娘ヒヨコ5歳は、工作が好き。

ひよこの折り紙ポッケ

●ヒヨコはハサミやテープで工作を作るのがダイスキ。幼稚園からもらってくる児童雑誌の紙工作も1人でチョキチョキ作業して動物とかお花とか勝手に作ってる。折り紙もダイスキ。別に込み入ったモノが作れる訳じゃないが、ノマドよりも丁寧に、そしてカラフルにモノを作るコトが出来る。画像は、ちっこいお財布を折り紙で大量生産してるトコロ。「カワイいポッケができるの!」

●そんなヒヨコに一冊の本を買ってみた。

TSUMORI CHISATO「KAWAII」

TSUMORI CHISATO「KAWAII」
●80年代から第一線で活躍するデザイナー TSUMORI CHISATO さんのデザインスケッチを集めた画集。色鉛筆でサラサラと描かれた、可愛らしい三編みの女の子や人魚姫、イヌイットの少女が絶対ヒヨコ好みと思った。案の定「カワイいー!ステキー!」と興奮してくれました。模写にもトライしてた。最後までやりきれなかったけど。ボクも乙女チック満載の夢世界に浸って気持ちイイ。この人、もう結構な年齢でしょうに、この乙女チカラはエバーグリーンだわ。
●サラサラっと軽く描かれた女の子たちの着てる服が、実際の服になるのかな~と思ってたら大間違いだった。サラサラっと描かれた女の子たち自体が、そのまま刺繍の原画として生地に縫い込まれるのだという。女の子を取り巻くお花や葉っぱ、キノコや星までもがそのままテキスタイルとしてプリントされちゃう。コリャスンゲえ派手で乙女チック過ぎる服になるのではないでしょーか。ビックリ。
●ワイフに聞く。「TSUMORI CHISATO の服って一体どんな人がどんな風に着るの?」ワイフ「結構フシギちゃん風になっちゃうかも。でも浴衣はカワイいから欲しいかも」浴衣!それは粋だね。
●将来はモデルさんかデザイナーさんになりたいというヒヨコ。それがもし無理でも TSUMORI CHISATO が着こなせる女の子になって欲しいな。


●アートはココロを癒す。自分のためにもアート本を眺める。

雑誌「PRINTS21」2008春号/特集:山口晃

●雑誌「PRINTS21」2008春号/特集:山口晃
●この作家さん気になっておりました。大和絵の絵巻物のような古典表現の手法を借りて、江戸風俗と現代習俗をハイブリット化する手腕。甲冑に身を包む武者がまたがるは半分馬/半分バイクのサイボーグ。大俯瞰から見下ろす街並は、現代都市と近世江戸の合体ヴァージョン。しかも描き込みがスゴい。その細かい筆致は、大友克洋が描いた「AKIRA」の荒廃した大東京帝国を連想してしまった。江戸~東京~サイバーパンク、過去現代未来まで貫通する迫力。
●日本の古典美術の解釈が、和柄ブームや和彫タトゥーと近い所でリンクしてると予想していたので、作家さん本人は絶対ヤンキーだと思ってた。でもインタビューを読むとそのイメージは大きく裏切られ、真面目で控えめな職人気質を感じました。ホントに画が好きな人。マンガ家で言うと寺田克也さんとも通じる感覚。なんかイイ人。

会田誠「MONUMENT FOR NOTHING」

会田誠「MONUMENT FOR NOTHING」
●この人も日本画の手法を作風に取り入れた現代作家さんですが、邪道非道反則技の連発。凶悪な悪ふざけが最高でいつも大爆笑させてもらってます。この人の存在を知ったのはもう十数年前、大学生の頃です。村上隆、奈良美智、小沢剛、大竹伸朗などが登場し、90年代日本の現代美術がガンガン熱くなる時、異様な存在感を放って登場したという印象を覚えています。
キングギドラにレイプされる科学特捜隊フジ子隊員とか、宇宙空間を漂う巨大なウンコとか、切腹して臓物をブチ撒く女子高生とか、フィギュア大のカワイイ女の子を天ぷらにして食べるとか、中学生の妄想に怨念を宿らせてミュータント化させたようなバカバカしさが最高。そんな彼の作品がドッサリ一冊の本にまとめられたのだから買わずにはいられない。
●ボクは大学生の頃、仲間を集めてバカTシャツを作って売るというサークルを組織してました。コンセプトは「着れるもんなら着てみろ」。そんくらいバカげた題材をセッセとTシャツにプリントしてました。一番の思い出はオウム真理教の指名手配写真。地下鉄の壁から剥がして盗み、それをTシャツにプリント。フリマのノリで道端で売ってたら、知らない人にマジ顔で説教されました。そんな活動は、実は会田誠のアナーキーな作品からインスパイアされていたというコトを、十数年経て初めてカミングアウトします。

佐藤雅彦「Fが通過します」

佐藤雅彦「Fが通過します」
ダンゴ三兄弟からピタゴラスイッチまで、不思議なクリエイティブをコンスタントに量産し続ける天才、佐藤雅彦慶大教授のヘンテコ本です。だって、幅2センチ、長さ21センチ。すんごく細長い。本としてこんな版型あり得ないでしょ。で、この細長い空間で、ハッと言わせるアイディアの断片をピカッと花開かせる。意味ないっちゃー意味ないし、しょーもないちゃーしょーもない。でも知性の光がキラキラっとして、それがコチラ読み手の脳ミソとフィットするととても気持ちよくなる。これ見てると、ホーッとか、ああ~なるほど~とか、1人でつぶやいたりしてしまいます。

MELISSA PAINTER  DAVID WEISMAN「EDIE - GIRL ON FIRE」

MELISSA PAINTER & DAVID WEISMAN「EDIE - GIRL ON FIRE」
●渋谷のある本屋さんが閉店セールで投げ打ってた洋書を購入。70%オフだったから超おトク。この本の主人公は、EDIE SEDGWICK。ポップアートの巨匠 ANDY WARHOL の彼女として、60~70年代のアートシーンでカリスマとして君臨した女神だ。彼女の波瀾万丈な伝記は日本語で別に読んでいたが、彼女のカラー写真やグラビアがこれだけ満載された本は日本にはない。
●学生時代のボクにとって ANDY WARHOL はヒーローだった。だから彼女はボクにとって女神だった。銀色に染めたショートカットにカリカリスレンダーのモデル体型、大きな瞳にタップリのマスカラ。最高にカワイい。ある意味で最高の女性像。その破滅的な人生は別にしてね。生き生きとした彼女の写真にドキドキします。
ANDY WARHOL の遺した名言の1つに「ボクの一晩は、キミの一週間より長い」ってのがある。ボクはこの言葉が最高にカッコいいと思ってた。フツウの人の一週間分よりもボクの一日の方がテンションが高い。不遜なほどの自信。確かに WARHOL は桁外れのワーカホリックで、さらに猛烈なパーティ一キチガイだった。WARHOL がドラッグをキメてたかどうかは定かじゃないが、何晩も眠らずにパーティと制作に没頭していたという。ボクもそんな熱いテンションで毎日が過ごせたらなーと本気で思ってた。コレが無理だったんだよね~。ある意味 WARHOL のマネをしようとして、ボクは自律神経失調症になったって訳。アホだね。

edie sedgwick

(一番可愛いくて一番有名な EDIE の写真。WARHOLとともに。)

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