息子ノマド、CMソングが気に入った。
「細マッチョ!ゴリマッチョ!細マッチョ!ゴリマッチョ!」ノマドが歌ってます。松田翔太くん&中村獅童さんが踊ってるスポーツドリンクのCM。ご存知、黄金のディスコクラシックス、VAN MCCOY「HUSTLE」の替え歌ですね。今彼のお気に入りです。ノマドは自分のこと「細マッチョ」だと思ってますが、やせっぽちの「ガリマッチョ」です。いやマッチョでもねーな。
●そのくせして、妹ヒヨコには、「ヒヨコは、おなかもかおもマルいから、まるまっちょだ!」と命名。うーむ、「まるまっちょ」癒されるフレーズだ…まるまるナデナデしていたい…。ヒヨコ自身も「まるまっちょ」が気に入ったらしく、兄と共に「まるまっちょ」バージョンをシンガロングしてます。

<COLEZO!>ヴァン・マッコイヴァン・マッコイ
(2005/09/22)
ヴァン・マッコイ

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息子ノマド、ドリフに爆笑。

番組誕生40周年記念盤 8時だョ!全員集合 2008 DVD-BOX【通常版】番組誕生40周年記念盤 8時だョ!全員集合 2008 DVD-BOX【通常版】
(2008/07/16)
ザ・ドリフターズ

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●先日、TBS の特番でドリフ「8時だよ!全員集合」3時間半スペシャルが放送されてた。そこで、「パパが小さい頃見てたテレビで大好きだったんだよ」とか言いつつ、録画してノマドに見せてやった。そしたら見事ヤツのツボに激ヒット。ノマド大爆笑!あまりに爆笑しすぎてぜんそく発作起こした。ワイフがあわててクスリ飲ませてたもん。
チョーさんが「おいっす!」と会場に叫ぶと、ノマドもテレビに向かって「オイッス!」とコール&レスポンス。ヒゲダンスカトちゃんの「へっブシュ!」も、意味なくヤカンがアタマに落ちて来るとかも、小学生には見事にヒットするのね!ドリフは時代を越えてるわ。言語すらもカンケイないもん。志村&仲本がひたすら相手を投げ飛ばしたりケリ飛ばしたりしてるだけだったりのコントだったりするし。ボクは、ドリフ見て笑うんじゃなくて、ドリフ見るノマド見て笑っちゃった。

「ドリフの早口言葉」がファンキーでスゴい。
●音楽にあわせてドリフやゲストのアイドルが「生麦生米生タマゴ!」と叫ぶ、みなさんご存知のアレだけど、実は音楽が生演奏だったのよね!しかもコレが疾走するファンクでカッコいい!で、ファンクに合わせて身を揺する出演者一同のノリは、完全にゴスペル感覚!神父の衣装を着てるチョーさんは、「レディースエンドジェントルメーン、ディスイズ、ハヤクチことば~!」とシャウトして、打合せナシでソロプレイをバンドに指示するジェームスブラウンのように、「よし!加藤!」と早口言葉に挑戦するメンバーを指名する。
●この時のチョーさんはノリノリで、マイクを振りながらエアギターならぬエアベース(チョッパー)やエアボンゴとかしながらフロアとメンバーを煽るわけ。マジカッコいい!アレは早口言葉を成立させるより、前後でどれだけファンキーに振る舞えるかが勝負なのね。高田みづえ松田聖子岩崎宏美も、短くディスコステップを踏みセンターに踊り出る。沢田研二の動きのキレのあるダンスも最高だったが、郷ひろみは70年代から完全に郷ひろみで、21世紀に至るまでテンションが全然劣化してないコトに衝撃。
●アイドルの歌のコーナーも、全部バンドの生演奏なんだよなー。コントが弾けてセットが崩壊すると、後ろにバンドが控えてるのが見えて、ノマドが「あ、オンガクタイがいる!」と発見を報告。でそのまま演奏が始まって、西城秀樹とかが登場してくるんだよ「ローラ!」って感じにね………つーか、あの大道具の撤収も鮮やか!スタッフがササッと駆け抜けて、崩れ去ったセットをキレイに舞台袖に滑らせていくんだよね。そっかーコレ全部生放送なんだよなー!スゲエよ!今のテレビにコレできるかな?

生放送だから、ハプニングもそのまま垂れ流しだったからね~。
●思い出すなあ~。イキナリ番組始まると、会場の照明がダウンしてて完全な真っ暗闇。復旧するまで、声だけでチョーさんが繋いでるとか。「オイッス!」 あと、セットのスミッコで火事が起こってるとか。コントのカンケイない所でモクモク煙と炎が見えて、ドリフのメンバーが「アレヤバいんじゃないの?」とかアドリブでいじくってんだけど、でもコントをヤメないの。そんでスタッフがあわてて消火したような気がする。今のテレビの水準だと、生放送中止&お客さん緊急避難でしょ。てか、ソレをしなかったら後日新聞で死ぬほど叩かれるし、番組も打ち切りだよね。昔のテレビはおおらかだったよー。

●豆知識でノマドに大事なこと言っといた。「この人たちね、オモシロいコトやってるけど、ホントはロックバンドなんだよ」「えー!」なんてったって、THE BEATLES 武道館公演の前座だもんね。

