連休中、すっかり具合を悪くしてました。久々にビッグウェーヴを食らった。
中途半端にお休みだと、かえって生活のリズムが掻き乱されて、神経とカラダとココロが混乱する。もうナンも出来ん状態。頭痛がメキメキ起こって目玉をえぐり出したい気分。肋骨から肩甲骨、背骨まわりの筋肉が軋んでイタくてイタくてたまらない。寝ても覚めても痛みから逃げられない。そんな時には多めにクスリをブチ込んで寝るしかない……のだが、痛みで目が覚める。ワケも分からず夜に家を飛び出して全力疾走したくなるほどテンパッた。カゾクに「お願いだから静かにしてくれ、じゃないともうココにはいれない、今すぐ外に行くわ!」とワメイタリしてた。掃除機が地獄のデスメタルに聞こえる!実際ボクは地球上のあらゆる音響の中で掃除機の音が最も嫌いだ。ワイフは掃除も出来ずハイパーうんざりしたに違いない。早く会社に行って通常ルーチンに入れてくれ!と思った。

ほんで、やっと今週の規則正しい生活が始まりました。
●全身に湿布をベタベタに貼りまくって、漢方と頭痛薬と安定剤をレギュラーの2倍増量で飲んで、どうにか正気を取り戻した。ふう、やっと普通に振る舞えるようになったよ。今回のピンチは久しぶりのビッグウェーヴだった。でもなんとか一安心。

●会社の通勤訓練を無難に過ごせてホッとしたー、と思いながらシモキタザワの町を歩いてたら、キャイ~ンのウド鈴木さんが素で歩いてた。いや、ただそれだけなんだけど。

そんで無難に家に帰ればイイのに、ディスクユニオンの前を通ってしまった。
●そしたら本日限りの年度末ゲリラセールをやってやがった。いつかはやるとは思ってたんだ、激安セール。ソレがとうとう来た。630円以下の中古盤は全部105円!コレは見逃せない!タダでさえ不安定なのに、こういう激安セールに出くわすと、ボクの脳ミソからはヤバい物質がドクドク分泌され、ヘンテコなハイになる。その瞬間においてはどんなクスリよりも興奮する。
「無駄遣いするなー!」という理性の声が遠くから聞こえて来るけど、もう指が勝手にCDをパタパタめくっていくのですよ。ふと気付くとCD20枚を握ってる。「たとえ105円でもそんなCDは要らねーよ!」という理性の声も聞こえるけど、ナゼか足はレジに向かってしまう。まさにCD餓鬼道、畜生道。
2000円でホントに欲しいCDをキチンと買うか、クズを20枚買うか、ドッチがイイのかボクにとっては永遠の謎だ。しかしソレ以前に、何がホントに欲しいCDなのかなんてとっくのムカシに見失ってる。期待してハズすより、絶対聴かねえコレと思いながら買って、意外に楽しめちゃう感動を見つけるのか好き。でもホントにハズしたクソ音減も数知れず。これがCD餓鬼道、畜生道。ホントに業深い、カルマが深いのです。


●で、マジでしょーもない音楽を買って聴いている。

Greatest HitsGreatest Hits
(2000/09/19)
The Bangles

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THE BANGLES「GREATEST HITS」1984~1990年
●なんで今バングルズなの?自分でもそう思う。つーか、オマエ本当に節操ないよなーフツウに音楽好きを自認するヤツならバングルスみたいなベタベタの80年代ヒット曲は聴かねえだろー、と自分に突っ込みたい。ただし、無意識下でボクの指が激安コーナーから引っこ抜いた理由はなんとなく分かる。今期全部観ちゃったドラマ「ラブシャッフル」の挿入歌に彼女たちの代表曲「ETERNAL FLAME」が使われてたからだ。1988年の曲だから、野沢伸司を脚本に迎えてプチバブルの匂いをさせてた恋愛ドラマにはピッタリなわけだ。ちなみに主題歌はダンクラの鉄板 EARTH, WIND & FIRE「宇宙のファンタジー」

