自律神経失調症とのお付合い(その78)~「オーダーメイド・リハビリ」編
●当事者のボク自身がなんだかよく理解できないので、説明しづらいんですけど…なんか、復職に一歩一歩近づいているらしい。先週から紆余曲折あって、周りの医者たちが、その気になってるっぽい…。

まず、池尻大橋の心療内科。このセンセイは常にボクの味方。
●前回のこのシリーズで、減薬したとお伝えしたばかりですが、続け様にもう一段階減薬することになった。えっセンセイ、イケちゃいますか?ちょっと早いような…。センセイ「イケるでしょ!調子良さそうだし」…異常に楽観的なんですけど。結果的に、現状:朝食時デパス1錠(0.5mg)+メイラックス1錠(1mg)&夕食時デパス2錠(1mg)+メイラックス1錠(1mg)が、今後:朝食時デパス1錠(0.5mg)+メイラックス1錠(1mg)&夕食時デパス1錠(0.5mg)+メイラックス1錠(1mg)になる。夕飯の時のデパスを半分にしたわけ。センセイの目標は、精神安定剤をメイラックス1種に一本化、デパス全廃である。デパスは即効性に長けるクスリだが、メイラックスは効果がロングにキく。センセイ曰く「薄皮を剥くように」ちょっとずつ、でも確実に減らす。


先週。看護婦「のび太くんのママ」さんとのすれ違いに納得がイカない。
●看護婦「のび太くんのママ」さんのススメで「出勤時に一駅分(浜松町~新橋)歩く」というのを自分に課している。確かに気持ちイイ。暖かい電車の中から地下街を抜けて生温い会社の暖房の中に入る、コレだとアタマがボケーッとしたまま。一度冷たい空気にカオをさらして、日光の中を15分も歩くとスカーンとアタマがクリアになる。もうヤメられないほどの快感。足腰も丈夫になって、長距離歩行にも自信が持てるようになった(いやそれでもフツウのヒトから見ると全然衰弱してるんですけど)。
●オマケに「のび太くんのママ」「帰りも歩いたってイイのよ」という。そうですねー!だから積極的に寄り道した。浜松町、新宿、中目黒など。カフェで休憩というのは欠かせないんだけど。結果的に、先週一週間は、「ボク上出来じゃん!健康的な生活が出来たぜ!」と達成感満点だったのだ。
●先週金曜。「のび太くんのママ」からメール。「一週間を振り返ってナニをしたか報告して下さい」おお、いきなりの急発注。ナニが狙いなのか? でも書きましたよ、特にセッセと体力作りのために色々な所を歩いた事を。でも会社の去り際はなんだかヤな感じ。「今週はテンション上がり過ぎてるから、気を付けるように」ピシャっと言われた。え~っ?「のび太くんのママ」さんの言う通りにヘルシーに過ごしたのに…納得いかない…。


横浜の精神病院のカウンセラー・チーさんにもグチった。
●月曜の午後半日だけ通っている横浜の精神病院デイケアで、カウンセラーのチーさんにもグチった。もう「のび太くんのママ」さんには納得いかないんですよ。あの人にボクは振り回されてます。口答えしようものなら100倍返しですし。電話で「のび太くんのママ」さんと連絡を取ってるチーさんも、あの人の脅威は認識しているのだが「あーわかりますーあの人キビシいですよね~。まーなんとかウマく流していきましょう~」と毒にもクスリにもならないアドバイスでお茶を濁すだけ。ああ、どうしたらイイんだよ。


