自律神経失調症とのお付き合い(その96)~「ヨガ爆睡」編
●毎週土曜日のヨガ教室。セッセと通っております。顔見知りのオネエサンも出来たし、教室の下にあるカフェの店長さんたちにもカオを覚えてもらっちゃった。なにげに楽しいです。
●しかし、この先週の教室には難易度の高いポーズが出てきて(…あ、ボクだけみたいですね…他の人はコトもなげにこなしてる…)、メッチャ気張ったら、首と背中の筋をオカシクして翌日鍼灸に行くハメになってしまいました。

●さて、今週のヨガ教室。先週みたいに難しくてカラダに無理がかかるポーズはうまく避けないとな…先生に相談しようかな…と思いながら参加したトコロ、先生から新しい提案が。「今日はメディテーションをやります!」
メディテーション……てのは、直訳すれば「瞑想」ってヤツだな。うん、コレなら無理にカラダを使わないで済む。よかったよかった。「最後の10分間程度にメディテーションをしますんで、今日は、カラダを積極的に動かすのではなく、リラックスさせていくことを意識していきましょう」

だが、ヨガ初心者のボクには、この「メディテーション」が難しい。
●ほどよくカラダがほぐれた段階で、アグラをかいて床に座る。仏像みたいに足首をヒザの上に乗せる座禅的なポーズではなく、足首の上に反対の足の腿を乗せるフツウのアグラ。難易度低し。そして目をつぶって瞑想に入る。
●しかし、座禅と違ってアタマの中を空っぽにするという訳じゃない。カラダの中を丁寧に&積極的にモニターしてイメージを掴むのだ。しかしコレが難しい。センセイ「まず第一チャクラに赤い円錐形のようなモノが大地から上がって来るようなイメージを掴んで……、そのチャクラの色をジブンで見て下さい……」……おお……先生の指示が全然ワカンナい…チャクラって?しかも「第一」って?…ボクの当てずっぽうな推測では、「第一チャクラ=オシリのアナ」らしいんですけど。でもソコに赤い円錐がブスッと刺さるというイメージは、大地のエネルギーを受ける以前に、その…あの…もっと下品な刺激をボクに連想させるわけで(座薬とか直腸の触診とか…アレされると全身のチカラ抜けるよね…)、一体どう解釈してイイか全然ワカラナイのでした。
●結果、最初のステップでコケたため、その後のステップは全然ついて行けなかった。「チャクラの色を感じましょう…第三チャクラは「緑」のイメージ……第四チャクラは「青」のイメージ……」……ホントすいません、何も感じません。ドコがチャクラなのかも分かりません。

そんで、姿勢を変えて、全員仰向けに。ココでシッパイしました。
横になった瞬間に、ボク、爆睡しました。だって静かで心地よかったもんで…。最後にもう一度座り直す時に、先生がソソッとボクの足を触って起こしてくれましたが、もうクラス全員の生徒さんがクスクス笑ってました。クラスが終わってから、顔馴染みのオネエサン「違う意味で別の次元に行ってましたね(笑)」ええ、完全に堕ちました…ボク、イビキしちゃってませんでした?先生「ううんと……寝息が少々(笑)」ダメじゃん、完全に。

●顔馴染みのオネエサン(アパレルでデザイン/パターンを手がけてる)と、階下のカフェで一杯コーヒーを飲んで雑談。メディテーションって、ボク全然理解出来なかったんですけど、結構よくやるんですか?「アタシ一年以上ココに通っているけど、まだ5回くらいしかやったコトないです」へえ、レアなんだ…実際、先生も難易度は高いって言ってたな。
●その後も、このオネエサンとはシモキタザワの注目の服屋さんやインドネシアの雑貨のハナシなんかで盛り上がってしまった。ある意味シモキタザワ的なライフスタイルを地でいくこのオネエサンと話していると、趣味が近いので実に楽だ。この人に仮名をつけましょう。「ミムラ姉さん」。ヨガの日は必ずアタマのテッペンに髪の毛をまとめているので、ムーミンに出て来るミムラ姉さんソックリです。


