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2008.04.21
実はマンションの理事長なんですボク。そしてハイチの窮状を憂う。
●昨日はマンションの理事会。
●クジ引きで見事アタリを引き当て、今年のマンション理事長に就任してしまった我が家。2か月に一度の理事会が昨日の日曜日に行われた。参加メンバーは管理会社の人2名と役員さん2名と、ボクとワイフ。ボクの他の役員さんは、リタイア世代のオジイさん。所有者名義は自分だけど、実際にマンションに住んでいるわけではなく息子娘に住まわせているという人たち。おおみんな親にマンション買ってもらってんのかよビックリだよ!親に支援してもらうなんてボクは露も考えた事なかった。
●しかし、リタイア世代のオジイさん(多分70オーバー、経営者か資産家か)、さすがに人生の大先輩、管理費の積立て計画書を見て「ふんふん、なかなか健全な運営で結構だね〜」ボクには完全に意味不明の数字が羅列されてる表の上に指を滑らせて頷いている。本来ならこうした人種の方々とは接触もないボク、話してて面白いんだよね。
●娘さんがマンションにお住みと言う事でしたら、今日はドチラから?オジイさん「ワタシはね、梅が丘」梅が丘と言えば、小田急線が高架になって雰囲気が変わりましたよね。「昭和28年からズッとソコですからね、そりゃもう変わりましたわ。昔はナンにもなかったからね」昭和30年代ブーム(三丁目の夕日)を軽く超えてんじゃん。オジイさん、あなたはリアルです。
●マンション理事会、なにげに攻めの運営仕掛けてます。
●このテのマンション管理組合って、管理会社の提案を追認していくってのがありがちな展開だけど、ボク、独自路線仕掛けてます。イニシャティヴを簡単に管理会社に握らせない。まず第一に、子供用の自転車を置く場所がないので、駐輪場の空き部分を使ってキッズスペースを新設する計画を進行してる。第二に、避難経路になってる裏手の鉄扉。施行会社が手を抜いたのか痛みがヒドく防犯上危険でもあるので、改修&忍び返し設置を発注。第三に、引越し業者のモラルが悪いので部屋を賃貸に出してるオーナーさんに業者への指導を提案。第四に、共用部分の空調設備の運用を見直してエコ節電ができないか調査を依頼。第五に、いつも公民館の貸し会議室でやってた理事会を、ボクの行きつけカフェでやること。オイシいお茶飲んでやった方がイイでしょ、ツマンナイ会議も多少は粋なモンになる。館内清掃の回数も増やしたし、地震保険にも入ったよ。自分のマンションをプロデュースするって楽しいな。
●このテの提案を管理会社にガンガン振ってたら、担当者の若いオニイさん明らかにテンパってしまってた。それがチト不安だったんだけど、事態は意外な結果に。今回の理事会に来てないので「アレ○○さん今日いないんスか?」と聞くと、女性担当者「あの、○○は3月末付けで退社いたしました…」えーっ!「2月から出社できなくなりまして…」あ……ぶっちゃけメンタル系?ボクが追いつめちゃった?「彼、入社2年目で、ちょっと荷が重かったみたいですね…理事長さんには良くしてもらったと申しておりました」あちゃー、「若者はなぜ3年で辞めるのか」を地で体現したわけだ…。担当マンション8個くらい抱えてて、いつも消耗してたもんなー。
●「日経」とボク。
●最近はリハビリ出社生活の退屈しのぎも、うまく工夫できるようになって、そこそこ新鮮な日常を送っている。特に新しい習慣は「日本経済新聞」を読むことだ。新聞を10年もとってないボクにとって、一番縁遠いであろう新聞のお堅い情報が、新鮮な刺激になって楽しい。
●ハイチがヤバいね。
