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2008.12.18
MR. インクレディブルからマイケル・ムーア経由で、医療にゃカネがかかると悟る。
●ヒヨコネタ、その1。お肉で泣きべそをかく娘ヒヨコ5歳。
●先日、カレー鍋の残り物でカレーうどんを作り、ワイフとヒヨコがランチとして食べた。すると、ヒヨコ、悲痛な声で「…おニクがない…」ワイフは、お肉入ってるわよ、溶けちゃっただけで、栄養はしっかり入ってるんだから、とフォローするも、ヒヨコ5歳は声も立てずに大粒の涙をポロポロこぼす。そんなに肉が大事なのか!
●ヒヨコネタ、その2。ワイフが困り顔で「ヒヨコにビニールハウスを説明して」という。
●娘ヒヨコ5歳が言うには、大好きなイチゴを毎日食べたいから、イチゴの木を買ってきて欲しいとのこと。……あー、ヒヨコ、イチゴは基本的に春にだけ出来るもので、一年中あるわけじゃないんだよ。ビニールハウスという透き通ったおウチの中を、ストーブで暖めて春みたいにしてこそ、やっと出来るわけよ。「ストーブ?ヒヨコ、やけてるイチゴはいらないよ」…イチゴの実を焼くんじゃなくて、お部屋の中を暖めるの。「あ、わかった、あのビニールでトンネルみたいな形してるおウチのことね」そうです。
●そしてもう一点、イチゴは木になる果実じゃなくて、どっちかってと、草だわ。草っぽいモノの中に実ができる。「…クサ?ジメンのうえにイチゴはできるの?そしたらスイカといっしょで、スイカにつぶされちゃうじゃん!」スイカの隣にイチゴを植えたらそうなるかも知れないなあ…普通はありえないけど。
●ヒヨコのアタマの中は、「知恵の実」を食べ追放されてしまう前のアダムとイブが住んでいた楽園が広がっているのかもしれない。
●そこらじゅうに美味しい果物がなってて、お菓子で出来た家に住み、スポンジケーキのベットで眠る。実際そういう夢を毎日のように見てるらしい。ヒヨコは今んトコロ、超大天然でアタマも悪い。それは「知恵の実」を食べてないからなのだろう。「知恵の実」を食べるコトがイイコトか、このまま大天然として生きるのがイイのか、どっちがイイのか少々微妙なキモチになる。
●先日テレビで、ピクサーのアニメが放送されてたので、家族みんなで見た。
●「MR. インクレディブル」
●アメコミで大活躍するようなスーパーヒーローたちが、その活躍のやりすぎで訴訟まみれになり、そのスーパーパワーを隠して暮らす羽目になったご時世。奥さんのエラスティガールは、過去のキャリアをさっぱり捨て、専業主婦として3人の子育てに満足してる。が、主人公 MR. インクレディブルは、今の身分に納得がいかない。いつかまた華々しく活躍したいと夢見てる…。そんな彼のココロの隙に、悪の陰謀が付け入り、彼を罠に陥れる。しかし最終的には、家族が一丸になって悪玉をやっつける。ノマドヒヨコには最高のエンターテインメントだったらしく、ハラ抱えて爆笑してた。
●インクレディブル夫婦は、アメリカの典型的な夫婦なので、「行って来ますのチュー」を自然にこなす。我が夫婦も結婚してそろそろ10年たつところだが、この長きにわたって「行って来ますのチュー」を毎朝の習慣にしている。会社のトモダチには「キモイからヤメろ」と笑われてる習慣だが、ヒヨコはテレビを見て「パパとママみたい!」とはしゃいでた。
●今回のぼくの注目ポイントは、スーパーヒーローを廃業した MR. インクレディブル の職業だ。彼は、医療保険会社に勤めている。
●筋骨隆々の巨体を狭いブースに押し込んで、彼は保険金申請に来た顧客と面談する。相手は年金暮らしのおばあちゃん。「この保険が下りないとワタシこまっちゃうのよ〜」インクレディブル「しかし、この契約内容ではお金はお支払いできないんです」……かわいそうなおばあちゃん。そこでインクレディブルはコッソリ保険申請の抜け穴を耳打ちする。
●そんな彼のところに、イッセー尾形のような小男が現れる。彼の上司だ。上司はインクレディブルが顧客に保険金を支払いすぎると非難する。おばあちゃんが異常に申請の抜け穴に精通してることにも不満と疑惑を感じている。「我々会社が向き合うのは顧客じゃなく、株主だ!」そんな口論のあげく、このイッセー尾形をインクレティブルはぶん殴り、見事失業する。
●…ボクが初めてこの映画を見たのは、どっかの海外出張での機内ビデオだったが、その時は、このシーンが示している意味を半分も理解してなかった。
●アメリカの医療保険システム「HMO」のスゴい実態。
●「シッコ」
