自律神経失調症とのお付合い(その84)~「疲れた。今週はリハビリ停止だ」編
●もう説明もしたくないような、おせっかいと勘違いと猜疑心のおかげで、今週は会社に行けてない。まあ正確に言えば、火曜におかしくなって、水木金と会社に行けなくなった。看護師「のび太くんのママ」とうまく行ってない。職場の誰とも気持ちよく接する事ができるのに、この人の存在がイチバン僕にとってストレスになってる。


ボクもイラツく場面が続けば、ムダにエネルギーを消耗する。木曜日、疲れと肩凝りがヒドくなって、あわてて東銀座の鍼灸院に行った後、会社診療所に電話をしたら、3週間くらいリハビリ停止をするという運びになってた。産業医のセンセイが戸惑いながら電話でボクにそう説明する。「ボクもハナシはよく飲み込めてないんだけど、なにやらキミの症状がオカシくなってるんじゃないかというコトで…」看護師「のび太くんのママ」がボクの所業についてアレコレ大騒ぎしているのが手に取るようにわかる。「あの、今から会社に行ってイイですか?昨日心療内科の診察も受けたし、家族とも話をしたので。」
●産業医のセンセイ、「のび太くんのママ」、そしてボクの三者で冷静に話し合って、会社を休むのは今週だけになった。結果として来週からはフツウのルーチンになる。金曜日、つまり今日出社を控えたのはボクの希望だ。あまりにサイアクな気分なので、休ませてくれと言った。ちょっとしばらく、あの「のび太くんのママ」のカオは見たくない。来週は月曜が横浜へのデイケア通院、そして水曜日が祝日だから、「のび太くんのママ」のカオは比較的見る回数が減る。それだけでホッとする。

●リハビリは当分足踏み状態が続くだろう。ルームメイトくんは順調に回復し、多分今月中には完全復職する。一方ボクは、4月くらいまでこんなノリを続けているような気がする。なにがどうしたのかわからないが、とにかく疲れている。まるで余裕がない。ふう。



そんな状況下で、ちょっとした癒しになっているのは、漢方薬だ。
心療内科で、肩凝りや筋肉の緊張がツライと訴えて、出してもらったのが漢方薬だ。ツムラの漢方薬で、ホンモノちっくなヤツとは違うけど。漢方薬の名前は難しいので、ツムラの薬包には正式名称と共にナンバーがついている。「ツムラ1」「葛根湯(カッコントウ)」「ツムラ47」「釣藤散(チョウトウサン)」「ツムラ68」「芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)」。フリガナも当然ついてる。漢字だけじゃ読めないもん。まあ、そんなで、この三種類を状況に応じて飲み分けている。

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漢方の飲み方を教わる。
●今までも「葛根湯」くらいは飲んできたが、フツウの粉クスリと同じように口にサラサラ注ぎ込んで水で飲み下していた。実は、漢方薬はそうやって飲むモノではないらしい。
●漢方薬は、動植物など天然の素材から成分を抽出しているモンだ。で、本来は、その天然成分をお茶のようにお湯に煎じて飲むのがレギュラーだ。ツムラはその天然成分を保存も服用も簡便な顆粒にする事に成功した企業であり、あの顆粒は漢方としてはイレギュラーな形態というわけだ。ふーんなるほど。
●だから、このツムラのクスリたちも、お湯にといて飲むのが良いらしい。心療内科のセンセイ曰く「アチチってほど熱くて飲めない状態と、簡単にごくごく飲めちゃう状態の、ちょうど中間の温度のお湯に、クスリを入れて良くかき混ぜ、ゆっくりヒトクチづつ飲む。いい?わかった?」基本は食前、食間。空腹時の方が吸収にいいらしい。「それとね、もう一つ。こりゃマズい!ニオイがたまらない!というモノがあったら、無理して飲まないように。カラダは正直だから、合わないモノはキチンと察知して反応するから。美味しいと思って飲めるモノがアナタのカラダに合ってるの」


「葛根湯」は、風邪の引き始めに効果があり、カラダを温めリラックスさせる作用がある。
うーむ。ウマい。最初に処方されたこのクスリで、漢方ティーブレイクはボクの大事な憩いの時間となった。たとえ外のカフェでコーヒーや紅茶を飲んでいても、夕方になったら白湯をもらって、漢方ティーブレイクをする。実にリラックスできる。そして美味しい。……でも、肩の懲り、背中の筋肉の痛みに効果があるかというと、ハテナだ。効いてるか効いてないかわからない。

「釣藤散」。「葛根湯」が効いてないっぽいんですけど…というボクの訴えに応じて、センセイがクスリのハンドブックみたいなものをめくりながら選んでくれたクスリだ。
●センセイが効用を読み上げる。「中年以降の慢性的な頭痛や頭重感に適応します。とくに、起床時から午前中にかけての症状によいようです。そのほか、高血圧や動脈硬化にともなう諸症状、たとえば、頭痛、めまい、耳鳴り、肩こり、のぼせ、抑うつ、不眠などにも用います。体力が中くらいで、冷えのない人に向く処方です」はあ、あの、異存は全然ないんですけど、冒頭の「中年以降」ってヤツにハイパーひっかかりを感じるんですが……ああ、ボクはもう中年の仲間入りか…。
●コイツはナカナカキレイにお湯に溶けない。「葛根湯」に比べると味はイマイチだが、飲めないほどじゃない。かき混ぜるティースプーンで、解け切らなかった顆粒をウマくすくって飲み干す。でも効果はイマイチだね…。ちなみに、漢方はむやみやたらに併用するのはよくないので、現在メインの「釣藤散」を飲んでいる限りは「葛根湯」はお休みだ。

「芍薬甘草湯」「こむらがえり」に効くクスリだ、と説明された。え、こむらがえりって、あの、足がツッたー!ってヤツのことですか?そんなもん、数分ガマンすればある程度落ち着くもんじゃん。そんなモノのためにワザワザクスリを開発したとは、中国東洋医学とは不思議なモンだ。
●ただし、その痛みに対し、数分の間に決着をつけてしまうほど強力な即効性がある。痛み止めとしては、こむらがえりに留まらず、胃痛や腹痛、胆石や尿路結石による痛み、筋肉痛や神経痛、腰痛や肩こり、生理痛など、いろいろな痛みに広く効くらしい。その代わり、効果が強力なだけに、あくまで頓服用で飲み過ぎはダメ。コレは我慢が出来ねえ!って時だけ飲め、とされた。
●夜中に、激痛が走り、どうしても寝てられない時に、このクスリを飲んでいる。実はこのクスリがイチバン美味しい。「甘草」と言うだけあって、アマーいハーブティーのようだ。熱めの白湯でこの甘いクスリを飲むと、5分ほどで痛みがやわらぐ。不思議なほどに。


先週の横浜・精神科デイケアでは、節分の催しがあった。
若手スタッフのお兄さんが、オニのコスプレをして登場、ボクらは力一杯カラーボールをオニにブツケて楽しんだ。オニは、全身にガムテープを巻き付け、ハエ取り紙のように付着面をオモテに出すカッコで貼付ける。ボクら患者は、チームに分かれてカラーボールをオニに命中させ、テープにくっつくボールの数を競うのだ。全員がムキになって本気で投げるので、三回戦目ではオニが逆上してテープに絡まったボールをもぎ取り、患者チームに本気で投げ返してきた。うん、オニにふさわしいヒールっぷりで大変ヨロしい。いい節分だった。


●以前の「自律神経失調症とのお付合い」シリーズは下記の記事にまとめております。ご参考に。
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