復帰し会社に頑張って出勤してます。まずは3時間程度の勤務で、っていわれてるのになんだかんだで9時間くらい仕事しちゃってる。セーブせにゃアカンと分かりながらもこの始末。ゆっくりゆっくり。
●幼稚園の発表会の後、家で会議資料を作っていると頭痛がしてくる…。ちょっと身体を動かすだけでぐったり疲れてしまう。どうしても本調子が取り戻せない。


年明け2度の休職。これを経てボクはやっと事の重大さに気付く。医者から初めて「自律神経失調症」と診断される。そして精神安定剤の服用を始めるのだ。バカげた長時間労働を短縮するためにアレコレ工夫を始める。しかし、周囲には「自律神経失調症」であるコトを隠し、ブログでも直接的表現は極力避けている。


2007年2月の日記から抜粋。続き。
自律神経が失調気味なのか、身体がヒドく疲れやすく具合が悪い。どうしてもコンディションが取り戻せない。まだ完全復帰にはずいぶん時間がかかりそうだ。
●普通のサラリーマンと同じ時間で勤務してます。残業は禁止、早朝勤務シフトも禁止。実際、夕方にはアタマがクラクラしてきて仕事できません。体力が全然回復してない。自律神経の調子もおかしい。しかしワイフによると「元々からおかしいと思ってたわよ」。
●昨日、おとといは最低だった体調、今日はかなりいいカンジの所まで持ち直した。それなりに最低限の打合せをこなすことが出来、止まってたプロジェクトもボチボチ進行した。でも8時間過ぎると頭痛が起きそうになってくるので、残業はやっぱりまだ無理だ。職場のチーム全員が調子悪そうで、病気気味のスタッフがかわいそう。お祓いが必要なのか、空気清浄機が必要なのか?


2007年3月。精神安定剤と平行して鍼灸治療を始める。肩コリ、背中の痛みなど、全身の筋肉が痛み出した。針灸師の先生は一瞬で「自律神経失調症」と見抜いた。


2007年3月の日記から抜粋。
●昨日も鍼灸治療へ。今回は肩、首、背中、腰まわりにとどまらず、顔面、頭、腕、手首、足の指の付け根と攻撃ポイントが広範囲に拡大。首の付け根への電撃はホントしんどくて、額に脂汗がダラダラとにじんでくる。なのに先生「あら汗かいてるわね、ちょっと暑いかしら」と空調を確認。
●夕方は、毎週の習慣となった鍼灸治療。ああ今日も強烈だった。ていうかどんどん刺激がエスカレートしていく。今回初めてお灸が出てきた。腰と左手への一撃(&電流)はホントに強烈で思わずうめき声が出る。そして画鋲のような鍼がバンソウコウと共に4カ所現在も刺しっぱなしになっている。
●施術終了時先生はいつも「さあスッキリしたでしょ」と言うのだが、いつも激しい虚脱でグウの音もでない。今日もあまりの虚脱で、鍼灸院で着替えさせられるトレパンをそのままジーパンの下にはいたまま家まで帰ってきてしまった。次回どんな顔してこのトレパンを返却したらよいのだろう。
●病気は確実に良くなってきてる気がするけど、完全復帰はまだちょっと時間が必要だ。神経のテンションを調節できない。まクスリ飲んでるかぎり見た目は普通にふるまえるけど、深夜~朝までの食事や飲み会はキツいな。元から体力ないので無理がきかない。早く治して周囲を安心させないと人事異動させられちまう。

2007年4月の日記から抜粋。
朝、目を覚ましたら声が全く出なくなってた。またノドやっちゃった。ふう。ホントは会社に電話かけて確認したい事があるんだけど、コミュニケーションが100%無理。
ノドにポリープの赤ん坊みたいなモンが出来た。…ゲンナリ。週末声が出なくなってノドに違和感が残ってたので病院に行った。するといきなり耳鼻科に案内され、鼻の穴に内視鏡をブチこまれ、モニターで自分のヒクヒク動くノド内部を見せつけられ、静止画で声帯の解説をされた。その結果がコレだ。
「ココが白くなってるでしょ。これがノドの違和感の元。こういうのを放っとくと、咽頭ガンとかになるのよ。」…女医先生、初対面なのにフランクすぎますね。「沈黙療法。とにかくしゃべんないで黙ってなさい」えー!しゃべるなって!仕事になんないじゃん。めんどくさい!
●昨日は、声が出なくて会社を休んだ。ふう。今日も午後出勤夕方帰り。ゲンナリする。仕事にカラダが追いつかない、気持ちだけが焦る。くそ。悔しい。ただしひとつ気づいた事がある。声は出なくても、口笛は吹ける。口笛か…。気楽に行くしかないな。
●1月に体調を壊して以来ほとんどこなせていなかった、早朝出勤シフトに不定期ながら復帰しつつある。レギュラー週5日は無理だが今週は既に2回出勤できた。遅々と歩みは遅いが回復はしている。これも鍼灸治療とクスリのおかげである。しかし相変わらずストレス要因はタップリで、仕事でのトラブル、納得のいかない事、ハラの立つ事、自分の力量が追いつかない事に、ジリジリさせられてる。


今振り返れば自爆行為だが、ボクは早朝出勤を復活させようとしていた。それでも朝3時出勤ではなく、6時出勤とソフトにしたつもりだった。そして5月。初めて心療内科に行く。今までは内科で精神安定剤を処方してもらってた。ここからは、本職に頼っていく事となる。