●「ボウリング・フォー・コロンバイン」で名を挙げた、あのお騒がせジャーナリスト、マイケル・ムーア監督が、アメリカの医療保険制度の歪みにメスを入れるドキュメンタリー。コレを見て、アメリカの保険業界の体質を知り、衝撃を受けた。アメリカ、マジでスゴイ国だ。狂ってる。
●医療保険には「国民皆保険」という発想がある。国民全員が健康保険に加入し、その医療費を税金でまかなうという制度。主だった先進国がコレを採用しているのに対して、アメリカにはコレがない。代わりにあるのが「HMO(健康保険機構)」という仕組み。国民は自らの裁量で、自由意志の元、保険会社と契約し、その契約に応じて病院での負担額を自費と保険料で折半する。
●まあ、この説明だと、「ふーん」程度の話じゃないですか。でも…。
●さっきのインクレディブルのケースを思い出してください。保険会社は顧客ではなく株主の方をむいている。本来の保険サービスで出て行くお金は、保険会社にとって「損失」であり、顧客への保険金支払いを絞れば絞るほど「利益」が上がる。保険業界では、病人の保険申請をハジけばハジくほど、優秀なスタッフとして出世する。申請否認件数が多いスタッフには特別ボーナスが支払われる。否認率10%キープは従業員のマストのノルマ。
●つまり、アメリカでは、病気にかかったら最後、保険会社に裏切られて、破産するほどの医療費を自己負担する。当然保険に入れない人もいるわけで(3億人の人口のうち、5000万人が無保険)、そんな貧乏人から順番に死んでいくというシステムが出来上がっている。無保険者の年間死者数は18000人。スゴイでしょ、ムゴイでしょ。
●映画には、このシステムの被害者がぞろぞろ登場してくる。
●電気ノコギリで、中指と薬指を切り落としちゃったオジサン。医者が言うには「中指接続は600万円、薬指は120万円です。どうします?」オジサン、中指とはサヨウナラしたそうだ。自損事故を起こした女の子、意識不明のまま救急車で病院に担ぎ込まれた。で後日、保険会社からの連絡。「事前申請なしでの救急車の使用は契約違反」。血まみれの中、救急車呼ぶ前に、携帯で保険会社に電話しろと? 体重90キロの女性「太りすぎのため、保険は適応できません」身長190センチの男性「やせすぎのため、保険は適応できません」。あげくの果てには支払能力のなくなった入院患者を、大病院がホームレス保護施設までタクシーで運んで捨てて行くという。本人には何にも説明なしで、最後の言葉は「お大事に」だって。点滴ブラ下げたまま途方にくれてるおばあちゃんとかが、路上で保護される。
●保険会社は、とにかく契約書の重箱の隅をつついて保険金支払いを否認する。たとえ正しい申請であっても、特別に「アラ探し」専門チームを組織して絶対に認めないよう努力する。以前そんな仕事に関わってた男性が告白する。「州によっちゃ、既往症がないとしても、既往症を隠すために過去通院をしなかった可能性がある、として支払いを突っぱねるコトが出来る法律もあるんだ。あんな仕事から抜けられてよかったよ」
●マイケル・ムーアは、様々な国とアメリカを比較する。
●デトロイト在住のある女性は、病院に用がある時は、橋を一つ渡ってカナダに行く。カナダに内縁のパートナーがいると偽って、カナダの医療サービスを受ける。カナダは「国民皆保険」を採用してて、基本的に医療費の自己負担はゼロだからだ。
●一方カナダ人は、橋一本隔てた隣国アメリカに一日行くにしても、旅行者保険に加入する。アメリカで医者に厄介になると大変なことになると知ってるからだ。ハワイでゴルフをしてたカナダ人のオジサン、プレーの途中で筋を切った。アメリカの病院に行ったら240万円かかるという。急いで母国に帰って無料の手術を受けた。ぼくも以前ハワイで高熱を出し3日寝込んだ。陽気な日系アメリカ人医師がホテルまでやってきてタンマリ薬を置いてった。そんでお会計5万円。旅行保険に入ってたから、保険料のみの出費で助かった。
●イギリスも「国民皆保険」。制度発足は1948年。終戦直後、ナチスの爆撃でロンドンが焼け野原になってた時代だ。それから一貫して医療費はタダ。保守党の女帝サッチャーですら、この制度をいじろうとはしなかった。フランスも「国民皆保険」。出産した女性には、週2回のヘルパーが家を訪れ、ベビーシッティングどころか、頼めば料理・洗濯までしてくれる。この国は少子化対策にもチカラを入れている。
●ムーアご一行は、マイアミからボートでキューバに向かう。
●目的地は、アルカイダのテロ容疑者が収監されている「グアンダナモ米軍基地」。911テロの核心を握る容疑者の健康管理は重要案件で、ここの収監所は最先端の医療施設を整えている。テロの容疑者が厚遇されてるのに、一般国民が医療サービスを受けられないってどういうこと?