●そんな中、気になった記事が、食糧価格の世界的高騰である。人口大国(中国&インド)の経済成長で世界の食糧需要が変わってきた。石油に代わるバイオエタノール燃料の生産のために、主要食物が燃料原料に転作されちゃってる事情もある。原油価格高騰、食糧価格高騰、途上国の人口増加、加えて地球環境の変化。ああ、地球はとうとう定員オーバー、生き残るためのイス取りゲームが始っちまう。そんなこんなでコンビニのカップラーメンですら値上げ傾向の昨今、貧乏な国は苛烈な危機に直面。南北アメリカ最貧国のハイチは、食糧暴動が起こって死傷者が出てるという。ハイチ…。キツイよ、ハイチ…。国民の過半数が一日2ドルで生活している国…。
●喰えない人間は、静かに餓死したりしないヨ。黙って死ぬなら暴れて死んだほうがイイ。絶望が人を殺人鬼に改造する。暴動上等、自爆テロ上等。将来に絶望したニートくんが、お年寄りや見知らぬ通行人を包丁で刺し殺す心理と一緒だぜ。さあハイチは対岸の火事じゃない。日本も食糧自給率39%、農業従事人口4%の国だ。
●やっぱりヒップホップだね。その12。
●ハイチの現状を新聞で読んで、聴いてみたくなったのがこの人。
●WYCLEF JEAN「THE ECLEFTIC - 2 SIDES II A BOOK」2000年
●FUGEES の頭脳であり、敏腕プロデューサーでもある WYCLEF のセカンドソロ。彼はハイチ生まれ。少年時代をハイチで過ごし、文字通り難民のごとくNYへ移民してきた男。FUGEES のブレイクで成功した彼は、母国ハイチの貧しい子供を対象にしたチャリティNPOまで設立。ハイチの BOB MARLEY とも言える存在になってる。しかし。FUGEES の盟友 LAURYN HILL はソロ&出産を機に、ヒップホップの女闘士から、悟りを開いたのか慈悲あふれる観音様に変身、BOB MARLEYの息子と共に浮世を離れて音信不通状態。皮肉のつもりかワイクリフ、このアルバム冒頭で、「おーいローリン、コレ聴いてたら電話くれよー」って言ってる。
●「ECLEFTIC」って単語、辞書で引いたけど乗ってない。「ECLECTIC(折衷的)」の言葉と「WY-CLEF」を引っ掛けた造語だな。確かに彼の音楽は、ヒップホップと様々な音楽を折衷していく貪婪な意欲がてんこ盛り。時にレゲエのように朗々と、または塩辛く歌い、時にカリブのカーニバルの熱気をビシビシ伝えてくる。EARTH WIND&FIRE がやってきて名曲「BRAZILLIAN RHYME」を新録!サンプルじゃないんだよ!演奏し直してくれるんだよ!豪華!そしてアフリカ人シンガー YOUSSOU N'DOUR。 罪もないのに白人警官に殺された哀れなギニアの青年アマドゥ・ディアロへの鎮魂歌を歌う。実際に起こったこの事件をWYCLEFの鋭い舌鋒が糾弾する。「ディアロを襲った41発。アンタは彼が銃に手をかけたというが、銃なんか持っちゃいなかった。彼は帰らぬ人に。邪悪なストリート、お前らポリスは夜の吸血鬼、人の生き血が吸いたいのか?」ちなみにディアロを撃った警官は全員無罪。陪審員も全員白人。
●ヒップホップじゃなくて、ジャズ。
●CASSANDRA WILSON「BLUE LIGHT 'TIL DAWN」1998年
●80年代末のアメリカに「M-BASE」という一群の若いジャズアーティストたちがいたそうな。STEVE COLEMAN、GREG OSBY などが代表格。女性ボーカリスト、CASSANDRA WILSON もこの一派の重要人物だった。 初めて「M-BASE」の名を知った高校生の頃、探して買った GREG OSBY のアルバムはヒップホップをブレンドしたフュージョンだった。このアプローチが「M-BASE」なのか!当時はアシッドジャズ全盛期だったから、それに対するアメリカジャズサイドからのリアクションなのかと、勝手に合点してた。が、どうやらそれは勘違い。「M-BASE」には、変拍子とかヒネクレた旋律とか興味深い理論があるみたいで、結局その正体は勉強不足でまだ分からない。GREG OSBY はヒップホップにハマっちゃった時期があって、ちょうどソレをボクがたまたまツモッたワケ。おーい、ボクは10年くらい勘違いしてたんだよ勘弁してよ。
