●……ほー。今週も忙しかったなあ。ドタバタの10月アタマ一週間をようやく乗り越えて、一息つく土曜日。ピース。
●コドモたちは PASMO 握ってジジババのおうちに遊びに行った。ワイフは PTA の催し&懇親会で朝からいない。静かだ…。一人ってイイね実にピースだ。雨すら心地よく感じる。……ボクは根本的に一人が好きなんだよなあ。


●PTA 活動、大変そうだなあ。少子化や共働き家庭の増加で、PTA 活動の担い手が圧倒的に不足してるケースっていっぱいあると思う。マンション管理会社が管理組合の運営を請け負うみたいなカッコで、「PTA活動を全部代行するビジネス」ってのを立ち上げたら儲かるんじゃないかなー?、とワイフに相談してみたら「モンスターペアレンツと、ママさん間の派閥抗争と、非協力的なガッコウに板挟まって、地獄を見るわよ」と一笑に付された。


●あ、ツイッター、新しくなって、雰囲気よくなったね。


●先週今週は、期末期首のテレビ特番ウィーク。2時間特番パッケージから3時間パッケージへの移行は近年のトレンドだったけど、今回は4時間特番パッケージも乱発だったよね。あんなに1つの番組が長いと時間感覚がマヒするね。まだ20時前か…と思うと、いつの間にか22時になってる。
●昨日は「ザックジャパン、アルゼンチンに勝利」でもなく「カリオストロの城」でもなく、TBSの新ドラマ「SPEC 警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿」を見てしまいました…カイシャでね。たまたま点いてたテレビに釘付けにされちゃって。おかげで残業全然はかどらなかった。
●演出は、やっぱやっぱの堤幸彦さんなんだ…。ヘンな切れ目の編集タイミングで、テンポと脱臼感を作る感覚、否応なく「トリック」を連想させますねえ。「トリック」は映画も観に行っちゃったモンね。「ケイゾク」の方はボク見たコトないからワカンナいけど。戸田恵梨香を見事グズグズに崩してるトコロ、最高。「ライアーゲーム」のカマトトちゃんをズタズタにして下さい。

「SPEC 警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿」


ワーナーミュージックジャパンの社長、吉田敬さん48歳が首つり自殺。
●マジ!ワーナーは音楽不況の中でもかなり頑張ってる会社であり、イケテル会社であったはず。その若き辣腕社長がなんで?……うつ病だったとの報道。
●ボクね、ワーナー好きなんです。外資だから洋楽のカタログが分厚い。ソウルの名門 ATLANTIC をガッツリ握ってる。ここに RAY CHARLES から B.B. KING、ARETHA FRANKLIN の名作がたっぷりある。今のアーティストでも大物がいる。MADONNA とかね。
●その一方で、良質なジェイポップアーティストをたくさん揃えている。コブクロ。山下達郎。竹内まりや。SUPERFLY。RIP SLYME。トータス松本。活動休止しちゃったけど絢香。新垣由衣も、女優の余芸に見えて、プロダクションがすごくシッカリしてて無視できない。このしっかりした邦楽部門こそ、吉田社長の直接の業績だったと思う。
●確かに今期は、たまたまの葉境期だったのか大作のリリースはなかったような気がする。山下達郎&竹内まりや夫妻は元から寡作な人たちだし、コブクロもペースを緩めてカバー盤だけのリリース。RIP SLYME もベスト盤だけ。でもねえ、自殺するほど危機的な状況じゃないと思った。実に残念です。


●こんなキッカケで聴くのもナンなんだけど、ワーナー音源聴くのです。

コブクロ「ALL COVER BEST」

コブクロ「ALL COVER BEST」2010年
コブクロは、アルバム「CALLING」を去年8月に発売してから、オリジナル楽曲はまったく出してません。つまり仕事してませんね……別にサボってるんじゃなくて、戦略的にファンに乾きを与えるとか、そういう意味かと。来月発売のシングルは今期のフジ月9の主題歌でしょ。実に戦略的です。
●実際、ファンは乾いていたのでしょう。PEPSI のCMでコブクロDEREK & THE DOMINOS「LAYLA」のカバーをしたら、娘のおトモダチママさんから「あの曲の元バージョンがあったら貸して欲しい」とのお問い合わせを受けました。ウチの「LAYLA」はアナログLPだから普通のご家庭では再生不可なので、代わりに90年代のクラプトンのライブDVDをお貸ししました。…あ、ERIC CLAPTONワーナー所属じゃん。
●そんな敢えてお休みモードのコブクロが、洋楽邦楽取り混ぜてのカバーアルバムを出したのでした。2枚組25曲の大ボリューム。レコーディングに800時間。セルフプロデュースでセルフアレンジ。全然休んでないじゃんむしろタイヘンじゃん。前述の「LAYLA」カバーも収録されてます。
●かつて(コチラの記事)で、コブクロは「明白な音楽的ルーツがよく見えない」みたいなこと書かせてもらったんですけど、その疑問に応える内容が詰まってます。特に80年代~90年代のジェイポップからの選曲は渋過ぎるイヤ苦過ぎるとしか言えない選曲。織田哲郎、T-BOLAN、浜田省吾、渡辺美里、槇原敬之、玉置浩二。このヘン今再評価してカッコいい物件じゃないよね。玉置浩二とか今タダの変人じゃん。ただ彼らはマニア主義で音楽を掘り込んでいったんじゃなく、リアルに街場で鳴っていたポップスに感化されてた、ってコトが分かる。ただし、シンガーソングライターという職能にコダワってたコトは、この選曲から明白になったね。
●80年代末バンドブーム系からユニコーン、BOOWY、THE BOOM、ってのは、彼らの世代から見ればある意味直球だな。そして尾崎豊「I LOVE YOU」。テッパン過ぎる。オモシロいと思ったのは、ザ・コブラツイスターズ「運命船サラバ号出発」。うわーこのバンド懐かしい!この曲のシングルボクも持ってるはず!路上時代のコブクロにとって重要なレパートリーだったらしい。結構マニアックなバンドだったのに、コブクロは引っかかったんだー!フシギだ。
●洋楽カバーはビックリするほど雑食性な選曲。B.B. KING、BRYAN ADAMS、EAGLES、SHERYL SROW。RAMONES までやってんだよね。パンクなコブクロって…。いや結局はそんなにイメージを崩さない仕上がりになってます。STEVIE WONDER「SUPERSTITION」の斬新なアレンジがカッコいいです。


