「崖の上のポニョ」公開記念。

P1ポニョくりそつ

●ウチのポニョ、水鉄砲ポニョゲットでご満悦。つーか似てて笑える。


今日は、昔の職場の後輩が下北沢にボクを訪ねてくれた。
●音楽誌の駆け出しエディターとして奮闘中の彼女fuyu(仮名)は、幅広い音楽知識を得る為に、音楽オタクの先輩を巡り音楽史個人レッスンを受けている。先日はやはり昔の同僚ザキを訪ねロック史について熱く語り合ったらしい。だから今日はボクが、ブラックミュージックの歴史を生意気にも講義しちゃうという訳。お気に入りのカフェに彼女を案内し、ノンストップモードで音楽トークを語り続けた。
●普段、誰にも需要のナイ無駄知識であるこのテのハナシ(このブログでも書いてるけど需要の全く見えない話題)を「色々聞かせて下さい!」と元後輩ちゃんが来てくれると言うのだから、ボクとしては最高にうれしい。病人のボクを訪ねてくれることと、誰も望まないオタクトークを存分に語れる二重の喜びだ。でも8時間も一気に語り切ったのは、少々やり過ぎたかも…。帰宅後ワイフに怒られた。喉もイタい…。

●異業種への転職ということもあり、特殊で狭い人間関係に煮詰まっているようでもあるが、ボクから見ると、彼女は十分ポイントを稼いでいる。極端に気難しいというコマッタちゃん上司に直談判で勝負を挑んだりする度胸は、負けてない証拠。フツウの連中がやれないコトを、ガチンコ勝負でモノにしている。彼女は「苦しい苦しい」と言うが、ボクに言わせれば、カベを粉砕する一歩手前までキテル感触。むしろ、ウップン晴らしで徹夜暴飲してる方が心配だわ。ボクみたいに病気になったら大変よ。あまり思い詰めないで、ウマくやりこなして欲しいと願うのです。

●そんな再会劇に、ボクの気分は今現在スカーッと晴れ渡っているのであるが、今週のウイークデイは、正直かなりアップアップだった…。病気の治療について色々進展があり過ぎたのだ。



自律神経失調症とのお付合い(その60)~「リワークプログラム本格稼働」編

●今週はとにかくなんだか内容が濃過ぎてシッチャカメッチャカだった…。
●一体ナニから書いたらイイのかも分からない…。とにかく昨日の「精神科デイケア」のハナシから書くか…。ちょっと今日は長いですよ。


◇午前8時50分。横浜某所、小さな駅の前でぼけーっと座り込むボク。
●いつもの精神病院に行く訳だけど、今日は今までのカウンセリングと違う。チョー朝早い。普通の社会人として相応しい朝のラッシュを味わい、通勤体験をすることで社会復帰の一歩とする訓練。おかげで朝6時起き(といってもどうせ熟睡できないので自動的に目が覚めるのだが…)、7時40分セットアップという、今までの休職生活ではほぼ一番朝早いペースで家を出発し、この駅前に来ている。
●そんでボクは、その横浜の精神病院で行われているという「精神科デイケア」ってのに参加する為に、この駅前にウンコ座りしている。今まで駅から病院まで、20分に一本間隔のバスに乗ってチンタラ通っていたのだが、「精神科デイケア」の参加者には9時集合で病院が出す無料送迎バスが利用できるということが判明したのだ。
●しかし、何の偶然か、その待ち合わせ場所にはたくさんのマイクロバスが並び、イキナリ面食らうことになった。初老のオジさん達がイッパイ乗っているバスに声をかけたら「00観光組合のバスだから」。杖をついたお婆さんが乗ったバスでは「ウチはソッチの病院には行かないんだよ」。………うーん。ボクはちょっと緊張しているのだよ。「精神科デイケア」ってのがなんなのかほとんどピンとキてないのに、一緒にバスに乗る人(つまりボクと同じような病気の人)の気配も掴めず、イキナリ待ちぼうけを食っている。ジリジリさせやがる。
●……5分ほど遅刻してマイクロバスが現れた。ボクの不安な感情とは裏腹に、思い切り陽気なスタッフの人が降りてきて「おはようございまーす」と声をかけた。バスによってくる人3人。…てか3人しかいないのか…。「あの、初めての unimogroove ですけど…」「聞いてますよ、よろしくお願いします!」はあ。「さて、皆さん乗りましたか?シートベルトを締めて下さい!」


◇ここでカットバック!今週月曜日のオリエンテーション。
「精神科デイケア」とは何か? このコトについてボク担当の臨床心理士チーさん(仮名)&デイケアスタッフの皆さんから説明をみっちり受けた。
チーさん「unimogroove さんが取り組む『リワークプログラム』とこの『精神科デイケア』は決してイコールではありません。私は unimogroove さんのためにいくつかの手法をイロイロ織り交ぜて、経過の段階に応じて様々な提案をしていきます。まずは最初の一歩として『精神科デイケア』を利用していただくのです。言わば『リワークプログラム』の中に『精神科デイケア』という要素があり、他にも色々な要素を順次提供していくって訳です」はあ。「リワークプログラム」「精神科デイケア」も今のボクにはその全容が全然イメージつかないままですわ。ま、別に構わないけど。引き返す、ヤメるなんて選択肢はないのだから。
●デイケアスタッフ「デイケアの狙いは、精神疾患のある人が、ついつい引きこもってしまうのを防いだり、規則正しい生活を身につけたり、仲間を見つけたり、退院したばかりで社会に出るのに二の足を踏んでいる人に自信を持たせることです」毎日週5回、話し合いやスポーツ、食事作りや音楽などのグループ活動を行い、社会性を養い、少しずつ自信を取り戻すのが目的だ。