「ETERNAL FLAME」の個人的思い出。ボクの高校でこの曲が下校放送に使われてた。
●ボクは高校生当時放送部だったから、この曲を選曲したのはつまりボクの仲間である。だからこの曲を聴くとその子のコトを思い出してしまう。その子は背が低くて小柄なオンナノコ、オモチャみたいにちっちゃい子だったので、彼女をトイちゃん(仮名)と呼ぼう。高校生当時からマスコミ志向が強かったボクとは違って、ごくフツウのオンナノコであるトイちゃんがどういう動機で放送部になんか入ったのか全然わからない。が、この時ばかりは彼女は1人頑張って、数曲を選んでテープに繋ぎ、ジブンでナレーションまで入れた。「下校時刻になりました。部活動を終了して速やかに下校しましょう」毎日毎日流れるBGMというモノは耳に染込むモノで、「ETERNAL FLAME」を聴く度にボクは夕暮れの校舎を思い出し、ちいさなトイちゃんの笑顔を思い出す。あ、トイちゃんはよく半ベソもかくオンナノコだった。それも思い出す。
●そんなトイちゃん、長く音信不通だったが、ひょんな偶然からお互いのメアドが最近判明した。ボクの大学時代のゼミ仲間が10年ぶりに連絡をよこして来たのがキッカケだ。ゼミの教授が3月で定年を迎え退職するという。正直、大学に全然思い入れはないし、何分こんな病気じゃセンセイに会わせるカオもないと思い、そのゼミ仲間にはセンセイを囲む会には出ないとメールした。すると「トイさんという人と仕事で知り合いました。ご存知ですか?」と返事が来た。ナニ!なんでボクの高校の友達トイちゃんをオマエが知っている?聞くとゼミ仲間もトイちゃんも転職を重ねてて、一時期同じ会社に務めてたという。へえ、世間は狭いモノだ。トイちゃんは、ボクもボクのワイフも知っているので、直接メールして近況を伝えると、ボクらがコドモを二人も設けたコトに驚いてた。彼女は保険の仕事に携わるキャリアウーマンだそうだ。

最後に音楽チックなハナシもしよう。ペイズリー・アンダーグラウンド。
THE BANGLES は、オンナノコ4人のロックバンドで、80年代前半にロサンゼルスから登場した。当時のロスには「ペイズリー・アンダーグラウンド」というムーブメントがあり、彼女たちはその中からキャリアを起こしたのだ。パンクロックの荒々しさと、60年代サイケデリックカルチャーをブレンドしたのがこのシーンの特徴。彼女たちは THE MAMAS & THE PAPASのようなコーラスワークを60年代から拝借してガレージサウンドに乗っけて歌った。ボーカル SUZANNE HOFFS の存在が目立つけど実はコーラスが結構イケテル。「WALK LIKE AN EGYPTIAN」「IN YOUR ROOM」のようなダンスポップスでもコーラスが効いてる。60年代志向というのは SIMON & GARFUNKEL「HAZY SHADE OF WINTER」のカバーをしてる所からも伺える。アレンジはビートロックだけどね。この曲はブレット・イーストン・エリスの小説を原作にした80年代の虚無的青春映画「LESS THAN ZERO」のサントラからヒットしたシングルで、おまけにプロデューサーは DEF JAM 創始者の一人 RICK RUBIN だったのだ。
●ブレイクのキッカケになった有名曲「MANIC MONDAY」は、偽名でクレジットされてるから見過ごされてるけど実はあの PRINCE が楽曲提供してる。殿下は SUZANNE HOFFS の声にかなり惚れ込んでの提供だったようで、後にワーナー内に作る自分のレーベルを「PAISLEY PARK」と名付けちゃったくらいだ。コレ明らかに「ペイズリー・アンダーグラウンド」から拝借してるに決まってるでしょ。
この時代のロスには、ガールズバンドがイッパイ。70年代末には「チェチェチェチェ…チェリィ~ボム!」 THE RUNAWAYS がおり(このバンドのベースが後に BANGLES に加入)、80年代ドアタマには THE GO-GO'S がおり、THE GO-GO'S からは BELINDA CARLISLE がソロデビューする(ジュワイオクチュールマキのCMソング「HEAVEN ON EARTH」…記憶不確か?)。そして80年代中盤は THE BANGLES。レーベルとかメンバーが重複しててこの辺のバンドはボクにとっては全部同じ一派。そんでナメテはイケナイ奥行きもあると思ってる。……でもやっぱ105円じゃないと買わないけどね。

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