●カバー集つながりで。ワーナー音源。

SUPERFLY「WILD FLOWER  COVER SONGS

SUPERFLY「WILD FLOWER & COVER SONGS : COMPLETE BEST ’TRACK 3’」2010年
SUPERFLY のニューシングル、と今までのシングルの3曲目に収録されてた60~70年代ロックのカバーを15曲全部まとめました的な特別企画。わお!ボク的にはW杯にかかりまくってた「タマシイレボリューション」よりカバー集の方が重要。スゴいねえ、1984年生まれなのにこんな古い曲をイッパイ聴いてるんだね。HUMBLE PIE、FLEETWOOD MAC、NEIL YOUNG、JACKSON BROWNE、JIM CROCE、EAGLES、FREE などなど。英米ロックをバランスよく配置してます。THE ROLLING STIONE「BITCH」とかがカッコいいね!「STICKY FINGERS」収録のガッツなロックだよね!JANIS JOPLIN「PIECE OF MY HEART」なんて直球過ぎる挑戦までして、実に潔い!


●惜しまれつつ引退の、ワーナー音源。

絢香「SING TO THE SKY」

絢香「SING TO THE SKY」2008年
コブクロの盟友でもあった絢香ちゃんのラストアルバム。福岡にスゴい女の子がいる!というウワサを聴いたのは2006年のアタマだったのかなあ?福岡の音楽スクールにいる女子高校生をレコード会社が奪い合ったという話題。そんな天才少女として絢香は一部の注目を集めてた。当時は福岡の路上から YUI が登場した頃だったので、福岡出身の早熟なシンガーソングライターとして絢香YUI はセットのように見えた。二人は同じ1987年生まれ。音楽のスタイルは違うけど瑞々しい才能として二人は似た光を放ってた。確かボクは横浜ブリッツに彼女のライブを観に行ってる。
YUI のヒリヒリした刺々しさとは正反対で、絢香の音楽は、ポジティブな生命力があふれてる。ソレを支えるのがファンキーな力強さを持つサウンドデザイン。彼女はR&B娘ではないけど、ちっこいカラダにファンクパワーを備えてる。高性能ジェイポップに包まれてるけど、もっと粘っこいモンをボクは感じてました。特にこのセカンドアルバムにはね。……だから病気を理由にした活動休止は残念でした。
●さらに夫の水嶋ヒロまでが、主演映画「BECK」の公開中にも関わらず事務所解雇/活動休止になってしまったのは、ヤヤコシイ事情が一杯ありそうでなんだか気の毒。だけどこの早熟なソングライターの印税収入はかなり立派みたいだから、今は夫婦二人で世間を離れ静かに過ごすのがイイんじゃないでしょうか。


●まだまだイっちゃいます。ワーナー産ジェイポップ。

YA-KYIM「HAPPY ! ENJOY ! FRESH !」

YA-KYIM「HAPPY ! ENJOY ! FRESH !」2009年
●2008年に放送されてた貫地谷しほり主演のドラマ「キミ犯人じゃないよね?」がボクは大好きでした。実は貫地谷しほりのファンなんです。だから大河「龍馬伝」千葉佐那 A.K.A. 千葉道場の鬼小町も注目でした。
●あーいきなり脱線したけど、この「キミ犯」の主題歌が三人組R&Bユニット YA-KYIM「SUPER★LOOPER」。スクウェアな四ツ打ちスネアがなんだかクセになる……タダのR&Bっぽく聴こえないんだよなあ…もっとこうエレクトロな感じがする。そんな単純なR&Bと処理できないエレクトロな意匠が、このアルバム全体にホンノリ漂ってる。ソコが聴き所。ボクが引っかかったトラックを作ってるのはカミカオルという人。どんな人かは分からないんだけど、確実に引っかかる。バウンスビート寸前のトコロまで行くのもあるし。あなどれない。
●今年リリースされたミニアルバム「HIP ! UP ! POP !」は、「魔法の天使クリィミーマミ」にインスパイアされたスタジオぴえろ書き下ろしのアニメジャケが目を引くけど、音楽はなぜか大幅にチャラくなった。ムムム。

YA-KYIM「HIP ! UP ! POP !」(オシリ出てます…。)


高橋優「素晴らしき日常」

高橋優「素晴らしき日常」2010年
●なんかまだ価値を見定められないんだけど、メラメラとロックが燃焼する音が聴こえる気がする。このカッコ悪さは、アコギを握った一人サンボマスター、って感じ。コレくると思う。一瞬ヤンジャン掲載マンガ「日々ロック」を連想しました。箭内道彦さんプロデュース。

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