知ってた? 横断歩道って、剥がれるモンなの?

はがれる

●ペリペリ剥がれてたよ。結構衝撃なんだけど。銀座で撮影。


●でまたハナシは全然変わって…。


●以前、このブログで「フリーソウル」ならぬ「フリージェイポップ」というククリで邦楽を聴き直すとオモシロいかも、と書いた事があった。しかし、シーンはそのさらに先に向かって走りまくってた。衝撃。

雑誌「バァフアウト!」が先日あるDJを招いてイベントを行った。
●この雑誌は積極的に音楽イベントを仕掛けて、立体的にシーンを浮き彫りにする良心的な方針を持ってて、イベントを行ったコト自体は別に珍しくはない。ボクはメールでこのイベントのお知らせをもらったのだが(で病気のせいで行けたわけでもない)、そこで激しい衝撃を受けた。スゴく斬新なコンセプトを持つ若きDJがゲストとして紹介されていたのだ。

「J-POPだけで繋いだ話題のMIX CD『J-ポッパー伝説[DJ和in No.1 J-POP MIX』が〈ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ〉より3月26日にリリースし、いきなり『オリコン』15位にぶちこんだ若干21歳のDJ和。」

●ジェイポップだけでミックスCD!?しかもコレがホントにベタベタのメガヒットな選曲でなお衝撃。岡本真夜、米米クラブ、大事MANブラザースバンド、KAN、シャ乱Q……。これでどうやってDJすんの?しかもメーカー発の企画盤とかじゃないのよ。実際、DJ和(カズ)は都内クラブでジェイポップDJとして活躍中、アンダーグラウンドの中で熟成された表現というのだ。
しかも彼は21歳、1986年生まれ。爆風スランプ「RUNNER」とか使ってるけど、彼リアルタイムだと2~3歳なんですよ。そんな時代の音楽をわざわざ掘ってクラブでかけるってどういう動機で出発しているの?このコンセプト、スゴくない!?
●つーことで、速攻音源を入手しました。あーさすがに今回は買う気になれなかった。レンタル。ハッキリ言って「コワいもの見たさ」って感覚が一番近い。一体どんなDJになるんだよ?ってハテナに好奇心が膨れ上がる。


J-ポッパー伝説[DJ和 in No.1 J-POP MIX]J-ポッパー伝説[DJ和 in No.1 J-POP MIX]
(2008/03/26)
オムニバスシャ乱Q

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「J-ポッパー伝説 [DJ和in No.1 J-POP MIX]」
●まず一聴して、感動した。2分前後でクルクル入れ替わる楽曲は、確かに巷に溢れ時代を飾った曲だった。好き嫌いは別にして、サビがアタマに刷り込まれてる曲だった。「大衆の時代」が終わり国民的ヒット曲は消えた、と言われて久しいが、なんだかんだで時代的共有体験はあるんだなと思い知らされた。DJ和はそれらの楽曲の一番オイシいトコロだけすくいあげて気持ちよく聴かせる。短めがいいのだ。フルじゃ聴けない曲もある。長いとオエッとくる。
DJ和は、この楽曲をどんな気持ちで集めてたんだろう。収録曲の半分はブックオフの105円コーナーの常連盤ばっかだよ。そんなのをコツコツディグしてるなんて、なんか涙ぐましいくらい…。いや、自分がいっつもそういう激安盤売り場ばっか見てるから、そんなCDの墓場みたいな所を宝箱のように若者が嬉々とチェックしてるのを想像すると、なんか胸が詰まる…。趣味や嗜好を越えて(つーかスゴく高いギャップではあるんだけど)、音楽を愛する心/CDを愛する心が、通い合うような気分になれた。そんで新しい音楽の見方を知った。