●一歩はなれてキューバ国内を歩くと、こちらも「国民皆保険」。ムーアに同行した呼吸器を病む女性は思わず涙を流す。「アメリカじゃ120ドルの薬が、ココじゃ5セントよ。カバン一杯に詰めてもって帰りたいくらいよ!」仮想敵国と信じ込まされてきた国の方が優れた医療制度を持ってたコトの衝撃。日本に当てはめたら「北朝鮮に行ったらニートが生活保護で大金持ちになった」ってくらいのインパクトか?
●じゃあ、なんで、アメリカは「国民皆保険」を導入しないのか?
●「国民皆保険」という制度は、アメリカ人が大アレルギーを起こす「社会主義」政策を連想させるらしい。コレをキッカケに、国民の自由を奪う社会主義政策が次々と実施されたら大変だ。今はどうか知らないけど、少なくとも50〜60年代のアメリカ人にコレは有効なプロパガンダになったようだ。税金をたっぷり搾り取り、劣悪な医療を国民に押し付ける、そういうイメージが喧伝された。確かに「国民皆保険」を採用している国は、基本的に所得税も消費税も高税率というイメージはある。
●「健康保険機構」という歪んだビジネスに先鞭をつけたのは、歴代大統領の中で一番ダークなイメージの強いニクソンさんだ。「オレは医療問題に興味はねえ」「いや、コレは新しい事業モデルです」「ふん、そりゃ悪くないな」そんな会話の記録テープも残ってる。
●「国民皆保険」導入に着手しようとしたのは、クリントン政権下のファーストレディ、ヒラリー夫人だ。しかしこの時も様々な圧力でつぶされた。今でこそ、女性初の米国大統領一歩手前まで行った立派な政治家だが、あの当時はタダのファーストレディで、そんな彼女が政治にでしゃばる事に反感を感じる人も多かった。保険業界はロビイストを使って金をバラマキ、当のヒラリーさんも莫大な政治献金を受け取っちゃって、尻すぼみに収束した。
●次期大統領バラク・オバマさんは、「国民皆保険」政策を公約の一つに掲げている。「イエス、ウィ・キャン!チェンジ!」どこまでオバマさんがあの大国を変えられるのか。
●それはそれで、さて、マイケル・ムーアは信用に足るオトコなのか?
●お騒がせのセンセーショナリズムで名を挙げた彼の表現は、強烈な皮肉とユーモアで彩られたエンターテインメントで、冷静なジャーナリズムとは質が違う。ある意味での誇張もあるだろうし、大げさな演出もあるだろう。優秀なテレビ屋は、退屈な素材を面白おかしく飾り立てるヤツだ。ムーアのおっさんも所詮同じ人種でその腕前は超一流。
●例えば、この作品でムーアは無視するのだが、ホントのトコロ「国民皆保険」が100%ハッピーな制度でもないわけで、それなりの問題点を抱えてるのが事実。イギリスの「国民健康サービス」は財政破綻寸前らしく、イギリスに住むワイフの友達は、妊娠・出産に臨んで周囲から同じアドバイスを何回も受けたと言う。「イギリスで赤ちゃんを産むのは勧めない。日本に帰った方がイイ。そっちの方がマシなサービスを受けられる」
●ただし、彼が全作品を通じて一貫してやっていることは、アメリカ人に外の世界のことを知らしめるというコトだ。彼の主張の裏テーマは「アメリカ人は、自分の国が世界最高だと思っているが、実はヨソの国のことなんて何も知らないバカばっかだ」というモノだと思う。アメリカ人の多くは、自分が戦争を仕掛けたイラクがどこにあるのか知らないし、イギリスや日本の場所も知らない。最近本屋でよく見る本に「アメリカ人の半分はニューヨークの場所も知らない」ってのもあるじゃん。
●そんな状況を前提に、「ボウリング・フォー・コロンバイン」では、銃規制問題で銃を持たないカナダの事情を詳しく紹介する。今回の「国民皆保険」というテーマでも、諸外国の制度とアメリカの制度を比較した。アメリカ人よ、世界をキチンと見ろ、自分たちの常識がおかしいと疑う感性を持て。世界の多様性に目を向けろ。ムーア監督の主張は、ショッキングな手法にまぎれて見えづらいけど、この意味で一本の筋が通ってる。
●ぼくも彼のこの態度には同感だ。無自覚にグローバリズムを推進し、世界同時金融危機を引き起こしたアメリカ市場万能主義を、思い切り反省してもらわないと困る。テキサス育ちの金持ち坊ちゃん大統領は、典型的な世間知らずのアメリカ人だ。アテネオリンピックの話題で、ギリシャの首都アテネを、ジョージア州の学生街アセンズ(英語では両方とも「ATHENS」と同じつづりになる)と勘違いしやがった。
●マイノリティ出身のオバマさんは、現在シカゴを拠点にしているが、そもそもは特殊なロコカルチャーを持つハワイ生まれ。彼は白人と黒人の50:50のハーフなのだが、なんと彼の生まれた時代には人種をまたいだ通婚が法律で禁じられていたという。そんな事情から少年時代はインドネシアで暮らしたことも。そんな彼の育った環境から吸い上げた、アメリカの常識・非常識感覚に冷静になれるセンスに、ぼくは大きく期待する。
●話を元に戻すようだけど、じゃあ、日本の医療保険制度ってどうなってるの?