さて、とうとう明日から正式に復職だ。
休職して1年10ヶ月。もう「働く」って感覚がよく分からなくなっているような気がする。
●精神科デイケアのスタッフさんにも電話でお礼を言ったし、お世話になった上司にも一通り挨拶したし。現場の若いヤツにはボクのこと知らないのもイッパイいるけど、いつも通りスルリと若者の中に混じっちゃおっと。ボクはホント貫禄というモノに無縁で、スゴく気さくに若者から声をかけられるんだよね~。童顔だからかな? 実年齢言うとその瞬間からヒカれたりするし。「スイマセン、10年も上のセンパイだったんですね」とか。別にこだわんないんだけど。

●以前の「自律神経失調症とのお付合い」シリーズは下記の記事にまとめております。ご参考に。
 http://unimogroove.blog4.fc2.com/blog-entry-557.html



ヨガのメディテーションに失敗したので、音楽でチルアウト。

THE ORB「U.F.ORB」

THE ORB「U.F.ORB」1992年
90年代初頭のテクノシーンの中で注目されたアンビエントの名盤。アンビエントミュージックは、BRIAN ENO などが70年代から取り組んでいたアヴァンギャルドの一形態だったけど、それをクラブシーンの中に組み込んで、「チルアウト」という機能主義を盛り込んだのはこの時代のアーティストたちだったと思う。THE ORB A.K.A ALEX PATERSON はその代表格で、テクノミュージックとサイケ思想を繋ぎ合わせたハイテクヒッピーでもあった。

●クラブシーン・ミーツ・アンビエントの歴史的傑作と言えば、THE KLF「CHILL OUT」1990年が一番最初に出て来るだろう。60分超、全1曲で、完全ノービート、環境音のコラージュだけで組み上げた音楽だ。THE KLF は強烈でアシィィッドなダンスチューンで90年代テクノの歴史に名を残したが、パンク精神に基づいたドギツイ皮肉やブラックユーモアでも超一流だった。会見を開くと称して音楽ジャーナリストたちを山奥の草原に連れて行き、ムームー教の儀式(徹頭徹尾、連中の冗談です)にひたすら付き合わせるとか。この「CHILL OUT」も徹底した冗談の一枚だったかも知れない。でも歴史に残っちゃったね。

THE KLF「CHILL OUT」 THE KLF「CHILL OUT」


THE ORB こと、DJ ALEX PATERSON。テクノ/クラブシーンの激しい躍動感の裏返しとして「チルアウトルーム」という発想を作り、そこで踊り疲れたカラダを休める音楽をスピンした。やはりノービートで、実に抽象的な音楽だったらしい。THE ORB のファーストアルバムもノービートだった。最初期の THE ORB はその直後 THE KLF を結成する JIMMY CAUTY とのユニットだったこともあり、チルアウトというアイディアは、この両者で共有されてたんでしょう。

THE ORB「THE ORBS ADVENTURES BEYOND THE ULTRAWORLD」

(THE ORB「THE ORB'S ADVENTURES BEYOND THE ULTRAWORLD」1991年)

●ただしセカンドアルバム「U.F.ORB」はより曲想をポップに近づけたようで、12分の一曲目が終わると強いビートが現れる。当時まだ学生だったボクにはそんな風に捉えるほどの経験がなかったが、今の感覚に引きつけて分かり易く言えば、コレはダブだ。ダブのエコー感覚に一番近い。よって、ワルいハッパをモクモクするにもこの音楽は実にマッチしたに違いない。そういう意味では折り目正しくサイケ。70年代からプログレバンド GONG などで活躍した STEVE HILLAGE や、インダストリアルロックユニット KILLING JOKE の元メンバー YOUTH が関わってる曲もあり、90年代クラブシーンと70年代/80年代の音楽を繋ぐ結び目にもなってる。
●そんでだ、もう一歩踏み込めば、コレは「ダブステップ」にも聴こえる。00年代中盤から UK のダンスフロアで注目を集めるダンスミュージックのフォーマット「ダブステップ」。時々温故知新してみるのもイイモンだ。チルアウトとダブステップに接点を見つけられるなんてイイな。「ダブステップ」は最近よく聴いているので、いずれこのブログで報告致します。
●ただし、やっぱりチルアウトの古典盤だけあって、催眠効果も満点ね。ダブダブモードになる前に爆睡しちゃうんだよねー。ほとんどの曲が全部10~17分と長いのも特徴ね。今週末はホントよく寝たぜ。復帰直前にふさわしい爆睡ぶりだったよ。


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