ノマド、真剣に将棋を研究。
「将棋入門」とかいう本を与えたら、本文はろくに読めないのに、盤図面にたくさん書き込みをして、新たな陣形の組み方をセッセと覚えてる。たった一人で。今日はお手製の将棋ハンドブックを自分で作って、「ぎんかんむり」とか「みのがこい」の陣形を図にしてた。「みのって、テレビにでてるみのさんのコトかな?」とか言いながら。
●もはやボクの知識を超えているので、ボクはノマドと将棋をプレイすることで、ノマドが覚えた新陣形を自分のアタマにコピーする。今日は「ぎんかんむり」を張るつもりが、互いに陣形が完成する前に前線が衝突し、ボクの王将が敵陣に突っ込むまで追いつめられた(いわゆる「入玉」ってヤツ?)。でもやっぱ最後はパパが勝つ。そんで二人で反省会。「ノマドは、パパが入玉する時に連れて来てた金将を桂馬で殺すチャンスを実は見逃してたんだ。アレを見逃さなかったら、パパの王は防御がなくなって死んでたな」とか言って。


「猫の恩返し」

昨日の夜は、ジブリの「猫の恩返し」。
宮崎駿は企画だけで制作に深く関わってないのでスルーしてました。でも家族四人で見たらオモロかった。ヒヨコ真顔で「ヒヨコは、ネコでもいいな~」今でも既にネコみたいなもんだろ。



●恒例の花も。すいませんね、毎度。

akahana.jpg


●今日は眠いわ~。昨日は日光に当たり過ぎた。で疲れてるんだな。BGMはこんなヤツにしてみた。

JEFFERSON AIRPLANE「SURREALISTIC PILLOW」

JEFFERSON AIRPLANE「SURREALISTIC PILLOW」1967年
●タイトルを日本語に訳せば「超現実まくら」ドラえもんのひみつ道具か、霊感商法グッズの名前みたいだ。しかし効きまくる。ナゼか眠くなる。どうしても最後まで聴き通せない。気付くと爆睡してる。午後いっぱいズーッと、フトンの前にあるラジカセを何度もプレイしかし爆睡、プレイ&爆睡、プレイ&爆睡を6回くらい繰り返した。
●歴史的事実を振り返れば、60年代西海岸のフラワームーブメントの中心だったサンフランシスコで、サイケデリックロックを鳴らした男女混合ロックバンドだ。ロックの教科書に出てくる名盤ですな。んーでも、サイケだから絶大な催眠効果があるって訳じゃない。つーか、今の耳じゃどのヘンがサイケか正直よく分かんないなあ。むしろ日光イッパイの明るいフォークロック/カントリーロックとして楽しいと思って聴いた。「SOMEBODY TO LOVE」とかチカラ入った女性ボーカルがタフで、普通にカッコいい。で、中盤「TODAY」「COMIN' BACK TO ME」あたりの実に優しいアコースティックサウンド(フルートの隠し味が美しい!)にスヤスヤ眠らされてしまうのだ。で気付くと8曲目の美しいコーラスワーク「HOW DO YOU FEEL」&9曲目のインスト小品「EMBRYONIC JOURNEY」になってて、再びスヤスヤしてしまうのだ。だからその後出てくるヒット曲「WHITE RABBIT」は全然印象に残らない。どんだけボクは眠いんだ?
●60年代では絶大なる支持を集めていたこのバンドだが、時代の流れと共に、JEFFERSON STARSHIP(飛行機から宇宙船に出世魚?)と改称したり、単純に STARSHIP だけになっちゃったりするんだけど、その影にはメンバー同士の泥沼な集合離散があってソレはソレは複雑でよくわからん。少なくともこの繊細な「超現実まくら」から「シスコはロックシティ(WE BUILT THE CITY)」のあっけらかんな80年代ヒットポップスへの紆余曲折は、当事者にしちゃ筆舌し難い苦しみがあったんでしょう。ヒッピーなカウンターカルチャーからマーケティング地獄のMTV時代への変遷、もう同じバンドとは思えないよ。…え、実際ほとんど同じ人は残ってない?



●一方で60年代からしぶとく生き残るオッサンもいる。

KEITH RICHARDS「TALK IS CHEAP」jpg

KEITH RICHARDS「TALK IS CHEAP」1988年
泣く子も黙る THE ROLLING STONES のオリジナルギタリストだよ!ドラッグ中毒でボロボロになっても結局生き残って来た伝説の一人。とはいいつつも、80年代はストーンズにとっても危機の時代で、スットンキョウなディスコサウンド(「MISS YOU」)や、気色悪い裏声レゲエ(「EMOTIONAL RESCUE」)なんぞをやって自分らの音楽をアップデートしようと必死だった時期。まー、あの無理さ加減もひっくるめてボクは楽しんで聴いてますが。
●でこの KEITH のファーストソロは、そんな中でメンバー間の緊張が最高潮に達してた頃のヤツだね。1986年「DIRTY WORK」をバンドがリリースした時には、文字通りダーティな現場だったようで、MICK はやる気なし(自分のソロが気になる)、CHARLIE はドラッグ漬けと最悪。KEITH 主導で勧めた結果、ジャケの座り位置までに力関係が反映する結果になる。ボクはこのアルバム収録の「HARLEM SHUFFLE」はルードなファンクで大好きだけど。

THE ROLLING STONES「DIRTY WORK」 THE ROLLING STONES「DIRTY WORK」

●そんで半ばキレ気味で始めた KEITH のソロ活動。ジャケの顔から貫禄剥き出し!タバコは指焼くってくらいギリギリまで吸う!そんでリングはしゃれこうべ!さすが JOHNNY DEPP「パイレーツ・オブ・カリビアン」ジャック・スパロウの役作りに参考にしたってのが頷ける。
●さて実際聴いてみると、第一印象は「声高え!」そうだそうだ、この人渋み効きまくってるけど、歌声は高いんだった。1972年「EXILE ON MAIN ST.」収録の KEITH ボーカル曲「HAPPY」も声高かったもんね~。忘れてたよ。なんか、OASIS NOEL GALLAGHER が初めて歌った時「兄ちゃん、声高いよ!」って突っ込みたくなった感じと一緒。しかも「HAPPY」の頃ほど歌えてりゃイイけど、酒ヤケしてるのか全然歌えてませーン。
●あとね、恐ろしいほどギターがユルいんだよ。伝説のロックバンドの屋台骨を支えて来たギタリストのソロよ、どんだけスゲエギター弾くのかと思ったら、スッカスカのゆるーいストロークで、味だけで押し通す作戦。「ロックは技術じゃねえんだよ!イキフン勝負だよ!わかるか若造!」ははーっ、ありがたいお言葉ありがとうございます。
●ボクの持論で、「ストーンズはアントニオ猪木である」というテーゼがあります。最近のアントニオ猪木って普通に見たらへんなオジさん。123、ダーッ!しか言わない。でも全盛期のカリスマを知ってる人から見たらナニやってても神。ストーンズも、知らない人から見たら還暦ジイさんがよくハシャグよ~だけど、そのカリスマに飲み込まれたら最後、ナニやってもスゴく思えちゃう。このソロは、スッゲー内容ないのに、なんだかカッコいいと思えてしまう、思わされてしまう、驚異の魔法を思い知る一枚。だからストーンズに興味のない人には単なる産廃ゴミですので気をつけて下さい。


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