円高だよん。1ドル=85円台だよん。
●為替を日々チェックするボク。ナニを狙ってるかって?海外にCDを注文するタイミングだよ。アメリカアマゾンに30枚近く注文したよ。もちろん全部マーケットプレイスの中古品。一番安いのは1セントだよ!0.85円だよ!日本円で二万弱だけど、CDの価格だけなら5000円程度。送料がやっぱかさばってるけど、日本じゃ2000円以上するアイテムばかりをディグしたつもり。ベイエリア・ハイフィーからアトランタ・クランク、LAハードコア~エモ、シューゲイザー系ロックまでを網羅。ふふふ楽しみ!


先日地下鉄乗ってたら、目の前にピーコさん(おすぎさんの兄弟)が座ってた。
●フツーに「週刊現代」読んでた。…でもサスガにオシャレな着こなしでした。足や腰のラインがクッキリ出る真っ黒のパンツは、やっぱ常人じゃ穿けないと思ったです。


親子でテレビの「サマーウォーズ」観てました。
●何回観ても楽しいなあ。コドモたちも大興奮。凶悪人工知能「ラブマシーン」が怖いらしくて、二人のガキンチョはパパママの寝室で眠る事にしたようです。ノマド「オレ、コワいユメ見そうだから、ママのベッドで寝る!」
「サマーウォーズ」のケンジくんと「アリエッティ」の翔少年は、同じ人(=神木隆之介)が声をやってるんだよ、と言っても、コドモたちにはピンとこないらしい。連中は声優さんが誰とかカンケイないんだよね。ケンジくんはどこまでもケンジくんだし、ナツキ先輩はナツキ先輩、キングカズマはチョー強えーヒーローだ。


昨日は六本木で恐竜体験。

地球最古の恐竜展1

「地球最古の恐竜展」@六本木ヒルズ・森アーツセンターギャラリー
●現在森タワー52階で、恐竜展をやってるのですよ。しかも2200までオープンしてるのですよ。コレにノマド小学三年生が目をつけた。そこで夏休みのイベントを設定、昨日は近所のキッズ/ノマドのホーミーたち(チッチ、エート、ハヤト)+ヒヨコとワイフとホーミーのママたちがお誘い合わせの上、夜の六本木に繰り出した。
●そんでボクまでが合流。平日なのに仕事切り上げて参上。夏休みのコドモサービスなんて発想じゃない、ボク自身が化石を見たい!コドモだけで行くなんてズルいのだ。ボクも存分に古代の動物に思いを馳せる。ノマドやべえなコレ!ティラノと同じ大きさのワニがいるんだって!ノマド「パパ、ケイタイ貸して!オレ化石の写真撮る!」パシャパシャ!コイツ勢い余ってモニター映像を動画収録まで始めてしまい、学芸員のお姉さんに「ダメですよ」とたしなめられてた。

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●我が子ノマド。ボクと趣味が合う。アガってます父子ともども。


今回の個人的注目ポイントは、コイツ。
●上に貼付けましたフライヤー、ココにキモイ生き物が描かれてるでしょ。

地球最古の恐竜展

●拡大しました。キモ!背中にだらしなく毛が生えてて、足の付き方がフツウの恐竜と違ってて、目鼻のつき方も爬虫類っぽくない。コイツはナニモノか?
●コイツの名前はエクサエレトドン。3億年前に出現した「ほ乳類の祖先」なのです。哺乳類型爬虫類(単弓類)の一種。三畳紀後期には南半球に広く分布し、やがて哺乳類に進化する。化石の解析によると、恒温性動物で全身に毛を生やし、子どもは親の世話を必要としたという。このブサイクは生意気にも哺乳類の特徴を先取りしてました。
●つまり、ジュラ紀白亜紀などの恐竜全盛期の手前にして、哺乳類は早々に地球に出現しており、他の生物と共存していたのだ。恐竜絶滅を通り越して、初めて哺乳類が登場するという、ボクの少年時代の歴史観はとっくの昔にオールドファッションのようで、恐竜も哺乳類もワニのような非恐竜な爬虫類も、ズッと昔から一緒に暮らしていたのが最近の見解のようです。なるほどねーふむふむ。

