●昨日は久しぶりに、強いうつ気分に襲われたのでした。ヨガも仕事もできないで一日中寝てた。クスリもたくさん飲んだ。


息子ノマド、8歳にて「ナウシカ」に遭遇。
●ヒヨコがナニゲなしに公文教室から借りてきた「風の谷のナウシカ」6巻(←実に中途半端な借り方だ…)に、食いついてしまったのがアニキのノマド。アニメ版「ナウシカ」で描かれなかったその後の物語にヤツは興奮状態。
●ソコでボクが一言。「ノマドはマンガで「ナウシカ」読みたいのか?それならパパは全部持ってるぞ」愛蔵版でね。大切に読むなら貸してやってもイイ。「よみたい!」

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●そこからヤツはガン読みだよ。分厚い上下巻を4時間ガッチリ黙々と読み続け、最後まで読破した。

風の谷のナウシカ (下巻)

●この愛蔵版は迫力満点ですよ。電話帳並みの分厚さが2冊。上下巻買えば12000円近くになるし。
「ノマドには難しいわよ、漢字だってふりがな振ってないし。「大海瘴」とか意味が分からないでしょう」とワイフ。イヤイヤこういう名作は、8歳なら8歳なりの読み方があるし、中学生になっても高校生になっても大人になっても、その時その時読む度に発見や新しい感動があるもんだ。それに宮崎駿みたいな描き手なら、難しい漢字でもその意味をキチンと感じ取れるだけのイメージを鮮やかにヴィジュアル化してくれてる。むしろマンガだから伝わるモノがあるのさ。
●……数時間も集中力を切らさず大作に向き合って消耗したのか、ヤツは読破したらバッタリ床に倒れて動けなくなってしまった。どう?ナウシカオモシロかった?「…うん…」処理し切れない情報の渦で反応もできない。それは正しい読み方だと思うわ。

●お風呂&夕食を経て、やっと落ち着いてきたノマド。紙と鉛筆で「腐海」の生物を描き出した。

名称未設定 1

●オマエ、王蟲だけじゃなくて腐海の植物まで描いてるのか?細かいトコロ見てるなあ。これ、真ん中に立ってるのが「巨神兵」だな?その上は?「ギーーーッっていうヤツ!」…大きなハエみたいな蟲だっけ。確かにギーッって言ってたな。「それと大王ヤンマ」ムカデが空飛んでるようなヤツね。その隣は土鬼(ドルク)の飛行ガメだね…二人の人間が乗ってる。ちっこいナメクジみたいのは?「蟲使いがもってたヤツ。ピチャピチャズルズルって動く」オマエ擬声語擬態語にやたら注目してるんだな。その意味でよく読んでるわ。

●ヒヨコも負けじと描きましたよ。

ナウシカヒヨコ版1

●なにコレ?「メーヴェ!」あっそう、原作のシャープなイメージと違って、なんかモチモチしてるのね。オマエのホッペみたいじゃん?じゃ、この上に乗ってる人は…「ナウシカ!」瘴気を防ぐマスクをしてるからあまりカワイくないのね。

●ボクも参戦しました。原作見ないで描いてみるルールで。

ナウシカパパ版

「森の人」がバカ受けしました。渋いキャラだけど実に重要なのね。でもルックスはマジでこんなですよ。ユパさまは大失敗。


●ちなみにですね、ボクはこんなアイテムも持ってるんです。

安田成美「風の谷のナウシカ」

安田成美「風の谷のナウシカ」1984年
●去年、新橋SL広場の古本市で発見購入した7インチシングル。200円でした。作詞:松本隆/作曲:細野晴臣。元はっぴぃえんどの2人がコラボ、超強力布陣で制作された楽曲です。「風の谷のナウシカ 髪を軽くなびかせ 風の谷のナウシカ 眠る樹海を飛び超え」この曲のサビフレーズが、劇場公開時のCMスポットにはバシバシかかってたとボクは記憶しております。
●でもね、この曲は映画主題歌でもなんでもなく「シンボルテーマソング」って位置づけになってます。映画本編でも、現在流通してるDVDでもこの曲を聴く事は出来ません。主題歌になるはずだったのだけど、宮崎駿さんがダメ出ししたってのが、世間の定説になってるんですよね。……なぜか?申し訳ないけど、安田成美さんのボーカルが致命的にダメなんですわ。宮崎駿さんじゃなくても「コレ無理!」と思う仕上がりです。その後安田さんはトレンディドラマで活躍する立派な女優になり、現在はとんねるず木梨憲武さんの奥さんとなりますが、シンガーとしては最悪であったのでした。
●ムゴい主題歌押し付けに必死に抵抗した宮崎駿さんは、大御所松本/細野チームと決別し、まだ無名だった新進作曲家・久石譲へと接近しました。その後のジブリ作品において久石譲が果たした役割は言うまでもなく超巨大ですよね。安田成美のボーカル能力がもうちょっとマシだったら、ジブリ音楽は久石譲ではなく松本/細野が担ってたかもしれない。そんなパラレル可能性をホンノリと感じるシングルなのでした。

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