●で、実際にナニをやるのかなと思い、今月の予定カレンダーを見せてもらった。月曜日:「係の仕事」…?あの、係って? 「メンバーの皆さんには、何らかの係の担当になってもらいます。例えば新聞係とか」新聞係!?一体どんな新聞なんだろう?
火曜日:「創作活動/カラオケ」カラオケ!カラオケは…ぶっちゃけ苦手です…。ここでカラオケをすることになろうとは…。創作活動とは、手芸とか陶芸とか絵を描くとかそんなことをするらしい。
水曜日:「卓球/軽スポーツ」軽スポーツって…?「簡単な体操ですよ。椅子に座って手を回したり」ふーん。NHKでよくやってるやつか?
木曜日:「音楽」みんなで合唱するらしい…。音楽療法士という人がやってくるという。
金曜日:「自主活動」自主活動って…?「みんなそれぞれが好きなことするんですよ」好きなことって例えば?……その他、「学習会」「グループミーティング」「散歩」「茶話会」「料理」など不定期に様々なメニューが入ってくる。料理もボク全然出来ないんだよな~。

●臨床心理士のチーさん、ゆっくり丁寧に話す。「あの unimogroove さんも十分自分の病気で苦しんでらっしゃると思いますが、この病院に関わる患者さんには一生ココから出られない方などホントに幅広い病状の人がいます…こう言うとホントに失礼ですけど、unimogroove さんは比較的症状の軽いグループに入るわけで…」いえいえ、そんな回りくどい言い方をせずともダイジョウブです。つまりボクは患者さん全体の中では全然のライト級で、「精神科デイケア」のメンバーさんにはもっとヘヴィ級の人もイッパイいるということですよね。「そ、そうです。だから、なんか不思議な感じもするでしょうし、物足りなかったり退屈だったりするかも知れませんけど、とにかくゆっくり、リラックスして参加して下さい」
●……はい!と元気に返事はしたものの、DVD「クワイエットルームへようこそ」を見たばっかり(7月11日の記事へのリンク)で、閉鎖病棟のヘンテコリンさを見せつけられて少々ビビってるのも正直な気持ちだ。くそーあの映画、健康な時に見たら最高に笑える物件だったのに、中途半端に身近な世界になっちまって微妙にボクをビビらせている。まー、あくまで入院する訳じゃないんだから、と自分に言い聞かせる。


◇昨日の9時30分に戻る!「精神科デイケア室」。
●いつも診察やカウンセリング、会計をしていたフロアの一階下、地下一階に「精神科デイケア室」がある。つーか、そんな秘密基地めいたモンが階下にあろうとは気付かなかった。ボクはスタッフさんや他の患者さんと共に階段を下り、その「精神科デイケア室」に入る。
●地下一階ながら、吹き抜けの外光を取り込んだ、パッと明るい部屋だった。しかも意外と広い。学校の教室の2倍はあるだろう。入って左側の窓際サイドには20人くらいの人数が座れる会議スペース。部屋のアチコチにソファがあって、他にも気になる物件がイロイロある…。ただし、そんな部屋の様子に気を配る余裕はない。すでに10人ほどの患者さんが部屋のアチコチでくつろいでいた。なんつーか、皆さん迫力満点なんですけど。

●なるべく愛想良く皆さんに挨拶する。「今日からお世話になります。新入りで分かんないコトばかりですがよろしくお願いします…」とはいいつつも、強烈なキャラ立ちしてるオジさんたちには一瞬ヒルむ。
●なかでも短く髪を刈り込みつつナゼか頭の中央にモヒカンを残している70歳くらいのオジさんのオーラにはビビった。シャツは「市川団十郎」と描いてあるド派手な歌舞伎デザイン。ワークパンツ風のルーズなジーンズの沢山のポッケにはカワイいキャラの刺繍がしてある。
「あの、そのシャツ、カッコいいですね」モヒカンさん、ニマーッと笑って「おう、コレも見てくれ!」首から下げた数珠ネックレスの内側に、もう一本ネックレスが出てきた。シルバーの蛇がとぐろを巻いてダイヤを守っているデザイン。「両手も揃えているんだな」右手の薬指と左手の小指にもシルバーの蛇。右の蛇はダイヤの瞳を持ち、左の蛇は大きく口を開きダイヤを齧っている。「うわあ、スゴいですね…」ちょっとホントにカッコいいと思っちゃった。耳にも大きなシルバーのピアスをつけてるこのモヒカンさん(仮名)、強いて言うならば内田裕也さんって感じ?満足げにニマーッと再び笑う。
●ソファに深く腰掛けてる長身の40代男性は、茶髪を逆立ててモゴモゴしゃべる。「荷物はあのロッカーに入れるんだ…カギ付いてる所はドコも使っていいからな」雰囲気から見て土木系の職人さんでニッカポッカがよく合うタイプ。仮にニッカポッカさんと呼ぼう。つーか、オーラはスゴいけど、みんなイイ人っぽいな。

