足がつらい~。
●一週間のリハビリ出社、やっぱりなにげにカラダが緊張していたのか、両足がグッタリ疲れて動けな~い。今日はまるまる一日フトンとコタツで寝て過ごした。自律神経失調症は、フツウにゴロゴロ休んだ程度じゃ疲労が全然回復しないのがキモの病気。「自律訓練法」と言う自己暗示&瞑想(と、ボクの場合はそのまま昼寝)や1時間近くの半身浴、ストレッチの体操など、あの手この手で、筋肉の緊張を解きほぐす工夫をしなくちゃ疲労はとれない。
●まあ、この程度のリアクションで済んでるコトを儲けモンと捉えていくしかないでしょう。もっとヒドい揺り戻しがあったら、また会社にいけなくなる。のんびりのんびり。


●こんなに足がツライことになったのも、昨日欲張って舞台を観に行ったからだと思う。バカだね。ホントに懲りない。

斉藤美音子

SePT 独舞 vol.18「齊藤美音子・独舞 - TESURI」@三軒茶屋シアタートラム
コンテンポラリー・ダンス。お姉さんがたった1人で一時間、舞い踊るパフォーマンスだ。なんでボクがこんなの観てるんだろうと自分でも違和感を感じながら、会場へ紛れ込んだ。ただの好奇心が未知の世界にボクを吸い寄せる。客席には、白塗りの暗黒舞踏集団「大駱駝館」主宰・麿赤兒さんもいる。周辺のお客さんの会話を耳ダンボにして聞いてると、みんな舞台関係者や舞踏関係者と見えて「来週00さんの初日だよね、行く?」「ワタシだめ。もう次の公演の稽古に入ってるの」というような会話がチラホラ。そんな場所に迷い込んだフシギ感がボクをワクワクさせる。

●舞台の内容。序盤は、観客が固唾を飲む音が聞こえるほどの、静寂と張りつめた緊張感。そして中盤には少しコミカルな動きで気を緩ませ、終盤の躍動感ある飛翔で幕を閉じる。なにせコンテンポラリーなんて初めてだから、感想の持ちようもないんだけど、ダンサー美音子さん(キレイな名前だ)の着るヒザ丈のゆったりしたゴールドのワンピースが、カラダの線を巧妙に隠して、人間とは違う生き物の動きを観てるような錯覚に陥らされる。例えば、大きな二枚貝とか、熱帯魚とか…。

●この舞台に興味を持ったのは、音楽担当が斉藤ネコさんだからだ。椎名林檎ともコラボレーションしたバイオリニストで、当世流の古典ジャズ解釈が斬新でクール。主役の齊藤さんと親戚か?と思ったが「齊」の字が微妙に違う。でも縁があるのか、美音子さんは林檎のシングル「OSCA」のPVにもダンサーとして出演してるとか。録音BGM出しだけかと思ってたが、ネコさん本人の生弾きvs.舞踏の対決もあって楽しかった。

椎名林檎×斎藤ネコ「平成風俗」 椎名林檎×斎藤ネコ「平成風俗」

●コンテンポラリーの世界も、演劇の世界と同じくらいの奥行きと広がりを持ってる。また楽しい世界を知った。


●DVDの時間。

DVD「椿山課長の七日間」

「椿山課長の七日間」2006年
●出演:西田敏行/伊東美咲/成宮寛貴/志田未来/須賀健太/國村隼。原作は浅田次郎。浅田次郎作品なんて今までの人生でまったく縁がなかった。伊東美咲が出てなかったらコレも絶対観てなかったろう。美人さんの存在が映画を観る大きなモチベーションになるってのは、ある意味健全だと思う。
●突然ぽっくり死んじゃった主人公のオッサン西田敏行が、初七日までの短い時間、現世に戻って遣り残した事に決着をつけて来るというオハナシ。でもその甦った姿ってのが伊東美咲。オヤジから美人さんという落差がイイね。その他色々な人間の事情ってモンがゴチャゴチャして、イイ感じに成仏しましたよー、とのこと。
●朝起きたら、伊東美咲になってたら楽しいだろうなー、とバカなことを考えました。以上。

DVD「サヨナラCOLOR」

「サヨナラCOLOR」2005年
●出演:竹中直人/原田知世。竹中直人は監督も手掛ける。西田敏行のダメオヤジぶりは好きだが、竹中直人の、世間一般に対するルサンチマンと劣等感がないまぜになったダメオヤジ的キャラクター演出は、もっと好きだ。ある意味、この映画じゃ、その屈折ぶりが露骨に出てて、中年オトコの侘しいファンタジーに仕上がってる。年齢的にダメオヤジ寸前段階のボクにはスゴく共感できる。
●主人公・竹中は湘南の総合病院に務める産婦人科の医師。若いナースのオシリをナデるダメ人間。しかしある日高校時代の憧れの同級生、原田知世が患者として入院してくる。高校時代もダメ人間だった竹中は、原田の記憶からスッポリ抜け落ちていて、どんなに気持ちを込めても思い出してもらえない。それでも彼女の困難な病気を治すため彼は捨て身の努力を惜しまない。
数十年ぶりに初恋の人に突然再会し、全身全霊でその人に尽くす。中年オトコのファンタジーとしか言えないでしょう。無茶な願望剥き出しの物語は、遠目には滑稽かも知れないけど、オッサンになってもロマンチシズム抱きしめて生きててもいいんだな~、と素朴に勇気づけられる。そんな気持ちになった。
●湘南の海が美しい。その海を背景に、日本映画で一番美しい立ちション&座りションシーンが観られます。そして主題歌。ハナレグミ WITH 忌野清志郎「サヨナラCOLOR」。言うことナシです。


やっぱりヒップホップだね。その2。
●最近ヒップホップしか聴いてない。なんでじゃろ。少しカラダがゲンキになった証拠か?

KANYE WEST「GRADUATION」

KANYE WEST「GRADUATION」2007年
カニエ3枚目。去年発売時即買いしたくせに、このブログでは紹介しませんでした。聴いて聴いて聴き飽きて、そんでまた聴いて聴き飽きて、もう一度聴いてやっと書く事にしました。美しい珠玉のサンプルコラージュこそ彼の魅力と思ってたボクには、このアルバムはややエレクトロすぎて戸惑ったのが正直な感想。東京で制作したリード曲「STRONGER」 DAFT PUNK の直球エレクトロネタをサンプルしてメカ度急上昇。その他の曲も TIMBALAND に援護射撃を頼むなど、シンセサウンドが目立つ。「卒業」というアルバムタイトルも、今までのスタイルからネクストステージにレベルアップすることをイメージしてるのか?
●とは言いつつも、冷静に聴き込むと、極上のサンプルとそれを優しく覆い包むピアノやストリングス使いは健在であることに気付き、やっと客観的になれたかなと感じました。クレジットをよーく見ると相変わらずの意表をつくサンプル選びでビックリ。STEELY DAN から MICHAEL JACKSON、ELTON JOHN、MOUNTAIN(70年代アメリカンハードロック!)などなど。盟友 JOHN LEGEND MOS DEF、意外なトコでは YOUNG JEEZY LIL' WAYNE、T-PAIN まで巻き込んでヒップホップ万華鏡を構成してます。
●あと、ジャケ。村上隆/カイカイキキを全面採用!村上隆ゆずのジャケしかやらないと思ってました。賛否両論ぽいけど、ボクは大肯定。今までのクマさんキャラが SUPER-FLAT なアニメ画になりました。ナードラップの系譜をこのまま突き進んで下さい。

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