最近、娘ヒヨコ小学2年生の一人称が変わってきた。
●まわりの誰よりもチビで赤ちゃんぽいヒヨコは、アタマも赤ちゃんなのか、最近まで自分のコトを「ヒヨコ」と呼んでた。「ヒヨコはメロンが大好きなの!」とか。ソレが徐々に「アタシ」に変わりました。「アタシはプリンが大好きなの!」とか。チョッピリの成長。
●しかし2010年、現代女子の一人称マジョリティは「ウチ」なのです。すでに小学校低学年でほとんどの娘が「ウチ」と名乗ります。…しかしヒヨコはこの「ウチ」という言葉に抵抗があるようで、全く使いません。ボクも「ウチ」ってあんま好きくない。「ウチ」なら「ヒヨコ」のママでイイや。

トートバックを作るヒヨコ。ことのほか器用にミシンを操る。

●夏休みの自由研究で、トートバックを作るヒヨコ。ことのほか器用にミシンを操る。ヒヨコアタマ悪いけど手先は器用なんだよね。指でモノを考えるタイプだね。



●怒濤のマンガ読書メモ

諌山創「進撃の巨人」1

諌山創「進撃の巨人」1~2巻
●コレ最近マジ注目。突如出現する謎の巨人たちが、人間をつかまえてガリガリ頭から齧る物語です。まさに「逆アリエッティ」。人間から隠れて暮らす小人アリエッティの物語はいい話になりましたが、巨人に怯え城壁都市に引きこもる人間文明は既に絶滅寸前になってます。
●作者の諌山創さんは23歳の新鋭で、ぶっちゃけ画はそんなに上手じゃない気がします。でも、巨人たちの不気味な迫力と人間の圧倒的な非力、そして登場人物たちが残酷に巨人に喰い殺されていく様子が実にヒリヒリしてて、実にタマランです。カリッと手足が噛み潰されるんですわ。表紙の大巨人1カットで、もう目が離せなくなったですもん。

荒川弘「鋼の錬金術師」26巻

荒川弘「鋼の錬金術師」26巻
●あれれ、終わりじゃないのかよ!連載終了がネットニュースで超話題になってたから、この最新刊で完結だと思ってたよ。うわ空振り感たっぷり。残念。恐怖大殺戮の大仕掛けもワリとハンパだったような気が…。ワイフの感想「戦ってただけだった」

八木教之「クレイモア」18

八木教之「クレイモア」18巻
●コレも戦ってただけだった。いくつかのボスキャラたちが、それ以上のボスキャラたちにバキバキに殺られて、主人公たちは周りで右往左往。パワーのインフレ芸に改造人間の悲哀がかき消され気味です。つーか一旦仕切り直し、目の前のピンチからとっとと逃げれ。

柴田ヨクサル「ハチワンダイバー」15

柴田ヨクサル「ハチワンダイバー」15巻
●コチラもパワーのインフレ芸がどんどん加速中の暴走将棋マンガ。メイド服の「受け師さん」の棋力もインフレしていくが、体型もどんどんプニプニインフレしていくのがむしろ心配。敵「鬼将会」の中枢「谷生」が出現。最終ボスキャラの影だけ見えた。

幸村誠「ヴィンランドサガ」9

幸村誠「ヴィンランドサガ」9巻
●主人公・トルフィン、デンマークの農村で奴隷ライフ継続中。11世紀イングランドの王位争いという本線から離れ過ぎてます。どうすんだろ?華奢な美少年クヌート王子は、ワイルドかつ残酷に成長し、血を血で洗う覇道を着々と歩いているのに。

岩明均「ヒストリエ」6

岩明均「ヒストリエ」6巻
●マケドニア王子アレクサンドロスのスクールライフ、先生はアリストテレス。後に世界を征服するヒーローとその側近は、この時期みんなクラスメイトでした。