とかやってると、朝のミーティングが始まる。
●クジ引き箱が回され、そのクジでミーティングの司会進行を決めるのだ(もちスタッフさんのフォロー前提で)。50代ほどの女性が司会になり、朝の挨拶が始まる。「おはようございます、朝のミーティングを始めます、それでは皆さん、一人ずつご挨拶をどうぞ」一人ずつ挨拶するんだ!「おはようございます、今日もよろしくお願いします」メンバーさんみんなはその文句だけを繰り返す。
●で、ボクの番だ。「今日初めてデイケアに参加します unimogroove です。右も左も分かりませんがなにとぞよろしくお願いします」全員一周したら「係の人から連絡事項はありますか?」…係、早速登場…「スタッフさんからは?」スタッフさんも大勢いる。主だった人で5人くらいいるだろうか、50歳代の女性から、20歳代前半のオニイさんオネエさんまで。「今日は、一日自主活動の日です。皆さん、お好きなことをやってお過ごし下さい」そして続いて全員でラジオ体操……。


◇カットバック!再びデイケアスタッフさんのオリエンテーションへ。
●スタッフには、医師、看護師の他に、臨床心理士、作業療法士、精神保健福祉士といった人たちがいるという。すいません、後半は生まれて初めて聞く言葉です…。「作業療法士というのは、身体の機能に障害がある人にリハビリを提供する立場の人です。精神保健福祉士というのは…」ああ、なんか難しくて途中からナニ言ってるかよく分からんかった。ボクの目の前でデイケアの説明をしているその人こそがその精神保健福祉士さんらしいが、ボクは2時間に及ぶノンストップの説明で既に頭痛を起こしていた。「あの……さっきから頭が痛くって……、一発クスリ飲んでイイですか?」チーさん「うん… unimogroove さんにとって頭痛を起こすナニかが起こったんでしょうね」なんすかその意味ありげな物言いは? 熱中症になるほど暑い中2時間かけて病院に来て、2時間ノンストップで全然イメージのつかない世界のハナシをされれば誰だってクラクラするよ。
●実際、このスタッフさんたちは、50歳代の女性から、20歳代の男性まで5人程度の人々が甲斐甲斐しくボクらの世話を焼いてくれる。患者さんの誰もが退屈しないように、しきりと声をかけてくれるし、ボクに対しては他の患者さんとの橋渡しもしてくれる。だから、思ったよりストレスはない。


◇「自主活動」スタート!室内をチェック。
●自主活動は文字通りフリーなので、ここで初めてなんとなく周りをジックリ見てみる。
●若いイケメン男性スタッフ、コソさん(仮名)が細かく解説してくれる。「冷蔵庫の中には作り置きの麦茶が入っています。戸棚から『デイケア』と書いてあるマグカップを出して飲んで下さい」もう長くデイケアしている人は自分のマイカップを持って来てるという。使った食器は隅にある流し2カ所で、洗剤で洗って元の場所に置くのだ。はいはい。「奥の倉庫には卓球台があります。毎週水曜日は卓球のトーナメントがありますから、参加して下さいね」トーナメント…。
「この本棚も自由に活用して下さい」おっ!横山光輝「三国志」が全巻揃ってる。ここを出るまでには全巻読破しよう。ちなみに独身の頃池袋の近所に住んでた時、この横山光輝さんの邸宅がすぐ側にあった…もう故人だけど。「ラジカセは体操や音楽の時に使います。休み時間にはラジオをかけます」CDも小脇に何枚かあった。気になったのは GORILLAZ の日本編集盤 B-SIDE 集。見た事ないヤツ。慣れたら貸してくれってお願いしよう。「タバコは吸いますか?」吸う人はベランダの外。携帯もメールも外で。ふーん、了解です。「この棚には、オセロや将棋やトランプといった色々なゲームがあります。コレも自由に使えます」
●そこにはマージャンもあって、早速卓を囲んでジャラジャラプレイが始まっていた。メンツはさっきのモヒカンさん、ニッカポッカさん、そして杖をついている70歳代のオジイさん、ツエさん(仮名)、も1人かなりヤリ込んでいると見えるオバさん、マージャンさん(仮名)。卓の後ろには「祝・役満!四暗刻 0月0日00さん」「祝・役満!国士無双 0月0日00さん」と張り紙がしてある。ゴルフのホールインワン賞のようだ…。いつかあのマージャン仲間に混じってみたいが、ボク死ぬほど弱いんだよね。

●大きなガンプラの箱を抱えてきて、テーブルの上で組立ててる人もいた。あれは「SEED」ストライクガンダムでは…? いづれあのガンダムさん(仮名)ともガンダムトークをしてみよう。さっき朝のミーティングで司会をしてた女性は毛糸で編み物を始めた。だから仮名はケイトさんにしよう。

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●スタッフ、コソさんの誘いで、患者さんに混じって「JENGA」に生まれて初めて挑戦した。「JENGA」って知ってる?イメージ画像貼っときます。口が塞がらないオジさん、アングリさん(仮名)と、一番若い女性、シズカさん(仮名)とスタッフ、コソさんと対戦した。二人の患者さんはどんな病気だか分からないが、全然しゃべらない…。物凄く静かな人たちだ。


◇カットバック!「デイケア生活のルール」
●プライバシーに関わる個人情報について病院は教えないし、患者さん同士でも情報の交換はしてはいけない。人にはそれぞれ事情があってココに来てるわけだし、他人の事情まで抱え込めるほどの余裕は今のボクにない。結局、つかず離れずが正しい態度なのだ。だから誰がどんな病気なのか詮索もしないしされもしない。
迷惑行為にもペナルティが課せられる。発言や行動が他のメンバーさんに悪影響を及ぼしていると判断された場合、程度に応じて1週間から1ヶ月以上のデイケア禁止が課せられる。ボク「あの…このテのトラブルの頻度って…」「いやほとんどないです。皆さん大人ですから」
●デイケア参加にも、一応いくつかの段取りがある。まずは「見学参加」5回。ボクの今の立場だ。この5回で、今後もデイケアに参加するかボクが判断する。そしたら「試験参加」一ヶ月。ボクのデイケア担当者が決まってチェックする。スタッフ側からの評価期間だ。もしボクがコマッタちゃんならば、スタッフの受け入れ判定会議でお断りされてしまう。


