親知らずってマジ痛いね。もう二度と抜きたくない。
●左側歯茎をかばうばかりに、右へ90度カオを倒してメシを食ってたら、筋違いを起こして背中に激痛。バカみたい。ワイフが爆笑してる。タダでさえ首肩背中周りは自律神経失調症で筋肉の緊張が激しいナイーブな部分。肌に直貼りホッカイロでリカバー。鎮痛剤ももっと強力なヤツに替えてもらった。


素晴らしい絶対音感の感受性に感動。
●さて、先週末、ボクはボクの職場から転職してった元部下のオンナノコ fuyu(仮名)に会ってた。シモキタザワのボクのお気に入りのカフェでランチ。
彼女は無類のブラックミュージック好きなので、会えば音楽トークが途切れない。お互いのミクシイミュージックをチェックしているのだが、彼女の聴くアーティストは8割以上が男性R&B。しかも渋いトコ攻めてる。単純に NE-YO とかだけ聴いてるなら今ドキの若者だなと思えるが(実際彼女はボクより10歳若い)、CARL THOMAS とか KEITH SWEAT とか K-CI & JOJO みたいな EARLY~MID 90'S までもタップリ聴いてて、敢えてイマ感と全然カンケイない所をキチンとチェックしてる。MARIO WINANS みたいなゴスペル流れのシンガーや、AVANT みたいな客演仕事中心シンガー系まで聴いてる。人の聴いてる音楽がわかるとオモシロいね。
●一方ボクはメチャクチャな趣味なので結構恥ずかしい。「なんか一日中浜崎あゆみ聴いてる日ありましたよね」とか言われた。実際その日は確かに一日中ハマアユベスト聴き続けていた。どーゆーつもりで聴いてたかは忘れた。まあそんな日もあるさ。

fuyu は絶対音感を持った、感受性が素晴らしく研ぎすまされた娘だ。
●前から感じていた疑問なんだけど、絶対音感を持っているということは、全ての音声データが脳みそに入った段階で、12音階(なのか?)に記号化されて認識されるということだよね。もしかすると記号化というより図形化されるとか? 予想すると、クラシック音楽のような類いの音を聴けば、正しく調整された音が整然と立ち並ぶ直線的な世界を、キミの絶対音感は認知する。一方キミが大好きなR&B(特にコーラスもの)を聴くと、彼ら黒人シンガー特有のタメ/揺らぎ/震えが、直線的音楽世界に人間的でファジーなブレを発生させて、一気に多彩で複雑な記号(図形)として認識されるのではないだろうか?キミがボーカルもの、R&Bものに特化して聴きまくってるのは、それが楽しくて聴いているんではないだろうか? ……非常に理屈っぽい言い方だけど、ボクはイチイチそんなコト考えて毎日過ごしてるのです。どう?

fuyu は感性のオンナノコなので、ボクみたいな表現はしない。が、ボクの予想は的外れでもなかった。確かにコレは気持ちイイという音楽を聴くと、身の回りの色彩感覚がフワ~っと変わって目の前にイロイロなカタチが見えて来るという。いや、別に普通に周りの風景が変わって見えるわけじゃないけど、ただパーッと周りの雰囲気が変わる。「深い男性ボーカルはまろやかなクリーム色で、コーラスともなると、その四人のボーカルが四本の線を描き、誰かが仕掛ければその一本のラインが動きだして他の線と複雑に絡み合って、とてもキレイなんです。ははは、ナニ言ってるか全然意味分かんないですよね」

イヤイヤ、ボクは、そんな風に音楽、音を認識できるコトがマジで素朴にうらやましい。
●でも反対に耳障りな音もあるよね、例えばボクが好きな90年代グランジとか。そういうのはどう聴こえるの? 「そういう音楽は、「音楽」と割り切って、今言ったような聴き方をしないようにします。昔は全部の音楽が見えてしまいソレに気分をかき乱されてイライラするコトもありました」うおー、そうやって自分の認知能力を制御する術を大人になって身につけたワケね。


音楽の聴き方って、ホント人それぞれだな~と思う。
●ボクは音楽そのものだけでなく、その音楽がコンテンツとしてどんなインパクトを社会/時代にもたらしたか、もたらすであろうか、という文脈で、CDやレコードを聴いている。だから浜崎あゆみを一日中聴いて、イロんなコトを考えたりする。彼女を育てたエイベックスという社風や、ユーロビートを下敷きにした音楽から徐々にロックボーカルにスライドしていく彼女の変化と時代のカンケイとか。それだけで十分楽しい。
fuyu の感覚は音そのもののあり方に、直接アプローチするモノだ。そんな彼女は耳もイイのだろう、語学も得意である。人間の感覚って素晴らしい。


