ねんきん特別便が来た。

ねんきん特別便

●なんとなくヤバいと思ってたが、ホントに年金記録間違ってんだけど。ニュースでどんなに見聞きしてても、リアルに自分の年金記録が間違ってるなるとムカツキ度が全然変わって来るね。社保庁マジおかしい。こりゃワイフの保険もヤバいな。
●会社員になって厚生年金に入ってからは、バッチリ記録されてる。でも、20歳から就職前の学生時代に払っていた国民年金は、バッチリ忘れられてる。すげーよ。「学生+社会人」という実にシンプルな構成なのに、この程度で記録ミスがあるようじゃ、転職重ねてる人とか絶対ボロボロになってるに違いない。
●なんとも絶妙なタイミングだが、ちょうど今週、十数年前の国民年金領収書がポロポロ発掘された。学生時代のタイムカプセル段ボール箱を整理してたら、たくさん出てきたのだ。さすがに全部は揃ってないんだけど。しかしラッキーだ。絶対完全になくしたと思ってたからね。手ぶらで行ったら簡単にハジキ返されたかも知れないが、これがありゃ平気だろう。週明け、速攻で電話しよう。「ねんきん特別便専用ダイヤル」とやらに。

辛坊治郎「誰も書けなかった年金の真実」

辛坊治郎「誰も書けなかった年金の真実」
●年金制度改革問題では、世代間でメリット/デメリットがハッキリしている。1965年生まれ以前と以後で、得をする人/損をする人が分かれてるという。高齢化社会の中、投票にマジメに行くのは年齢層高めの人、若者に不利な年金制度は改革しないとヤバいのは明白なのに、選挙を考えるとそんな主張を打てば負ける。誰も本腰入れたりしない訳だ。
●そんで、今の若年層フリーターやワーキングプアが社会の中心になり、少子化傾向が改善されないままでいけば、一気に年金財政は破綻し、今の若者はよっぽどの勝ち組に行けなければ老後全員生活保護水準まで追いつめられる。年金マジメに払っても、生活保護以下の金しか返ってこないんだもん。ま、それでヤケクソになってホントに年金払わないと100%生活保護行きらしいけど。
ボクら団塊ジュニア世代は、トコトンヒドい目に遭い通しだなあ。最後の偏差値偏重学歴社会で競争させられ、社会に出ようとすればバブル崩壊で就職氷河期に突入。勝手に90年代の「ロストジェネレーション」と呼ばれ、年金までもがオヤジ世代にオイシい所を全部持ってかれるっつーのかよ!
●結婚しない、子供を生まないとか言うヤツがいるが、結婚したり子供を生めば生活水準が絶対下がるような社会の仕組みになってる。知ってるか?これだけ商店街が賑わってる下北沢の街で赤ん坊のオムツを売ってるドラッグストアは一軒しかないんだぞ。若い世代に冷たすぎるんだよ。なんかすごくアッタマ来たぞ!ムカつく!


●ま、アタマに血が上ると病気に障るので、マンガでも読む。

五十嵐大介「海獣の子供」1

五十嵐大介「海獣の子供」1・2巻
●もう時代は、五十嵐大介です。「00年代には五十嵐がいた」と振り返る時が絶対クる。そんくらい圧倒的です。大自然や生命体が持つ不気味さ不可思議さに最大級の敬意を払って丁寧に描かれる彼のマンガ世界に向き合うと、人類に都合の良くない自然の厳しい掟に畏怖する感覚に襲われる。ジュゴンに育てられた少年を巡って、海の知られざる神秘へ主人公の少女・琉花はダイヴする!ムチャを承知で映像化を希望!沖縄美ら海水族館の大水槽でロケ!

五十嵐大介「そらトびタマシイ」

五十嵐大介「そらトびタマシイ」
●1998年~2002年に描かれた6篇の短編を集めた作品集。彼のストーリーテリングはスゴくユニークなんだけど、でもそれは彼の才能の半分で、彼の並々ならぬ画力が伴ってのハナシだと思う。特に彼の描く魅力的な主人公は、みな強い眼差しを持っている。意思の強さを瞳に漲らせている。この瞳に魔力が宿る。この魔性のチカラが地面に亀裂を作り、読む者を非現実な異次元に突き落とす。リアルに描き込まれる動物たちは、魔物の狂気をはらんでいて、猛獣のようにコチラの喉笛をかっ捌こうと狙っている。

高橋ヒロシ「WORST」19巻

高橋ヒロシ「WORST」19巻
「クローズ ZERO」がいつのまにか映画になっちゃって、小栗旬がブレイクしてますが、そんなコトと関係なくココの最低なガキどもはケンカに明け暮れています。最近チンタラしてた感があったこのシリーズ、久々の全面戦争突入&圧倒的な戦闘力で押しまくる鈴蘭軍団が痛快で楽しくなりました。毎度思うんだけど、たびたび登場人物の衣装の雰囲気が突然ガラリと変わったりして「コイツ誰だっけ」って毎回悩むんだよな~。「クローズ」の時だって、ゼットンの登場した時のヘタレ具合と、卒業する時の番格漂う貫禄は完全別人だったよ。

鬼頭莫宏「ぼくらの」8巻

鬼頭莫宏「ぼくらの」8巻
●別の並立世界から襲来する巨大戦闘メカと、知略を尽くして戦う少年少女。我らが巨大ロボ、ジアースのパイロットは勝っても負けても死ぬ。一人一人が見事な死に様を見せてきて、8巻終了時に残った子供たちはあと3人。でも誰かがジアースと契約をしていない。この戦いの結末はドコに行くのか?

井上三太「TOKYO GRAFFITI」2巻

井上三太「TOKYO GRAFFITI」2巻
●名作「TOKYO TRIBE」「TOKYO TRIBE 2」の外伝的存在だった本作に2巻が登場。ヒップホップをこよなく愛す著者が、グラフィティアートの世界をこのトウキョウにボムする。井上三太さんの作品は細かいデティール設定が特徴的で、今回も舞台設定のリアルな描き込みが相変わらず細かい。あココ吉祥寺駅前のアソコの場所だとか、このグラフィティは代々木上原のガード下にボムしてるんだ、とかがキチンと伝わる。今回は女子のライターとの出会いでちょっと胸キュン。

宇仁田ゆみ「うさぎドロップ」3巻

宇仁田ゆみ「うさぎドロップ」3巻
●この作家さん、実は単行本全部持ってる。密かにズーッと評価してて個人的にひっそり応援してきたつもりでした。でもとうとう今作品で「このマンガがすごい!第5位」「ダ・ヴィンチ読者が選ぶプラチナ本OF THE YEAR 第4位」とブレイクしてしまった。ああ、複雑な気分。みんなに知られてメジャーになるのはファンにとっては微妙な気持ち。ああボクだけの作家さんであって欲しかった(←アホ)。
●第一印象でこの人の事をスキになったのは、この人の描く女の子がチャーミングだったからだ。でもこの作品では、いつになくタフな問題を描いてる。身寄りのない6歳の少女と30独身男の奇妙な共同生活。育児と仕事と家族と将来と…そしてなんでこの娘がこんな境遇になってしまったのかという問題。でもあくまで目線はフラットで自然体。主人公の30オトコ、ダイキチは少々ガサツで、でも実はいいヤツ。宇仁田さんのオトコの趣味ってこんなヤツなのかな。残念ながらボクみたいなメガネで貧弱なオトコは宇仁田作品には出てこないのだ。ちょっとハートブレイク。
 
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