◇そんで、昼食。
完全に給食だ…。毎日の献立はカレンダーとして掲示されており、病院内の給食センター(?とは呼ばないだろな)から台車で運ばれてくる。皆さん手慣れたもんだ。全員が水道で自分の手を石鹸で洗い、配膳テーブルをスプレーで消毒。ボク「あの、何かお手伝いすることは…?」スタッフさん「手を洗ったら、食器の数を数えて下さい。今日は全部で18人分」は、はい、お皿も茶椀も全部18枚あります。「では小鉢に盛りつけをお願いします。今日は、がんもどき1個、ニンジンの煮っころがし3個、サヤインゲン2枚です」細か!よし頑張るぞ、セッセッセ。
●いつの間にか全員の作業で全ての料理の配膳が終わり、ミーティングテーブルにキレイに並べられている。そして患者スタッフ全員揃って「いただきます」ゴハン、みそ汁、タラのあんかけ、もやし炒め、小鉢。うーん、味も給食みたいだ。なんか懐かしい。大の大人にはちょっと物足りない量じゃナイの?と思ってたら、案の定主だった男性陣は瞬間的に平らげた。早っ!

●そんで、食べ終わった食器は自分で流しに持っていき、自分で丁寧に洗剤で洗い、元の台車の上に返すのだ。その段取りに少し戸惑ってると、朝から同じソファにジッと座り続けてた人がピョンと跳ね起きて、「流しは2つあるから、配膳台のトコロで並ぶ!」「皿は、ふきんでふいて、カゴの中!コップは戸棚の中!」唐突でビックリしたが、この人なりに新入りのボクを気遣ってくれたのだろう。「ご丁寧にありがとうございます。スイマセン」その人はボクと目を合わさずまたソファに戻っていった。仮名はソファさんにしよう。ホントにオモシロい人がイッパイだ。

午後は、スタッフのコソさんと将棋を差した。
●最近はノマド以外の人間と差したことがナイから、普通の大人とやってみたかったのだ。「コソさん、将棋付き合って下さい」……したら2連敗。ボクって猛烈に弱いんだ…。脇で勝負を眺めてた40代のオジさんが「今度はオレとやりましょう」。……ですぐ負けた。弱い…。その夜はノマドに報告したよ。「パパ、病院で大人の人と将棋やったけど、3回やって3回負けたよ。トホホ」

このオジさんが「次は卓球しましょうよ」と提案してくれた。
●卓球なんて、大学時代以来だわ…。で、これまた最悪にヘタクソ。ちなみにメンバーさんもスタッフさんも毎週やってるからウマい。40代のオジさん、仮名タッキュウさんは、器用に左右へ打ち分け、モノの見事にボクは左右に振り回される。コソさん「unimogroove さん、なんか打ち方がとてもユニークですね」ボクは傍目から見ると多分超ヘンテコなフォームで打っているのだろう。あっと言う間に汗だくだ。
●そこへ初老の女性が入ってきて、コソさんも加わりダブルスをしようという話になった。ふう、女性が入れば少し楽になるかな?と思ったら大間違い。このオバさん、完全スマッシュ狙い。手加減なしでボクに打ち込んでくる。「今のスマッシュは返される訳に行かないわよ」スゴくヤリ込んでるじゃん。仮名はスマッシュさんに決定。
●マジ汗だくになり(来週は替えのシャツ持ってくるぞ)、オマケにタッキュウさんのフォーム講座まで丁寧に教授されたあたりで、今日のデイケアはオシマイ。午後3時だ。朝同様、司会の人が帰りのミーティングを行い、一人一言のコメントを全員が言う。「今日はお疲れ様でした。次回もお願い致します」みんなそのお決まりセリフ。ボク「早速卓球で汗だくになりました。とても楽しかったです。今後もよろしくお願いします…」
●ちなみに、翌日の朝、腰が痛くて目が覚めた。あの卓球、腰に悪いような気がする。


◇カットバック!「リワークプログラム」の全容解説。
●先週月曜日のカウンセリングは、「デイケア」の説明だけではなかった。心理テストの結果発表、3回のカウンセリングを経ての「心理アセスメント」&「復職計画のご提案」などなどコッテリとした重い話題が多かった。

「復職計画のご提案」これが、第一段階から第四段階まである。

第一段階:生活リズムを身につける段階(毎日規則正しい生活を守り、決まった時間に支度を終え家の外に出かける習慣を身につける)
●コレは、自宅での過ごし方だ。毎日決まった時間に起き(自然と目が覚める)、決まった時間にゴハンを食べる。これはもうボク出来てますよ。家の外にも出てカフェで読書したりしてますし。臨床心理士チーさん「いや、コレは午前中外に出てもらいたいんですよ。通勤をイメージしてね」はああ、確かにカフェは午後からだなあ。チーさん「それで、一週間24時間の自分の生活を記録して下さい。何時にナニをして、何時間睡眠を取って、そして熟睡度も記入して下さい。100点満点で」はああ。
●そこで、先週一週間は、娘ヒヨコの幼稚園の送り迎えをボクが担当してみた。チーさんが「9時に外に出るのが望ましい」というので、それならヒヨコの時間と同じじゃん、という発想だ。歩くのをかったるく思ってるヒヨコはワイフと幼稚園に行く時はグズグズするらしいが、ボクはワイフのようにせかしたりしないので、なにげに楽しんでくれてるらしい。「ヒヨコ、あそこでクロアゲハがお花の蜜を吸ってるよ」「パパ、自動車の下にニャンコがいるよ!」チンタラチンタラ歩きながら(&ボクは植物の写真を撮りながら)行くのでワリと遅刻寸前である。
●そんでボクはその足で下北沢のファーストフードの店に入り、アイスティーを飲みながら読書するわけだ。ボクの好きなカフェは営業スタートが遅いからね、9時台じゃドコも開いてない。