全34曲のメガミックスなんだけど、選曲がスゴいから全部紹介しちゃいます。

バブルガムブラザーズ「WON'T BE LONG」1990年
 :この曲が日本のファンククラシックになるとは。EXILE & 倖田來未 のカバーも話題に。
岡本真夜「TOMMORROW」1995年
 :2曲目でコレ!コレをクラブプレイ?ウチのコドモの幼稚園のお遊戯ソングだったぜ。
プリンセスプリンセス「DIAMONDS<ダイアモンド>」1989年
 :これでギター握った少女は沢山いただろうな。レコ社仕掛けの寄せ集め集団だったが。
真心ブラザース「サマーヌード」1995年
 :コレ名曲。YO-KING じゃなくて桜井詞曲のソウルチューン。ドラマチック展開大好き!
奥田民生「イージュー★ライダー」1996年
 :この頃の民生は、ロードムービーみたいな生様でカッコよかった。「さすらい」とか。
米米クラブ「君がいるだけで」1992年
 :90年代で一番売れたシングルなんだって。最近 SOTTE BOSSE がボサカバーしてる。
大事MANブラザーズバンド「それが大事」1991年
 :ALLMAN BROTHERS BAND のツモリでこの音かよ!って意味で大嫌いだった。
L←→R「KNOCKIN' ON YOUR DOOR」1995年
 :前衛も保守も両方こなせるって意味のバンド名。確かにプログレっぽい曲もやってた。
KAN「愛は勝つ」1990年
 :「やまだかつてないテレビ」。やまだかつてないWINK ってユニットもあったよね。
シャ乱Q「ズルい女」1995年
 :その後つんくが、モー娘。旋風で栄華を極めると、この時誰が予想してただろうか。
椎名林檎「歌舞伎町の女王」1998年
 :この曲で敏腕プロデューサー亀田誠二の存在を知った。亀田制作曲を探しまくったね。
平井堅「瞳をとじて」2004年
 :「セカチュー」の主題歌。これも亀田誠二制作。ここでDJプレイはテンポダウン。
ZONE「secret base ~君がくれたもの~」2001年
 :ココで聴かなかったら一生忘れてた。ベースの娘がショート&ダサ帽子で逆に萌えた。
爆風スランプ「RUNNER」1988年
 :「たけしの元気が出るテレビ」ボクシング予備校挿入歌。CD買っちゃったよ。
TUBE「あー夏休み」1990年
 :夏季限定季節労働者。海の家の人みたいだね。冷夏だとセールスにも影響出るのかな。
松平健「マツケンサンバ II」2004年
 :聴けば聴くほどド派手なアレンジで、シグマサウンドのディスコを連想する。
PUFFY「アジアの純真」1996年
 :民生プロデュースって話で超期待。で恥ずかしいほどハマった。米アニメ化はスゲエ。
広瀬香美「ロマンスの神様」1993年
 :よーく聴くと合コンのウタなんだね。リリックがやたらバブルっぽいよ。
渡辺美里「My Revolution」1986年
 :小室哲哉制作曲。ワイフの友達が大ファンで西武ドーム毎年行ってたよ。
藤井隆「ナンダカンダ」2000年
 :渋いトコも拾うなあ。EAST END×YURIGAKU-MC がリリックというトリビア。
鈴木あみ「BE TOGETHER」1998年
 :小室二曲目。安室奈美恵、篠原涼子、宮沢りえ、観月ありさ、華原朋美等、仕事中毒。
T.M. Revolution「HIGH PRESSURE」1997年
 :日テレ早朝番組「おはよん」MC中田有紀のファンで、朝4時に生ゲストしてて驚いた。
TM NETWORK「Get Wild」1987年
 :歌番組トークで、シンセのサンプル機能でMCの声を拾って世間を驚かせてた。牧歌的。
trf「BOY MEETS GIRL」1994年
 :小室四曲目。さらに globe、H Jungle with t もやるでしょ。働き過ぎですよ。
反町隆史「POISON~言いたい事も言えないこんな世の中は~」1998年
 :この曲知らんかった。ハマショーかと思った。ドラマ「GTO」の曲。反町歌うんだ…。
サンボマスター「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」2005年
 :彼らが日本のロックを救う。そんくらいの実力。マジギターがウマい!
NANA starring MIKA NAKASHIMA「GLAMOROUS SKY」2005年
 :ラルクHYDEが提供。中島美嘉じゃ歌えない難曲だよ。ラルクでセルフカバー希望。
相川七瀬「夢見る少女じゃいられない」1995年
 :織田哲郎制作。ビーイング系は彼が活躍したね。彼女はカッティングエッジだけど。
LINDBERG「今すぐ Kiss Me」1990年
 :ブーム便乗でアイドル崩れをロックバンド化。確かベーシストと結婚したような…。
ユニコーン「大迷惑」1989年
 :こっちがブームど真ん中。ソロに聴き慣れると初期ユニコーンは若過ぎて戸惑うほど。
class「夏の日の1993」1993年
 :このMIX-CDは1993年、15年前の夏に漂着して、一旦締めくくり…。
ZOO「Choo Choo TRAIN」1991年
 :ここでアンコールが沸き起こる設定。EXILE が継承するダンスチューンがスタート。
久保田利伸 with ナオミ・キャンベル「LALALA LOVESONG」1996年
 :この曲は有名だけど、曲中でナオミ・キャンベルが何しているのかはよくわからない。
CHAGE and ASKA「YAH YAH YAH」1993年
 :ジェイポップナイト、ヤーヤーヤーのシンガロング大団円!根はカラオケ大会と一緒?


もう、こんなモン聴いちゃったから、買っちゃったよ。


TMN1.jpg

TMN「TMN GROOVE GEAR 2」1987~1994年
●やっぱ、90年代ジェイポップと小室哲哉は切り離せないわ。100円で買っちゃった。TM NETWORK は1990年で TMN と改称しており、このCDの発売年94年で一旦活動休止。ホントは三枚組CDらしいんだけどバラ売りになってた。内容はスレッカラシのライブテイクとか、デモ音源とか、リミックスとか。「GET WILD '89」一曲で十分。フルで聴きたかっただけ。ライブ音源を聴くと生ドラムやエレキギターの役割が大きくてスタジオ盤と随分表情が変わる。TM NETWORK はロックバンドなのだ。小室哲哉は優れたコンポーザーだけど、バリバリ弾きまくるプレイヤーじゃないから、むしろ地味でコード押さえとシーケンサーオペレーションに終始。

trf2.jpg

trf「BILLIONAIRE - BOY MEETS GIRL」1994年
●コレも100円だから勝っちゃったよ。「BOY MEETS GIRL」のフルレングス聴きたくて。ココのバージョンは12インチミックス。小室の狙いはこのユニットでレイヴカルチャーを日本に導入する事だった(trfTETSUYA RAVE FACTORYの意)のだろうけど、チープなくらいの単純なダンスビートは、ポップスとして作り込み過ぎてる TM NETWORK よりも、ずっと肩のチカラが抜けてて本人が楽しんで作ってる気分が伝わる。でも聴くべきモンは「BOY MEETS GIRL」「survival dAnce」のみ。後はゴミ。

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