2007年5月の日記から抜粋。
●どうしようもなくカラダの調子が悪いっす。なので早朝シフトを休んでいるのだけど、でも自然と目は覚めてしまう。具合は悪いが眠れない。本当にクタビレている。また本格的に病院に行くしかないか…。
●具合がモーレツに悪い。また会社を休んでしまった。タダの風邪か過労か、持病の復活か。多分その両方のような気がする…。名古屋~神戸出張以降調子が悪かったのが、今週土曜日の休日出勤でトドメをさされた。午前11時に始まった会議が夜の12時まで続いたのである。これで具合が悪くなった。明日また新しい病院に行ってみる。今お世話になっている先生の紹介である。
●カラダがボロボロ。昨日、また会社を休んでしまった…。新しく飲み始めたクスリが合わなかったのか、悪寒と震え、激しい虚脱と筋肉の緊張。かかりつけの病院で点滴を受けて、このクスリの効果を洗い流してもらった。今日もいつもの鍼灸院でハリ治療。「なんでこんなになるまで放っておくの…」と先生もあきれ顔。思うように自分のカラダが動かない。
仕事を変えない限り、病気は絶対よくならないと、何人もの医者に言われている。少なくとも、仕事の仕方を変えなくてはならない。どうしたらいいのか、正解はまだ見つからないが…。

2007年6月の日記から抜粋。
●夕方、病院へ。「unimoさんの病気はクスリではもうよくならないんですよ。もう仕事の仕方を変えましょ。際限なく仕事にのめり込むタイプでしょうけど、メリハリつけましょ。」
●具合が悪くて会社を早退。週末しっかり休んだはずなのに、疲労と虚脱感、悪寒と震えが治まらない。一体どうしたらいいのか? いつもの病院へ行ってクスリを多めにもらったら、薬局での支払いが8000円!ボクはカラダを壊してから外食も飲み会もめっきり減らしたが、同じだけの医療費を使ってしまってる。
●テレビで映画を見た。「県庁の星」。民間との人事交流でスーパーに出向してきた県庁のエリート。しっかりもののパートリーダーと衝突しながら、いつしか役人根性を捨てスーパー再生のために尽力することに。ふと気付くと、寝てるはずの息子ノマドがボクのそばでテレビを見てた。「どうだノマド、みんな一生懸命お仕事してるだろ。ノマドも大きくなったら、お仕事一生懸命やるんだぞ」
「でもね、パパのおしごとがいちばんたいへんなんだよ」ノマドは一言だけ答えて、ストストとベッドに戻って行った。……そうか、コドモにも伝わってるんだな、自分の父親が仕事に対して全く余裕がないことが。病気になる前は早朝から深夜まで働き通しで、一週間に一度程度しかコドモと顔を合わせない。病気になった今では、休みの日でもボロボロでろくに遊んでやってもない。ヒヨコも今晩寝る前に一言。「パパ、はやくびょうきよくなってね。おやすみー!」ヒヨコも空気を読み取る。ことさら病気の話なんてしたこともないのに。
●今日また会社を休んでしまった。どんなにクスリを飲んでも良くならない。むしろ悪くなっているような気がする。でも仕方がない。3人の医者から「今の仕事を続ける限り、この病気は絶対良くならない」とハッキリ言われているのだから。この前もハッキリ言われた。「このままだともっとヒドい病気(うつ病)になります。」色々な本を読んで自分の病気について勉強も始めた。別に命に関わるような病気じゃないが、治療に数年かかっても不思議じゃないとわかった。とにかく、病気をごまかし続けるしかない。…体調が悪いと思考も悪い方向へ流れてく。
●ボクは相変わらず体調不良。今のボクは、自分が眠いのか眠くないのか、自分が空腹なのか満腹なのか、暑いのか寒いのか、実は分からなくなってる。これが神経が壊れるということなのか。


この頃には、ボクは信用できる上司や後輩に自分の病状を説明し、積極的に自分の仕事を分散する事に必死だった。いつブッ倒れてしまうかホントに自信がなかったからだ。そして7月第一週。ボクはギブアップした。上司に「お休みを下さい」と告げた。

●これがボクが崩壊に至るまでの全過程。人間の壊れ方サンプルその1です。それから7ヶ月以上が過ぎ、ボクはずっと休み続けている。コレ以降のお話は既にまとめてあるのでご参照下さい。

●あと、もう一つだけ。ボクはこのシリーズを「自律神経失調症とのお付合い」と名付けています。病気を克服とか、完治とか、回復とか、そういう言葉でなく、「お付き合い」と表現してます。なぜでしょう?
大ざっぱな意味で、この病気は治りません。程度の善し悪しあれど、根治は無理。だから病気とどう「お付き合い」するかを考えているのです。ボクは確かに一日20時間以上バリバリ働いていた。辛かった事も楽しかった事もあった。でももうあんな事はできません。あんな自滅的で無謀な働き方をしていた事自体が病気だからです。だから、そういう意味でボクは自分のカラダを以前の激務モードに戻す事など最初っから考えていないのです。その意味でこの病気を治すつもりはありません。この病気を前提に新しいライフスタイルを模索するのです。
●これは新しいチャレンジです。自律神経失調症を自分の個性として捉えて、その身の丈に応じた暮らしを探す冒険です。過去の自分と現在を比較して嘆くより、より前向きで価値があると思います。ま、この先どんな事が待ってるかは全然わかりませんですけど。

●以前の「自律神経失調症とのお付合い」シリーズは下記の記事にまとめております。ご参考に。
 http://unimogroove.blog4.fc2.com/blog-entry-223.html


●娘ヒヨコがへんなウタを歌ってる。「おおだいこーと こだいこー どっちがつーよいのー?」ヒヨコ、なにそれ、ヒヨコが考えたのか?「うん」結局コドモが一番ボクを癒してくれる。

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