自律神経失調症とのお付き合い(その110)~「終わる?と思ったけど、通院は続きます」編

今週は、ヘンな部分が筋肉痛だ。「会議筋肉」。
自律神経失調症になってからは、肩コリ、偏頭痛、脚の筋肉がツルなどなど、奇妙なバショがイタくなるのは日常茶飯事だ。ただ、今週は新しいタイプの筋肉痛で、ジブンでもオモシロいと思っちゃった。
アゴの関節から、鎖骨につながる左右二本の首の筋。そしてそのまま胸の筋肉につながって、脇の下へ。こんな筋肉が痛む。イメージできます?……コレね、ボクが仕事中に作ってしまうあるポーズが原因なんですよ。そのポーズってのは、会議で紙資料を眺める姿勢。イスの背もたれに寄っかかって、両手で紙を握って、ソレをジッと見つめてみてください。視線を手元に落とすと、首の筋肉が重いアタマをギュッと引っ張る形になる。紙を握る腕の姿勢は、脇の下をグッと絞る形になる。で、コレがそのまま筋肉痛になる。体力を今だ取り戻せないので、オフィスの外にデバって活発に動けないボクの仕事は、実は会議ばっかりだ。アレコレの会議ばっかりこなしてると、こんな「会議筋肉」が痛み出す。みなさんは「会議筋肉」使い過ぎてないですか?

●さて、このシリーズの前々回の記事では「心療内科の診察をオシマイにしてはどうか?」という提案を、主治医のセンセイからもらったというハナシをしました。病院側の都合で、発病の頃からお世話になってたこの心療内科に、来月以降は通えなくなってしまう。そんで、今後はドコの病院に通院すればイイのか?そもそも通院は必要か?つーコトが問題になったのです。

しかし、結論から言うと、やっぱ通院はすべきだというコトになりました。
●産業医のセンセイ曰く、会社診療所では、安定剤はデパス、睡眠薬はマイスリーと、超初歩的なクスリしか出すことができない、精神科系のクスリの微妙なサジ加減はやはり専門のお医者さんにやってもらうほうがイイ。そして、センセイの大学の友人が、赤坂で精神科のクリニックを開業しているからソコがおススメ(&ツーカーの仲なのでなにかと融通が利く)だ、とのこと。まー、どんな病院だかよく分かんないけど、アクセスは悪くないし、ひとまずソコに移るコトにするか、とボクも納得したのでありました。

ここ二年ばかりの間、お世話になった心療内科での、最後の診察。
●主治医のオバさん先生は、実はこのクリニックの母体である大きな精神病院の院長先生。臨床現場の前線に踏ん張っていたいという気持ちで、わざわざ小さなクリニックの診察に携わってたのだけど、とうとう院長業務に専念しなくてはいけなくなった。なにかと学会だとか会議だとか、アレコレお付き合いな仕事も増えたらしい。いっつもスッピンだったのに、今日は珍しくお化粧してたもんな。午前中に会合があったのだろう。
●ボクにとっては、実にウマがあうタイプのセンセイだったので実に残念。デッカい声でアッケラカンと話すセンセイは、ビョウキの悲壮感を忘れさせてくれる。今までお世話になりました。ありがとうございます。別の病院に移って通院を続けるコトにしました。「はいはい。産業医のセンセイがそうおっしゃったのね…それじゃ紹介状を書きましょう」ボク、新しいセンセイになんか言うべきことあります?「……うーん、いや、自然体で結構ですよ。アナタはもうジブンの行動をキチンとコントロールできるようになってるし、今の調子を持続できれば十分でしょ」
●最後は、センセイの娘サンが大好きというの話をした。最近 は10周年記念でテレビ出まくってますね。「ウチのハードディスクレコーダーは、自動的に出演者情報で番組を録画しちゃうから、もう容量パンパンで大変ですよ。ワタシの見たい番組はもう録画できない!」…顔見知りになった薬剤師さんや医療事務の女性にも丁寧にお礼を言って、ボクはこの病院とお別れしたのでした。

いつも診察の後に寄り道してたカフェも、しばらく来れなくなると思うと名残惜しい。
●このカフェの店員さんは、チャーミングな女性ばかりで、居心地がスゴくよかった。素晴らしくキレイでとんでもなく長いドレッドロックをアタマのテッペンにまとめたお姉さんが印象的なのだが、残念ながらその人は今日お休みだった…。いつも絶妙なセンスの70年代ロックが BGM にかかってるのもよかった。
●今日は意外な選曲で、90年代ロウファイバンド WEEN の奇跡的にソウルフルな佳曲「FREEDOM OF '76」がかかった。うわーこの曲大好きだったけど超久しぶりに聴いた!