そんで一昨日。一時間「のび太くんのママ」と対決&意外な展開。
●朝出勤したら、いきなりカウンセリングルームへ連行。「週末はゆっくり過ごせた?」……テンション上がり過ぎと言われましたから、おとなしくしてました。確かに疲労からか、週の後半に肩首背中の痛みを感じたので、鍼灸治療にも行きましたし…。「ふんふん…」
●なんかヤな感じ。よし!ちょっと対決モードで行くぞ!「あのー、ボク少々違和感感じてるんです。先週は健康作りで色々歩いたりと活発に動けて「イケテる!」って思ってたのに、「のび太くんのママ」さんはそう思ってないですよね?何でです?ボク、イケテません?」「あなた、一回遅刻したでしょ」は?「マンションの住民トラブルで理事として相談を朝受けたって言ってた日、15分遅刻したでしょ」……遅刻?あれ、ボク遅刻してました…?確かに出がけに管理人さんから相談事を受けて、その場でトラブル住民さんと話し合いをしました。アレも冷静にこなせてジブン的には満足だったんですけど……すいません、ボク、遅刻してたんですか。気付いてませんでした…。「マンションのトラブルをキチンと解決できたのは結構な事。けどアナタの今イチバン大事な事は、決まった時間に会社に出勤する事でしょ!」あ…マジで気付いてなかったです…(だってたった15分でしょ!とは死んでも言えない「時計が見えてないほどにテンションが上がっちゃってるのよ。トラブルがあるならあるで、辻褄を合わせるように行動できなきゃダメでしょ!いくら健康作りだからって、遅刻してまで歩く必要ないでしょ。ね、アナタ、まだ周りが見えてないの」……確かに一駅徒歩なんてやらなきゃ余裕で定刻に出社してた。ぐう。やられた。

「それと、金曜日に書いてもらった一週間の報告書、アレもたくさん書き過ぎ」書き過ぎってそんな…わざわざ細かく書いたのに…。「アレはアナタがテンション上がり過ぎてる証拠。前はもっと冷静に書いてたはず」…言いがかりとしか思えない……。「それに、会社滞在時間外の事ばっかり書いてて、会社の中でナニをやってるか全然書いてナイじゃない!」えっ!それは「のび太くんのママ」さんがイロイロカラダを動かしていけって言ってたから、ソコを中心に書いたまでで…。「大事な事はね、会社の中で今後仕事できるようになるためのチカラを養う事なの!ただ、会社でボケーッとされてるんなら、横浜のデイケアでもドコでもイイでしょ!」
●ボク「いや、ただボケーッとしてると言われちゃうのはちょっと……今回の通勤訓練始める時に言ったように、時間をもてあそぶ事なく自分なりにテーマを決めて、本やマンガや雑誌を読んでます。この前だって、「読売ウィークリー」が廃刊になっちゃったということで、今の出版業界についてイロイロ調べたりしたし、「めざましテレビ」のフリーペーパーを見つけた時「のび太くんのママ」さんにも見せましたよね)も、このテのフリーペーパーの仕組みってどうなってるんだろうと考えたり。そんで全部ブログへ思った事をアップしてるんです」「じゃあ、ちょっとその文章を見せてくれない?」イイですよ、メールで抜粋してお送りします。
●で、いくつかの記事をコピペして送った。あんまりマニアックな内容だとキツいだろうから、時事性の強いヤツで最近の記事を5件ほど…。そしたら即座に返信が。「件名:うわっ」「本文:unimogrooveさん こんなに長い文章をいつも書いているの?読むのに時間ちょうだいね」まーそうだわな、自分でも思うし、コレを今呼んでるアナタもそう思ってるでしょうけど、ボクのブログの文章はムダにクソ長い。ただ書き散らしてるだけだからなあ。


なんと、このブログが「吉」と出た。
●翌日。「あなた、スゴいわね、あんなに大量の文章が来るとは思ってなかったわ。ブログって普通長くて十数行でしょ。アレにどんだけ時間かけてるの?」一日2~3時間くらいです。記事の内容次第で何日か時間をかける場合もありますし、一気に一日で書く事も。「最近できるようになったの?」いや、ブログの真似事は2003年から初めてますから、もう6年近くの習慣ですかね。「休職してからは?」ヒマなんで、ソレばっかやってる時期もありました。「はあああ」ん……なんか問題でも?「アナタは、病気であろうとなかろうと、このくらいの文章を書く集中力は常に備わってたというコトね」……集中力…っていうのかな…ボクにとってこの程度の作業はナンの苦でもないので…。……つーか「のび太くんのママ」さん、驚き過ぎじゃない?

