会社に行ってもやることないし。
●で、シモキタザワのカフェでマンガを読んでいる。

<松本次郎短編集 ゆれつづける

松本次郎「ゆれつづける」
●映画化された「フリージア」で名を挙げた松本次郎。個人的には、最初?の長編単行本「ウェンディ」が、「ピーターパン」の極悪読み替えで密度濃くグチャグチャにトチ狂った世界を構築し、ビリビリシビレさせられビビった印象だった一方で、「フリージア」では、十分狂ってるんだけど空気感がヒンヤリしてる印象で、この2作品の間の作風の変化はなんじゃらほい?と思ってたのでした。
●で、この短編集。前述2作品の間の2000年~2004年に描かれた作品群で、やり過ぎ過剰狂気からクールなメリハリ狂気に移行する段階が見て取れる。てっとり早く言うと、画面が要素多寡で黒いか、白黒のコンストラストでメリハリつけるかって話だけど。掲載雑誌の性格上、もれなくエロ描写もしっかりですが、そこも含めてフツウじゃない過剰さはナイスです。

オノナツメ「NOT SIMPLE」

オノナツメ「NOT SIMPLE」
オノナツメはちとスノッブでオシャレ過ぎるイメージがあって敬遠してました。ボクはオシャレと見ると、警戒心を抱くタイプなので。だって画が可愛くて外国の話とかサラッと描かれると、これはオシャレ女子が読むモンであって、メガネ男子(しかもややオヤジ)には縁がねえって思うじゃナイすかフツウ。被害妄想?
●でもこの「やや簡単でない」お話は楽しめました。イノセントでありながらコテンパンに不幸な男の、漂泊の人生。カワイい画風だからこそ、ベトつかない爽やかさを持たせられるけど、ストーリーだけ見ちゃうとえぐいハナシだね。
●ボクは、敬遠してたくらいなので、このオノナツメさんの性別すら知らん。男かしら女かしら? この人の物語は、ほんのちょっとだけゲイっぽい香りがするんだよね。男性間のホモセクシャルが、そこはかとなく感じられる。それが独特のオシャレ感にも繋がってるのかも?



やっぱりヒップホップだね。その3。
●前回に引き続き、カニエ関係者で。

COMMON「FINDING FOREVER」

COMMON「FINDING FOREVER」2007年
●つーか、カニエの3枚目よりもずっとカニエっぽい仕上がりです。カニエさん全面プロデュースで、トラックは完全にカニエ1~2枚目流の珠玉サンプルキラキラ仕上げになっております。前作「BE」からカニエのレーベル G.O.O.D. MUSIC に所属し、全くぶれる事のナイ良心的なヒップホップ作りに邁進してる感じ。
●その前の SOULQUARIANS 一派(?UESTLOVE、THE ROOTS など)とツルンでた時代もイイんですけど、前々作「ELECTRIC CIRCUS」が、ヒップホップ界のビートルズ「SGT. PEPPER'S LONELY HEART CLUB BAND」を目指したかのようなスンゴい意欲作で、もはや完全にヒップホップを逸脱してしまい、正直ドン引きしてしまったのも事実。個人的には COMMOM SENSE と名乗ってた頃の1STから追いかけてきてるアーティストなので、今作の出来はなんか安心。前作「BE」ももう一回聴き直そう。

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