寝袋とヒヨコ。
●娘ヒヨコ6歳、クラスメイトのユイちゃんの家に遊びに行った。ユイちゃんは、折り目正しい銀行マンのパパとしっかり者のママに育てられた賢い子であり、恐ろしく幼稚っぽいヒヨコと比べると、ビックリするほど大人びた子だ。カラオケでは、今や SMAP 越えもささやかれるを愛唱する。ちなみにヒヨコの愛唱歌はエヴァ「ふらいみートゥざむーん」「ポニョ」だ。
●そんなユイちゃんの家は、アウトドアが大好きでキャンプによく行くのだそうだ。で、ヒヨコはこのオウチで生まれて初めて「寝袋」というものに出会う。ヒヨコ、ユイちゃんチから帰ってきて一目散にボクに報告。「パパ、ねぶくろってしってる?」ああ知ってるよ、パパも昔持ってたよ。「ヒヨコ、ねぶくろにはいって、イモムシになったり、オバケになったりしたの。すごくオモシロかった!」
●ユイちゃんチに迎えに行ったワイフは、自分のムスメが広いリビングの真ん中で寝袋にくるまってキャーキャー奇声を発しながらコロコロ転がっているのを目撃したそうだ。ユイちゃんのママ曰く「ヒヨちゃん、寝袋の中で立ち上がって歩くのがとっても上手なの。スゴいわー」いやいやスゴくないし。誰もそんなコトしないし。ヒヨコ「ねぶくろフカフカだから、ゴチーンってころんでも、テーブルにぶつかってもいたくないの!」ユイちゃん「ヒヨちゃんまた遊ぼうね!私も寝袋の中で歩くの練習しておくから!」ユイちゃん練習しちゃうの?全然しなくてイイし、大人っぽい配慮でアホヒヨコに合わせないでイイから!


今日は、マンションの理事会。世界金融危機の影響を我がマンションに見る。
●2年連続でマンションの理事をしてるボクの地味な習慣は、二ヶ月に一度、近所の集会所で理事会をすること。ご近所付き合いゼロのボクにとっては、なにげに重要な情報源となってる。理事会に舞い込む細かい相談事やトラブルは、世間知らずのボクには新鮮である。今月は空き巣未遂事件があったとか、マンション総合保険が料率変更で値上げになるので他社の見積もりを取るとか、そういうヤツ。
●中途半端な時期だが、ウチのマンションは決算のシメが8月、理事会でのチェックが今月である。つまりは、リーマンズショック以来初めての本格的な決算を迎えた。そんでこの決算に、世界金融危機がジワリと響いた形跡を見てしまった。チッポケな我がマンションと世界経済が繋がってるコトにドキドキ。
●ほぼ100%稼働してきた駐車場、ここにきて4分の1以上のスペースが解約されてしまった。おお、脱・自動車社会…!コレまで外車がエラそうに居座ってた駐車場が今はスキマでイッパイである。管理組合の収入は駐車場収入に負う所がデカイので、会計的には面倒なことになる。しかも管理費そのものを滞納する人まで出てきた。今まではそういう人いなかったんですよウチのマンション。聞くといつも決まった部屋が毎度滞納をしているらしい。「この不景気、何が起こるかワカランワ。イキナリ飛ばれて競売に出されもしたら、管理費未納分取りっぱぐれるワ」関西弁のオジイさん理事(今はリタイアしてるが、昔は自分で会社起こして商売してたらしい)が息巻いて管理費の厳しい督促を主張する。世知辛いねえ。

そんなコトから、なにげに経済のお勉強についてのお話。
●ボクの会社は、将来もらうはずの自分の退職金を、自分で責任を持って運用して増やしていくという、いわゆる「確定拠出年金」を導入している。30年後にもらうハズであろうお金をどうやって増やすか、少々アタマを使わなくてはならない。全額定期預金にブチ込んでおくも一つの手だが、ボクは50%を国内株式の投資信託に突っ込んでおいたのですわ。でさ、コレがボチボチ調子よくて最初は年率4%くらいの高利率で運用できてたんですよ。トコロが去年10月にドコーンとリーマンズショックが発生。イキナリ今までの利ざやは吹っ飛んで、拠出金累計に対してー10%以上の損をブッこく。ショック!