そんな一週間の記録をチーさんに見せた。チーさん「仮眠を沢山とってらっしゃいますね」ええ、外出を終えたらまず一眠りって感じです。「私の予想だと、まだ疲労が多く残ってるようですね。病気からの回復の最中はカラダが睡眠を大量に欲するものです」でもでも、ボク、この一年ズーッとこんな感じですよ。「うーん、よっぽど疲れてらっしゃるってコトですよ。だって10年以上もズッと睡眠を削ってきたんでしょ」はああ、その通りです。果てしないなあ。


第二段階:集団生活に慣れる段階「精神科デイケア」のプログラムに参加する。週2日からスタートし、最終的には週5日まで増やす)
●ヒヨコは夏休みに入り、ボクは「精神科デイケア」に参加した。つまり昨日をもってボクは第二段階に入った訳だ。
●実は、先週のカウンセリングでバッタリ会社の先輩に出くわした。普段は口を聞くほどの仲じゃないけど、こんな横浜の精神病院のロビーで出くわせば、お互いビックリするしリアクションもする。
●その先輩ケーオーさん(仮名)は一ヶ月前からこの「精神科デイケア」に参加しているという。へー!ケーオーさん「実は去年4月からボクは休職しててね~」「えっ、ボクも去年7月から休職してるんです」「ああ、そう!」そもそも会社の診療所で紹介された病院だ、同じ会社の人間が送り込まれても不思議じゃない。「この分じゃ、他にも誰か来るのかな~?」え、まだ他にもヤバい人いるんだ…。どんだけ病んでるんだウチの会社は。…ちなみにケーオーさんはボクのデイケア初日にはいなかった。


第三段階:リハビリ出社の段階(会社の診療所から始めて、次第に職場に顔を出し、職場に滞在しり時間を延ばしていく)
●ハッキリ言って遠い未来のハナシなんで全くイメージできない。ただし会社診療所への通勤訓練は2月末~4月イッパイまで、2ヶ月以上ちゃんとこなせていたのだから(GWで症状が悪化した)、戻るとなれば職場にテンポよく戻れるのじゃないかなと思う。…でもそれが元いた職場かどうかはわからない。


第四段階:フォローアップの段階(時短勤務や残業制限を適応。会社診療所に定期的に通い、病院にも隔週で心理面接を行い、ドロップアウトしないようにする)
●ここまで着たら、かなり真人間だな。もうこんな状態は今じゃ想像がつかない。だから考えない。

●一個、お断りが。自律神経失調症の悪化があれば即座に休養し第一段階まで戻る可能性があるとのこと。今回も絶対どっかでつまづくだろう。今までも必ずどっかでつまづいてきたからな。つまづいても無駄に落ち込まないことが大事だ。


「SST」&「分析的心理療法」。
「精神科デイケア」と同時並行でこの二つのプログラムも進行させるという。
「SST」「ソーシャル・スキル・トレーニング」の略。デイケアよりも少人数で、より軽度の病気の人が参加する。文字通り、社会の中でウマく生きていく技術を鍛えるのが目的らしいが、これまた今んとこ内容はナゾだ。
「分析的心理療法」は、ボクの内面の問題についてより深く見つめ直すコトで病気の原因を深く理解する治療法の一種らしい。専門のセラピストがついて一対一でやるという。うーんこれまた内容はよくワカラン。「コレやりますか?どうでしょう」チーさんが聞く。ボク即答。「やりますよ。オモシロそうじゃナイですか」「ガクッ…こ、好奇心ですか…」あ、なんかボクリアクション間違えたみたい。イヤイヤ、あのーとにかく病気の本質をボク自身が理解しておかないと、また同じこと繰り返してまた病気になるってコトですよね、コレはその本質を知るプログラムって訳でしょ。「…まあ、そういうことです。ではコレも正式にプログラムに組み込みますね」……つーか、食わばサラまで、全部味わい尽くしてやる。こんな経験フツウの人間には出来ない貴重なネタだからな。


◇さて、この「復職計画」は、「心理アセスメント所見」つーモンが前提になってる。
●臨床心理士のチーさんと、3回のカウンセリングを行い、心理テストの結果も踏まえて、ボクの病状を今一度確認した結果、レポートとして復職する為の段取りを大まかに説明された。それが「心理アセスメント所見」。A4版一枚の文章。コレを抜粋。

「ひとつのことについて没頭、熱中すると止まらず、疲れを忘れ休みも知らずに進めてしまうという傾向は、少年期の頃よりすでにあった。患者はこの特徴を生かして今まで様々な成果を上げてきており、高い評価を受けてきた。そのなかで『周りから期待をかけられている、自分がなんとかしなければならない』と感じやすい傾向が発達してきたと思われる」

「しかし、質量共に過大なプレッシャーが重くのしかかり、疲労も強くなり、患者の心身を蝕んでいった。自覚症状として、めまい、肩凝り、頭痛、不眠、気管支ぜんそくの発作、失声(声が出なくなること)、虚脱感、倦怠感、疲労感、痙攣、悲哀感、おっくう感、口渇、筋肉の痛みがある」