●この音源は、一派のキーパーソンだった彼女が、「M-BASE」派から一歩距離を置き、ジャズの大名門 BLUE NOTE からリリースしたもの。伝説のブルースマン ROBERT JOHNSON からサザンソウルのディーヴァ ANN PEEBLES、そして JONI MITCHELL まで、様々な名曲、スタンダードをカバーしている。90年代中盤のニュークラシックソウル、オーガニックソウルと結びつけちゃうのがボクの耳だが、声だけでこれほどのジャズ戦闘力を感じさせる強烈な個性は非凡。最小限の伴奏で、低く煙たい声をズーンと響かせる。時にアフリカンなパーカッションが闇の深さをより引き立てる。これで美人さんだっつーからなお立派だわ。彼女が本気出した「M-BASE」スタイルってヤツを聴いてみたい。
●今日の帰りの電車の中。
●IT業界のイノベーションと投資効果を分析した英語レポートを読んでる女性がいた。年は40代、ヴィトンの立派なバッグを持ってる。きっと管理職レベルのキャリアウーマンだ。そんな彼女が携帯メールを打ち始めた。申し訳ないけど肩ごしにノゾキ見。
●「4月で色々状況が変わって……ちょっと凹んだ。しょうがないことだけど」そこでこの女性、30秒くらい指を止め、「ちょっと凹んだ。しょうがないことだけど」を一気に削除。「4月で色々状況が変わって……環境が変われば気分も変わるでしょ。何とかなると思う」と書き直した。誰にメールしてるか知らんけど、弱音吐きたい時はちゃんと吐くべきだと思うよー。誰もが無理して虚勢を張って、窮屈な電車でガタンゴトン。その行き先には何があるんでしょうかね。
●クジ引きで見事アタリを引き当て、今年のマンション理事長に就任してしまった我が家。2か月に一度の理事会が昨日の日曜日に行われた。参加メンバーは管理会社の人2名と役員さん2名と、ボクとワイフ。ボクの他の役員さんは、リタイア世代のオジイさん。所有者名義は自分だけど、実際にマンションに住んでいるわけではなく息子娘に住まわせているという人たち。おおみんな親にマンション買ってもらってんのかよビックリだよ!親に支援してもらうなんてボクは露も考えた事なかった。
●しかし、リタイア世代のオジイさん(多分70オーバー、経営者か資産家か)、さすがに人生の大先輩、管理費の積立て計画書を見て「ふんふん、なかなか健全な運営で結構だね〜」ボクには完全に意味不明の数字が羅列されてる表の上に指を滑らせて頷いている。本来ならこうした人種の方々とは接触もないボク、話してて面白いんだよね。
●娘さんがマンションにお住みと言う事でしたら、今日はドチラから?オジイさん「ワタシはね、梅が丘」梅が丘と言えば、小田急線が高架になって雰囲気が変わりましたよね。「昭和28年からズッとソコですからね、そりゃもう変わりましたわ。昔はナンにもなかったからね」昭和30年代ブーム(三丁目の夕日)を軽く超えてんじゃん。オジイさん、あなたはリアルです。
●マンション理事会、なにげに攻めの運営仕掛けてます。
●このテのマンション管理組合って、管理会社の提案を追認していくってのがありがちな展開だけど、ボク、独自路線仕掛けてます。イニシャティヴを簡単に管理会社に握らせない。まず第一に、子供用の自転車を置く場所がないので、駐輪場の空き部分を使ってキッズスペースを新設する計画を進行してる。第二に、避難経路になってる裏手の鉄扉。施行会社が手を抜いたのか痛みがヒドく防犯上危険でもあるので、改修&忍び返し設置を発注。第三に、引越し業者のモラルが悪いので部屋を賃貸に出してるオーナーさんに業者への指導を提案。第四に、共用部分の空調設備の運用を見直してエコ節電ができないか調査を依頼。第五に、いつも公民館の貸し会議室でやってた理事会を、ボクの行きつけカフェでやること。オイシいお茶飲んでやった方がイイでしょ、ツマンナイ会議も多少は粋なモンになる。館内清掃の回数も増やしたし、地震保険にも入ったよ。自分のマンションをプロデュースするって楽しいな。