勝間和代「お金は銀行に預けるな - 金融リテラシーの基本と実践」

●で、ボクとしてはこのままではヤバいということで、本を読むのです。勝間和代「お金は銀行に預けるな - 金融リテラシーの基本と実践」こんなプチバブルの勢いに乗って出てきた本を、世界金融危機が起きてから読むというのは、明らかに「ドロナワ」ってヤツであり、そもそもこの勝間さんの手法が今だに通用するのかと甚だ疑わしいトコロだが、とにかく基本だけは身につけなくては。まーこの本で知ったのは、定期に塩漬けにするのは勿体ないよ、世間の動きをよく見てればチャンスは見えるよ、増やすよりも減らさない工夫をしようよ、というコト。この結果、ボクは日経平均株価やNYダウ、為替のチェックをちょくちょくするようになった訳です。コレ、ここ一年の新しい習慣。
●そんで、タイミングを見て、ココが底値だ!というタイミングで定期預金を崩して一転攻勢、7割を日本成長株アクティヴ&バランス型国内株式にブチ込む。これが5月のコト、これが3ヶ月で結構な成果を出す。ちょいと買っといた外国株もイイ感じだったので、9月、円高局面と亀井モラトリアム発言で不安定になった日本株の40%を外国株式に振替。そしたらNYダウも堅調に回復基調で、コレが上手くヒット、リーマンズショックからちょうど一年、このショッパイ時期になんとか単年運用利回り6.6%を達成したのだ。よし、ジブン、グッジョブ!……今後は国内外の債権にも手を出したいんだけど、鳩山政権の国債発行うんぬんとか、アメリカの低金利基調がどんな影響をもたらしてるのかとか、ボクの知識では仕組みが全然ワカランので今は静観してます。



インダストリアルをまだ聴いてます。
●エレクトロっぽいトコロから出発したはずの「インダストリアル」は、そのゴス趣味が高じてか、90年代を経ていつの間にかオルタナロックヘヴィメタル、そんでヴィジュアル系にまで繋がっていくのです。今日はそんな音源。前の前の記事で、DEPECHE MODEKMFDM のハナシを書いたけど、その続きだと思ってください。でもこういうロックは本来あまり趣味じゃないんだよね。


MINISTRY「THE MIND IS A TERRIBLE THING TO TASTE」

MINISTRY「THE MIND IS A TERRIBLE THING TO TASTE」1989年
●もうジャケだけでメタル気分イッパイです。KMFDMパンクとエレクトロの合体と考えるならば、この MINISTRY というバンドは、スラッシュメタルとエレクトロを合体したキメラ音楽ですわ。エレクトロ推進の殺人ビートに、ヘッドバンギングなザクザクスラッシュギターが炸裂。そしてメロディ無視の絶叫メタルボーカル。最初期はエレクトロバンドとして出発したこの連中のキャリアは1981年にスタート、つまりは芸歴も芸風もホントは DEPECHE MODE とワリと変わらないのだけど、90年代に突入する前に音楽スタイルを大きくメタル方面へ舵を切り、結果「インダストリアルメタル」の第一人者となる。この作品は、そんなスタイルを完成させた3枚目のアルバム。「インダストリアル」はアメリカ人の手にかかると、たちまち大味なメタルと合体してしまうという好例。あくまでイギリス的でヨーロッパ的な DEPECHE MODE とのチガイだね。その後 KMFDM の音も扱うことになるシカゴのインディレーベル WAX TRAX ! からリリースされました。
●個人的な思い出。今から20年近く前、学生時代のボクにこのアルバムを薦めてくれたのはヴィジュアル系命!なオンナノコでした。しかも BUCK-TICK が大好きなコ。長い髪をツンツンにオッ立てたヴィジュアル系ど真ん中バンド BUCK-TICK の音楽は必ずしもヘヴィメタルじゃなかったと思うけど、ルックスを見て分かるようになんでも極端に振り切るテンションはあったと思う。だからそのファンも MINISTRY みたいな極端でゴステイスト溢れる音楽に憑かれたのかも。

BUCK-TICK在りし日の

(1988年の BUCK-TICK。ドラムの人は現在もツンツン頭です。エラい!)



