金曜日の夜は、恵比寿でロックなメシを食ってたのでした。
●なんか成り行きで集まったメンツだったんだけど、結果的にはメチャ熱いロックトークをしてしまった。レコード会社に務めるトモダチのオンナノコが自分の会社の上司さんを連れて来てくれたのですが、ボクと上司さんは予想外なテンションで意気投合してしまい、オンナノコドン引きにも関わらず、カウンターでひたすらロックを語りあったのでありました。ボクより少々年上の上司さんは、レコード&CD保有枚数3000枚の完全な玄人さんでありまして、気になるツアーがあればポンポン海外に出てスタジアムやアリーナのドでかいライブを見てくる人。既に媒体幹部の接待を一件こなしてからボクらに合流してる上司さんは、しこたま飲まされたアルコールの勢いもあってか、身振り手振りエアギターを加えて様々な大物アーティストのコンサートの様子を語ってくれるのでした。
GUNS N' ROSES''USE YOUR ILLUSION TOUR'' はスタートが一時間40分押しでして…散々焦らされたアトでスッと客電落ちたら、イキナリ「NIGHT TRAIN」のイントロが!あのフォッフォーっていう汽車の音がね、フォッフォーってのがね、フォッフォーって鳴って、そしてカッカッカッってドラムが入って、たりらーたりらーってギターが入って、もうその時点でアタマ真っ白なんですわ!」エアドラムとエアギター@恵比寿の居酒屋!まだボーカル入ってないのにココまで熱く語っちゃうチャーミングなオニイさん。
●1990年の初来日ストーンズ@東京ドーム、2003年「40 LICKS」ツアー日本武道館でのキースリチャーズのカッコよさ、2006年さいたまスーパーアリーナ U2 の勇姿などなど、思い入れタップリに語った上司さん。1998年第一回「嵐の」フジロックにボクが行ってたと知ると「あのフジロックに行ってた人に悪い人はいないデスよ!」と叫んで、どの時間にドコのステージで何を見たかお互いに確認するのでした。もちろんこの人、翌年の「豊洲」フジロック、第一回「苗場」フジロック、第一回サマソニにも全部、そして全日程行ってるんだよね。スゴいなあ。仕事上スケジュールが読めないボクはライブにあまり行かない。でも行く人はナニがナンでも行くと決意して仕事を逆算して組むんだね。
●あのー素朴なギモンなんですけど、同じツアーで三日間全部の公演見ちゃうってのは、そんなに一日一日で内容変わるからなんですか?「もちろん変わりますよ!三曲くらいね!」…あ、でも三曲くらいなんだ…それでも見るんだ…。「最近のストーンズはね、アリーナとスタジアムとライブハウスと3つのセットを使い分けるようになっててね…(以下略、チャーリーワッツのドラムのマネはオモシロかった)
●最近の豊作ライブは、ZEPP TOKYO で行われた BOB DYLAN だそうな。確かに評判でしたねボクの会社の先輩も観に行ってました。ボブディラン、全部ピアノですからね、ギター弾きませんからね」それじゃムカシの名曲とかアレンジ違い過ぎて分かんないんじゃないですか?「確かにわかんなかった…。でもねギターがやたら動くヤツだと思ったら…unimogroove さんも世代近いからわかると思うんだけど…なんとソイツ、CHARLIE SEXTON だったんですよ!」80年代後期に活躍してた美形ギタリストさん。「しかもね、変わってナイの!美形なんだわービックリした!」

●そんで、昨日今日、具合を悪くした。
●ビョウキになる前は、このテのお付き合いはよくやってたんだけど、カラダを壊してからは全くやってなかった…医者に禁止されてたからね。「お酒の席がイチバン怖い」お医者さんはみんなそういってたな。実際ボクは翌日キチンと調子を崩した。ボク自身が一滴も酒を飲まなくとも、周りのノリに合わせてテンションを上げてるだけで、アトで疲労がドッとノシかかってくる。翌日は泥人形になったかのように手足が重い。背中や肩が痛む。頭痛がする。居酒屋で大声を出したからか、声まで枯れてる。うーんボクには社交はまだ早いのか。しょぼ~ん。


で、今日聴いているのは、BOB DYLAN のムスコ。

THE WALLFLOWERS「BRINGING DOWN THE HORSE」

THE WALLFLOWERS「BRINGING DOWN THE HORSE」1996年
BOB DYLAN には4人のコドモがいるそうで、このバンドを仕切ってる JACOB DYLAN BOB の末っ子なのだ。つーかこのバンドはその JACOB のオレバンド。コレは出世作になるセカンドアルバムなのだけど、メジャーデビュー盤からメンバーが JACOB 以外一人しかカブッテナイ。
●1996年という時代を反映してか、盛りを過ぎたオルタナ風味が円熟してカントリー/フォークのまろみが漂う気分。少々大味なのもアメリカンロックとして頼もしく響く。親父 BOB ほど極端じゃないが、少々ツッカかるようなヒシャゲたボーカルが塩辛い。オルガンが人肌の温もりを感じさせてくれる。上司さんに言わせれば「いいバンドだったねー!あの辺は SOUL ASYLUM とかと一緒に聴いてたねー。ゴジラの曲もやってたよねー」

「GODZILLA  THE ALBUM」

「GODZILLA : THE ALBUM」1998年
●上司さんが言う「ゴジラ」ってのは1998年公開のハリウッド版「GODZILLA」のコト。このサントラで THE WALLFLOWERS DAVID BOWIE「HEROES」をカバーしてる。コッチも聴いてみた…このサントラは PUFF DADDY JIMMY PAGE と組んで ZEPPELIN の名曲「KASHMIR」を大ネタ使いしたコトで注目してた物件で、THE WALLFLOWERS なんて全く眼中になかった。まーこの曲は原曲がカッコよすぎるから誰がやったってテッパンだけどね。
●……アレ、今気づいたけど、最近この曲を別のバショで聴いたぞ?……あ、あの試写会だ…話題のドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」のエンディングテーマだ。アレは THE WALLFLOWERS が演ってるバージョンだったんだ!
●試写で聴いた瞬間、なんか DAVID BOWIE の声じゃないみたいって感じたんだよな。ソレと歌い出しのフレーズが「I WISH YOU COULD SWIM LIKE THE DOLPHINS」になってたのも不思議だった。あれ~この曲ってこんなにドンピシャでイルカにちなんだ歌詞だったっけな?今まで気づかなかった…。確かに「LIKE THE DOLPHINS」のフレーズは原曲に含まれてるんだけど、歌い出しに持って来ているのは THE WALLFLOWERS が施したアレンジだったのだ。ソコに注目して「ザ・コーヴ」のスタッフがテーマに使ったんだろう。なるほどー。
●和歌山県太地町で行われるイルカ漁とソレに反対するアメリカの活動家を描いた映画「ザ・コーヴ」。コレは実に微妙な映画だった…ナイーヴすぎるから今はナニも言いませんけど。


THE WALLFLOWERS のその後のアルバムも聴いてみた…んだけど、なんかすっごくフツウのロックになってた。「RED LETTER DAYS」2002年と「REBEL, SWEETHEART」2005年。まだ入手できてない「(BREACH)」2000年に期待しよう。

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