「診断名は『自律神経失調症』とされている。しかし、自覚症状の中に抑うつ症状が含まれていることは見逃せない。発症後それにも関わらず仕事を継続できたのは、躁的防衛が働いて軽躁状態になっていた可能性がある」

「躁的防衛」とは初めて聞く言葉だ。うつになりかけてく反面、なにくそ!とカラダ&ココロが無理矢理軽い躁状態へテンションを上げて根性でコンディションを保つ、っていう意味だと説明された、と思う(ちゃんと理解できたか自信なし)。
●病気を診断されたのは2007年2月、でも休職したのは2007年7月。半年近く病気を周囲から隠し通していたのは事実。ボクが作るスタッフシフト表がしょっちゅう間違ってて迷惑かけてたんだよなー。実はもうあん時は限界超えてたからねー。キーボードは打てるけど、手が震えて字は書けなかったからなー。会議中もアゴがガクガク震えるのを手で隠すので必死だった。ボロボロでも体裁はなんとか整えてた、真人間として振る舞えたのは、うつ状態を無理に躁状態に持ち上げていた防衛本能だったんだ。

「患者がひとつのことに没頭する傾向を作ってきたのは、素因と環境の相互作用で考えられよう。もともと認知発達上ひとつのことに興味関心を集中させる傾向が強かったと思われるし、少年期、運動が苦手で内気だった頃傷ついた自尊心を維持する為の方法だったとも思われる。適応の回復のためにはこの傾向を自覚し、意識的に修正していく必要がある」

ボクの病気は、少年時代、幼稚園や小学生の頃まで遡ってその源流があるらしい。そんな大げさなハナシだったのか? この辺で今後、ボクは自分の過去のトラウマに手を突っ込まれるって訳だな。実家の親と電話で話したら「育て方、間違ったかしら?」だって。「まーそーらしいね。少なくとも疑われてるね」とちょっと脅かしといた。さてさてココから何事が起こるか?ちなみに、こちらの病院ではない心療内科の主治医センセイは「気をつけなさいね、いっぺんにイロんなコトを思い出すと、とってもシンドイわよ。言わばパンドラの匣よ」と言ってた。


◇そんで、「心理テスト」の結果発表。
●初回のカウンセリングでは、宿題として6種類もの心理テストが渡され、みっちりボクの脳ミソの中をチェックされました。
●心理テストの内容については先日詳しく書きました。その記事はコチラ:
 http://unimogroove.blog4.fc2.com/blog-date-20080617.html


○その結果がB5版のレポート用紙にまとまって渡されます。仰々しくも「心理検査結果報告書」と書いてある。まずは総合所見。部分抜粋。

「自他に対して厳しく、判断力、行動力があり、リーダーシップを発揮して職場などでは信頼されるタイプであると思われます。しかし人に任せることが出来ず、全てを自分でやらなければ気が済まなかったり、うまくいかないことがあると全ての責任を自分に課す傾向があったりするため、疲労しやすいと考えられます」

「一方で、興味関心が向いたことについては人の意見を聞かず邁進し、感情のままに行動することがあるようで、もしかしたら周囲の人は時についていくことが難しいと感じることがあるかもしれません。気分の上がり下がりも激しいようで、感情や無意識的な衝動と、理性的に物事を進めていく部分との折り合いが難しいのかもしれません。」

●ふーん…。個人的にボクを知る人は、コレを見てどう思うだろう?チョー当たってるよ!とか言って爆笑するだろうか? 「周囲の人は時についていくことが難しいと感じる云々…」とか、後輩とかから見たら「マジその通りだよ!ホントアイツにゃついてけねーよ!」とか指差して笑うかも。

●少なくともワイフは、この世で一番ボクの感情に振り回されてる人間だから、すっごくココロ当たりあるだろうな。「興味関心が向いたことには邁進し…」とか間違いないもん。趣味の音楽ではCD突然4万円分買ってくるとか、好きな漫画家は全巻全作品コンプリートしないと気が済まないとか、へんな植物の写真を撮りまくって家に帰ってこないとか、「今日から肉は食わない。ウエスト減らすまで野菜と魚だけ」と突然言い出して一年以上えせベジタリアンであり続けたりとか。昔もH.I.S.のカウンターで「すいません、明日トルコまで一枚」ってノリで旅行してたし、その辺の趣味ワールドに関して他人に変な干渉はさせなかったしなあ…。仕事も「コレは名案!」と思い込んだらヤリ込まずにいられなかったし。

仕事を人に任せるのは確かに下手だった…。全部細かくチェックしないと気が済まないタイプだったからなあ。クドクドクドクドうるさいチーフだったと思う。そんで失敗するとチョー凹む。「全ての責任を自分に課す傾向」ってそういうことかな。数字の成績とかスゲエムキになってたからなあ。あと、仕事を抱え込む。絶対コナせないって量を無理矢理抱えてた。だってどれもオモシロくて人に譲るのが惜しかったんだもん。


次は6種類のテストごとの結果。まずは「TEG II」というヤツ。
●この検査は「自我状態」つまり心の動きのパターンを5つに分け、それらの強弱で特徴を捉えるもの。5つのパターンとは…
 1、CP:批判的な親(高い理想・向上心・使命感・責任感・完全主義・誠実)
 2、NP:養育的な親(共感性・同情・思いやり・他者に対する理解)
 3、A: 大人   (合理性・論理性・客観性・計画性・冷静な行動・現実主義)
 4、FC:自由な子供(明朗性・活動性・積極性、好奇心・楽しい感情・ユーモア)
 5、AC:順応した子供(順応性・協調性・依存性・受動的・我慢)

