顕微鏡にハマる我が子。

P1001443.jpg

●誕生日のプレゼントに、なんと顕微鏡をおねだりしたノマド小学二年生。ジジババに買ってもらいました…。顕微鏡とはシブイ趣味だなオマエ。イマドキのコドモっぽくないセレクションね…。で最低限の使い方を教えてあげる。ボク自身も、プレパラートの作り方なんて忘れちゃったよ。

ここにイモウトのヒヨコが乗っかった。
●すぐに観察が楽しめるように、4枚ほどサンプルのプレパラートが付属品としてついてた。その一枚が「竹の断面図」。それがこの写真です。

P1001442.jpg これが、竹の断面図。

●これ何に見えます?多分、竹のカラダの中を水や栄養が通っていく管の断面が、こんな模様になってるんじゃないでしょうか? しかしヒヨコ小学一年生、発想が一味違う!ヒヨコ一目見て大騒ぎ!

「ああ!パンダさんマークでいっぱいだ!そうか!タケがパンダさんのダイコウブツなのは、パンダさんマークがついてるからなんだ!」

●……あ、そう!キミスゴい解釈だね…。この模様を「パンダさんマーク」と見た感性もスゴいが、パンダと竹の関係性に結びつけて解釈を広げるトコロがなおスゴい…。これでノマドだけじゃなく、ヒヨコも夢中になってしまった、顕微鏡に。

今度は連中、タマネギの表皮が見たいという。カイシャから帰ってくる度、ボクに「タマネギはいつできるの?」うう、億劫だよプレパラート作り…カイシャ仕事で消耗してるともう細かい作業をする気力がなくなってるんだよ、ビョウキになってからウマくいかなくてさ。ノマドが説明書を熟読して完璧にやり方わかったらそれを手伝ってやるよ。「でも大人といっしょにやりましょう、ってかいてあるんだよ」だから、お手伝いはしてやるからさ…メインはノマドね。
●そしたら、休日の午前中。ワイフの手伝いをほぼ必要とせずに、連中はタマネギの観察に成功した。ノマド、ホントにマニュアルを熟読したのか、テキパキ作業をこなしてしまった。でこれがタマネギ。

P1001440.jpg タマネギの薄皮。

●タマネギはどう見えた?「なんかハチのスみたいだった」細胞膜がそんな風に見えるのかな。

●ノマドのショックは、このプレパラートが永久保存できないということ。水に湿らせて薄いガラスで挟んでるだけだからなあ。しょうがないな、じゃあ撮影をしてやるよ。というコトで付属キットを使って、携帯の接写モードで撮影したのが今日の写真でございます。…次はナニ見るツモリだろう。



さて、今日は近所の公園でフリマが行われてました。

P1001444.jpg 
この公園、よくバザーっぽいのをやってるんです。

●ボクはこのテの100円、200円の買物がダイスキなので、ブラブラ物色したのでした。さっと購入したのは50円のCD2枚。イタリアのジャズってヤツを見つけました。そんでコドモに読ませようと思った絵本。テッパンのロングセラー(初版1977年!)「100万回生きたねこ」です。値引いてもらって200円。

佐野洋子「100万回生きたねこ」 佐野洋子「100万回生きたねこ」

●あとね、おもわず衝動買い。MICHEL KLEIN HOMME のジャケット。定価で買えば26000円のトコロを4000円。結構タイトなのでうまく着こなすにはもっとウエストをシェイプしないと…。ビョウキになってからほとんど服を買わなくなったので、久しぶりの感覚だったよん。