●ネットでペロペロ見ても難しくてよくワカラン。そんな時に思い出した人物が。ボクの至近距離に医療のプロがいるじゃないか。そう、もうおなじみの看護婦「のび太くんのママ」さんだ。早速質問をしてみる。あのー、全然関係ない話なんですけど…ちょっと聞いていいですか?
●「シッコ?うん、ワタシも見たわよ。日本の国民皆保険はよく出来た制度よ。でもどんどんほつれが大きくなってるけどね。色々ニュースでやってるじゃない?」あー、高齢化で膨れ上がる医療福祉費を年間一定の割合で削減するとかナントカ……あれもこのハナシとつながってたんですか。意味わかってなかった。なんかヨーロッパは窓口負担がゼロっぽかったけど、日本は3割患者がお金を払いますよね。それでも「国民皆保険」なんですね?ボクは、アメリカ型なのかヨーロッパ型なのかもピンと来なかった…。
●「のび太くんのママ」さん曰く、日本は、税金というカタチではなく、健康保険料という名目で医療保険を成り立たせているのよね。お給料から天引きされるでしょ。それがウチの会社の健康保険組合にいって、病院からの請求に対して支払いをしてる。この、アナタみたいなサラリーマンとその家族が入るカタチを「社会保険」っていうの。自営業者の人たちが入るのは「国民健康保険」。この場合は窓口は市区町村。保険料を滞納してしまうと、保険証を取上げられてしまうとかってハナシもあるでしょ。そうすると、アメリカみたいに一旦は全部自費負担になって、すごくお金がかかることになる。
●あとね、保険組合は、各企業、各市区町村でバラバラに存在してるから、サービスもそれぞれ微妙にバラバラ。大きい企業や税収の多い地方自治体は、人間ドックがタダとか、小学生以下の子供は医療費タダとかになる。でも小さい企業や破綻しちゃった自治体じゃそうはいかないわよね。中小企業が自社の健保を解散させて「協会けんぽ」に移行させるってニュースもあったでしょ。…はーなるほどね、会社ごとに保険の内容が違うし、健保を維持する体力もマチマチってことか。それははじめて知った。
●「国民皆保険」が日本で確立したのは1961年のコト。誰もが貧しく助け合いのココロを持ってた時代。現代においてこの制度を作るコトが出来るだろうか?自分が病気になれば、得した気持ちになれるが、自分の払った保険料が他人のためにダラダラ使われるのはいかがなものか?この「国民皆保険」の本質に納得ができてこそこの制度は成り立つのであって、「オレは病気になった事がない。だから保険料は払わない」なんていうモラルハザードが蔓延すれば即座に破綻する。アメリカのような極端な格差社会では、金持ちが貧乏人の肩代わりするなんてゴメンだという本音でコトが進まない訳で、もしオバマさんが「国民皆保険」を導入すれば、アメリカの大富豪は資産を海外に移して、支払い義務を回避するだろう。コレが「のび太くんのママ」の総括であった。
●あとですね、病院の領収書。じっくり見ても、さっぱり意味がわかんなかったんですよ。
●ボクが病院に払う金額は書いてあるけど、他は「点数」になってるんですよね。コレ謎です。「これはね、1点を10円と考えればいいの。この点数に応じて、お医者さんから会社の健保に請求がくるわけよ」病院の領収書なんか持ってる?と聞かれて、横浜のデイケアの領収書を見せた。

●診察料で60点、精神科専門療法で708点、合計で768点(一番左側の列)。つまり、この日の医療費は7680円ってコトね。えー高い!デイケアでボケーっとして、給食食って、先生と2〜3分話して、それで7680円!「でもあなたは、自立支援医療制度を利用してるから、自己負担額は10%になってて770円。端数は四捨五入。あとの70%は健保、20%は制度利用で公費=税金よ」…はー医療にゃ金がかかりますね!