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●だからといって、コイツをムリヤリカワイイキャラにしようとするのはいかがなものかと。ノマド「チョーカッケー!コレ買ってイイ?」ダメだそれは搾取ってヤツだ、写真撮ってやるからソレで納得しろ。「でもエートは買ったよ」マジかよ…コレはバッドセンスだと思うよ。

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●記念スタンプを押すノマドとそのホーミーたち。男子は恐竜が好き。8歳でも36歳でも。



●読書メモ。歴史っぽいの、攻めてます。地球の歴史だけじゃなく、むしろ人間の歴史。

塩野七生「ローマ人の物語/最後の努力」

塩野七生「ローマ人の物語/終わりの始まり」
塩野七生「ローマ人の物語/迷走する帝国」
塩野七生「ローマ人の物語/最後の努力」
徹底的な低成長社会にズブズブハマり込む現代日本の気分を重ね合わせて、ローマ帝国の衰亡を眺める。うわコレ楽しい!英雄が活躍する物語よりも、凡才がすったもんだして組織を台無しにしていく様こそ、迫真のリアリティが楽しめるね。哲人皇帝マリウス=アウレリウス=アントニヌスからスタートする没落の歴史は、外敵の侵入に場当たり的な対応、イタリア本国の産業空洞化、地方経済の疲弊、巨大官僚組織の暴走/機能不全とモラルハザード、ビジョン無き増税、73年間に22人もの皇帝が入れ替わる継続性のない政権運営……。うぉーメチャメチャ黄昏れ国家ニホンを連想させます。コンスタンティヌス帝がキリスト教を振興、民族と文化の多様性を却下して、ヨーロッパの美しい古代世界は終わります。さあ、最後の破局がはやく読みたいぞ。


長谷川公昭「ファシスト群像」
●中公新書の古本を100円でゲット。1920年代のヨーロッパ(「紅の豚」の時代)は、ムッソリーニとヒトラーが台頭しつつある時期でした。しかしコイツら二人が特別だった訳じゃない。ロシア革命が成功して共産主義政権が出来ちゃった事にビビった連中は「国家協同主義」という言葉を掲げてヨーロッパ全土でファシズム運動を起こした。フランスでもイギリスでもオーストリアでもスペインでもハンガリーでもルーマニアでもポーランドでもアメリカでも、ファシストは登場し世論を煽り、「改革」を叫んで不寛容な主張を激しく叫んだ。ナチズムの暴挙に対応できなかったヨーロッパ諸国は、同じ質の狂気を国内に抱えていたというコトを深く納得。
●今のトコロ、ウチのコドモはこの時代に続く陰惨な戦争をハッキリ理解していない。「日本がセンソウをしてた」コトは知ってる。しかしヤツらにとっては、あの戦争と坂本龍馬の時代や織田信長の時代は同じカテゴリーに入ってしまうのだ。大過去過ぎて、今に繋がるリアルを認識できてない。いつかキチンと教えなければ。


J.M.トムソン「ロベスピエールとフランス革命」
●これも古本で100円。現在では一番無難で安心な政治システムとされている「民主主義」も、出来立てのホヤホヤ時点においては実に危なっかしいシロモノだったと思い知る内容。この本の主人公・ロベスピエールは、「ベルサイユのばら」的なロマンチシズムとナポレオンの英雄伝説の中間地点で、革命政府のリーダーを地味に務めた人物。しかしタダの地味ではない。陰惨な思想闘争で同志を粛正殺害していく血塗られた独裁者なのだ。「民主主義」を突き詰めるあまり、変革のスピードを緩める現実主義者を殺しまくる。これは内ゲバだ。ルイ16世もマリーアントワネットもギロチン送りにしたが、人民代表の議員たちも大勢ギロチンに送った。革命裁判を開いて数千人単位でセッセと死刑執行を繰り返した。最後は自分もギロチンに散るんだけど。
●ド田舎の貧乏弁護士アガリであったロベスピエールは、多分坂本龍馬のように義憤に燃える志士だったに違いない。しかし人一倍カタブツだった彼は自分の情熱を恐怖政治に振込んでしまった。「フランス革命戦争」という名の内戦で、数十万人が殺されてる。コレだけ聞くと日本の明治維新はメッチャ無難に進行した政権交代だったと感じる。
●「民主主義」が当たり前と思ってる我々の前には今、現代中国の政治体制、イスラム文化圏の政治体制がある。自分たちの原理原則を相対化しなくては、その外にある価値観を理解できない。今一度「民主主義」の出発点を読み返す事は意味があると思う、その名を掲げるグループが政権与党である今ならなおさら。


