ノマドユメ。ヒヨコユメ。
●昨夜のノマドのユメは、とってもコワかったらしい。大きな滝から突き出た岩に、ノマドの大事なオモチャが引っかかっていたという。コレは取りに行かないと!と思ったノマドは、慎重に慎重に滝の上から岩場を伝ってオモチャの引っかかってるトコロに近づいていった。しかし、その途中で手をかけた岩はなんとウンチでベットリ。あわてて振り払って滝の水で手を洗おうとしたら、モノの見事に岩場から滝ツボへ真っ逆さま。コワいコワい。
●一方、ヒヨコはコワいユメを一度も見た事がナイという。いつも大好きな食べ物で出来たお城が出てきて、ココロユクまで美味しいモノを食べる。ひたすらソレだけ。「きょうはイチゴ!」「このマエはクッキー!」ヒヨコのユメはいつも一緒だね。「そんなことないよ!いつもチガウよ!」食べ物が違うだけじゃん。「シツレイですよ!イロイロチガウの!プンプン!」しかし先日も寝言で「あ、メロンがあった!」と満面の笑みでつぶやいていた。


我が家のオコヅカイ制度、正式制定。
●お祭りなどのイベントがあると、コヅカイを与えただけ全て使い切るヒヨコに対し、ノマドは慎重でそのほとんどは貯金にまわす。ヒヨコの貯金箱はほとんど空っぽだが、ノマドはけっこうジャラジャラしている。

のまど貯金箱(ノマドの貯金箱。中身は小銭のみで1000円ほど)


そこで、ボクの提案。本を一冊楽しく読んだら、100円あげる。
●本であるなら、マンガでも絵本でも図鑑でも雑誌でもイイ。しかし、その本の内容についてパパ(ボク)に報告しなくてはならない。「コレコレという本を読んで、ナニナニが楽しかった」と言えなければ、支払いは発生しない。全部を読み切る事が目的ではない。本を楽しむ習慣を育てるのが目的だ。

●ノマドは提案したその場で、早速学校の図書室で読んだ「かいけつゾロリ」のシリーズについて機関銃のようにあらすじを説明し、興奮気味に「ゾロリ」が駆使したトリックを解説した。ノマドの説明&解説は全く理解できなかったが、「かいけつゾロリ」を十分楽しんでいることは伝わった。よって100円チャリン。
●翌日は、ノマドがハマってるカードゲーム「バトルスピリッツ」の攻略本(「ケロケロエース」今月号のふろく)を熟読し、「詰め将棋」ならぬ「詰めバトスピ」、つまりとある戦況に対してどの手札をどのように使えば相手を打ち負かす事ができるのか、というクイズを全部読み解いた。コレも100円チャリン。

●ヒヨコには、この制度の入り口としてダイスキなテレビアニメ「しゅごキャラ」の原作マンガ一巻を買い与えたのだが、まだリアクションが返ってこない……ただ画だけ眺めて「カワイい~」といってるだけなのだ…。幼稚園の絵本でもイイんだよ、と言ってるんだけどな。

しゅごキャラ! (1) (講談社コミックスなかよし (1113巻))しゅごキャラ! (1) (講談社コミックスなかよし (1113巻))
(2006/07/06)
PEACH-PIT

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●そしたら、ヒヨコは「ノマドがつくったホンをよんだ!」と申告してきた。……ノマドの手作り本かよ…。ただし、コレが微妙な味わいのあるマンガになってたので、100円チャリンにすることにした。マジなトコロでは、コレはノマドの手柄だけどね。小学一年生がエンピツ一本で書いたオハナシ、ちょっとみてやっていただけますか?今日の我が家はコレ一冊でとっても和みました。

「はらぺこリン はらいっぱい」 by ノマド
(注:マンガの読み方は、1→2
              ↓
            4←3 となっております。ちなみに主人公「リン」はリスです)

はらぺこリン1(「はらぺこリン はらいっぱい」)


はらぺこリン2

(「おいしい」)

はらぺこリン

(1:「いただきます。」 2:「おいしい」 4:「ごおちそうさま」)

はらぺこリン4

(5:「ガンプラ」6:「よいしょ」7:「できた!」8:「ままできた」)

はらぺこリン5

(7:ガッチャーン 8:「えーん」9:「えーん!!」 パパ「どうした」リン「ガンプラ」)

はらぺこリン5.5

(10:パパ「ガンプラが」リン「こわれ」 11:パパ「ま、まさか!」リン「た!」
 12:パパ「ガンプラがこわれた!!!!」 13:2がったいガンダム)

はらぺこリン6

(2がったいガンダムパーツ … かんせい)

●このオハナシに、ヒヨコは「ちょっとカナシいオハナシなの」と報告してきた。大切なガンプラを壊してしまったリン。しかし、パパがもう一体のガンダムを持ってきて、新しいガッタイガンダムを作ってあげて、ハッピーエンド。リンのパパ、リンのガンダムが壊れた事を我が事のように衝撃を受けているのが、なんかオモシロい。サイゴのページは、その新ガンダムのガッタイプロセスを説明しているようだが、コレはノマドにしか理解出来ない。

