腰が痛い…コシが……トホホ。
●土曜日、ヨガ教室で新しいポーズが出てきました。絶対伝わらない気がするので説明するのも面倒なのですが、仰向け姿勢で、右ヒザを脇の下にくっつけるほど胸に抱え込み、一方で左足は真っ直ぐに伸ばすというポーズです。とにかくあり得ないほどにタテ方向へ股関節が開く姿勢です。センセイの見本を見ただけで「ムリムリ、死ぬ」と思ったのですが、上から丁寧に押さえ込まれて自分でもビビるほどの見事股関節全開モードへ。センセイはやっぱコツをツカんでいるのか、さほどチカラもかけず、ボクもそれほど抵抗なく動けたのですが、やっぱヤラレてました。翌日・日曜日の朝、猛烈な腰痛がボクの肉体に一斉攻撃を仕掛けて来て、身動き出来なくなりました。情けなくて泣きそうです。
●イタいよー!コシがイタい!さらに細かく言うと、背中から出発してオシリの中を通り、モモに繋がる筋肉がイタい!痛みで目が覚め、朝っパラから一人モガイておりました。ありとあらゆるクスリを飲み、風呂で腰と足を温め、「自律訓練法」で筋肉の緊張を緩和するなどなど、必死の思いで腰痛と闘いました。……闘ってないな…終始負けてました…我慢できず泣き言ばかり…イテテもう最悪。タイ・プーケットから帰国したばかりのワイフにとっては、腰痛に呻く貧弱なダンナのおかげで、バカンス気分の余韻も一瞬で消し飛ぶウンザリな状況だったにチガイありません。


しかし、選挙へ。
●この腰痛で選挙行くの無理?と一瞬心配したほどなのですが、午後2時になってやっとユックリなら立って歩くことができるようになりました。そこで、コドモ2人を従えて投票へ。
ボクは「選挙」をコドモたちに身近に感じてもらいたいと思っているので、どんな選挙でもコドモを引率します。投票所はヤツらの小学校の体育館なので、連中にも抵抗はありません。最近は、ボクの指示で投票用紙への記入もヤツらにやらせてます。「今日の選挙は、3枚書くことがある。国会議員になってもらいたい人の名前と、応援したい国会議員のグループ(つまり政党)の名前、そんで、裁判官の一番エラい人たちにマルバツをつけるコト(実際にはマルはつける必要がなかった)」ヒヨコにはナニ書いてもらおうかな?「でもヒヨコ、「子」のジしかカンジかけないよ」…小学一年生に政党名とかは難しいか…ノマドは見よう見まねで前回書けたんだけどな…じゃあ、漢字を書くのはノマドでいいや。ヒヨコはマルバツ担当で。「あ、コドモのたかさのバショもあるよ!」コドモはホントは投票出来ないの。ココは車椅子の人用の場所。


そんでだ、政権交替らしい。
「24時間テレビ」イモトアヤコの120キロマラソンをテレビの前でハイテンションで応援するノマドヒヨコ。「イモト!イモト!」とコールしながらチャブ台の周りを走り回る。おまえらナンの義理でそこまで入れ込んでるの?ウルサいから座って応援してくれよ。と思ってたら、時間切れで開票速報特番へ。で、序盤から決定的に民主党フィーバーだ。チンチンジャラジャラ確変状態だ。ドル箱ザクザクだ。すげえすげえ。あっという間に政権交替が確定し、麻生首相は完全グロッキー状態で目がドンヨリだ。ノマドヒヨコ、麻生さんチームがスゴい勢いで負けてるよ…。「でもアソウさんは、ジがよめないヒトだから、ニンキなくなっちゃったんだよ」とヒヨコ。おお、オマエえらそうなコト言うな6歳のくせに。オマエも漢字の勉強しなさい。
●さて…ボクはあらゆる選挙を20歳の頃から一度もキャンセルしたことがないというのが、一つの自慢だ。大分チャランポランな人間なのにそういうトコロは生真面目なんです。でも、そんなルールを自分に課すキッカケになった事がある。ボクが20歳になる直前、1993年7月の総選挙で、1955年以来初めての非自民党政権/細川内閣が成立したのだ。コレはワリと痛快な事件であった。ああ、テッパンのように見える自民党も、崩れる時にはバラバラッと崩れる。そんでそのテッパンを崩すのは、国民誰もが一発は握っている「清き一票」らしいのだ。そして、別に崩すコトが唯一の投票動機てなわけではないんだけど、今回は崩れるとイイなと思ってたし、そんで実際に崩れた。