●「だから、「飲みスギってカラダに悪くない?」とか言って、クスリたくさんもらってるのに飲まない人っているでしょ。あれは大変な医療費の無駄使いなのよ」目の前のお財布にはそんなにヒビかないけど、そのクスリには高額な保険料が支払われている。それがチリツモで、財政難につながってくわけ。「最初からもらわなければいいのに」…ソレは素人には判断つかねえだろう…と思った。
●世の中の仕組みを一つ一つ知るボク。35歳にもなって、いかに世間知らずか思い知らされる。
●先日、カレー鍋の残り物でカレーうどんを作り、ワイフとヒヨコがランチとして食べた。すると、ヒヨコ、悲痛な声で「…おニクがない…」ワイフは、お肉入ってるわよ、溶けちゃっただけで、栄養はしっかり入ってるんだから、とフォローするも、ヒヨコ5歳は声も立てずに大粒の涙をポロポロこぼす。そんなに肉が大事なのか!
●ヒヨコネタ、その2。ワイフが困り顔で「ヒヨコにビニールハウスを説明して」という。
●娘ヒヨコ5歳が言うには、大好きなイチゴを毎日食べたいから、イチゴの木を買ってきて欲しいとのこと。……あー、ヒヨコ、イチゴは基本的に春にだけ出来るもので、一年中あるわけじゃないんだよ。ビニールハウスという透き通ったおウチの中を、ストーブで暖めて春みたいにしてこそ、やっと出来るわけよ。「ストーブ?ヒヨコ、やけてるイチゴはいらないよ」…イチゴの実を焼くんじゃなくて、お部屋の中を暖めるの。「あ、わかった、あのビニールでトンネルみたいな形してるおウチのことね」そうです。
●そしてもう一点、イチゴは木になる果実じゃなくて、どっちかってと、草だわ。草っぽいモノの中に実ができる。「…クサ?ジメンのうえにイチゴはできるの?そしたらスイカといっしょで、スイカにつぶされちゃうじゃん!」スイカの隣にイチゴを植えたらそうなるかも知れないなあ…普通はありえないけど。
●ヒヨコのアタマの中は、「知恵の実」を食べ追放されてしまう前のアダムとイブが住んでいた楽園が広がっているのかもしれない。
●そこらじゅうに美味しい果物がなってて、お菓子で出来た家に住み、スポンジケーキのベットで眠る。実際そういう夢を毎日のように見てるらしい。ヒヨコは今んトコロ、超大天然でアタマも悪い。それは「知恵の実」を食べてないからなのだろう。「知恵の実」を食べるコトがイイコトか、このまま大天然として生きるのがイイのか、どっちがイイのか少々微妙なキモチになる。
●先日テレビで、ピクサーのアニメが放送されてたので、家族みんなで見た。
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●「MR. インクレディブル」
●アメコミで大活躍するようなスーパーヒーローたちが、その活躍のやりすぎで訴訟まみれになり、そのスーパーパワーを隠して暮らす羽目になったご時世。奥さんのエラスティガールは、過去のキャリアをさっぱり捨て、専業主婦として3人の子育てに満足してる。が、主人公 MR. インクレディブルは、今の身分に納得がいかない。いつかまた華々しく活躍したいと夢見てる…。そんな彼のココロの隙に、悪の陰謀が付け入り、彼を罠に陥れる。しかし最終的には、家族が一丸になって悪玉をやっつける。ノマドヒヨコには最高のエンターテインメントだったらしく、ハラ抱えて爆笑してた。
●インクレディブル夫婦は、アメリカの典型的な夫婦なので、「行って来ますのチュー」を自然にこなす。我が夫婦も結婚してそろそろ10年たつところだが、この長きにわたって「行って来ますのチュー」を毎朝の習慣にしている。会社のトモダチには「キモイからヤメろ」と笑われてる習慣だが、ヒヨコはテレビを見て「パパとママみたい!」とはしゃいでた。
●今回のぼくの注目ポイントは、スーパーヒーローを廃業した MR. インクレディブル の職業だ。彼は、医療保険会社に勤めている。
●筋骨隆々の巨体を狭いブースに押し込んで、彼は保険金申請に来た顧客と面談する。相手は年金暮らしのおばあちゃん。「この保険が下りないとワタシこまっちゃうのよ〜」インクレディブル「しかし、この契約内容ではお金はお支払いできないんです」……かわいそうなおばあちゃん。そこでインクレディブルはコッソリ保険申請の抜け穴を耳打ちする。
●そんな彼のところに、イッセー尾形のような小男が現れる。彼の上司だ。上司はインクレディブルが顧客に保険金を支払いすぎると非難する。おばあちゃんが異常に申請の抜け穴に精通してることにも不満と疑惑を感じている。「我々会社が向き合うのは顧客じゃなく、株主だ!」そんな口論のあげく、このイッセー尾形をインクレティブルはぶん殴り、見事失業する。
●…ボクが初めてこの映画を見たのは、どっかの海外出張での機内ビデオだったが、その時は、このシーンが示している意味を半分も理解してなかった。