NINE INCH NAILS「PRETTY HATE MACHINE」

NINE INCH NAILS「PRETTY HATE MACHINE」1989年
●このアルバムも BUCK-TICK 大好きオンナノコから教えてもらった。MINISTRY に負けないメタルサウンドでありがなら、ドラマチックな展開とメロディを持つこのバンドの音楽の方がズッと取っ付きやすいと思ったな。オルタナティヴロックが勃興しつつあった90年代初めの気分の中では、ハードロックとエレクトロの絶妙な合体は、結構新鮮な印象で受け止められたし、この一枚目のアルバムで、このバンドの中心人物 TRENT REZNOR(つーかメンバーはほぼコイツ1人)は一気に時代のヒーローの一人になった。コイツの陰鬱な性格と歌詞の内容、破滅的パフォーマンス(ライブで高価なキーボードを破壊しまくる。X JAPANYOSHIKI みたい)は90年代のダークサイドを代表するようになり、その黒い髪もゴスとして艶めいて見えた。…ま、当時は「ゴス」なんて言葉で認知はしてなかったんだけど。
●ちなみに、このファーストアルバムでは、ADRIAN SHERWOOD FLOOD がプロデュースに関わってる。KMFDMDEPECHE MODE と同じだね。この辺は全部繋がってるんだわな。


NINE INCH NAILS「THE DOWNROAD SPIRAL」

NINE INCH NAILS「THE DOWNROAD SPIRAL」1994年
●数枚のミニアルバムを経てやっとリリースされたセカンドアルバム。デビュー作はたった一人でシコシコ作っただけあって密室的な打ち込み感覚が濃厚だったんだけど、ココではメジャーの予算とミュージシャンを駆使したロック魂が鈍色に光ってます。静と動、陰と陽、アッパーとダウナー、ノイズとブレイクのメリハリがハッキリした急展開がよりダイナミックに表現されてる。基本はドス黒い怨念だけが唸ってますが。高速デジロック「MARCH OF THE PIG」がカッコいい。
録音されたスタジオがとても悪趣味でナイス。女優 SHARON TATECHARLES MANSON 率いるカルト集団「マンソンファミリー」に殺されたビバリーヒルズの屋敷に引越してスタジオを設置。殺人犯たちが妊婦だった SHARON の腹を裂き、その血でメッセージを書いたような場所でセッセと制作に取り組んだ。プロデューサーは再びFLOOD。さすがにあまりの悪趣味に懲りて、アルバム完成後はすぐに引越したらしいけど。
●1997年には、DAVID BOWIE「I'M AFRAID OF AMERICANS」を共作。この曲のヴィデオクリップの中で、TRENT は鬼気迫るストーカーとして BOWIE を追い回す。なるほどコレじゃ「アメリカ人が怖い」ワケだ、と思える見事な演技。その後メジャー契約が切れると、ネットでアルバムを無料配信するなど新たな音楽流通のカタチを模索するとかしてたんだけど、残念ながら今年2009年で NINE INCH NAILS としての活動を辞めるという。MINISTRY も去年2008年に活動休止した。時代は一旦一巡りしたらしい。

DAVID BOWIE「IM AFRAID OF AMERICANS」(後ろ!後ろ!ストーカーだよ!)



