「魔法陣」。
●今週のある日、息子ノマドから電話がかかってきた。「パパ、今日はやくかえってくる? パパにやってもらいたいパズルがあるんだけど!」…パズル?ジグゾーとか? なんだろ? で、ひとまず早めに帰ってきた。そしたら、そのパズルとやらは、「魔法陣」だった。

「魔法陣」:3×3のマス目の中に、1~9の数字を一つづつ使って配置する。その際、タテヨコナナメの数の和が必ず同じにならなければならない。

ウザッ!数学系かよ!苦手だよ!仕事でアタマを絞り込んでるのに、ココでまた脳ミソ絞るのかよ!
●ノマドはワイフと力を合わせて一時間くらい思案した結果、この魔法陣を完成させたという。その上で、パパがナンボのモンで出来るか試そうと目論んでいるのだ。父親の沽券に関わる挑戦である。
●でもね、コレはノリと勢いでイケルのであります。3~4分でイケル。パッパと解いて、ボクは父親としての威厳を高めたのでありました。
魔法陣3×3

●細かい話は全部ハショリマスが、必ず同じにすべき和の数を突き止めるコト(結果としてその和は15)、真ん中の数をナニにしたら座りがイイか(結果として真ん中は5)、この2つを見つけちゃえば、あとはノリでいけます。

そしたら、ノマド。「5×5のマス目はできる?」
●うおおー!ソレはムズかしいよ!使う数は1~25。イキナリ難易度が上がります。必死で紙を何枚も使ってアレコレ足し算を始めました。…でも解けない。ノマドが寝ても、ワイフが寝ても、一人リビングで黙々と計算してました。深夜一時半まで頑張って、それでもダメで、翌朝パン食いながら新しいアプローチをさらに試してもまだダメで、次の日の夜にも試したけどソレでもダメでした。ワイフ「もうヤメたら?そうやってナンデモ根詰めて考えるからカラダもアタマもオカシクなるのよ」
●同じにすべき和は65。真ん中の数は13。コレはすぐに突き止めた。で多分、26、39、って数字も気にすべきだってのもなんとなく分かった。それでもサイゴの一列がどうしても成立させられない。結果ギブです残念。
●正解の一例はコチラ。数百通りの正解があるらしいです。
魔法陣5×5
●ネットで調べると、奇数のマス目ならどんな大きさでも簡単に解けるウラ技があるコトもわかりました。コレでノマドでも7×7、9×9の魔法陣を作れます。


●ハナシは変わって。


トラックメイカー NUJABES さんが交通事故でなくなりました。

●以下、オリコンスタイルからの記事引用。

「トラックメイカーで音楽プロデューサーの nujabes(ヌジャベス)さんが、2月26日深夜に交通事故で亡くなっていたことが18日、明らかになった。nujabes さんの主宰レーベル「hydeout productions」が公式サイトで「2月26日深夜 東京都港区内の首都高速を降りた地点で、突然、車の事故に遭遇し救急車で渋谷区内の病院に搬送され、懸命の救命治療が施されましたが、再びその心臓の鼓動を甦らせることなく、天空へと飛び立ちました。36歳の誕生日を迎えたばかりの急逝でした」と発表した。葬儀は家族だけで執り行われた。

●オドロキのニュースでした。
●ボクは NUJABES のイイリスナーではないです。真剣に聴き込んではなかった…。ボクの混乱したCD棚から一生懸命探して、そんで今更のように昨日今日で聴き直してる所です。

NUJABES の音源は、シモキタザワのヴィレッジヴァンガードで、超ロングセラー、テッパンの定番アイテムとして売られていた。アソコのCD売り場は特殊な価値観で押しアイテムを決めてるので、PERFUME から SOTTE BOSSE、SCOTT MURPHY なんかを激押ししちゃう。…コレらはチョイヨゴレというか、ヒネリを楽しむ押し物件だけど。その中に NUJABES もあった。コレはむしろシリアスな押し物件で、「NUJABES 以降」とかいうタームまで出てきてて、それはそれは別格な存在感だった。だからボクもそれなりに注目はしてました。

ただソレだけじゃない縁もあったコトが、その後で判明して。
●学生時代の友人と去年チラッと会う場面があって。そのカレが言う。「あーそうだ、ジュンって覚えてる?昔、サークル仲間にそういうヤツいたでしょ?」…ああそうだね、いたねえ、ジュンくん。ボクはそんなに付合いは深くなかったけど。社会人になってから全然会ってないし。キミは仲良かったよね。「アイツ、アーティストとして今ブレイクしてるって知ってた?」え、そうなの?カレ、ミュージシャンになったんだ?「でねコレが実際マジでカッコイイ」へー。NUJABES 知ってる? 実はアイツがね、NUJABES なの」!!!!マジ!ジュンくん NUJABES なの!スゲエじゃん!NUJABES は聴いてたんだ?」そりゃ聴くよ!だってお店で目立つもん!でもジブンの知り合いだなんて考えた事もなかった。
NUJABES という言葉は、ジュンくんの本名「瀬場潤」のアナグラムなのでした。瀬場潤= SEBA JUN → このローマ字を逆さに並べると「NUJABES」。コレも友人が教えてくれた。あやや、そんな名前なんだ…ボクはアフリカの言葉とかに由来があるのかななんて思ってたよ。実際ボクはジュンくんの本名が「瀬場潤」だったってコトも知らなかったよ。いやミンナが「セバジュン」って呼んでたのは知ってたけど、アレはニックネームだと思ってたからさ。

●だから、タダでさえ昔の知人だってコトで驚いてたのに、そんな NUJABES さんが交通事故で亡くなってしまうなんて、ホントにビックリで。36歳、ボクと同い年だし。交通事故ってコワい。

●で、聴く。

NUJABES「METAPHORICAL MUSIC」

NUJABES「METAPHORICAL MUSIC」2003年
アブストラクト・ヒップホップ、という認識で聴いてきたような気がしてたんだけど(そしてジャケも抽象絵画風なのだけど)、今聴き直すと、コレはある意味「アシッドジャズ」だね…。GURU(GANGSTARR)のジャズプロジェクト JAZZMATAZZ シリーズや、フュージョンがかったジャズギタリスト RONNY JORDAN とかを連想させる。いわゆるアブストラクトスモーキンビーツみたいに、ループミュージックの渦の中心に深く深くノメり込んでいくような求道的ヒップホップの美学とはチト違う。むしろボクらが学生時代に聴いてたアシッドジャズの軽やかな折衷主義がイイ感じ。日本人が好きな気持ち速めのビート感覚と、ソレに可憐な彩りを添えるピアノ、サックス、ギターがヒラヒラと乗っかって、とてもキャッチー。このテのアーティストにありがちな意味のナイ難解モードを丁寧に避けて、インスト楽曲も英詞ラップも、スムーズに耳に流れる気持ちよさ、爽やかさががある。

NUJABES「MODAL SOUL」

NUJABES「MODAL SOUL」2005年
●コチラではループミュージックという軸足は残しつつも、ヒップホップというフォームからさらに逸脱して、ウタモノにまで進出してる。クールでメロウなソウルミュージックフュージョンジャズの清々しい香りが気持ちイイ。モードジャズも射程距離に入れてるんだろうな。サックス、フルート、ミュートトランペットの音が印象的に鳴り響く。
NUJABES さんは、アニメ「サムライチャンプルー」にサントラ提供もしてて、コレマタそれなりの分量がある音源になってる。サスガにコッチはチェックしてないし、アニメも観てない。…観ちゃおうかな?

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