WEEN「CHOCOLATE AND CHEESE」 WEEN「CHOCOLATE AND CHEESE」1994年


●あ、あと、センセイが書いてた紹介状、チラッと文面を見たら「うつ病」って文字が書いてあった。封されちゃうのでボク自身はキチンと読めないんだよな…写しをくれって言えばよかった。一応ボクは面と向かって「オマエはうつ病だから」って医者に言われたことはないんだけど、周囲が気を使ってるだけでその取り扱いは完全に「うつ病」のソレなんだよね。言われなくてもわかるよそんくらい。
●まー、だから加藤和彦さん自殺のニュースも、微妙な気持ちで受け止めた。あれだけ輝かしいキャリアを持ち、長く活躍してきた人が、わざわざ自殺しちゃうなんてね。やっぱ「うつ病」はタフな病気だ。

●以前の「自律神経失調症とのお付合い」シリーズは下記の記事にまとめております。ご参考に。
 http://unimogroove.blog4.fc2.com/blog-entry-557.html


●ハナシは変わって…。

毎日新聞の一般投稿「川柳」のコーナーでこんな句を見つけた。

 「天才にコツを聞いても意味がない」/東京・ひねのり

おお、まさしくそうだ!とヒザを叩く。
●最近の本屋は、エリートさんたちの自慢本で洪水状態だ。「一流のビジネスパーソンになる」とか「スキルアップの方法」とか「○○力」とか、人生大成功ニンゲンたちが「私の人生スゴいでしょ」話を書き散らしたようなシロモノでイッパイだ。ナントカコンサルタントとかナントカアナリストとかナントカインストラクターとかそんな人たちでイッパイだ。で、基本的にそういうハナシ、ボクはキライだ。ウザイ。読まない。だって、説教臭いじゃん。で、所詮、自慢話に過ぎないじゃん。

しかし、職場のスミッコから、そんな「エリートさんたちの自慢本」が出てきた。
●カウンセラーから許可をもらった、デスクの引越が今週やっと実現した。ビョウキになる前仕事場にしてたフロアに、やっと仕事の拠点を持つコトができる。しかしあてがわれた新デスクは誰のモンだかワカラナイ資料や備品や本が山積み状態。持ち主を一つ一つ探して片づけてもらったが、それでも意味不明な物件がタップリ残った。それが「エリートさんたちの自慢本」だった。持ち主がわからないので、勝手に捨てるわけにもいかない。結果、ゼンブ読んでみる事にした。……この持ち主さんはホント勉強家だ。


平林亮子「競わない生き方」

平林亮子「競わない生き方」
●帯コピー「競争社会で時間からもお金からもストレスフリーに! メディアで話題の『美人過ぎる』現役公認会計士による新しい人生成功術!長時間労働、生活残業、効率化はもういらない。」……うーん、「美人過ぎる」ってのは写真を見る限りチト言い過ぎ?まあイイやソコは。
●大学在学中に公認会計士の資格を取得、大手監査法人に就職するも25歳に独立、30歳代半ばとなった今は、著作業、講演、コンサル、テレビ出演などなどで忙しいらしい。はいお見事です。フリーの立場だから仕事のスタイルも裁量の幅も自由自在、収入も安定してますので、結果ストレスフリーです、というハナシが書いてある。参考にならねえー!サラリーマンのボクには参考にならねえー!
パワフルなビジネスウーマンって、なんか知らんけど時々スゴくストレスフリーな人がいるよね。全然ガマンしない。上司も部下もカンケイなく誰に向かっても言いたいコトドバドバ言うし、ソレが故に常にスカっとしてる。お金の使いっぷりも豪快で、同じバッグの色違いを全部まとめ買いとかする。コレ、女性に特有の性質じゃないかなあ…。で、こんなコト言ってる。「人間ドック行って胃カメラ初めて飲んだの。今まで絶対ヤダって拒否してたんだけど。せっかくガマンして飲んだのに、胃はドコも異常なし。だからムダだって言ったのよ」ストレスフリーだから胃も健康。ボクの胃はボロボロでアチコチ血がにじんでます。胃液過多で荒れてます。米粒大のデキモノがあります。