ドリフだョ!全員集合(青盤)ドリフだョ!全員集合(青盤)
(2000/11/16)
ザ・ドリフターズ

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「ドリフの早口ことば」「東村山音頭」「ヒゲのテーマ」など、70年代ドリフコント全盛期のレパートリーが満載の2ディスク。ちなみに『赤盤』は、もっと前の時期のオールドスクールなドリフでイッパイです。)


ノマドは、トム・クルーズのパニック映画「宇宙戦争」も楽しんでた。

宇宙戦争 [DVD]宇宙戦争 [DVD]
(2006/07/07)
トム・クルーズダコタ・ファニング

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H.G.ウェルズが1898年(つまり100年以上も前!)に書いたSF古典「宇宙戦争」スピルバーグが現代アメリカに復活させたCG炸裂ハリウッドスタイル。コレもテレビでやってたから見せてみたら、やっぱりノマド大喜び。「うおおードキドキする!」一方ヒヨコは「こわーい!みたくなーい!」とわめいてコタツの中に潜りそのまま寝てしまった。

●ノマドたちは、これからゆっくりイロイロな古典や名作に一個一個出会って行くんだな。そう思うと、自分がかつて古典や超定番の名作に出会ってドキドキした感動を思い出し、そのドキドキを目一杯味わえる連中がうらやましく思えちゃったりもした。ボクがドリフに夢中になったのも、H.G.ウェルズの原作小説を読んだのも、今のノマドと同じ小学生の時だったからな。そしてやっぱり「うおおードキドキする!」と思ってたよ。



今日の一枚。PAUL SIMON のリズム趣味は品がいい。

The Rhythm of the SaintsThe Rhythm of the Saints
(1990/10/12)
Paul Simon

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PAUL SIMON「THE RHYTHM OF THE SAINT」1990年
●この人はやっぱりフォークデュオ SIMON & GARFUNKEL のキャリアが目立っちゃうけど、ソロキャリアでもオモシロいコトをしてる。オーソドックスなフォークシンガーのイメージとはウラハラに、リズムやビート、グルーヴの実験にアレコレ取り組んでる人、という印象をボクは持ってます。
●ある時、仕事場の送別会で珍しくお酒を飲んで、ちょっぴりセンチになりながら深夜の銀座からタクシーに乗った時のコトだ。1975年のヒット曲「50 WAYS TO LEAVE YOUR LOVER(邦題「恋人と別れる50の方法」)」が聴こえてきた。AMラジオの狭いレンジで流れて来る、この曲のドラムはとてもタイトで正確で、お酒の効果もあってか「……あれ、この曲、ヒップホップだわ!」と思った。BECK「ODELAY」でやったようなループコラージュに聴こえるのですよ。PAUL SIMON もトーキングブルース風に歌うしね。そこからこの人の見方が変わった。
●そんな視点からソロ作品をチェックしてみた。そしたらオモシロい。例えば1986年のアルバム「GRACELAND」。ココでは南アフリカでレコーディングにトライしてて、地元ミュージシャンと交流してる。アパルトヘイト政策がまだ健在の南アフリカ。ね、気合い入ってるでしょ。

●そんで、このアルバムでは半分以上がブラジルでレコーディングされている。クレジットにはよく分からない楽器の名前と、ポルトガル系の難しいツヅリの名前がイッパイ。一曲目の泥臭いサンバのリズムは、ブラジル北東部(ノルデスチ)の音楽中心地、バーイア州サルバドールの広場でフィールドレコーディングされてるし、他の楽曲でも複雑なリズムがコレでもかと押し寄せて来る。
●しかし、典型的なブラジル音楽に染まってしまってるかというとそうでもない。ボサノバとか連想しちゃった人はゴメンナサイ、そんな曲は一つもない。正直、クレジットを熟読して初めてブラジル録音と気付いたが、音だけ聴いただけではどこの国の音楽だか判然としなかったくらいだ。PAUL SIMON のチャーミングな声とメロディが、楽曲をスゴくポップに仕上げてるからこその前提だが、サポートミュージシャンの出自が実にコスモポリタンで、よって見事な無国籍ワールドミュージックになっている。
●キーボードとサックスにはフュージョンジャズの最前線にいた BRECKER BROTHERS、コーラスには南ア・ズールー族のコーラスグループ、ドラムにはキューバ系、プエルトリコ系、「恋人と別れる50の方法」のドラムを演奏した STEVE GADD、そんで元 BEATLES RINGO STARR までが参加。アメリカンルーツ界からは、J.J. CALE、プログレ界からは、ZAPPA KING CRIMSON に関わった ADRIAN BLEW 、そしてアフリカのマラウイからもギタープレイヤーが召喚されている。そうそう、ポルトガル詞の部分ではバイーアの伝説的シンガー MILTON NASCIMENTO が共作クレジットされている。豪華なメンツだねー。
●結果として、何回聴いても聴き飽きない。ブラジル録音のグルーヴに、ニューヨーク録音で様々な彩りを添えて、世にもユニークなハイブリットミュージックが出来上がっている。まさに「聖者のリズム」です。

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