「ほぼ日」ユースト生放送。矢野顕子さんがスカイプでNYの自宅から出演。なんてチャーミングな女性だろう!楽しいなあ。


●ハガレン最終巻を夫婦で読む夜。

荒川弘「鋼の錬金術師」27巻

荒川弘「鋼の錬金術師」27巻
●ボクはマンガの単行本を読む時は、前回のおさらいをしてシッカリ味わいたいので「前の巻を必ず引っ張りだしてソコから読み返す」という鉄のルールを自分に課しているのです。しかし!「ハガレン」26巻が家の中で見つからない。コレではこの最終巻を味わえない!そんでワイフと言い争い。「ハガレンはキミの管理のはずだよ」「アナタの汚い部屋の中に埋まってるのよ」「確かにボクの部屋は荒廃してるけどハガレンはない!」ワイフもこの最終巻をとても楽しみにしてたはずなのに、その手前で実に不毛なヤリトリ。
●で、どうしょうもないので、今回は前の巻ナシで読んだのでした。…そんでワイフと深く共感したのです。「あーん、なんか前の巻、そんなに必要ないね」ワイフ「戦って、勝っただけだねえ…あ、ゴメン、やっぱワタシの本棚から26巻出てきた…読む?」ボク「あー、なんか、もういいわ」

でもね。爽やかな最後でよかった。ちゃんとした少年マンガで終わりました。
●我が家において「ハガレン」は息子ノマドが一番最初に食いついたのです。しかし、あまりに陰惨なストーリーが登場するので、ワイフが読むのをヤメさせたという経緯があります。例の、錬金術師が自らの保身のために、妻や娘を犬と合体させて合成獣(キメラ)に変身させるエピソード。人語を解する魔法生物を生み出したとうそぶくのです。アレはアウト。コレはコドモに読ませられないとボクも思った。しかし。
あのドスグロイ路線で行くなら、もっと陰惨で残虐な結末になっても不思議じゃなかったのに。結果としてニコニコ笑ってオハナシは締めくくられました。5000万人の人命を一瞬で奪う大量虐殺システムの発動を阻止できるか否かが物語後半の最大の争点だったのに、そのスリルは26巻においてスカッと肩すかし。お馴染みのキャラクターたちはほぼ誰も死なずにハッピーエンドを迎えます。キメラのおっさんたちなんて絶対ザコのように抹殺されると思ってたのに、スゲエイイヤツになっちゃった。戦後処理まで丁寧に描かれて、新秩序新世界へと踏み出す登場人物の姿がとても爽やかであったのです。
●オトナの読み手としてのボクは、もうコレ以上あり得ないほどの最悪なカタストロフをドッカで期待してたりしてたんでしょうね。大事な人が陰惨に殺されて、大勢の命が蹂躙される破局を。だからこのハッピーエンドに「もういいわ」と思っちゃった。少年マンガにアリガチな無難な着地へまとまったと。でもこの作家さんは、健全で前向きな少年マンガであらんことを明確に選択したのでしょう。ソコには少年マンガ家としての一種の矜持みたいなものすら感じました。

●今週末は、羽海野チカ「3月のライオン」最新巻がドロップされる。これも要チェック。


●…つーか、音楽ブログのはずが、音楽の話題が足らないですよね…。実は音楽の聴いてる量だけで言うと、むしろスゴく増えてるほどなんだけど、量が多過ぎて咀嚼が全然できてません。
●今気になってるのは…70年代のフィリーソウル、ベイエリアファンク、60年代末のフォークロック、00年代ニューヨーク/ブルックリン系のロック、THE CURE 関連、80年代UKダブ、ユーロビート、そして宇多田ヒカル。

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