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●「シッコ」
●「ボウリング・フォー・コロンバイン」で名を挙げた、あのお騒がせジャーナリスト、マイケル・ムーア監督が、アメリカの医療保険制度の歪みにメスを入れるドキュメンタリー。コレを見て、アメリカの保険業界の体質を知り、衝撃を受けた。アメリカ、マジでスゴイ国だ。狂ってる。
●医療保険には「国民皆保険」という発想がある。国民全員が健康保険に加入し、その医療費を税金でまかなうという制度。主だった先進国がコレを採用しているのに対して、アメリカにはコレがない。代わりにあるのが「HMO(健康保険機構)」という仕組み。国民は自らの裁量で、自由意志の元、保険会社と契約し、その契約に応じて病院での負担額を自費と保険料で折半する。
●まあ、この説明だと、「ふーん」程度の話じゃないですか。でも…。
●さっきのインクレディブルのケースを思い出してください。保険会社は顧客ではなく株主の方をむいている。本来の保険サービスで出て行くお金は、保険会社にとって「損失」であり、顧客への保険金支払いを絞れば絞るほど「利益」が上がる。保険業界では、病人の保険申請をハジけばハジくほど、優秀なスタッフとして出世する。申請否認件数が多いスタッフには特別ボーナスが支払われる。否認率10%キープは従業員のマストのノルマ。
●つまり、アメリカでは、病気にかかったら最後、保険会社に裏切られて、破産するほどの医療費を自己負担する。当然保険に入れない人もいるわけで(3億人の人口のうち、5000万人が無保険)、そんな貧乏人から順番に死んでいくというシステムが出来上がっている。無保険者の年間死者数は18000人。スゴイでしょ、ムゴイでしょ。
●映画には、このシステムの被害者がぞろぞろ登場してくる。
●電気ノコギリで、中指と薬指を切り落としちゃったオジサン。医者が言うには「中指接続は600万円、薬指は120万円です。どうします?」オジサン、中指とはサヨウナラしたそうだ。自損事故を起こした女の子、意識不明のまま救急車で病院に担ぎ込まれた。で後日、保険会社からの連絡。「事前申請なしでの救急車の使用は契約違反」。血まみれの中、救急車呼ぶ前に、携帯で保険会社に電話しろと? 体重90キロの女性「太りすぎのため、保険は適応できません」身長190センチの男性「やせすぎのため、保険は適応できません」。あげくの果てには支払能力のなくなった入院患者を、大病院がホームレス保護施設までタクシーで運んで捨てて行くという。本人には何にも説明なしで、最後の言葉は「お大事に」だって。点滴ブラ下げたまま途方にくれてるおばあちゃんとかが、路上で保護される。
●保険会社は、とにかく契約書の重箱の隅をつついて保険金支払いを否認する。たとえ正しい申請であっても、特別に「アラ探し」専門チームを組織して絶対に認めないよう努力する。以前そんな仕事に関わってた男性が告白する。「州によっちゃ、既往症がないとしても、既往症を隠すために過去通院をしなかった可能性がある、として支払いを突っぱねるコトが出来る法律もあるんだ。あんな仕事から抜けられてよかったよ」
●マイケル・ムーアは、様々な国とアメリカを比較する。
●デトロイト在住のある女性は、病院に用がある時は、橋を一つ渡ってカナダに行く。カナダに内縁のパートナーがいると偽って、カナダの医療サービスを受ける。カナダは「国民皆保険」を採用してて、基本的に医療費の自己負担はゼロだからだ。
●一方カナダ人は、橋一本隔てた隣国アメリカに一日行くにしても、旅行者保険に加入する。アメリカで医者に厄介になると大変なことになると知ってるからだ。ハワイでゴルフをしてたカナダ人のオジサン、プレーの途中で筋を切った。アメリカの病院に行ったら240万円かかるという。急いで母国に帰って無料の手術を受けた。ぼくも以前ハワイで高熱を出し3日寝込んだ。陽気な日系アメリカ人医師がホテルまでやってきてタンマリ薬を置いてった。そんでお会計5万円。旅行保険に入ってたから、保険料のみの出費で助かった。
●イギリスも「国民皆保険」。制度発足は1948年。終戦直後、ナチスの爆撃でロンドンが焼け野原になってた時代だ。それから一貫して医療費はタダ。保守党の女帝サッチャーですら、この制度をいじろうとはしなかった。フランスも「国民皆保険」。出産した女性には、週2回のヘルパーが家を訪れ、ベビーシッティングどころか、頼めば料理・洗濯までしてくれる。この国は少子化対策にもチカラを入れている。
●ムーアご一行は、マイアミからボートでキューバに向かう。
●目的地は、アルカイダのテロ容疑者が収監されている「グアンダナモ米軍基地」。911テロの核心を握る容疑者の健康管理は重要案件で、ここの収監所は最先端の医療施設を整えている。テロの容疑者が厚遇されてるのに、一般国民が医療サービスを受けられないってどういうこと?