P1001446.jpg 下にシャツが重ね着できないほどタイト。


さて、もう一枚ゲットしたCDを今日は聴いている。

THE HIGH LLAMAS「GIDEON GAYE」

THE HIGH LLAMAS「GIDEON GAYE」1994年
●これが50円とはマジでオトクだよ。90年代のポストロック文脈で捉えられてたロンドンのユニット。ボクが以前から持ってたのは1998年のアルバムで、しっかりとエレクトロニカしてた印象なんだけど、ジャケからも分かるように、このアルバムは実にレトロでラウンジーなスタイル。さっと思いつくのが、VAN DYKE PARKS とか、BRIAN WILSON とか。これみよがしなシンセ使いは全然なくって、ピアノを基調に、ストリングス、フルート、ハープシコード、ヴィブラフォンといった楽器たち、そして華麗なコーラスワークが優雅。60~50年代のポップミュージックに対する深い愛が滲んでます。



●ラウンジーなエレクトロニカ。
ZERO 7「SIMPLE THINGS」
ZERO 7「SIMPLE THINGS」2001年
●これもロンドンのプロデューサーユニット。そんで彼らのファーストアルバム。手っ取り早く言えばトリップホップ。ダビーなベースとヒップホップなビート感覚。しかしそれだけで終わらない優雅な寛ぎの響きが漂ってる。シンプルだけど、ソウルの温もりを感じさせるエレピの鳴り、ストリングスやホーンセクションの鮮やかな彩り、その一つ一つが丁寧に作り込まれてる。フィーチャリングボーカリスト MOZEZ が華麗なファルセットを披露する「THIS WORLD」、その次に聴こえてくるアフリカンコーラス使いの「LIKUFANALE」がボクは好き。
●彼らは、90年代をレコーディングエンジニアとして過ごしている。PET SHOP BOYS から アシッドジャズの YOUNG DISCIPLES、元 LED ZEPPELIN ROBERT PLANT まで関わるような仕事だ。そんなメジャー仕事に少々アキアキしてた頃に、旧友の NIGEL GODRICH に声をかけてもらい、彼が関わってた RADIOHEAD「OK COMPUTER」のリミックスの仕事をゲットした。彼らがクリエイターとして注目されたのはこれがキッカケだ。
●一方で、ボク個人が彼らに引っかかったのは、彼らの主宰してたレーベルだ。99年頃、ミュージシャンの友達が「スゴくユニークなコトをやってる」と薦めてくれたレーベル。その名は「ULTIMATE DILEMMA」。2~3枚12インチを買ったと思う。確かにユニークで、当時全盛だったドラムンベースをより奇妙なカタチにしてるって印象があった。だってリコーダーとか使ってんだもん。……そんなレーベルの主宰者が ZERO 7 のメンバーだったってのは、実際にこのアルバムを手にするまで気づかなかったんだけど。

ULTIMATE DILEMMA  ULTIMATE DILEMMA のレーベルマークです。

ZERO 7「WHEN IT FALLS」

ZERO 7「THE GARDEN」

ZERO 7「WHEN IT FALLS」2004年
ZERO 7「THE GARDEN」2006年
●いまさらトリップホップでもなかろう、って時代になって、よりエモーショナルに、よりソウルフルになっていく ZERO 7 の音楽。ヒップホップの枠組みから自由に脱皮、様々なシンガーを抜擢し、分厚いオーケストラで空間を塗り固めていく感じは同時代の 4 HERO を連想させます。時にフォーキーなのもアリ。エレクトロニカ音もモクモクとワザと曇らせてる仕掛けがニクい。「THE GARDEN」に至ってはよりラウンジーでレトロなアレンジアプローチでグッとくる。
●70年代には A.O.R. という音楽があったじゃないですか。アダルト・オリエンテッド・ロック。ロックにジャズやソウルの要素を盛り込んで、大人の嗜好に照準を合わせたスタイル。…実は ZERO 7 のスタイルって、クラブミュージックにおける A.O.R. のポジションなのかも知れない。人肌の温もり、洗練美、ブラックミュージックへの敬愛、ラウンジやブラジルなどジャンル横断なアプローチに躊躇しない姿勢。そして高機能なチルアウト。


スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://unimogroove.blog4.fc2.com/tb.php/829-b71b3ef1