MARILYN MANSON「ANTICHRIST SUPERSTAR」

MARILYN MANSON「ANTICHRIST SUPERSTAR」1996年
●あー悪趣味極まりないジャケですねー。女優 MARILYN MONROE と前述したカルトの教祖 CHARLES MANSON をガッタイさせた名前を名乗るこのオトコは、NINE INCH NAILS TRENT REZNOR によって発掘されました。で、TRENT のプロデュースで制作され、TRENT のレーベル NOTHING からリリースされたセカンドアルバム&ブレイク作がコレ。70年代のミュージカル「JESUS CHRIST SUPERSTAR」を裏返した「反キリスト・スーパースター」というタイトルが実に露悪的。厳格なカトリックの家庭に育った彼は、そのキリスト教原理主義の頑迷さと裏に隠れた欺瞞にウンザリしたあげく、極端な反動としてこんな表現に行き着いた。ニーチェとかも読んでたらしい。
●もうこの時代になると、ロックバンドがエレクトロ機材を使うなんて珍しくともなんともないコトになってる。実際彼の音楽にエレクトロなんてそんな大きな意味を果たしてないし。ただのヘヴィロックです。しかし、非人間的で徹底したデストピア表現を追究する姿勢は、間違いなく「インダストリアル」で「ゴス」な美学の発展形。彼の露悪的なステージ(焦げた星条旗をバックに演説台で絶叫しながら聖書を焼く!)は世間の保守層をひどく挑発し、アチコチでコンサート反対運動などを引き起こしてました。
●あまり性格がヨクないコトは間違いなさそうで、その後、恩人 TRENT REZNOR の音楽を手厳しく批判しモメまくった。TRENT 曰く「奴は嫌なやつだ。成功のためなら誰だって踏みつけるし、道徳の一線なんてのも超えるだろうよ。奴も今じゃ、ドラックとアルコールに支配されたラリッた道化。」…ありゃーヒドいねこりゃ。


MARILYN MANSON「MECHANICAL ANIMALS」

MARILYN MANSON「MECHANICAL ANIMALS」1998年
MARILYN MANSON、半陰陽なサイボーグに変身。この時代になると、もうインダストリアルとかどーだかなんつージャンルのくくりなどどうでもよくなってて、ただひたすら露悪的なヘヴィロックになってます。映画「マトリックス」のエンドテーマに使われた「ROCK IS DEAD」なんてもはやブギーなギターリフが完全なグラムロック。究極のお化粧ヴィジュアル系でもある彼らは、DAVID BOWIE など70年代グラムロックの遺伝子を正しく受け継いでいるわけね。一方で「POSTHUMAN」ではビッグビートに接近。

コロンバイン高校無差別発砲事件(死者15人の悲劇。)

1999年、コロラド州コロンバイン高校で無差別発砲事件が起こった。マイケル・ムーアが映画「ボウリング・フォー・コロンバイン」で取り上げた、あの有名なイジメられっ子のブチギレ暴発テロ。死者は自殺した犯人二人を含めると15人。体育会系で学校の花形な連中から嫌がらせを受けてた少年たちは、そんな立場に対抗するために、黒いコートに身を包み「トレンチコートマフィア」という名乗ってた。彼らがゴスカルチャーMARILYN MANSON、KMFDM の音楽に傾倒し、チェーンソーやショットガンを振り回すビデオゲームに夢中になってた、という報道が、アレコレのバッシングに飛び火した。当然 MARILYN MANSON はタコ殴りのバッシングに晒される。
MARILYN MANSON 「MECHANICAL ANIMALS」ツアーの日程5日間をキャンセルし、追悼の意を表した。彼は映画「ボウリング・フォー・コロンバイン」の取材を受けてこう話す。意外なほどインテリな分析を披露。

「なぜ、オレが攻撃されるのか分かるよ。オレを犯人にすれば簡単だからだ。オレは「恐怖」のシンボルってコトさ。みんなが恐れるものの象徴なんだ、言いたいことも言うしな。」
「あの悲惨な事件には二つの副産物がある。娯楽における暴力と、銃規制の問題だ。この二つは秋の大統領選挙の争点とうまく重なる。しかも人々は忘れてる、大統領のスキャンダルやアメリカがよその国を爆撃してることを。そりゃオレは悪者さ、ロックを歌ってるからな。でも影響力はどっちが強い?大統領のせいで事件が起きたとは誰も言わない。メディアの望む恐怖の生産法と違うからだ。」
「……人は毎日テレビのニュースを見て恐怖を詰め込まれる。エイズに洪水に殺人事件…。パッとCMに切り替わって「コルゲートを買え、息が臭いと嫌われる」「ニキビ面だと女の子とヤレない」まるで恐怖と消費の一大キャンペーンだ。アメリカ経済の基盤はソレだと思う。恐怖を抱かせて物を買わせる。突き詰めればそういうことさ」