「フツウのメンタルの患者さんにとって、仕事に戻るにあたって大事なのは、通勤できる体力と、仕事を遂行する集中力なのよ。それが回復したら復職できるってわけ。アナタは、カラダが衰弱してて体力が損なわれている。それは毎朝歩くとかして補おうとしている。そして集中力。コレをどう回復させるかってコトが難しくて私達は悩むんだけど、アナタに関しては、集中力はもう見事に機能してるコトがこの文章の量と質でわかったわ」はああー!そう解釈しますか!?すいません、ボクにとってはこのテの作業は完全に個人的な趣味の延長で、取るに足りないモノと思ってたので、ことさら報告するまでもないと思ってました…(ブログをそのまま見せたら、悪口書いてるのバレちゃうし!)。「ちょっとこの件は、カウンセリングに来る横浜の院長先生と相談するわ」あらら、なんかイイ方向にハナシが転がり出したぞ。


そんで、今日。院長先生のカウンセリング。
●院長先生「婦長「のび太くんのママ」のこと)から、キミのブログのことについてイロイロ聞いたよ。たくさん書いてるみたいだから、まだ全部読んでないけどね」はあ。「ただ、ここまでの作業ができるということは、元の職場に比較的近い仕事を何らか始めた方がいいんじゃないかと思うんだ」はああ…?「コレはね、ちょっと異例なケースなんだよ。言わば、キミ専用のオーダーメイド・リハビリだ」はああ。微妙に言ってる事がよくわからない。だって標準的なリハビリもよく知らないんだから。
●でもそこを、ムリヤリ噛み砕いてボクなりに解釈してみます。一般的にメンタルの患者さんは、ココロが痛んでてもカラダはさほどに痛んでないから、通勤訓練は雑作もなくクリアできる。会社に8時間滞在する事なんて基本的には問題ない。だから時間をかけてココロを治し、仕事に耐えうる集中力も備わったら、後は数週間の通勤訓練でならし運転をしただけで、職場復帰が出来るようになる。しかしボクはナゼか逆だ。ある程度の業務に耐えうる集中力、事務処理能力、想像力といったココロの機能は、ブログを検証した結果、かなり回復している(というかほとんど壊れてない)コトがわかった。しかし体力が著しく衰弱したまま。簡単に体調を崩すし、カラダの不自由も今だ引きずっている。だから順序が逆になる。ココロはある程度治っているのに、カラダが治らないからいつまでも通勤訓練が終らない。で、消耗してしまう。「本来仕事に振り向けるべきエネルギーを、ブログに注ぎ過ぎてしまっている」とまで言われたし「コレだけのエネルギーを持ちながらムダに休職させるのは、会社にとってももったいないコトとも言える」とも言われた。へえ。

「だからだね…、トライ&エラーというか、いやエラーはないな。トライ&トライというか…」先生ジブンの口の中で呟いた後、こうボクに告げた。「今後各所と調整して、キミの元々の職務に近い仕事をあてがおうと思う」おー!なんか急展開!あのー具体的には何の仕事ですかね?「キミの元々の仕事がなんなのか、ボクは正確には把握してないから、それは婦長とこれから相談するよ」時期は…?「うん、受け入れ先の部署の都合もあるからそれもこれからだね。早めがイイかい?」そりゃもちろんです!正式な勤務ではない?「あくまでリハビリの一貫、正式な復職はさらに先の経過を見てから」8時間働くんですか?それとも今みたいに3時終わり?「いやソレはない。最初はもっと短い時間から始める」ふーん。なんか新しい展開が見えてきたぞ~。


カウンセリング後、「のび太くんのママ」と話す。
「どうだった?」いやー、新しい展開過ぎてよくわかんないですけど、先週から昨日までブログとかのお話を色々した結果が、いい向きの風になってくれたようですね。「ホント、色々ハナシ出来てよかったわ」珍しいほどの満面の笑顔。
●でも、どうやら「オーダーメイド・リハビリ」とか言って異例の措置みたいですから、人事だ労務だ受け入れ部署だ、各所の調整が大変ですよね。もうボクの意向とか希望とかなんてグダグダ言う余地はないと思います。だから、つまり、ボクの身を全部「のび太くんのママ」さんに完全にお預けします。「のび太くんのママ」さんが描く筋書き通りになんなりと動きます。全部お任せして何でも言う事を聞きます。「うん、もう根回しはちょっとづつ始めてるから、しばらく待っててね」年明けでもなんでもイイです!今はいつでもどこでも行ける体力&健康作りに専念します。よろしくお願いします!


●以前の「自律神経失調症とのお付合い」シリーズは下記の記事にまとめております。ご参考に。
 http://unimogroove.blog4.fc2.com/blog-entry-223.html

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