●ほんで、ボクの成績は… (※0が最低、20が最高)
 1、CP:批判的な親  → 20
 2、NP:養育的な親  → 16
 3、A: 大人     → 18
 4、FC:自由な子供  → 18
 5、AC:順応した子供 → 

●コレを分析した女性心理療法士さんによると「CPがマックスで、ACが全くないんです。コレはちょっと極端ですね」…完璧主義で、人に全く頼らない…。ほえ~、そんなに極端なんですか…。「でもACはゼロなのに、FCはかなり高い。CPが高いということは責任感を重んじるってことですけど、一方で自由な子供にありがちな感覚的な自己中心さも高いんですよね」本来は矛盾する要素なんすか?「いや矛盾とは言えませんが、unimogrooveさんの中で、この異なる性質がどう共存しているかが疑問ですね…。相乗効果になるのか、葛藤になるのか…」
●でも、ぶっちゃけボクかなりヤリタイ放題なタイプですよ。自分のヤリタイことを我慢しません。仕事でもプライベートでも。そのためにどんな苦難があっても、手段を選ばす遂行しますよ。周囲と摩擦はあっても自分の中に葛藤は感じませんけど…。
●レポートの文末にはビシッと「上手に人を頼ることができるようになることが課題だと思われます」はい。わかりました。本当にそう思います。もっと後輩に頼って仕事を任せれば良かった。抱え込み過ぎてオーバーワークしちゃったんだし。その上、ACがゼロじゃあねえ…。


次、「PFスタディ」。マンガの吹き出しに登場人物が応えると思われる言葉を書くテスト。欲求不満を感じる場面でどのような反応をするかをチェック。

「欲求不満の原因を自分の責任に帰しやすく、後悔と罪の意識を抱いて自責的になる傾向が強いようです。また相手に依存することなく、自分の努力によって問題を解決しようとする傾向があります。不満や失望を表現したり、直接的な敵意を示すことが難しいようです。概してストレスを溜め込みやすい人と思われます」

●確かに、あんまり人に対して敵意を剥き出しにするってのはないと思う…。自分が悪いと思い込むかは微妙だけど、自分で解決するためにはどうしたらイイかはよく考える。ああそうだ、上司に怒られると真に受けて凹む。仲間には「あんなの聞き流しちまえばいいんだよ」ってよく言われてた。


「YG」。72項目の質問で性格を類型化するテスト。

「周囲に対して協調的で、対人関係は良好であると思われますが、他人に気を使い過ぎてしまうことも。その一方で時には感情的になり、他人の意見を聞かずに正しいと思うことは人にかまわず実行/主張する面もありそうです」

「こうした相容れない特徴が共存している為か、情緒不安定になることがありそうです。心配性で些細なコトが気になったりイライラするなど神経質な面もあると思われます」

●そんなにボクは人のハナシを聞かないかな? 上司の言うことはヨク聞きますよ、長いモノには巻かれろってね。心配性と些細なコトが気になるのはご名答。もう超ミクロな失敗とかスゴく長く引っ張る。誰も気付かなかったミスでも自分の中で引っ張るくらい。あと点数グラフでは大方明るいムキに片寄ってたんだけど、一つだけ「悲観的/虚無的」という要素が高かった。これにも心当たりがある。


「SDS」。抑うつの度合いを知るテスト。

「粗点:41点 正常~神経症」

●何点満点のウチで41点なんだ?聞くの忘れた。意味が分からない。


「SCT」。書きかけの文章に思いつくことを書いて文を完成させる検査。

「気分の上がり下がりが激しく、気分のいい時は過活動になることがあるかもしれません。興味関心が向いたものには一心不乱に邁進する傾向があるようで、その他のことは目に入らなくなってしまう所がありそうです。そうした部分を見直さなくては社会復帰は難しいと感じているようです」

●このポイントに関しては、今日も失敗した。元後輩ちゃん相手に8時間トーク。まさしく時を忘れて過活動。臨床心理士のチーさん(仮名)は「unimogrooveさんが社会で評価されてきたのは、まさしくこのずば抜けた集中力とそれによって得られた高い能力なんですからね」と必死にフォローを入れてくれた。

「仕事に強いヤリガイを感じていたようで、その仕事に戻れるか不安に感じています。また能力が低下してしまったと感じ、自信をうしなっているかもしれません。また、『世間の常識と自分の常識はズレている』と感じていて、そのような部分を上手に支えているのが妻という存在のようです。妻が『心の支え』になっているようです」

いちいちご名答だよ。ワイフがいなけりゃ、とっくにボクは自殺してたよ。ホントにお見事だね。ワイフにこのテスト結果を説明したら、結構喜んでたみたい。夜中にコッソリココの部分だけ読み返してたみたいだから。聞きたいなら何回でも言うよ。「妻がココロの支えです」。


「バウム」。全くの白紙に「実のなる木」の絵を描いて下さいというテスト。
●ボクは、「この木なんの木気になる木」的な幹が太く枝葉が大きく広がった大樹の絵を描いて、ソコにボクのコドモ、ノマドヒヨコがその木を見上げてる様子を描いてみた。そんでノマドヒヨコに対応するように、小鳥2羽、チョウチョ2匹、トンボ2匹、犬2匹も描き込んでみた。背景は広い草原。もちろんリンゴみたいな実をたっぷりぶら下げた。クリスマスツリーのオーナメントのように。
●こんな落書きが、細かくチェックされるんです。