●一歩はなれてキューバ国内を歩くと、こちらも「国民皆保険」。ムーアに同行した呼吸器を病む女性は思わず涙を流す。「アメリカじゃ120ドルの薬が、ココじゃ5セントよ。カバン一杯に詰めてもって帰りたいくらいよ!」仮想敵国と信じ込まされてきた国の方が優れた医療制度を持ってたコトの衝撃。日本に当てはめたら「北朝鮮に行ったらニートが生活保護で大金持ちになった」ってくらいのインパクトか?
●じゃあ、なんで、アメリカは「国民皆保険」を導入しないのか?
●「国民皆保険」という制度は、アメリカ人が大アレルギーを起こす「社会主義」政策を連想させるらしい。コレをキッカケに、国民の自由を奪う社会主義政策が次々と実施されたら大変だ。今はどうか知らないけど、少なくとも50〜60年代のアメリカ人にコレは有効なプロパガンダになったようだ。税金をたっぷり搾り取り、劣悪な医療を国民に押し付ける、そういうイメージが喧伝された。確かに「国民皆保険」を採用している国は、基本的に所得税も消費税も高税率というイメージはある。
●「健康保険機構」という歪んだビジネスに先鞭をつけたのは、歴代大統領の中で一番ダークなイメージの強いニクソンさんだ。「オレは医療問題に興味はねえ」「いや、コレは新しい事業モデルです」「ふん、そりゃ悪くないな」そんな会話の記録テープも残ってる。
●「国民皆保険」導入に着手しようとしたのは、クリントン政権下のファーストレディ、ヒラリー夫人だ。しかしこの時も様々な圧力でつぶされた。今でこそ、女性初の米国大統領一歩手前まで行った立派な政治家だが、あの当時はタダのファーストレディで、そんな彼女が政治にでしゃばる事に反感を感じる人も多かった。保険業界はロビイストを使って金をバラマキ、当のヒラリーさんも莫大な政治献金を受け取っちゃって、尻すぼみに収束した。
●次期大統領バラク・オバマさんは、「国民皆保険」政策を公約の一つに掲げている。「イエス、ウィ・キャン!チェンジ!」どこまでオバマさんがあの大国を変えられるのか。
●それはそれで、さて、マイケル・ムーアは信用に足るオトコなのか?
●お騒がせのセンセーショナリズムで名を挙げた彼の表現は、強烈な皮肉とユーモアで彩られたエンターテインメントで、冷静なジャーナリズムとは質が違う。ある意味での誇張もあるだろうし、大げさな演出もあるだろう。優秀なテレビ屋は、退屈な素材を面白おかしく飾り立てるヤツだ。ムーアのおっさんも所詮同じ人種でその腕前は超一流。
●例えば、この作品でムーアは無視するのだが、ホントのトコロ「国民皆保険」が100%ハッピーな制度でもないわけで、それなりの問題点を抱えてるのが事実。イギリスの「国民健康サービス」は財政破綻寸前らしく、イギリスに住むワイフの友達は、妊娠・出産に臨んで周囲から同じアドバイスを何回も受けたと言う。「イギリスで赤ちゃんを産むのは勧めない。日本に帰った方がイイ。そっちの方がマシなサービスを受けられる」
●ただし、彼が全作品を通じて一貫してやっていることは、アメリカ人に外の世界のことを知らしめるというコトだ。彼の主張の裏テーマは「アメリカ人は、自分の国が世界最高だと思っているが、実はヨソの国のことなんて何も知らないバカばっかだ」というモノだと思う。アメリカ人の多くは、自分が戦争を仕掛けたイラクがどこにあるのか知らないし、イギリスや日本の場所も知らない。最近本屋でよく見る本に「アメリカ人の半分はニューヨークの場所も知らない」ってのもあるじゃん。
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●そんな状況を前提に、「ボウリング・フォー・コロンバイン」では、銃規制問題で銃を持たないカナダの事情を詳しく紹介する。今回の「国民皆保険」というテーマでも、諸外国の制度とアメリカの制度を比較した。アメリカ人よ、世界をキチンと見ろ、自分たちの常識がおかしいと疑う感性を持て。世界の多様性に目を向けろ。ムーア監督の主張は、ショッキングな手法にまぎれて見えづらいけど、この意味で一本の筋が通ってる。
●ぼくも彼のこの態度には同感だ。無自覚にグローバリズムを推進し、世界同時金融危機を引き起こしたアメリカ市場万能主義を、思い切り反省してもらわないと困る。テキサス育ちの金持ち坊ちゃん大統領は、典型的な世間知らずのアメリカ人だ。アテネオリンピックの話題で、ギリシャの首都アテネを、ジョージア州の学生街アセンズ(英語では両方とも「ATHENS」と同じつづりになる)と勘違いしやがった。
●マイノリティ出身のオバマさんは、現在シカゴを拠点にしているが、そもそもは特殊なロコカルチャーを持つハワイ生まれ。彼は白人と黒人の50:50のハーフなのだが、なんと彼の生まれた時代には人種をまたいだ通婚が法律で禁じられていたという。そんな事情から少年時代はインドネシアで暮らしたことも。そんな彼の育った環境から吸い上げた、アメリカの常識・非常識感覚に冷静になれるセンスに、ぼくは大きく期待する。
●話を元に戻すようだけど、じゃあ、日本の医療保険制度ってどうなってるの?