マイケル・ムーアの質問:「コロンバインの生徒やあの町の人々に話すとしたら何という?」
「何も言いたくない。黙って彼らの話を聞く。それが大事だ」

●来週、幕張で「V-ROCK FESTIVAL 09」というイベントが行われる。ヴィジュアル系バンド50組が集結するビッグイベントだ(アルフィーの高見沢俊彦さんまで出るぞ?!)。ソレのヘッドライナーとして MARILYN MANSON も参加する。彼の音楽はココで日本のヴィジュアル系と完全結合。「VISUAL-KEI」はもう英語として通用する言葉になってるもんね。


●ココまで取り上げたのは全部アメリカのバンド。ココからはイギリスのバンドだよ。


KILLING JOKE「OUTSIDE THE GATE」

KILLING JOKE「OUTSIDE THE GATE」1988年
●1978年にロンドンで結成されたポストパンクバンド。リーダー JAZ COLEMAN は露骨に反米主義者と自称しており、痛烈に大国批判をしている。このアルバムも一曲目のタイトルが「AMERICA」だもんね。この曲の EXTENDED MIX では「星条旗よ永遠なれ」を切り刻んでサンプルしたりしてる。そんで皮肉をこめてこの国を賛美。「暮らしの質がオレたちを誇りで満たしてくれる!アメリカ!どんなにこの国を愛してることか!涙も止まらないほどだ、アメリカ!ペルシャ湾じゃミサイルが上がる!我が家にはシャンパンがある!愛してるよアメリカ!ショービジネスとハリウッドが叫んでるよ、アメリカ!」
「インダストリアル」の先駆として、ギターサウンドと激しいドラムビートを主軸にしてた初期から、徐々にシンセ主体の打ち込みサウンドに転向してきたのがこのバンド。このアルバムはその路線の完成形で、イカガワしいイメージの「インダストリアル」バンドに比べて拍子抜けするほどサッパリしてる。他のバンドとは反対のベクトルだね。
●元々このアルバムはリーダー JAZ COLEMAN のソロ作になるはずだったんだけど、レーベルの都合で KILLING JOKE 名義として発表されてしまったらしい。が故にインダストリアルな油の匂いが足らないのだろうか?一方他のバンドメンバーはお呼びもかからず勝手にアルバムが作られたと憤慨してゴッソリ脱退。JAZ はこの騒動で神経衰弱になっちゃったそうな。その後90年代を迎え、時代の流れに合わせて再度メタリックなラウド路線へ回帰する。
●ちなみに、このバンドのベーシスト PAUL RAVEN X JAPAN の故 HIDE とインダストリアルユニット ZLICH を結成してる。コレが結構イカしたインダストリアルビートで、とってもダークでした。このバンドもそんなワケでヴィジュアル系と接点を持つのです。


MEAT BEAT MANIFESTO「ACTUAL SOUND + VOICES」

MEAT BEAT MANIFESTO「ACTUAL SOUND + VOICES」1998年
●コチラもイギリスのバンド、活動を始めたのは1987年というから、NINE INCH NAILS とほぼ同期。しかし今日取り上げてるアーティストの中で一番テクノ度が高い彼らは、レイヴカルチャー~ビッグビートの文脈で活動してきたタイプで、ロックのダイナミズムを意識しながらも、ダブドラムンベース、ブレイクビーツの手法で音楽を鳴らしてる。ボーカルパートもあまり存在しないし完全クラブミュージック仕様なのです。デビューは MINISTRY KMFDM を輩出した WAX TRAX ! から。うーん、繋がりまくってます。
●それでもゴスな気分の漂うエレクトロ音楽。類は友を呼ぶということか、NINE INCH NAILS TRENT REZNOR が主宰するレーベル NOTHING に1996年移籍。拠点もイギリスからアメリカに移す。このアルバムはそんな NOTHING 在籍時二枚目の作品。MARILYN MANSON と同じで、このアルバムの曲「PRIMIE AUDIO SOUP」が映画「マトリックス」のサントラに収録された。言われてみれば「マトリックス」ゴシックテイスト満載なのだ。


●さてさて、こんな音楽ばかり聴いてたら、「ゴス」ってキーワードが、なんだか気になってきた。「ゴス」って日本文化にとってはイメージしづらい美学だよねえ。そのうち、ゴシックロックのまとめ聴きをしてみようと思います。

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