「風景の中に木を描く人は、空想に浸りやすく豊かな感情を持ち直感的に思考すると言われています。周囲と調和し、適応的な生活を送る事が出来る素質があります」

「樹冠が大きく、幹がやや短い木です。理性や精神力を過大に評価したり、大望を抱きやすいことが伺われます。幹に節穴がありますが、休職あるいは最近の傷つき体験、不安があったりすることを示唆しています」

●確かに節穴描いた…。チップとディールの巣穴くらいのつもりだったんだけど…。

「樹冠の中の手のような枝は、強い達成要求を伺わせ、外界からの影響を受け入れ、環境の多方面に興味を抱くことを示しています。感情のままに行動する傾向がある一方で、感情を抑制して理性的に考えようとしますが、それはときに高過ぎる要求水準を自身に課すものとなりやすいかもしれません」

●なんでたかが木の絵からココまで読めるのか? ふう。でも心理テストって結局現況の観察だけで、「じゃあこうしろ、ああしろ」って話にはならないんです。こんだけ好き勝手言われて「じゃあ、どーすりゃイイんだよ」的な気分にもなるけど、それは別のハナシ。
●…でも客観的にはよくワカランよ、自分のことなんて…。当たってるトコもあるけど、ピンとこないトコもあるし…。リーダーシップとか、そんな器用じゃないよ、ボク。

●心理テストを受けるのは実はコレが二回目。一回目のことについては下記の記事で。ご参考に。
 ※去年7月28日「心理テスト 編」
 http://unimogroove.blog4.fc2.com/blog-entry-130.html
 ※去年9月15日「心理テストの結果発表 編」
 http://unimogroove.blog4.fc2.com/blog-entry-213.html



◇まだまだあるぜ。ややこしいことが。でもチョーおトク情報。「自立支援医療費制度」。
○前述の精神保健福祉士さんの専門領域らしい。彼が説明する所によると、とにかく役所とウマくやるとお金の負担が減るという。
●この制度を利用すると、窓口負担3割のトコロを1割にしてくれるという!3割負担だとデイケア一日で2300円くらいかかるという。コレを週5日だと毎週一万越え、月に5万くらいになっちまう。コレが1割負担となれば、一回770円!しかも、年収に応じて一ヶ月の医療費の上限が設定され、ボクの場合2万以上は免除される!うおーうれしい!だってこの病院、往復の交通費だけでスゴい値段だよ、最高じゃないか!そんな制度があるならもっと早く教えてくれよ!精神保健福祉士さん「ココは横浜市ですから、お住まいの東京都だとちょっと仕組みが違うかもしれません。区役所に問い合わせて下さい」


そんで、先週火曜日、梅が丘の「北沢保健福祉センター」へ出撃した。

保健福祉センター

●ここは先月、気管支ぜんそくの医療費助成(つまり全部タダにしてくれる)の申請に来た場所だ。制度は8月にスタートするが、書類は順調に届いたし、コッチもうれしいコストダウンになる。受付は、やはり気管支ぜんそくの手続きをしてくれた女性だった。なんとボクのこと覚えててくれた。「ぜんそくは大丈夫ですか?」はいー落ち着いてますー。
●受付の女性「あの、自立支援医療費制度の申請ですよね」はいはい。「いっぺんに申請する人も多いんですが、こういう制度もあるんです。『精神障害者保健福祉手帖制度』。はああ!「精神障害者」!うああ、ボクはもうココの一歩手前まで来てんのかよ。「あくまでコレは申請主義で、出さないといけない義務はないですし、自立支援だけの方も一杯いますよ。でも申請には手間がかかりますから分けてやるのも面倒ですから…」は~。いやいやボクはまだ「精神障害者」とは違うんじゃないかなーと思うんで、今回は片っぽでイイっす…。すげえな、人生イロイロ、なろうと思えば「精神障害者」にもなれるのかよ。オモシロいねえ。

●翌水曜日に、心療内科の主治医に診断書を専門用紙に書いてもらい(コレだけで一万円!ホント金かかるぜ!)、北沢タウンホールの区出張所で「住民税課税証明書」をゲット(300円)、コレを木曜日にまたまた保健福祉センターに持っていく。助成対象に出来るのは本来一カ所の病院&薬局だけなのだが、「理由書」とかいう紙にアレコレ書いて、心療内科と横浜の精神病院の両方を登録した。…月曜に制度の存在を知り、火水木で申請を済ませ、金曜日にデイケア参戦&一割負担。ハッキリ言ってハイペース過ぎる。アタマの中で初めて聞く医療用語と役所用語がマッハで駆け巡り、それに追いかけられるようにコトが進行する。本当に疲れた~。


そんで連休明けの火曜日、二回目のデイケアに挑戦する。
今度はカラオケだ。超苦手だが、唯一のレパートリー奥田民生のCDをもう一回聴き直しとこう。ニッカポッカさんが昼休みのラジオでかかってた「羞恥心」の新曲を聴いて「オレ、羞恥心チェックしてるぜ、羞恥心、イケテルねえ」と自慢げに語ってた。ニッカポッカさんの「羞恥心」を聴くと思うと、このカラオケ大会はかなり壮絶なモノになりそうな気がする。モヒカンさんはナニを歌うのか?一言もしゃべらないアングリさんやシズカさん、ソファから微動だにしなかったソファさんもナニを歌うのか?ボクの新たな冒険が始まったのだ。


●以前の「自律神経失調症とのお付合い」シリーズは下記の記事にまとめております。ご参考に。
 http://unimogroove.blog4.fc2.com/blog-entry-223.html

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