井上勲「日本の時代史20/開国と幕末の動乱」

井上勲「日本の時代史20/開国と幕末の動乱」
「龍馬伝」をカゾクで楽しみにしてるボクは、やっぱ活字でもこの時代をフォローしたくなっちゃってる。でもコレ読むと、誰かが筋道の通ったプランを握ってたわけじゃ決してなく、マジで場当たり的な状況の中、アクロバチックな折衝と妥協と抗争で明治維新が着地したと思い知る。あぶねー!やっぱこの国はいつでもノープラン。明治維新に、理念や思想はないもん。市民革命でも民主主義革命じゃないもん。コレは権力の再配分だもん。
●でも同じホンの中で、アジア地域に明治維新が評価される状況ってのも解説されてるのですよ。中国の近代化の重要局面である「辛亥革命」は、孫文はじめコアメンバーがみんな日本への留学生だったんですね。日本は中国の革命運動のアジトだったのです。フランス革命を参考にするよりも、明治維新を参考にした方がイイ、これがアジアに相応しい近代化のカタチだと、考えた人たちが多かったというのです。
●でもね、コレ単純に素敵なこととは言えないよ。明治維新当初、中国当局はコレを変革とは捉えず、謀反を起こした将軍を天皇が粛正しただけ、と考えてたらしい。「アレ?コレなんかスゴいんじゃない?ヤバいんじゃない?」と周囲が思い出したのは、維新後30年近くが経過した日清戦争の時。東の島国が西洋にカブレタだけだと思ってたのに、我が清王朝が負けちゃったよ、コレはヤバいんじゃナイの?参考にしないといけないんじゃないの?つまり、日本の対外帝国主義が実力を伴ってきて初めて明治維新は評価されたのだ。アジア国家同士の噛み合いでやっと評価が進むなんて皮肉過ぎる。満州事変の時期までイクと、明治維新はむしろ批判の対象になる。中国がとるべき革命モデルとはチガウとされる。毛沢東の共産主義運動が動き出す時期のことだった。


●今日の一枚。またまたダンスロック。

FOALS「ANTIDOTES」

FOALS「ANTIDOTES」2005年
●先日このブログで書きました「ニューレイヴ」コチラの記事)と近い、ダンスロックなポジションにありながら、圧倒的なユニークさで超然とした存在感を放つこのバンド。最近イチバン聴いてます。聴く者の気持ちを急くようなバランスの悪いスピード感、パキパキと細かく鳴るギターが神経質に響く奇妙な緊張感、線がホソイが痙攣するように歌うボーカルの不敵な華奢さ加減、なんか他に比較するモノが見つからない。ポストパンクとか安易に言いたくないほどユニークだわ。
●ワルガキ度が高いニューレイヴのシーンに比べ、かなりの高偏差値気分が漂ってるなと思ったら、主要メンバーは名門オックスフォード大学をバンドの為に中退したようなヤツらなんだって。ボーカルの前髪ヤロウ、YANNIS PHILIPPAKES とかがそんな秀才くん。
●オマケに詞もシュールっぽい。「CASSIUS」ってキョクが超カッコいい(そしてプロモも実にクール)んだけど、内容が全然わからん。カシアスって古代ローマ人によくある名前みたい。カシアス・クレイって言ったら、偉大なチャンプ、モハメド・アリの本名だよね。でもソレを連呼されても、そして生肉(ハツ?)をぶら下げられても意味分かんないんだよね。




「CASSIUS IS OVER !
  CASSIUS AWAY !
  CASSIUS THESE DAYDREAMS, THESE DAYDREAMS, OKAY !
  CASSIUS AN ACCIDENT !
  CASSIUS AN ACCIDENT !
  ACCIDENT ! ACCIDENT ! ACCIDENT !」
 ……やっぱ意味わかんね。

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