●ノマドもヒヨコも、PCの前に座っているボクのトコロに来ては「パパ、カミちょうだい」とプリンタ用紙をせがみ、いつも勝手にお絵描きをしてる。そんで時々ホチキスで止めて、こうした小冊子を作るのが習わしなのだ。別に作れとも言わないし、作り方も教えてないのに。
●ヒヨコもノマドに対抗して現在長編に取り組んでおりますので(長編と言ってもこのオハナシくらいね、ヒヨコの今までの作品は4コマくらいで終ってたから)、完成したらまたご紹介します。 



晩秋の SUZANNE VEGA。
●秋もメッキリ深まって、ヒドく寒くなってきた。ボクら病人にはコタエる季節だ。BGMも、なんとなく秋めいた音楽を選んでしまった。



Solitude StandingSolitude Standing
(1990/10/25)
Suzanne Vega

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Days of Open HandDays of Open Hand
(1990/04/06)
Suzanne Vega

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SUZANNE VEGA「SOLITUDE STANDING」1987年
SUZANNE VEGA「DAYS OF OPEN HAND」1990年
●アメリカのシンガーソングライターで、ウィスパーボーカルとフォーキーなスタイルが有名。そんな彼女のセカンドとサードアルバムを一枚270円で購入。ブレイクのキッカケになったセカンド収録の有名曲「LUKA」は、瑞々しいアコースティックサウンドとそれに釣り合わない児童虐待をテーマにしたリリックで話題を呼んだ。アカペラで歌う代表曲「TOM'S DINER」スキャットはヒップホップのネタになったりもしてる。木枯らしを感じながら iPod で聞くにはちょうどいい感じだ。
●でも、よーく聴いていると、彼女の音楽は単純なフォークミュージックではないことがわかる。プロデューサーが変わってもその傾向は変わらないから完全に彼女自身の志向と思われる……特にキャリアが進むほどハッキリして来るんだけど、リズムトラックが意外と冒険的なんです。サードでは、トラッドなアイリッシュから、明らかにオリエンタルなモチーフまでを導入したりしてる。決して彼女のメロディを邪魔しないレベルなんだけど、結構ヘンな楽器を使ったパーカッシブなトラックもある。そんなトコロを面白がるのは邪道?誰も気にしない程度のコトかな?
●で、この次のアルバム「99.9F°」1992年で、マシンビートとか導入して、その清楚な佇まいをブチ壊すような戦略に出る。実はこの辺のCDは買い直しで、リアルタイムで聴いてたから、「99.9F°」での変身はマジビビった。ジャケも一新していきなり「くわえタバコのワルなオンナ」になっちゃったし。詳しい事は前にも書いたからこのヘンで留めておくけど。

微熱微熱
(2001/12/05)
スザンヌ・ヴェガ

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●で、この変身した SUZANNE を後押ししてたのが、変態プロデューサーコンビ、MITCHELL FROOM & TCHAD BLAKE だ。この二人が噛むと、あの LOS LOBOS「LA BAMBA」の一発屋)ですらポストロックに変身する。コイツらの名前をクレジットに見つけたら気を付けた方がイイです。
●しかーも!コレが縁なのか、1995年、MITCHELL FROOM SUZANNE結婚しちゃうのです。この段階で、MITCHELL はバツ2のオトコ。結論から言うと、一人娘 RUBY ちゃんを生んで2人は1998年に離婚しちゃう。今は4人目の奥さんと暮らしてるらしい。

そんな奇才 MITCHELL FROOM のソロアルバムを100円で発見した。

DopamineDopamine
(1999/05/17)
Mitchell Froom

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MITCHELL FROOM「DOPAMINE」1998年
●ループトラックを含めた曲とアレンジは MITCHELL 本人が、詞とボーカルメロディは、曲ごとに招かれたゲストボーカリストが務めるというスタイル。この変態に招かれたゲストは、分かりやすいトコロで言うと、SHERYL CROW とか、CIBO MATTO羽鳥ミホとか RON SEXSMITH とか。奥さん(離婚寸前)の SUZANNE VEGA も参加。SUZANNE との赤ちゃん RUBY「BACKGROUND SCREAM」でクレジットされてる。相棒 TCHAD BLAKE のクレジットは「ATMOSPHERE」とか「STEAM AMBIENCE」雰囲気だけをどっかの場所で録音してきてトラックの中に忍び込ませる。やっぱ変態。
独特のモグモグくぐもったベーストラックは実に重心が低くハラに響く。それに対してヘンテコな上モノが乗っかって(ジプシーミュージックであったり、ウソんこインド風だったり、哀愁のアコーディオンだったり。トイピアノも活躍してる)して、実に胡散臭い。その胡散臭さが、この人の最高の魅力なんだけどね。BECK のヒネクレタ部分だけを抜き取った感じといえばイメージしやすいでしょうか。時にロウファイ、時にラウンジ。
100円コーナーで、この辺の価値を見抜いた上で、引っこ抜く快感はたまんないね。まずこの音源を100円コーナーに入れた店員に勝った、100円コーナーを貪るボクと同類の音楽ジャンキーにも勝った、マジで MITCHELL FROOM って名前だけのジャケ買いだけど、内容もナイスで満足。よっしゃ、いいツモだ!って感じ。

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