●このテの提案を管理会社にガンガン振ってたら、担当者の若いオニイさん明らかにテンパってしまってた。それがチト不安だったんだけど、事態は意外な結果に。今回の理事会に来てないので「アレ○○さん今日いないんスか?」と聞くと、女性担当者「あの、○○は3月末付けで退社いたしました…」えーっ!「2月から出社できなくなりまして…」あ……ぶっちゃけメンタル系?ボクが追いつめちゃった?「彼、入社2年目で、ちょっと荷が重かったみたいですね…理事長さんには良くしてもらったと申しておりました」あちゃー、「若者はなぜ3年で辞めるのか」を地で体現したわけだ…。担当マンション8個くらい抱えてて、いつも消耗してたもんなー。
●「日経」とボク。
●最近はリハビリ出社生活の退屈しのぎも、うまく工夫できるようになって、そこそこ新鮮な日常を送っている。特に新しい習慣は「日本経済新聞」を読むことだ。新聞を10年もとってないボクにとって、一番縁遠いであろう新聞のお堅い情報が、新鮮な刺激になって楽しい。
●ハイチがヤバいね。
●そんな中、気になった記事が、食糧価格の世界的高騰である。人口大国(中国&インド)の経済成長で世界の食糧需要が変わってきた。石油に代わるバイオエタノール燃料の生産のために、主要食物が燃料原料に転作されちゃってる事情もある。原油価格高騰、食糧価格高騰、途上国の人口増加、加えて地球環境の変化。ああ、地球はとうとう定員オーバー、生き残るためのイス取りゲームが始っちまう。そんなこんなでコンビニのカップラーメンですら値上げ傾向の昨今、貧乏な国は苛烈な危機に直面。南北アメリカ最貧国のハイチは、食糧暴動が起こって死傷者が出てるという。ハイチ…。キツイよ、ハイチ…。国民の過半数が一日2ドルで生活している国…。
●喰えない人間は、静かに餓死したりしないヨ。黙って死ぬなら暴れて死んだほうがイイ。絶望が人を殺人鬼に改造する。暴動上等、自爆テロ上等。将来に絶望したニートくんが、お年寄りや見知らぬ通行人を包丁で刺し殺す心理と一緒だぜ。さあハイチは対岸の火事じゃない。日本も食糧自給率39%、農業従事人口4%の国だ。
●やっぱりヒップホップだね。その12。
●ハイチの現状を新聞で読んで、聴いてみたくなったのがこの人。
![]() | The Ecleftic: 2 Sides II a Book (2000/08/24) Wyclef Jean 商品詳細を見る |
●WYCLEF JEAN「THE ECLEFTIC - 2 SIDES II A BOOK」2000年
●FUGEES の頭脳であり、敏腕プロデューサーでもある WYCLEF のセカンドソロ。彼はハイチ生まれ。少年時代をハイチで過ごし、文字通り難民のごとくNYへ移民してきた男。FUGEES のブレイクで成功した彼は、母国ハイチの貧しい子供を対象にしたチャリティNPOまで設立。ハイチの BOB MARLEY とも言える存在になってる。しかし。FUGEES の盟友 LAURYN HILL はソロ&出産を機に、ヒップホップの女闘士から、悟りを開いたのか慈悲あふれる観音様に変身、BOB MARLEYの息子と共に浮世を離れて音信不通状態。皮肉のつもりかワイクリフ、このアルバム冒頭で、「おーいローリン、コレ聴いてたら電話くれよー」って言ってる。