松本幸夫「デキる人ほど計算が速い!」

松本幸夫「デキる人ほど計算が速い!」
●帯コピー「計算は苦手とハナから諦めてはいませんか?計算が速いだけで「デキる人」に見える!信頼される!」…このコピーの通り、数字に強いかのようなハッタリを、営業やプレゼンでかますと「デキる人」っぽく見えますよ、というハナシがイッパイ書いてある。
●そもそもこの著者さんは、「インド式計算」を紹介して有名になった人。日本人は9×9のかけ算までしか覚えないが、インド人は19×19までのかけ算を覚える、って話、一時期話題になったよね。「インド式計算」のコツってのは、ヘーッと思う仕掛けがあって興味深かった。でも仕事の役に立つかどうかはわかんない…。今度かけ算することがあったらトライしてみるよ。実際、去年と今年の実績比較とかをコツコツ一人で計算したりしてんだよなー。
●この人、若い頃に武道をやってて、思うことあってヨガの道に入り、そんでインドを訪れ、「インド式計算」に出会ったという。なんか、わらしべ長者のような遍歴だな。ただし「インド式計算」に価値を見出し、それが金脈になると見切ったセンスは絶妙だね。


たむらけんじ「なぜド素人経営者の焼肉屋は繁盛したのか?」

たむらけんじ「なぜド素人経営者の焼肉屋は繁盛したのか?」
●このホンが一番共感出来た。それは間違いない。だってたむけんだもん。この芸人さんが焼肉屋さんのネタでいじられてるのは知ってても、なんで焼肉屋を経営してるのってハナシは知らなかったし。論理が単純明快なのも好感が持てるなあ。内容はアリガチだけど(ぶっちゃけ「美人過ぎる」会計士さんと主張がダブってたりしてる)、なんか泥臭くてアーシーな場所から発言してるトコロが好き。
●使えるヤツは「必ず電話に出る」。コレマジ言える!シンプルすぎるテーゼだけどマジ真実!仕事はスピードとテンポが大事(多分、芸人さんもそうなんだろう)。ボク自身の部下でも「アイツドコいるんだよ?電話も出ねえ!」と思うと一気に仕事フリたくなくなるし!ボク自身は「はーい、今日は営業終了ー!」とか言って電話完全無視する瞬間がありますけど。
●それと、たむけんさんはあくまで芸人さんで、お店(大阪&名古屋に三店舗)に対してはオーナーのポジション。現場にリアルに立ってる訳じゃない。そんな一歩引いた立場で従業員を使うコツはワリとボクにはピリリと響く。2年近い休職のブランクと、制限勤務のため現場の最前線に出れないでいるボクの立場は、現場のリアルから隔離された実にもどかしいポジション。そこからどう現場のスタッフに関われるか?現在のボクにとっては結構悩ましい問題なんです。
●あと、大マジメに「トイレはいつもキレイに!」と語ってるトコロもイイね。コンサル系とかマーケ系の人は絶対こんなこと言わないね。「トイレがキタナい店に客は二度と来ない!」という持論から出発して、「トイレ掃除をするとお金が入ってくる」という迷信にまで突入する感じが好き。「あの和田アキ子さんもトイレ掃除推進主義者。公衆トイレでも汚れていたらキレイにしてから出て行く」「ビートたけしさんはこう言ってるそうです『俺はなんの才能もないけど、便所掃除だけはちゃんとしてきた。磨いた後の便器に頬ずりだってできる』どうですか、このビッグネームの嵐!」結果、たむけんさんは、いかなる場合も座りション。和式便所の時は少々葛藤するようですが、とにかくトイレを汚すのが怖いんだそうです。ボクもトイレ掃除してみるかな?

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