そんなことで、今日は、fuyu が好きそうな男性コーラスグループのCDを聴いてる。

Fever for da FlavorFever for da Flavor
(1993/03/30)
H-Town

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H-TOWN「FEVER FOR DA FLAVOR」1993年
●ヒューストンの3人組ボーカルグループ。ある意味まんまだよね、ヒューストンで H-TOWN なんてネーミング。内容は完全にニュージャックスウィングうーん。古いね~。ダサイね~。個人的には懐かしいけど、今こんなのに注目するヤツいないだろう。時代的にはニュージャックスウィングの中でも盛り下がる頃。古典になるほど古びてないし、今の音楽とも完全に切り離されてる。価格も105円。それでも買って聴いちまうボクがいる。
●あ、よーく見たらレーベルは LUKE RECORDS だ。2 LIVE CREWマイアミベース&下ネタ旋風を巻き起こした元祖的存在、LUKE こと LUTHER CAMPBELL がEXEC. P に入ってる。ニュージャックスウィングがニューヨーク中心に盛り上がってた事を考えると、まだ未発達未開拓だったサザンエリアの中で、気張って最先端のスタイルに迫った根性が感じ取れる。調べればこの一枚でビルボードR&Bチャートで一位も獲ってるぞ。その曲は、ネチっこいミドルバラードですが。

SoloSolo
(1995/09/12)
Solo

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SOLO「SOLO」1995年
●ソロとか言っても全然1人じゃなくて、4人組のコーラスグループ。内ジャケの至る所にウッドベースが写ってて、メンバーの一人が必ずソレをケースに入れて担いでいる。一曲目のイントロ的位置づけとして、 SAM COOKE の古典曲「WHAT A BEAUTIFUL WORLD」アカペラ&ウッドベースを路上レコーディング風に録音してる。CDケースにも「NEW CLASSIC SOUL」という力強い文字が。SAM COOKE のカバーを他にも4曲やってる所を見ると(いづれもウッドベースのみの路上風)、かなり古典ソウルを意識した人たちなのだろう。しかし同じ頃に注目された D'ANGELO らのニュークラシックソウルとは違い、オーガニック感はなし。ニュージャックスウィングの残り香を感じさせるメリハリあるグルーヴ感と爽やかなコーラスワークは、見事に洗練されてる。と思ったら、制作は JAM & LEWIS だった。鉄壁のプロダクションじゃん。キレイなファルセットも響く彼らのコーラス、こりゃ聴けるわ。おトク!380円で入手

ImajinImajin
(1999/10/26)
Imajin

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IMAJIN「IMAJIN」1999年
ティーンエイジャー(デビュー時15~16歳)4人組のボーイズボーカルグループ。JACKSON 5 NEW EDITION みたいなものをイメージして結成されたグループなんだろう。オマケに彼らは全員がボーカルをとりつつ、全員がギター、ベース、ドラム、キーボードをこなす自演バンドでもある。260円だったかな。
●ティーンズグループだけあってやっぱ聴き所は、変声期半ばの青い声。少しハスキーがかった青臭い声が味だねえ。一曲目には DEF SQUAD 一派の KEITH MURRAY がラップで参加。プロデューサー陣はボクの不勉強でほとんど知らない人ばかりだったけど、二曲だけ JODECI の サウンドメーカー DEVANTE SWING が関わってる。
●余談だが、ギター担当だったカワイイ顔した男の子は、その後俳優業に進出してアメリカの「セサミストリート」に出演してるという。へえ。


●さて、fuyu のオハナシに戻る。
fuyu は、ホントに特別な感受性が発達してて、霊感とかもスゴく敏感に察知してしまう。
問題を抱えた人間とか見ると、不吉なオーラが色彩として見えてしまうそうだ。スゴいなあ。実際ボクのオーラも見透かされた。健康だった頃のボクのオーラは、灰色がかった群青色でとてもキレイだと言ってくれた。
しかし病気が発症しボロボロになっていく中、その事実を職場の誰にも明かさず秘密にしていた時に、「なんだか、unimogroove さん、今はヒドい色してますよ」と看破されてしまった。えっ!キミにはなんかへんな風に見えるのかい!「なんかコゲ茶がかった黒いオーラに包まれてしまってるというか…。でもカラダの芯に白い棒のようなモノが見えるので大丈夫な気もしますが…」キミにはそんなモノまで見えてしまうのかい、隠し事は出来ない…。そん時はホントに休職を上司にいつ切り出すかという段階まで追いつめられてた頃だったから、ホントにビックリしたし、もうダメだという気持ちにもなった。

彼女には、この半ば特殊能力めいた感受性を大切にしていってもらいたい。
●子供の頃には感じていたものが、魔法が溶けるように消えていくような思いは、誰もが心当たりがあることだと思う。あんなに走るのが気持ちイイと思ってたのに、今はただカラダが重い…。異性に対して抱いてた憧れと尊敬の思いは、失望とともに幻想のように霧散してしまった…。若い彼女には今後ツライ目に遭うコトもあるだろうが、大切な個性として、自分の持ち味を大切にしてもらいたいと思う。

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