山岸涼子「テレプシコーラ・第2部」4巻

山岸涼子「テレプシコーラ・第2部」4巻
●コレもひたすら踊ってただけだった…つーか第2部になってから「ローザンヌ国際コンクール」の細かい段取りを微に細に描写するだけになってしまった感じが残念。しかし主人公・六花ちゃんが高熱で途中棄権。次巻こそ新展開がありそうな気がする。
●ワイフは「ダ・ヴィンチ」連載でコレをマークしてる。シャイなワイフは立読みなんて恥ずかしくて出来ない、という不思議な価値観の持ち主だが、「ダ・ヴィンチ」はご丁寧にこのマンガのページだけ紙の大きさが違うので、速やかに立読みできてウレシいらしい。「ダ・ヴィンチ」さんはお金と手間暇かけて、スピーディで快適な立ち読み環境を用意してしまっている。
●ちなみに、バレエを実際に習ってるヒヨコは「テレプシコーラ」「ペプシコーラ」を混同していたらしく、炭酸の飲み物が出てこない内容にガッカリ。そもそもヒヨコにとってバレエとは踊るモンであってマンガで読むモンではないらしい。字読むの苦手だし。でも細かいコトを言えば、ローザンヌはスイス/フランス国境のレマン湖に面した街。対岸のフランス側にはミネラルウォーターの街エビアンがある。炭酸は入ってないが。
NHKが今年放送した「第38回ローザンヌ国際コンクール」の特集を知人が録画したDVDで見た。日本からは3人が最終決選に出場。その他はブラジル、オーストラリア、アメリカ、スペイン、アルゼンチンなどなど。中国人はスゴく一杯いた。多分一番多いような気がする。マンガにも描かれてるが、近年は男子の出場者がどんどん増加しているという。バレエを女々しいと思う状況はどんどん変わっているのだ。実際、今年の最終決選は歴史上初めて男子が女子を数で上回ってた。ボクは古典バレエよりもコンテンポラリーの方が見てて楽しい。動きが奇妙で、でも高度に洗練されてるからだ。華やかな衣装を着ないのでヒヨコには物足りないみたいだけど。

かきふらい「けいおん!」1

かきふらい「けいおん!」1~2巻
●とうとう手を出してしまった「空気系」マンガ何も起こらない、何も進まない、小さな世界でちまちました出来事を淡々と描く。本来なら興味ない分野です。ここでも女子高生の女の子たちがマッタリと日々を過ごしているだけです。ただし!たまたま入った古本屋で気づいてしまったのです、表紙の少女が構えてるギブソン・レスポール・ギターが実にリアルに描き込まれてるってコトに!ああギターのボディがテカテカ。オンナノコとギターってなんてフェティッシュな組み合わせなんでしょう。朔ユキ蔵「少女、ギターを弾く」ってのもありましたねえ…アレは成人向けマンガでしたけど。
●しかし読んでみるとホントにナニも起こらないのね。そもそも楽器演奏しないし。せっかくのライブもスゴくあっさり終わらせちゃうし。いつの間にか一年たって、二年生に進級してるし。コレが「空気系」か。スゲエな全然読み応えないな。でもそんなもんかなあ高校生活って。ボクも放課後は放送室に引きこもって音楽ばっか聴いてたような気がするなあ。むしろコレはリアリズム?
●でもさ、彼女たち(バンドの名前は「放課後ティータイム」っていうんです)の演奏がどんなモンなのかは、メチャ気になるよね。想像するよね。カワイイと見せかけて実はタフにガレージだったらクールだなあとか。ボクはアニメの方を見てないんで、ソコは全然ワカンナかった。今日、YOU TUBE で検索してやっと演奏が聴けた。



●放課後ティータイム「GO! GO! MANIAC」
●ふーん、しっかりアニメソングだけど、音はしっかりバンドサウンド風で、結果実にイイと思います。ベースもギターもキーボードも、全部の楽器の自己主張がハッキリしてる。それぞれのパートを担当する女の子たちの顔が見えてくるような気分。アニメのテーマにしっかりとフォーカスが決まってるプロダクションですわ。ハイテンポで高密度なリリックはアニメソングとしては高機能なのかな?多分アニメファンにも刺さるツクリなのでは。

「ごめん ゆずれない ゆずらない 縦・横・斜め SWINGING AROUND
 好きな音出してるだけだよ GIRLS GO MANIAC
 あんなグルーヴ こんなリバーヴ 試していきたいんだ ずっとずっと」

「こんなリバーブ試していきたい」ってフレーズが好き。一回聴いただけじゃナニ言ってるか分かんなかったけど。




桜高軽音部「DON'T SAY LAZY」
●彼女たちのバンドはツインボーカルなんだよね。前の曲はレスポールギター少女平沢唯チャンのロリータボイスが楽しいヤツだったけど、コッチの曲はしっかり者のベーシスト秋山澪チャンが艶っぽいお姉さんボーカルを披露しててナニゲにカッコいい。唯チャン&澪チャンが歌い分ける曲もあってワクワクしちゃう。うーん、ココまでアニメキャラに入れ込んでるってコトは十分ハマってるってコトだな。


●それと、アニメはスゴいなあと思ったのが、二次創作の奥行き。「けいおん」メンバーのライブシーンを編集して、YMO を演奏させてる人がいる。なるほどセルアニメってこういう編集の素材になりうるのね。実に秀逸なので是非ご覧下さい。



YMO「DAY TRIPPER」(THE BEATLES カバー)
●なんかウマいコト合わしてるんですよ!ボーカルのリップも良くできてるわ。



YMO「TECHNOPOLIS~RYDEEN」
●ドラムのカウントから一発目のボーカルで笑う!キーボード琴吹紬チャンのアグレッシブなプレイと、ドラム田井中律チャンのタイトなリズムにシビレマス。…でも、このオンナノコたちの苗字、全員 P-MODEL のメンバーをもじってるんですって。YMO よりむしろ P-MODEL か…。渋い。

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