●ネットでペロペロ見ても難しくてよくワカラン。そんな時に思い出した人物が。ボクの至近距離に医療のプロがいるじゃないか。そう、もうおなじみの看護婦「のび太くんのママ」さんだ。早速質問をしてみる。あのー、全然関係ない話なんですけど…ちょっと聞いていいですか?
●「シッコ?うん、ワタシも見たわよ。日本の国民皆保険はよく出来た制度よ。でもどんどんほつれが大きくなってるけどね。色々ニュースでやってるじゃない?」あー、高齢化で膨れ上がる医療福祉費を年間一定の割合で削減するとかナントカ……あれもこのハナシとつながってたんですか。意味わかってなかった。なんかヨーロッパは窓口負担がゼロっぽかったけど、日本は3割患者がお金を払いますよね。それでも「国民皆保険」なんですね?ボクは、アメリカ型なのかヨーロッパ型なのかもピンと来なかった…。
●「のび太くんのママ」さん曰く、日本は、税金というカタチではなく、健康保険料という名目で医療保険を成り立たせているのよね。お給料から天引きされるでしょ。それがウチの会社の健康保険組合にいって、病院からの請求に対して支払いをしてる。この、アナタみたいなサラリーマンとその家族が入るカタチを「社会保険」っていうの。自営業者の人たちが入るのは「国民健康保険」。この場合は窓口は市区町村。保険料を滞納してしまうと、保険証を取上げられてしまうとかってハナシもあるでしょ。そうすると、アメリカみたいに一旦は全部自費負担になって、すごくお金がかかることになる。
●あとね、保険組合は、各企業、各市区町村でバラバラに存在してるから、サービスもそれぞれ微妙にバラバラ。大きい企業や税収の多い地方自治体は、人間ドックがタダとか、小学生以下の子供は医療費タダとかになる。でも小さい企業や破綻しちゃった自治体じゃそうはいかないわよね。中小企業が自社の健保を解散させて「協会けんぽ」に移行させるってニュースもあったでしょ。…はーなるほどね、会社ごとに保険の内容が違うし、健保を維持する体力もマチマチってことか。それははじめて知った。
●「国民皆保険」が日本で確立したのは1961年のコト。誰もが貧しく助け合いのココロを持ってた時代。現代においてこの制度を作るコトが出来るだろうか?自分が病気になれば、得した気持ちになれるが、自分の払った保険料が他人のためにダラダラ使われるのはいかがなものか?この「国民皆保険」の本質に納得ができてこそこの制度は成り立つのであって、「オレは病気になった事がない。だから保険料は払わない」なんていうモラルハザードが蔓延すれば即座に破綻する。アメリカのような極端な格差社会では、金持ちが貧乏人の肩代わりするなんてゴメンだという本音でコトが進まない訳で、もしオバマさんが「国民皆保険」を導入すれば、アメリカの大富豪は資産を海外に移して、支払い義務を回避するだろう。コレが「のび太くんのママ」の総括であった。
●あとですね、病院の領収書。じっくり見ても、さっぱり意味がわかんなかったんですよ。
●ボクが病院に払う金額は書いてあるけど、他は「点数」になってるんですよね。コレ謎です。「これはね、1点を10円と考えればいいの。この点数に応じて、お医者さんから会社の健保に請求がくるわけよ」病院の領収書なんか持ってる?と聞かれて、横浜のデイケアの領収書を見せた。

●診察料で60点、精神科専門療法で708点、合計で768点(一番左側の列)。つまり、この日の医療費は7680円ってコトね。えー高い!デイケアでボケーっとして、給食食って、先生と2〜3分話して、それで7680円!「でもあなたは、自立支援医療制度を利用してるから、自己負担額は10%になってて770円。端数は四捨五入。あとの70%は健保、20%は制度利用で公費=税金よ」…はー医療にゃ金がかかりますね!
●「だから、「飲みスギってカラダに悪くない?」とか言って、クスリたくさんもらってるのに飲まない人っているでしょ。あれは大変な医療費の無駄使いなのよ」目の前のお財布にはそんなにヒビかないけど、そのクスリには高額な保険料が支払われている。それがチリツモで、財政難につながってくわけ。「最初からもらわなければいいのに」…ソレは素人には判断つかねえだろう…と思った。
●世の中の仕組みを一つ一つ知るボク。35歳にもなって、いかに世間知らずか思い知らされる。
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