●「ECLEFTIC」って単語、辞書で引いたけど乗ってない。「ECLECTIC(折衷的)」の言葉と「WY-CLEF」を引っ掛けた造語だな。確かに彼の音楽は、ヒップホップと様々な音楽を折衷していく貪婪な意欲がてんこ盛り。時にレゲエのように朗々と、または塩辛く歌い、時にカリブのカーニバルの熱気をビシビシ伝えてくる。EARTH WIND&FIRE がやってきて名曲「BRAZILLIAN RHYME」を新録!サンプルじゃないんだよ!演奏し直してくれるんだよ!豪華!そしてアフリカ人シンガー YOUSSOU N'DOUR。 罪もないのに白人警官に殺された哀れなギニアの青年アマドゥ・ディアロへの鎮魂歌を歌う。実際に起こったこの事件をWYCLEFの鋭い舌鋒が糾弾する。「ディアロを襲った41発。アンタは彼が銃に手をかけたというが、銃なんか持っちゃいなかった。彼は帰らぬ人に。邪悪なストリート、お前らポリスは夜の吸血鬼、人の生き血が吸いたいのか?」ちなみにディアロを撃った警官は全員無罪。陪審員も全員白人。
●ヒップホップじゃなくて、ジャズ。
![]() | Blue Light 'Til Dawn (1993/11/02) Cassandra Wilson 商品詳細を見る |
●CASSANDRA WILSON「BLUE LIGHT 'TIL DAWN」1998年
●80年代末のアメリカに「M-BASE」という一群の若いジャズアーティストたちがいたそうな。STEVE COLEMAN、GREG OSBY などが代表格。女性ボーカリスト、CASSANDRA WILSON もこの一派の重要人物だった。 初めて「M-BASE」の名を知った高校生の頃、探して買った GREG OSBY のアルバムはヒップホップをブレンドしたフュージョンだった。このアプローチが「M-BASE」なのか!当時はアシッドジャズ全盛期だったから、それに対するアメリカジャズサイドからのリアクションなのかと、勝手に合点してた。が、どうやらそれは勘違い。「M-BASE」には、変拍子とかヒネクレた旋律とか興味深い理論があるみたいで、結局その正体は勉強不足でまだ分からない。GREG OSBY はヒップホップにハマっちゃった時期があって、ちょうどソレをボクがたまたまツモッたワケ。おーい、ボクは10年くらい勘違いしてたんだよ勘弁してよ。
●この音源は、一派のキーパーソンだった彼女が、「M-BASE」派から一歩距離を置き、ジャズの大名門 BLUE NOTE からリリースしたもの。伝説のブルースマン ROBERT JOHNSON からサザンソウルのディーヴァ ANN PEEBLES、そして JONI MITCHELL まで、様々な名曲、スタンダードをカバーしている。90年代中盤のニュークラシックソウル、オーガニックソウルと結びつけちゃうのがボクの耳だが、声だけでこれほどのジャズ戦闘力を感じさせる強烈な個性は非凡。最小限の伴奏で、低く煙たい声をズーンと響かせる。時にアフリカンなパーカッションが闇の深さをより引き立てる。これで美人さんだっつーからなお立派だわ。彼女が本気出した「M-BASE」スタイルってヤツを聴いてみたい。
●今日の帰りの電車の中。
●IT業界のイノベーションと投資効果を分析した英語レポートを読んでる女性がいた。年は40代、ヴィトンの立派なバッグを持ってる。きっと管理職レベルのキャリアウーマンだ。そんな彼女が携帯メールを打ち始めた。申し訳ないけど肩ごしにノゾキ見。
●「4月で色々状況が変わって……ちょっと凹んだ。しょうがないことだけど」そこでこの女性、30秒くらい指を止め、「ちょっと凹んだ。しょうがないことだけど」を一気に削除。「4月で色々状況が変わって……環境が変われば気分も変わるでしょ。何とかなると思う」と書き直した。誰にメールしてるか知らんけど、弱音吐きたい時はちゃんと吐くべきだと思うよー。誰もが無理して虚勢を張って、窮屈な電車でガタンゴトン。その行き先には何があるんでしょうかね。
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