ボクなりの、今回の選挙のミカタ。
●2007年にブレイクした年金記録スキャンダルで思い切りズッコケた自民党は、参議院で大幅に議席を減らし、第一党の座を民主党に譲り渡した。いわゆる「ねじれ国会」のスタートだ。このイレギュラーな状態での政権運営に的確に対応する術を見出せなかった安倍&福田首相は、ビョウキ寸前になったり、他人事のように立場を放り投げたりと、自民党旧来の既存システムでの内側でしか機能できないコトを露呈してしまった。フツウの状態で立場を与えられればそれなりの成果を挙げられた人材だったかもしれない。しかし、派閥や族議員などの党内力学に意思決定を規制されるリーダーでは、敵対的野党と、大胆な妥協を含む建設的議論を握る事ができないわけだ。
●本来は選挙管理内閣の色合いを帯びて登場したはずの麻生首相は、就任直後に発生してしまった世界金融危機に対応するために、解散を先延ばしにした。その事自体は悪いことじゃなかったと思う。北朝鮮のミサイル危機や新型インフルエンザなどの難題に頑張ってアプローチしたし、定額給付金やエコポイントなどユニークな景気対策もイッパイ打ち出した。……ただ、自民党にはダメ人材がイッパイいるコトも判明してしまった。主要閣僚が原爆失言とか意味不明なバンソウコウとか酒酔い会見でどんどん失脚する。そんで首相本人がとても漢字が苦手らしいコトまでバレてしまった。より重要な事は「小泉改革」の生んだ問題点を明確に定義付け出来ず、「改革路線」の修正に説得力を持たせられなかった。例えば、郵政民営化への反動騒動(鳩山オトウトが辞職に至る)といった顛末が「ブレ」と呼ばれるようになってしまった。コレも党内力学をリーダーが制御し切れないシステムの限界だと思う。
●結局、自民党「ねじれ」を自力で克服する事ができないらしいし、「小泉旋風」という過去の遺産を功罪含めて克服できないらしい。それなら、一度「ねじれ」を矯正しなくてはならないし、「小泉」遺産を客観視できる立場のグループに政権を渡さなくてはイケナイ。もし自民党が中途半端な少数与党で生き残ったら、政治のこう着状態はさらに続いて、このヤバい足踏み状態は日本社会をホントにダメにしてしまう。


で、民主党。この連中のポテンシャルは全然わからない。
●ぶっちゃけ、自民党と同じだけのヤバい匂いがする。そんで自民党と同じ機能不全を起こすようになったら、もう日本社会に救いはナイ。すでに社民党国民新党という、イデオロギーとしてはかなり異質なグループと連立協議をしないといけないってポイントからしてヤバい匂いがしている。議席300超というスーパーパワーを持ちながら、このミニ政党と連立しないと参議院で過半数をキープ出来ないとは皮肉な事態だ。衆院で圧勝しつつも、参院には引き続き「ミニねじれ」が残るわけ。なんで亀井静香が出しゃばるの?自民党よりも完全保守じゃん?
あと、気になったのは年齢。小泉郵政選挙の時には「小泉チルドレン」として、ヒラリーマン大蔵ゆかりタンさつきタンピンク井脇など珍キャラクターがイッパイ登場した。今回も民主党から大勢の若手議員が誕生する。ニュース番組では「小沢ガールズ」って名前を使ってた。で、この新人が20歳代30歳代ばっかなのね。こんなに若いとサスガに不安かも。弁護士やジャーナリスト上がりが多いという民主党陣営はそれなりに法律/政策の勉強家が多いというけど(例えばミスター年金・長妻昭さん、彼の前歴は経済誌記者)、こんなに多いとそうじゃないのも混じってるでしょ(例えば、参議院には横峰パパがいる)。どんくらい不安かは、多分連中自身がイチバン認識しているだろうから、頑張ってくださいとしか言えないけど。
●一方で、議席を激減させた自民党は、大物の落選劇ばかりが報道されてるが、実は将来の体質改善のための新世代若手がゴッソリ落選しているのがむしろヤバいとボクは思う。反麻生勢力の筆頭だった中川秀直さんでさえ、今回は比例復活ギリギリセーフだったほどだし。ボクに言わせれば本当にいなくなって欲しかった人は全然いなくなってない。もう一度自民党が政権を取る際に、またはこの野党時代の中で、組織の体質改善&新陳代謝を達成しなくては行けないのに、実は生き残ったメンツが古い体質の人間ばかりのような気がする。ヤバい。実にヤバい。


小沢一郎さんら民主党幹部がムカシから主張するように、日本をアメリカやイギリスのような二大政党政治へ移行させたいというのなら、むしろコレからが本番だ。政権奪取前夜の民主党は、なんでも泥仕合に持ち込んで与党をノイローゼ状態にしてきた。コレからは、政権党として成熟しつつ、議論を深める相手として自民党をも成熟させないといけない。コレはすげえ難事業だ。でもやってもらわないと困る。せめて一年間は真っ当にこなしてもらって、来年の参院選まで今の追い風を持続してくれ。来年の参院選で民主党が議席を減らして「逆ねじれ」状態になったら、また日本社会は空転を始める。悪夢のシーソーゲームだ。マジでそれだけはカンベンしてくれ。

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